そうだ！キューバへ行こう！（ヤンキーに荒らされる前に）ハバナの歴史的場所を一気に観光編

2015/11/23 - 2015/11/30

前日、11月23日の長時間のフライト（羽田ートロント12時間、トランジット待ち2時間、トロントーハバナ3時間半）の後ではあったが、常春のキューバの雰囲気にテンションも一気に上がり、翌日11月24日は、めまぐるしく、ハバナの」歴史的建造物などを駆け巡った。同行者は添乗員の発案で、4つのグループに仕訳され、我々3名の「おじさん」は大阪の熟女姉妹とともに5名で行動をともにすることとなった。本日はハバナ市内の歴史的建造物や場所を見学し、合間合間で楽しく飲食し、観光後は名物「ココタクシー」に分乗して、一旦ホテルに戻った。ホテルで少し休憩にとっぷりと暮れた頃、旧市街の趣のあるレストランで夕食。モヒートや赤も楽しんだ。

訪れたのは、LA HABANA VIAJE地区のアルマス広場・フエルサ要塞、Centro Habana地区の旧国会議事堂カピトリアCapitoria、ハバナ湾入り口の向こう側にあるモロ要塞、新市街のNuevo Vedado地区の革命広場です。
歴史的建造物として、「ハバナ・クラブ蒸留博物館」も当初は予定に入っていたのだが、とある理由で別の日に代えることとなり、別の日の予定だったかなり郊外の「ヘミングウエー博物館」も訪問した。その理由とは？

途中、適宜な時間感覚で、ハバナ名物の飲食を楽しみました。ヘミングウエーが常連だったバー、Floriditaでダイキリ、Parque Centralの蚤の市のすぐそばのレストランのテラス席でランチ。民族音楽生バンドつきでした。そういえば、各地での食事ではいつも生バンドが・・・
そういえば、わざわざアイスクリームを食べにいきました。コッペリア国立アイスクリーム試食テラスです。

この表紙の写真は、今日の最後の見学場所のカテドラル広場の、多分ドミニカンの女性たちが広場の一隅で販売していたカラーポスターです。とても色鮮やかで一つくらい買ってくればよかったなあ、と今はおもっています。

エリア ハバナ(キューバ)

11月24日の朝、部屋から大西洋を眺めました。
2011年ポルトガルのロカ岬で見て以来の大西洋でした。

バイキング朝食を戴いて、出発までの間に、ホテルの中庭のテラスからマレコン通りを走り抜ける車、打ち付ける波しぶきが歩道も自動車道も濡らしていました。
キューバ国旗もはためいています。

大坂の元こいさんたちと中庭で記念写真。
元気なお姉さん、静かな妹さんのコンビでした。

ホテルをバスで出発、まず別のホテルに分宿した方々を迎えに行きます。この順番も訳がありました。べつの宿の同行者に私たちのホテルを見せたくなかったのでした。（最後のころには露見してしまったのですが、かなりランクが違っていたようです。）

ホテルをでれば、通りには60年代アメ車があちこちに！！！

60年代アメ車やそのほかの乗り物を別途まとめて見たいと思っています。

人々はいろいろな種類の交通手段をとっていましたね・・・
　乗用車、バイク（サイドカーつきも多かった）、カミオン、乗合バス、馬車、馬、自転車、そして徒歩

アルマス広場の近くでは、モデルさんが撮影中。急いでバス車窓からパチリ。
ぐうぜんですが、まさにグッドタイミングでした。

アルマス広場にはたくさんの観光タクシーが駐車していました。

背後の建物はたしか？武器博物館だったかなあ？

「そしえだ・で・ら・くるす・ろは」とあります。
公民館のようなものでしょうか？

バス車窓からの白亜のガルシア・ロルカ劇場。

旧国会議事堂カピトリアへ向かう途中の、庶民の住居のピソの窓辺。
生活感が溢れていて、私はこのような絵は大好きです。

金物屋の看板でしたが、いろんなものが陳列されていたような気がする。

現地ガイドのホセさんのおはなしでは、この通りは新ローマ法王が訪問されたときに、ここをパレードされることを機に通りが修繕され見違えるほどきれいになったとのことでした。

つい最近も、法王はハバナを訪問しているので、またどこかの通りが整備されたかもね！

カピトリアの隣には「ガルシア・ロルカ劇場」。
昼の姿もすてきです。

お目当ての旧国会議事堂カピトリア。

ときおり、日本の観光情報で「アメリカのホワイトハウスをモデルにした」とするものがあるが、「アメリカの国会議事堂をモデルにした」が正しいようです。

革命広場に向かう、道すがら打ち捨てられた蒸気機関車。何か革命のときに関連あるのだろうか？

庶民のお家の窓辺

すきな風景です。

広い革命広場にやってきました、

アリバイ写真です。

カミーロの肖像
vas bien Fidel とかいてあります。
「フィデロ、うまくっやってるな。」の意味か？

ホセ・マルティ記念博物館が革命広場を見下ろしています。

おなじみ、チェゲバラの肖像

hasta la victoria siempre
「永遠の革命勝利にいたるまで」の意味か？

アルマス広場の近くのレストランで少し早いランチ。


この写真の鏡の中に私と同行の「おじさん」ＭＭさん、そして出入り口にＫＭさんが偶然ですが写っていました。

La mina都いう名前。ラテンアメリカではちょっと！？な意味もありますね。

飲み物の注文も取りに来ないうちに、フォーク・グループが演奏開始です。彼らは、このショーの後はCDを売りに来ました。何人かが購入したので、満足顔で熱のレストランに場所を代えていきました。ペルーから出稼ぎにきているようなことを言っていました。

右のテーブルには同行のKMさんが聞き入っています。

このレストラン、段取りが悪く、料理や飲み物がランダムにでてくるので、別のテーブルではメインが食べ終わりそうなのに、小生たちにはお預け！
飲み物もジュースやコーラなどは缶ででてくるので興ざめ。ワインはチリ産であった。キューバは暖かすぎて葡萄は産しないようだ。

メインは肉の煮込みだったような気がするが、もはや覚えていない。

突合せの野菜サラダは実にシンプル。塩コショウでいただく。

デザートのアイスクリームは、キューバではどこでも濃厚かつあっさりの好みの味でした。→　これはアイスではなかったですね。よく写真を見ると「アロス・コン・レチェのシナモンかけ」ですね。

ランチのあと、レストランのすぐそばでの蚤の市で「Historia　de　cuba」という本を売り値２０ペソを１５ペソで購入。まだ全然読んでいない！

この本やさんで買いました。

24日の昼下がり、ヘミングウエーの愛したフロリデータでダイキリを試飲します。

ヘミングウエーと語り合っているおじさん。

店内はとても狭いです。
従業員はてきぱきと働いています。

ダイキリで乾杯。
ラム抜きも作ってくれます。

ダイキリの後は、コッペリア国立アイスクリームの試食。

たかがアイスクリームが国立とは、よくわからないが、おいしいことは確かであった。

プンタ要塞の右から海峡の下を地下道でくぐってモロ要塞見学に行きます。
これはバス車窓からプンタ要塞の近くのロータリ中心のマキシム・ゴメス像。
ハバナ見物では何回もお目にかかります。

プンタ要塞の原っぱにやってきました。
古びた大砲が空をにらんでいます。

プンタ要塞の弾薬庫はたまた兵舎

原っぱが広がって気持ち良いところでした。

見張り台か？

要塞の一段下がったコーナにはおみやげ品の屋台店がならんでいた。

ハバナ湾の入口の海峡からホテルのあるハバナ市街を見渡します。

確かに要塞を作るのに、うってつけの位置にありますね。

ハバナ郊外のヘミングウエー博物館へつきました。

ここでも60年代アメ車がありました。

ヘミングウエーの住んでいた家の全景。緑に包まれた白い平屋建ての屋敷。
住んでいた時のいろいろなものがそのまま各部屋に保存されています。

訪問客用の別棟もあります。
お客様が多かったのでしょう。

彼の居間

書斎

食堂ですね。

動物のはく製のある部屋で食事は個人的にはノーですが・・・

見晴塔の部屋
全面が窓になっていて周辺がすべて見渡せるようなつくりになっています。

望遠鏡までありました。
天体望遠鏡でしょうね。

寝室。
非常にシンプル。
自然を愛した彼らしいですね。

彼の住居の周りは、花と緑にあふれていました。

アメリカ蔓の花でしょうか？

彼の愛艇、ピラール号のあるプール跡に続く小道は緑のトンネル。

老人と海のモチーフが思い浮かんだであろう愛艇、ピラール号

ピラール号の近くには、愛犬たちのお墓もある。

愛猫のそれも作りたかったようですが、数が多すぎて断念したそうです。

ヘミングウエー博物館を後にして、またハバナ旧市街に戻ってきます。

途中、現地のペソが使えるマーケーットが車窓から見えました。
本当はこんなマーケットに寄ってみたかった。

鉄道線路に貨物列車

旧市街に戻ってきました。

チェゲバラの壁画のまえでCUBAのタイトルの本をかざす美人。
観光客？それとも販売しているのか？

アツマス広場の近くにマリア教会

左はフエルサ要塞、奥の大きな城壁はカパーニャ要塞

フエルサ要塞の全景

本日の最後の見物場所
カテドラル広場にやってきました。
役300年の歴史のカテドラルを中心にスペイン語圏におなじみの四角の広場があります。

両側に鐘楼のある大聖堂です。

大聖堂に向かって左側

大聖堂の天井部

大聖堂の内部

豪華です。

大聖堂を背にしたカテドラル広場の全景

このアーケード（大聖堂を背にして左）の大聖堂近くでこの旅行記の表紙のカラフルなポスターの売り子が店を出していました。