★夏のアイスランド一周車旅 （１）ダブリンからWOWエアでレイキャビク到着

2015/07/09 - 2015/07/09

前編までのアイルランド旅から突如一文字違いのアイスランドへ旅立つこの日。

本当なら、ダブリンから行ったアイルランド西海岸のゴールウェイの後はずっと海岸線沿いに北上して北アイルランドを巡り、また振り出しのダブリンに戻るルートを考えていたのに、なぜかその後半がアイスランドにすり替わってしまったのは、旦那たっての希望。

WOWエアのダブリン⇔ケフラヴィーク線が就航したみたいだし、2013年秋に吹雪と積雪で果たせなかったアイスランド一周車旅を完結させたい！
…というのが旦那の言い分。

う〜ん、そうだよね〜。
アイスランド一周車旅をするなら夏の方がいいし、じゃ、今回は半分旦那に譲ることにしようか〜。
…と、バタバタと計画変更。
めでたく一通り、飛行機も宿も車も予約が取れたので、2度目のアイスランドへ行ってみます。


表紙の画像は、ダブリン国際空港で搭乗開始したアイスランドの格安航空WOWエアA320-200型機。

エリア レイキャビク(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 航空会社: WOWエア (運航停止)
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここはまだアイルランドの首都ダブリン。
ダブリン国際空港へ向かうべく、市街地をレンタカーで通過中。

出発する朝になってから、晴れて日差しがあるのが恨めしい。(?ェ?)

ダブリンの街角に立つ交通整理の女性。

貫禄ある姿で、効果てきめんでしょうね。(*^。^*)

さて、ダブリン市街地を抜けてダブリン国際空港方面へ。

ダブリン国際空港は、ダブリン市街地の北にあって距離は２１ｋｍほど。
まずはM５０号線で北上し、後は標識通りに進んで行けばOK。
所要時間は30分程度。

2014年12月にクライスト・チャーチ大聖堂近くのホテルからタクシーで空港へ向かった時には、所要時間は３０分で２５ユーロでしたよ。

ダブリン国際空港近くまで来ると、今度はレンタカー各社があるエリアへの標識も出ています。
上掲の画像の標識もそうですが、英語のほかに併記されているのはアイルランド語(ゲール語の一種)です。

SUR SHANGHAIたちは車を借りていたので、まずは返却手続きに行ってきます。

ダブリン国際空港近くのレンタカー会社各社が入ったビル。

特に故障も事故も無かったので、返却手続きはスムーズに完了。

レンタカー返却手続きが済んだら、レンタカー会社のシャトルバスでダブリン国際空港へ。

いつもそうだけど、出発の時は時間に余裕を持って行くと安心よね。
車を返す手続きが済んだ時点で、出発前にいつも感じるストレスの半分が無くなった気分になる。ε-(｡･д･｡)ﾌｰ

ダブリン国際空港にはターミナル１と２がありますが、遠く離れているわけではなく隣接していて、コンパクトで分かりやすい構造。

今日のSUR SHANGHAIたちが乗るレイキャビク行きWOWエアはターミナル１使用。

ダブリン国際空港のターミナル１を使用している航空会社はほかに何があるかというと…、

ダブリン空港 (DUB) 空港

…この一覧を見れば一目瞭然。

ダブリン国際空港のターミナル１を使用している航空会社の名の中には、昔から有名なものもあれば、今では「え？こんな航空会社もあったの？」と思う名前も多くてビックリ。

新規のLCCがずいぶん増えたのねえ。
全部乗ってみたい！（＾◇＾）

ここに名前が載っているうち、これまでに乗ったのは１２かな。
アイスランドの格安航空会社WOWエアは今日が初体験！

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港のターミナル１前。
カートは無料で使用できました。

画像奥に見える建物がターミナル２。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

エスカレーター前ではカートが散乱。

カートが無料使用できるのはうれしいけど、コインで取り外しができるチェーンを付けて、所定の場所に返す方式にすればいいのにな。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内の施設案内。

一通りの施設は揃っています。

ここには載っていませんが、インターネット・コーナーや携帯充電コーナーなどもありました。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ここはダブリン国際空港ターミナル１内、WOWエアのチェックイン・カウンター。

先にチェックインして、荷物を預けてから空港内もちょっと見てみよう。
今日乗るWOWエアはアイスランドのLCCで食事は有料。
軽い食事も済ませてから乗ろうよね。

WOWエアの手荷物や預け荷物の重量・サイズ制限＋超過料金などについては、下記のWOWエアのサイトでどうぞ。各種予約変更に関する料金も載っています。
http://wowair.co.uk/travel-info/fees-charges/　（英語版）

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

イミグレ前の通路には、携帯電話充電コーナー、ネット・コーナー、プリントアウト・サービスもあり。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

フードコート・エリアから見下ろしたチェックイン・エリア。
一国の首都の空港にしては、それほど大きくないのが分かると思います。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

発着案内表示板は今では電光掲示板が普通。
一昔前までの反転フラップ式の案内表示板が懐かしい。

一斉にパタパタパタパタ…ッと表示が入れ替わる時の旅の緊張感が、よかったのにな。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

出国時の手続きはすべてスムーズに進行し、ストレス無し。

免税品店が並ぶエリアには、旅行用の小さいサイズのトイレタリー・グッズが種類豊富なドラッグ・ストアのBOOTSがあったり、その他、ギネス・グッズ店、グルメ食品店や、ウィスキー類は要チェック。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

搭乗ゲートに続く通路にあったミネラル・ウォーターの無人販売コーナー。

商品むき出しの棚と代金を入れるボックスが置いてあるだけだと、すごく味気ない。
買う人はいるやいなや？

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

そろそろ自分たちの搭乗ゲートに向かおうか。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリン国際空港ターミナル１内。

搭乗ゲートから見たWOWエアのレイキャビク行きA320-200。

白地に明るい紫のＷＯＷのロゴが目立つ〜。

ダブリン空港 (DUB) 空港

さて、いよいよ初体験のWOWエア搭乗開始。

WOWエアは、アイスランドのLCC。
ケフラヴィーク国際空港を拠点に、ヨーロッパ各地やアメリカ合衆国へも飛んでいます。

レイキャビク⇔ダブリン線は2015年6月に就航したばかり。
アイスランドとアイルランドを直行で結ぶのは、WOWエアが初めてなんだそう。

わ、じゃ、出来立てほやほやの路線だね。（*＾。＾*）

ダブリン空港 (DUB) 空港

WOWエアの尾翼のロゴは、紫色の○に白く抜いた≪WOW air≫の文字。

飛行機を正面から見たシルエットも入っているけど、ちょっとやぼったいデザインじゃない？
もっとWOW！な感じの躍動感あるデザインの方がいいと思うけど。

さて、SUR SHANGHAIたちの席は後方なので、後ろからお邪魔しま〜す。

ダブリン空港 (DUB) 空港

WOWエアの機内。

床のカーペットは、WOWのロゴ入り。

機首側の入り口から入るとWOWになってますが、尾翼側から入るとMOMにしか見えない。（笑）
座席に就いても、足元には数限りないMOMの行列。

WOWエアの座席に備えてあった安全のしおり。

ありゃ、あちこち裂けたりちぎれていたり。

破れにくい素材にしたら？

WOWエアの機内。

ケフラヴィーク（レイキャビク）/ダブリン線の使用機材はA320-200で、エコノミー席は３ー３。
所要時間は２時間半ほど。

この2015年7月上旬現在は、火・木・日曜日の週３回運行。
今後のスケジュールなどの詳細は、下記のWOWエアのサイトでどうぞ。（英語版）
http://wowair.co.uk/?_ga=1.78059863.277610085.1437880913

WOWエアはLCCなので、機内食やドリンクは有料。

メニューを見るとサンドイッチやカップラーメンなどが載っていましたが、全体的に貧弱でお試しはしませんでした。

さっきダブリン国際空港内で軽く済ませてきてよかったね。

WOWエアの機内で販売されるWOWエア・グッズには、飛行機模型やブランケットあり。

一般的な免税品販売でアイスランドらしいものといえば、溶岩を磨いた石を使ったペンダントなどのアクセサリー。

WOWエアの路線図。
へえ、意外な場所からもアイスランドへ飛べるのね。（◎◇◎）

詳細は、次のWOWエアのサイトでどうぞ。
http://wowair.co.uk/?_ga=1.78059863.277610085.1437880913

一旦滑走路に出て、離陸の順番待ちをするWOWエアのレイキャビク行き。

ダブリン国際空港ともまたしばらくお別れかな。ヾ( ´ー｀)ﾉ~

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリンを飛び立ったWOWエアのレイキャビク行き。

一旦アイリッシュ海上空に出ると、眼下にアイルランド本島と小島が見えた。

あれはラムベイ島？

アイスランドを目指し北上し始めたWOWエアのレイキャビク行き。

北アイルランドの上空に差し掛かったところで雲が多くなったのは残念。
でも揺れなかったし、CAさんたちがにこやかな態度だったのはよかったね。

その後、レイキャビクが近づくにつれて晴れ間が出来…、

…あ！あれはブルー・ラグーンだね！(^◇^)

という姿が確認できた。

さ、ここまで来たらもうすぐケフラヴィーク国際空港到着！

無事、ケフラヴィーク国際空港に到着したWOWエア機。

ケフラヴィーク国際空港はレイキャビクから西へ50?ほどの場所にあるアイスランド最大の空港なんですが、ターミナル・ビルの見た目は小粒。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

初体験のWOWエア機を下りて、久しぶりのケフラヴィーク国際空港のターミナル・ビルへ。

わ、アイルランドよりずっと日差しが強い！

乗り合わせた乗客全員、これからのアイスランド旅への期待が高まっているようにソワソワ。┣¨キ(*ﾟДﾟ*)┣¨キ

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港ターミナル・ビル内。

アイルランドからアイスランドへの入国の場合、アイルランドはシェンゲン条約非加盟国のためイミグレを通らなければなりませんが、その場合も入国カードは不要。
ちょっと並びましたが、特に面倒なことはありませんでしたよ。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港ターミナル・ビル内。

あれ？　前を行くのは、さっきまでSUR SHANGHAIたちのお世話をしてくれたWOWエアのCAさんたちよね。(*^。^*)

ロゴと同じ、明るい紫色の制服がパッ！と目を引きます。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港には到着免税店もあり。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

到着したケフラヴィーク国際空港は、出てきたダブリン国際空港よりさらに小ぢんまり。
到着ロビーに出ると、観光案内所、バスのチケット売り場、銀行、ATMなどすぐに見つかります。

この時のGRAY LINEというレイキャビク行きのバスは、市内ターミナルまでなら1900アイスランド・クローナ。
レイキャビク市内のホテルまでなら2400アイスランド・クローナになってました。

全体的に、以前より設備が増えたような気がするんだけど。(o'ω'o)？
記憶違いかな。
あちこちで改装工事（？）が進行中のようでした。

アイスランドではカードが普及していて、現金(アイスランド・クローナ)への大量両替の必要性は感じられませんでした。
様子が分からないうちは多少現金もあった方が…、という方は、上掲の画像の到着免税品店で100米ドル札などを使ってちょっとしたお買い物をすれば、お釣りはアイスランド・クローナで戻ってきますよ。(手数料なし)

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港の駐車場。

SUR SHANGHAIたちは事前にネットでレンタカーの予約をし、到着便を告げておいたところ出迎えがあって、そのまま空港駐車場向こうにあるオフィスへ行き手続き。
国際免許をチラリと確認される程度ですんなりok。

今回も雪が残る悪路走行を想定しているので、前回と同じく４WDを予約して行きました。
前回2013年9月はまさかの吹雪と積雪で、ミーヴァトン湖〜ホプンまでのリング・ロードが閉鎖され、レイキャビクに退避した時の光景が脳裏に蘇る。((；ﾟェﾟ；))
今度はアイスランド一周が叶いますように。(-人-) 南無南無…。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港駐車場向こうにあるエアポート・ホテル・スマリ。

空港から一番近いのはこのホテルですが、空港からブルー・ラグーンにかけての一帯には中小規模のお宿があれこれありますよ。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

ケフラヴィーク国際空港駐車場のあたり。

夏のシーズンが始まったばかりのアイスランドの玄関口は結構混んでいた。

アイスランド旅行がブームになったのも関係ありそう。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

さ、虹のオブジェがあるケフラヴィーク国際空港を出発。

今日はレイキャビクで一泊するんだとお思いでしょうが、今回はこのままリング・ロードを時計回りに進んで、アークレイリまで一気に移動します。

ゴールデン・サークルなどの見どころは、前回の旅で訪問済みなので今回はスルー。
前回吹雪で閉ざされて未踏だった、ミーヴァトン湖以東のアイスランド東部を目指します。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港