そうだ！キューバに行こう！（ヤンキーに荒らされる前に）華麗なるハバナの夜、トロピカーナのショー他

2015/11/23 - 2015/11/30

015年11月27日の夕刻から深夜にかけては、ハバナ市内にて、まずハバナ・クラブでラムの歴史や試飲、土産のラム購入。

そして、一旦、ホテルにチェックイン。初日、二日目と同じホテルなので、何かもう懐かしい気がする。

一休み後は本日のセナ。古いコロニアルの雰囲気のただようレストランで楽しく食事、とても雰囲気の旧市街の街角に佇む建物にあります。

食事の後は、おじさん二人（ＭＭさんは調子がすぐれぬためキャンセル）は大阪のこいさん姉妹と他4人の8名だけでお目当てトロピカーナのショーへとくりだした。
ラムをコークで割ったキューバ・リブレをかわきものをつまみに飲みながら、絢爛なるショーを楽しんだ。大きな半野外の立体的な舞台に露出の多い衣装の御嬢さんたちや若者たちが踊り、歌い、時にはアクロバットそしてミニ・ミュージカルを演じる一大スペクタルでした。フィナーレには客たちもうながされ御嬢さんたちとバイレ、ＫＭさんも照れながらも参加。わたしもほんのちょっとだけ参加。心地よい興奮状態を味わったのでした。
なお、ここでは葉巻が一本提供され、結構吸う人も多いので、タバコの煙に弱い人は、その覚悟で・・・

エリア ハバナ(キューバ)

ハバナクラブ蒸留博物館のエンブレム

キューバのサトウキビの由来やラムの製造歴史などを解説する展示物が要領よくまとまっています。

私としては、試飲とお土産のラムがメインですが・・・

まずサトウキビがどういう経緯でキューバに持ち込まれたかの説明のコーナー

そして、当時の砂糖からラム酒の製造の様子をイラストなどで説明する一角

砂糖工場とサトウキビを運ぶ列車のイラスト

サトウキビ列車、鉄道、砂糖工場、ラム蒸留所の関係を模型で展示説明するコーナー

鉄道模型ファンにはたまらない空間でしょう！

そして、いよいよ、お待ちかね試飲コーナー

ラムをベースとしたカクテルのレシピが展示されている。

マホガニーの重厚なラム酒の棚のまえのカウンターでラム酒7年物をレモン汁を少し入れたものを戴く

ラム酒の展示販売コーナーの多分一番高価だと思われる逸品。

１７００兌換ペソとある。約22万円！

販売コーナーにはいろんなお値段のものがずらりとあります。

この写真の右に見えているのが先ほどの試飲カウンター

Ｔシャツも僅かですが、売っています。

私は１，２，３，５，７年物のミニボトル5本がセットになったのを２セットお買い上げ。１セット１５兌換ペソ約２千円

ホテルに戻って一休みし、旧市街のレストランへ出かけました。

あの電球のところらしい。

Ｐａｌａｄａｒ　Ｌａ　Ｇｕａｒｉｄａとある。
辞書で引いてみると、「味どころ　アジト」の意味にとれる。

高さは３メートルは優にありそうな扉の向こうにはなにやら、螺旋階段が見える。

見上げるような大きさの入口の扉

この階段を登って奥に進みます。

すると立ち入り禁止のテープの張り巡らせてある部屋が道路側に面してありました。かって音楽教室が開かれていたと張り紙がありました。

別の部屋に入っていくと、多分ベネチアングラスのシャンデリアが照らし、

淡い光のキャンドルが置かれたテーブルに、いつもの５人組、ラム組は席をとります。

スープはソパ・デ・アホ・コン・パン
（ニンニク・スープのパン浸し）

前菜（プリメール・プラート）のサラダ

パンと

クリーム・バター

メイン（セグンド・プラート）のチキン・ソテ

ビーフのひき肉煮物？を各自でおとりわけ

お米も付き合わとして、おとりわけ

こちらでは、お米をよく食べます、

バナナス・フリタス（バナナの揚げ物）もとりわけて

デザートの小豆の煮込み　その後キューバ・コヒー

とまあ、よく飲み食べたものです。

飲み物はチリ産赤ワインでした。

セナを終えて、レストランを出てくると、街角では地元の人たちが集まっておしゃべり中です。
金曜日の夜ですから、おしゃべりもきっと長くなることでしょう。

この後、トロピカーナ・ショーに行く８人以外の皆さんはホテルに帰ります。我々は、バスにのったまま、会場へと・・・

トロピカーナ・ショーのネオンが見えてきました。

カメラ持ち込み料金を支払って入っていくと、大型スクリーンの前で伴奏のバンドが歓迎の音楽の演奏をしています。

客席は大きく３ゾーンになっており、ステージも大きく３ケ所に分かれている。

我々は左側、で左側の脇役のダンサーたちのステージに近い。

正面のステージが一番広く、奥行きもあり、階段を通して立体的なつくりになっています。

右手にも小さめのステージがあり、その下が演奏ボックスになっています。

右手の客席ゾーンと右手ステージ

真上を見上げると、照明さんの仕事場がクレーンの先にスポットライト席

ショーが始まりました。
四方八方からダンサーたちが入場してきます。
我々の席のすぐそばの通路からあらわれてきたナイス・バディなダンサーに思わず、「オーレ」の掛け声

ステージの奥からも、いっせいにダンサーたちが現れてきます。一瞬にして華やかな雰囲気に満ちます。

この写真の奥が正面ステージですね。

総員ですべてのステージでバイレが始まります

そして、通路からダンサーがとおって舞台に向かいます。

圧倒されそうです。熱気がむんむん、年を忘れてしまいます。

四方の通路から上がって舞台で情熱のリズム

今度は花売り娘たちが

花籠を抱えてやってきます。

じつに愛らしい！

花売り娘たちの群舞

パステル・カラーの色鮮やかなウイッグの女の子たち。

よく見るとスカートの色あわせているんですね。

身体の柔軟な女性が現れて、北京雑技団のようなアクロバットを披露する。

この後、球体になったり、口に支え棒を加えて体全体を支えたり、妙技に見入る。

ディーヴァが現れ、朗々と歌い上げる。

また群舞にもどったり、

そして、カルメンとホセの寸劇仕立てのショーがあったり、まったく観客を飽きさせない。

今度はアフリカからの奴隷の歴史の寸劇ショー

各自が手にしている長い棒を組み合わせて牢獄の格子戸を表現したり、反乱の武器を表したり、巧みに使い分けていました。

男だけの実にダイナミックなショーでした。

ときおり、こうして踊り子が通路の観客の直ぐ近くに現れ、盛り上げる。

今度は男女ペアによるアクロバット

これも見ごたえがあった。

そして、フィナーレの全員集合の群舞が始まり

踊り子たちの何人かが観客席通路に降りてきて、

一緒に踊ろうと、観客を誘う。

我が友、ＫＭさんも、美女の誘いに抗しきれずに、一緒に踊り出す。

この後、私も一緒に・・・

こうしてハバナでの情熱の夜は更けていったのであった。

op料金18kですが、よかったと思う。