2016/02/23 - 2016/02/24
486位(同エリア1377件中)
おぎゃんさん
韓国行のフェリーに乗るために近くの下関までは訪れたことがあるけど、その一歩がなかなか遠かった北九州へ初訪問。
さらに観光地としてはベタな門司港へ平日の休みのチャンス!とばかりに訪れてきた。
思いのほか気温が低くて、スローモーな旅となる。
(写真:下関らしいもの)
【スケジュール】
2月23日(火) 那覇<JTA>福岡=門司港=下関 ★途中から
2月24日(水) 下関=小倉=福岡<ANA>那覇 ★途中まで
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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5分ほどの船旅を終えて下関唐戸港着。
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大通りには横断歩道がなく、えっさえっさと歩道橋を渡る。
向こうに見える洋館へ。 -
平日でなければ内部が見れない郵便局。
日本全国で現役で使われている一番古い局舎なんだとか。
建物自体は1900年建築のもの。下関南部町郵便局 名所・史跡
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局員の人にお願いしたら「内部の撮影していいですよ」と。
高い窓に太い柱にと、昭和初期の洋館建築らしい優美さあるよね。もともと別郵便局用の建物として作られたとは…。
何もせずにずかずかよりも、切手ぐらいは買った方が良いかもしれないですが…。
(一応窓口貯金だけした)
まだ営業時間(そりゃそうだ)なので他のお客さんが映らない様にするのはなかなか難しい…。ATMのある場所は別入り口になるので、この風景は観れないから本当に平日特権。
もちろん窓口の向こうには入れませんが。
この写真の右手には小さな展示スペースが設けられている。 -
郵便局の北隣の観光センター。
こちらも豪商の洋館。
歩道橋からこの屋上が見えたのだが、どうも鳥居?らしきものがある。
和洋折衷なのかもしれない。旧秋田商会ビル 名所・史跡
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銀行っぽいつくりに見える。
山口県の資料がずらりと並んでいるが、時間切れで余りゆっくり出来ず。
近所にある英国領事館も休みにあたるということで、翌日に訪れることにした。 -
市役所から川沿いに少し歩いて次の目的地へ。
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田中川という小さな川のほとりにある。
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下関市立近代先人顕彰館(田中絹代ぶんか館)。
旧下関電信局電話課庁舎を改装して地元出身の文化人の展示を行っている。
2階には戦前から戦後にかけての大女優に特化した展覧館。
(ここは有料。著作権がらみの展示物が多く撮影禁止)田中絹代ぶんか館 美術館・博物館
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たぶんこの日は私が最初で最後の入館者だったのでは…というぐらいの閑散さ。
中の充実度はかなり良いのだが。
ベルリン映画祭でとった女優賞の銀熊のトロフィーも飾ってるし。愛用品は直筆入りシナリオなどなど。
先ほどの観光センターで教えてもらったところだったけど、映画好きとしてはピンポイントで感銘。 -
こちらは大正年間の建築。
旧逓信省とあるから、こちらも同様公的機関。
費用も時間もかかったであろう建物なんだけど、威厳とかそういう理由でこんな立派な建物が地方でも次から次へと出来たのかしらね。 -
ぶんか館から駐車場を挟んですぐそばにある赤煉瓦の建築物。
いかにも邸宅風だけど、こちらは規模の小ささから一般の商売人関係の建築物。
神戸にあった宮崎商会という石炭の輸出業者の事務所として竣工されたものなんだそう。旧宮崎商館 名所・史跡
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設計者・施工者は不明ですが登録有形文化財のプレートが掲げられており、現在クリニックとなっており個人所有のようです。
吉田メディカルクリニック
http://yoshida-med-c.jp/
院内紹介を見る限り、クリニックエリアの内装は手が入った感じに思えます。
文化庁のデータベースにも情報あり。
http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index_pc.html
登録有形文化財(建造物など)の方から検索可能です。 -
うっかり下関が河豚の町だったのを忘れていた。
別にウィンク版もあった気がするが…。 -
山陽道をてくてく歩いて下関駅方面へ向かう途中、湧き水に遭遇。
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壇ノ浦もそうだった。
うっかり歴史を失念していた。
平安時代は幹線として使われていた山陽道。 -
日が相当傾いてきた。
急がねば。 -
唐戸港より少し南には大型船が停泊。
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NHKの某ブラブラする番組の影響で、こういう崖も地形学的になにかあるのだろうかと、つい撮影。
でもこのあたりでは局所的な高台なのが謎。 -
唐戸から下関駅が案外遠かった。
この駅前ゴージャズな建物はレトロ建築ではなく、結婚式場&披露宴会場。
駅前ロータリーに目立つ。 -
JR駅を通り抜けて地下通路にある壇ノ浦の戦いのタイル絵。
一番悲壮なシーンだ。 -
かなりの大作だ、
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ホテルから駅ビュー。
ほっとして眠りについたらそのまま寝てしまった…orz -
したがって門司港のチャンポンの次に食べたのはこちら。
ホテルの選べる朝食セットのうち、ふく雑炊をセレクト。(1日10食限定)
せっかくの下関なので、雑炊でも河豚は食べたい。ホテルウィングインターナショナル下関 宿・ホテル
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相当の量だが、完食。
朝食会場(ホテルの居酒屋スペース)に来ている人の大半は仕事目的のようだったので、手早く食べれる和洋食を選ぶ人が多かったみたい。
このふく雑炊サービスは有難い。
消化も良い。 -
ホテルの裏手は風俗系を含む小さな歓楽街にあたるので環境イマイチだけど、古くからの料理旅館もあるようだ。
漁港近いしね。 -
ホテル裏手の漁港へぶらぶら散歩。
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竹崎桟橋から向かう離島方面の待合所もある。
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六連島行きの船。
ちょうど宅配便のトラックもやってきて、荷物を手作業で運び込んでいた。
1日4〜5往復しかないので、これに乗って六連島というのは無理っぽい。
西洋式灯台など明治時代に整備された防衛の島という側面もあるそうな。
(人口は100名ちょっと) -
カモメもぷかぷか。
基本的にのどかな雰囲気。 -
ぼちぼち出発だなと振り返ると、港前は怪しげな建物も多かったりする。
あんまり夜はうろつかない方がいいエリア。 -
前日入れなかった英国領事館に行くため、再び唐戸へ。
今度はバスに乗る。 -
唐戸バス停前にある赤煉瓦の建物。
重文旧英国領事館。重要文化財旧下関英国領事館 名所・史跡
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雑居ビルやマンションに囲まれた、開発地から何とか生き残ったような歴史的建築物。
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調度品も豪華なんだけど。
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面白かったのはこちら。
地図にタブレットをかざすと、時代ごとの建物の変遷が分かるしかけになっている。
この唐戸地区では英国領事館が最初に出来、その後前日に観た郵便局や商館が時代ごとに増えてきたという。
港の位置も今とは違うし。 -
2Fの大半はレストラン・カフェを営業しているけど、時間が早かったのでお願いして港の見えるベランダに通してもらった。
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港の位置が遠くなって、あんまり見えないな…。
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領事館の周辺には貿易やら関連した建物があったようだが、今はまったくその面影はない。
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こちらは裏口。
英国式ハイティーとかも出来るそうだ。 -
裏手に回ってみる。
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別の場所で見かけた古地図。
英国領事館のある横にあのジャーディン・マセソン商会があるとは。
あのさびれたビルあたりが怪しいな。
下関郵便局と秋田商会は前日訪れた場所。
イギリスは下関を香港みたく租借して植民地化したかったそうなと聴いたことあるけど、領事館とセットでジャーディン・マセソン商会があると、ますます確信につながるね。 -
領事館の裏にあるパン屋。
エッケル商会?跡。
なかなか美味しいパンだった。 -
領事館に近い商店街は地方の普通の商店街。
どこも同じような郊外型モールにお客が流れているのかな感がありあり。唐戸商店街 市場・商店街
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この方の地元だった。
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旧山陽道をバス停まで少し歩く。
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少し降りたところに山口銀行の旧本店。
立派なものだ。
裏に新築の建物をつないで文化スペースにしている。山口銀行旧本店 名所・史跡
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床の細工されたデザインも残っているし。
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2Fからドキドキ覗き込むとその広さが感じられる。
今やっている朝ドラの世界みたいね。
頭取室や金庫にも入れますよ。(調度品はないけど) -
港町ならでは、外国人が多かったのかな?の名残。
だいぶ剥げてしまってるけど英語表記のお店。 -
もちろん、このようなお店も。
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バス停から乗り込んで下関駅へ。
下関から九州に向かう列車はすべて小倉行。
昼食は小倉で取るべく出発。
(次に続く)下関駅 駅
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