上海共同租界の石門一路・５次歴史建築

2016/03/16 - 2016/03/16

石門一路は上海市静安区を南北に走る路です。南は延安中路から北は南京西路まで長さ786ｍ、幅は18-19ｍ（現在拡幅）です。1900年、租界の工部局が修築して静安寺路（今南京西路）に交差する道を同孚路と名付けました。1914年に長浜路（今延安中路）まで延伸いたしました。1943年租界から接収して正陽路、1946年中正北一路、1950年石門一路に成りました。租界時代には多くの里弄住宅がありました。現在大規模な再開発中、地下鉄13号線も開通し、石門一路も拡幅され租界時代の風景は一掃されました。上海優秀歴史建築に第５回目の追加認定がありました。細かい内容は不明です。まだ表示プレートは着いていません。住所も違っているものもあります。第5次上海優秀歴史建築に認定された物は以下の通りです。
第５次 住宅（原下公寓）　石門二路50号
第５次 上海市公惠医院 石門一路315弄6号　3階建て

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 春秋航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

上海歴史ガイドマップ。　　木之内誠編著。　
大修館書店。増補改訂版　２０１１年１２月２０日
租界時代の上海租界地に建てられた建物を一軒づつ網羅した一冊。
地図と首っ引きで優秀歴史建築を訪ね歩いています。

石門一路の両側は再開発工事の真っ最中。

石門一路の両側は再開発工事の真っ最中。

石門一路の両側は再開発工事の真っ最中。

上海優秀歴史建築
第５次 上海市公惠医院 石門一路315弄6号　3階建て

石門一路315弄19号から25号まで、315弄9号から33号まで、

公惠医院はこの住宅街の奥にあります。

まだまだ奥です。

石門一路315弄13号住宅の石庫門。立派な石庫門です。郵便ポストが５所帯分あります。

見たような景色と思ったら張園です。このまま進むと泰興路に出られます。

右に曲がると公惠医院に突き当たります。

花園住宅、スペイン風格、設計は世界的に著名なフェーデリック。

公惠医院の入口。

公惠医院の窓。

蘇州の庭園に良くある丸門。

建物に囲まれた中庭。

上海優秀歴史建築に認定されました。

中庭からの外階段。

再開発で広く成った石門一路。

南京西路と石門一路の交差点に建つ工事中の高層ビル。

南京西路から北は石門二路に成ります。

上海優秀歴史建築
第５次 住宅（原下?公寓）　石門二路50号

高級アパートの一階入り口。

石門二路に面する七階建てアパート。

側面は南向きベランダが出ています。

窓を付けて部屋に成ってます。

後から見た全景。