2016/03/10 - 2016/03/12
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ダメちゃんさん
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2泊3日の「京の冬の旅」は、2日目になりました。
この日はレンタカーを借りて、京都市内の「桂離宮」・「妙心寺」などを巡りました。
よろしければご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時過ぎに起床して、客室の窓から景色を眺めます。
画像左手奥に見える黒い瓦屋根が「西本願寺」です。 -
温泉大浴場で朝風呂した後、1階にある「レストラン栄寿庵」にて朝食しました。
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朝食は和定食で、京都らしい漆塗り三段重ねのおかず箱、味噌汁、漬物、ご飯(お粥)に温泉湯豆腐が並びました〜とても美味しかったです〜
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今回、京都観光の移動手段に2日間利用する「日産レンタカー京都駅前店」に到着。
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配車されたレンタカーは「マーチ」・・・1,000ccの小型車ですが、フットワークが良くて移動時間を短縮できました。
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京都駅前から車で約10分、浄土真宗本願寺派の本山である「西本願寺」に到着・・・京都市民から「お西さん」と呼ばれるくらい親しまれているようですね。
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国宝の御影堂(左手)と阿弥陀堂(右手)です。
両方の内部に入って、お参りしてきました。 -
西本願寺から車で約20分、宮内庁管轄の「桂離宮」に到着・・・駐車場にレンタカーを停めて、森のような木立の中を入場口まで歩きました。
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出発時間になり、ガイド(宮内庁職員)さんの案内で、いよいよ「桂離宮」の庭園内に入りました。
1620〜24年頃に、八条宮家の初代智仁親王が建設した別荘が離宮になったそうです。 -
小石が敷き詰められた小路を歩いて、画像正面に見える正式な「御門」の説明を受けました。
今では皇室関係者や国賓のお客様が来られた時しか、開かれないそうです。 -
一人ずつしか歩けないような石敷きの小路が続きます。
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敷石の並べ方にも、古き良き時代の遊び心が感じられます。
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大きな池が見えてきました。
手前の石橋群は「天の橋立」をイメージしているそうです。
奥に見える建物は、ひとつめの茶室「松琴亭(しょうきんてい)」です。 -
池を迂回しながら、ゆっくりと松琴亭に近づいてきました。
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松の木越しに、見え隠れさせる演出がすばらしいです。
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面積は56?の茅葺きの田舎家風の茶屋は「冬向きの茶屋」と呼ばれています。
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質素な作りの茶室ですが、思ったよりも広い間取りでした。
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白色と麻木色の市松文様は、現在でも素晴らしいデザインだと思います。
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かなり薄くなって見えますが、味わいのある水墨画のある襖です。
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池の向こうに見えるのは「書院」です。
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池を渡る太鼓橋の両端には「苔」を植え込んでありました。
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苔むした石灯篭も風情があります。
この先に二つめの茶室「笑意軒(しょういけん)」は解体修復中のため見学できませんでした〜 -
池を巡る太鼓橋がいくつも架けられていました。
舟遊びで橋をくぐる際に安心して通れるように配慮されてたようです。 -
三つめの茶室「賞花亭(しょうかてい)」が見えてきました。
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茅葺き屋根で、「峠の茶屋」と呼ばれているそうです。
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三角型の珍しい石灯籠もありました。
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この周辺の小路も面白い配列の石畳になっていました。
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折り曲げらえた竹の先は、立ち入り禁止のサインです。
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丸ぁるい形の欄間(採光窓)が見ていて楽しいです。
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欄間の竹細工も一個ずつ組み方が違うので、職人さんの遊び心を感じました。
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こんなデザインの欄間もありますよ。
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窓の下の小壁の張り紙にも金紙が使ってあり、とても綺麗でした。
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手前の襖の引手金物が「弓矢」の形なのがわかりますか?
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こちらのの襖の引手は、船を漕ぐ際に使用する「櫂」をイメージしているそうです。
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雨樋は竹や木材を加工して作ってありました。
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3月上旬には馬酔木(あしび)の花が満開でした。
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茶室「賞花亭(しょうかてい)」から書院群が見えます。
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書院に向かう石畳の散策路が続きます。
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建設当時は、大雨の際に桂川が氾濫して水位が高くなっていたそうで、床上浸水しないように「高床式」で建てられたそうです。
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四つめの茶室「月波楼(げっぱろう)」です。
天井の額には、帆船が描かれているそうですが、よく見ると濃淡の具合でわかるような・・・ -
こちらの襖は現代でも見かけそうなな気がします。
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最初に立ち寄った茶室「松琴亭(しょうきんてい)」が池の向こうに見えます。
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ズームアップしてみました。
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庭園内には紅梅が咲き残っていました。
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書院に続く石畳は「四角形」のみで造られていました。
石畳に置かれた小石の先は、立ち入り禁止ですね。 -
茶室「月波楼」から最初に入場した門まで戻ってきました〜桂川からの水を引いた大きな池を中心にした「池泉回遊式庭園」を巡る見学コースの所要時間は約1時間でした。
最後に茶室「松琴亭」を振り返ってみました。 -
桂離宮の記念品として、金メッキの栞を購入しました。
使うのが勿体ないですね〜 -
横にしてみました。
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桂離宮から車で約20分、妙心寺の入口に到着。
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赤く塗られた三門です。
かなり大きい建物で、こちらの2階内部も時々、一般公開されます。 -
三門から妙心寺境内を5分ほど歩いて、妙心寺の塔頭寺院「霊雲院」に到着。
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こちらが入口門です。
室町時代に建立された書院(重文)は、後奈良天皇が行幸されたと伝わる「御幸の間」と呼ばれており、室内には落ち着いた雰囲気が感じられました。 -
石造の五重の塔です〜背後にある赤松も大きくて立派な木でした。
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なかなか風格のある建物でした。
書院前に広がる庭園は、10坪ほどの小じんまりとした石組みのある枯山水庭園でした(撮影禁止) -
こちらは出口専用の門です。
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霊雲院から妙心寺境内を歩いて5分ほどで、妙心寺の塔頭寺院「天球院」に到着。
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建物入口から、さきほど通った門を振り返ります。
石畳の参道が少し曲がっているところが面白い。 -
本堂前にある庭石には「明」の文字が彫られていました。
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裏側に回ると「暗」の文字が・・・「明と暗」禅宗寺院らしくて考えさせられます。
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水鉢の中に、丸ぁるい白い石が綺麗に並べられていました。
お寺の名前のイメージにぴったりですね。 -
庭園内にも同じような白い球石がありました。
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「天球」の文字が丁寧に彫られていました。
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皇室にゆかりのあるお寺ということで、土塀に菊のご紋を見つけました。
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天球院から歩いて10分、妙心寺に隣接する花園会館にある和風レストラン「花ごころ」に到着。
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わたしは「冷し湯葉トロ丼(1,231円)」を注文・・・暖房の効いた店内で、少し冷えた食感を楽しみました。
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相棒は「衣笠丼(864円)を注文・・・青野菜と油揚げを玉子仕立てにしてあり、ふわとろ感があって美味しかったです。
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妙心寺から車で約10分ほどで、「等持院」に到着。
室町幕府を開いた足利尊氏やその後の将軍たちの菩提寺で、大きなお寺でした。
「霊光殿」という建物には、足利家歴代将軍らの等身大?の木造りの座像が並んでいて、鳥肌が立つような凛とした空気が漂っていました。 -
本堂前の庭には、亀のようにも見える「玄武?」が1対でお出迎えしてくれました〜
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等持院の駐車場から歩いて約5分、相国寺の塔頭寺院「真如寺」に到着。
「京の冬の旅」という今年で50周年を迎える企画で、今回、初公開されました。 -
金閣寺(鹿苑寺)、銀閣寺(慈照寺)とともに相国寺の山外塔頭(境内の敷地外にある小院)の一つで、室町時代「京都十刹」の一つに数えられた由緒ある禅寺とのこと。
往時には広大な敷地を所有していたようで、参道もかなり長いです。 -
参道の途中から、入口方向を振り返ってみましたが、とにかく長いです。
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法堂(仏殿)の「大雄殿」は中二階造りで、仙洞御所から寄進された宝冠釈迦如来像が安置してあり、その奥には開山に係わった仏光国師像、無外如大尼像、夢窓疎石像などが祀られていて、ほかのお寺とは変わった配置だと思いました・・・法堂の中に開山堂もある?
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真如寺から車で約25分で、「大徳寺」の駐車場に到着して、敷地内を10分ほど歩いて「本坊」まで来ました。
「京の冬の旅」という今年で50周年を迎える企画で、19年ぶりに特別公開されました・・・内部は撮影禁止。
江戸初期に建立された方丈(国宝)は、8部屋に分かれていて、それぞれの空間が広くゆったりと感じました。
室内の障壁画(重文)は、江戸時代初期を代表する絵師「狩野探幽」による水墨画で、絵柄も迫力も見ごたえ十分。 -
大徳寺・本坊を出て、歩いて3分くらいで、「大徳寺・大仙院」に到着。
永正6年(1509年)に創建され、床の間は日本最古とされ、画像に見える「玄関」も日本最古のため国宝です。
案内役のお坊さんの楽しい説明を聞きながら方丈周りを一周しました。
方丈の南庭は白砂の中に2か所の砂盛のみで、簡潔な禅寺らしい庭です。 -
私たち夫婦が大好きな「尾関宗園 和尚」が、今日も笑顔でお出迎え。
和尚は1965年大仙院住職になられて、2007年からは閑栖(隠居)されていらっしゃいますが、英語力もなかなかの方です。
〜本日のお寺巡りはこれで終了です〜 -
レンタカーを返車して、ホテルハトヤ瑞鳳閣に到着。
朝食した場所「和カフェ・栄寿庵」に戻ってきました。 -
ご覧のような、和菓子付きの抹茶をサービスしていただきました。
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相棒が東京にあるチェーン店を利用したことがあるという焼き鳥屋さん「鳥貴族」を今回はじめて利用しました。
京都市内にも複数店あるようです。
店内は週末金曜日という事で、若いお客さんを中心に大盛況でした。
〜まずは乾杯!〜 -
焼き鳥以外に食べた「煮玉子のグラノラサラダ」です。
野菜のしなやかな食感にカリカリ感が加わって、美味しくいただきました。 -
「あったかタヌキ豆腐」は美味しいけれど、量が多くて苦戦しました。
料理メニューが画像つきなので、イメージしやすくて助かりました。 -
ふわとろの「山芋鉄板焼き」です。
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お店のネーム入りのプリンまで注文しました。
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焼き鳥屋「鳥貴族」でお腹いっぱいになりました。
ホテルへの帰り道に、今夜も京都タワーの夜景を観ました。
京都旅行2日目も、市内観光と楽しい食事で終わりました。
〜ご覧いただきまして、ありがとうございました〜
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