2016/03/09 - 2016/03/09
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旅歩き人さん
京都東山の一角にある将軍塚まで登ってみた。蹴上から歩いてざっと1時間。
山上からは京都の町が一望できる。
新しくできた「青龍殿」はじめ、大舞台も庭園もなにからなにまで新しく、大空のもと気持ちのいい小旅行だった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「将軍塚」の由来はなんかよくわかりません・・・
鳥羽僧正の絵巻に描かれており、源平盛衰記や太平記にも記述があるというので、昔からあることはまちがいないのでしょう。
由来によれば、桓武天皇が和気清麻呂を伴って登られ、眼下の京都を都にすることを定められたとありますが、伝説としてならおもしろいけど、本当の話であるわけがない。四条通りの東真上に位置するという触れ込みですが、四条通は当時のメインストリートではないし、近代の脚色の匂いがぷんぷんとする話です。
なんだかよくわからない塚ですが、塚はよかったです。きれいに整備されて砂利が敷かれて、天気もよくて一周するのにいいです。将軍塚 名所・史跡
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「青龍殿」
平成26年再建とかの新しい建物。どこまでが昔の建物で、どこが新しく建てられたものかわかりません。とにかく堂々とした建物で、近代的な感じさえします。
中の「青不動」を見ましたが、なにか力がなくて迫ってくるものがないのですね。あとで、国宝「青不動」の複製だと知りました。私の眼力が確かだったのか、たんに遠くからみたせいか。。。将軍塚青龍殿 名所・史跡
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青龍殿の「大舞台」
これも新しい。床の板がピカピカ。
ここから見る京都の町は少し北にずれていて、京都駅のタワーとかは見えません。下賀茂の方が見えます。
将軍塚のそばに鉄筋で作られた展望台があって、そこからは見えるようですが、登りませんでした。将軍塚青龍殿 名所・史跡
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ながめはこんな感じ。
将軍塚青龍殿 名所・史跡
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展望台
将軍塚と青龍殿に拝観料500円を払って入る前、東山山頂公園の一角に展望台があります。ここからは京都の町が一望できます。京都タワーも眼下に望むことができます。将軍塚市営展望台 名所・史跡
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入ってすぐのところに青蓮院の「大日堂」あります。
大日如来が祀ってあるということですが、なんなのだろう。青蓮院の奥の院なのか。門跡のひとつなのか。どなたの縁のあるお堂なのだろうか。
勉強不足もあって由緒がよくわかりませんが、こじんまりしてさすがに品のあるいいお堂でした。将軍塚大日堂 名所・史跡
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青龍殿には庭園もあります。
これがまた新しい。枯山水ですが、ワビ、サビとは無縁の庭園です。石も光っているくらいで、水である砂利も真っ白!
枯山水の庭園というのは最初はみなこういうものだったのだろうか。真新しい「派手」と、初々しいともいえる「華」を楽しむものだったのだろうか。ワビやサビの日本文化などは、後世の人間がわかったような顔をして広めただけではないのか。そんなことを思わせるほどに、深み・渋みのない庭園でした。将軍塚青龍殿 名所・史跡
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さて、将軍塚への道ですが、地下鉄の蹴上駅から、「蹴上浄水場」を右手に見て、東海道の坂を上っていきます。すると左手に分岐する道が出てきますので、写真の左手の道をとります。この道は東海道をクロスして、将軍塚の山へと登っていきます。
舗装されたいい道ですが、国道1号線への抜け道にもなっていて、けっこう車の行き来が多いです。蹴上浄水場 名所・史跡
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東山知恩院から登る手もあります。今回はこの道を下って、知恩院に出ました。知恩院の拝観料は必要なく、例のあのバカでかい鐘と山門まで出ることができました。
こちらの道は写真のような山道で、歩くのにはこちらの道の方がいいですが、急峻です。軽登山靴は必要ですね。将軍塚 名所・史跡
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