2016/03/30 - 2016/03/31
156位(同エリア890件中)
tadさん
この資料館は無料で入れるし、内容も充実している。大変勉強になったのは、機雷除去の掃海艇の作業に関する展示だ。第2次大戦中にアメリカのB−29が落としていった無数の機雷が各地に残っていたが、とくに、私の住む関門海峡はもっとも多くの機雷がばらまかれたようだ。それらの分布と撤去状況や被害状況を示す地図等を見ていると、ちょうど、自衛隊関係の方々も近くでご覧になっていたので、質問させていただいたら、地図や資料の見かたを丁寧に教えてくださった。ペルシャ湾の掃海作業等での国際的活躍も紹介されていた。自衛隊の活躍の大事な一面を学んだ。
もう一つの大きなテーマが潜水艦で、三菱重工製の退役した潜水艦「あきしお」の内部に入れるのだ。見れるところは一部とはいえ、潜水艦の内部にはいったのはこれが最初だったので、いい体験となった。長さは76.2mで、基準排水量は2250トンとのこと。郷里の同級生が開発、製作にかかわっていたはずだ。
イギリスの戦艦には入ったことがあるし、自衛隊の護衛艦にもはいったことはあるが、潜水艦は初めてだった。もっとも、ウィキペディアによると、あちこち、他国のスパイ活動に見せないための防護策がとってあるそうだ。スクリューなども本物ではないようだ。スクリューなどの製作も特殊な技術が必要なのだそうだ。なるほどと納得した。だから、船内も全てを見せられるわけではないのだ。なにしろ、1986年製造で、2004年に退役して、ここに展示されたのが2006年だそうだから、そんなに古い船体ではない。
最新型の潜水艦は今、オーストラリアに販売しようと交渉中だ。今や輸出や販売するものがどんどん減少している日本の製造業であるが、頑張ってほしいもののひとつだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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正面の建物が「てつくじら館」。潜水艦「あきしま」が建物の前に置いてある。
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正門。正式な名称は「海上自衛隊呉資料館」だそうだ。
海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館
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大和ミュージアム見物を終わって、ここに入館すると、一階の喫茶コーナーでコーヒーとソフトクリームで一休みした後で見学スタート。
2階に上がると掃海作業に関連する展示がある。海中の機雷を除去する作業だ。自衛隊の掃海活動は中東にまで及んでいるが、ここでの詳しい展示で注目したのは、第2次大戦中のアメリカのB−29による本土空襲で、1万個以上の機雷が投下されたことだ。その内半数近い4690個が関門海峡に投下されたという!知らなかった! -
機雷4690個が関門海峡に投下されたが、その場所が黒い点で地図に示されている!関門海峡では近年でも機雷の処理をしたニュースが流れたのは記憶しているが、これほどの場所だとは認識していなかった。安全度を回復してくれた海上自衛隊の掃海作業担当者に感謝!!!
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この資料には、はっきり総数が10703発の米軍の機雷が戦時中に投下されたとある。戦中、戦後とも処理してきたが、まだ、日本近海全体では297発未処理が残っているそうだ!しかし、下半分に表示されているように、近年の処理数は1年に1個程度だ。それも関門海峡の例ばかりだ。
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戦艦大和等のいた呉や徳山周辺の機雷は多い。
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関門海峡以外の各地の機雷投下数はそれほど多くない。
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機雷を銃撃し沈没させるための機銃。ただし、この方法は機雷が海の底に沈んでも、安全である保障がないということで、今は使用されないという説明をウィキペディアで読んだ。
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昭和24年の写真。下関沖で機雷に触れて沈没する船。
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海底の重しからワイヤで海中に浮いている機雷を示す模型。
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3階は潜水艦関係の展示。戦後は、最初はアメリカからきた潜水艦で海上自衛隊は訓練していたが、これは、その模型。
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3階の展示資料を見終わると、横に出口があり、「あきしお」の内部に入れる。76.2mの長さだから、巨大だ。胴体の幅は10mくらいだ。
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内部に入る。
潜水艦は2重のパイプみたいで、間に水を入れると潜るという構造。 -
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入ってすぐのところ。
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1986年三菱重工が引き渡した。
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この奥に操縦する席がある。
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操縦する席
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艦長室
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方位の説明
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伊400型潜水艦用双眼鏡とある。こちらは確か20倍の倍率。日本光学(今のニコン)製。
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伊400号潜水艦用の双眼鏡をカメラで覗いた。呉の海が見える。
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こちらはアメリカ製の潜水艦(日本にきて、初代「くろしお」となる)の双眼鏡。こちらは8倍の能力しかない。
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日本の最新の潜水艦は今年3月に就航したばかりの三菱重工製のもの。名前が少し欠けている。(恐らく「しんりゅう」?)後で呉の港内にいるこの潜水艦を見た!507に注目!
この後、てつくじら館を退出し、まだ明るいので、バスで、「アレイからすこじま」に移動する。そこに、就航したばかりの507がいた。
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