2016ドルトムントAGAIN（ELポルト戦とドイツフットボールミュージアム見学）

2016/02/12 - 2016/02/21

バルセロナでリーガ観戦、マドリードでベルナベウのスタジアムツアーに行って、デュッセルドルフ経由でケルン、そしてドルトムントへやってまいりました。

当初は13日にドルトムントVSファノーハー（清武・山口・酒井選手が所属）観戦して、オランダ行って、ELでドルトムントに戻ってこようかと思ってましたが、バルセロナ行きを決行してしまったため、ドルトムントは1試合のみです。
また2015年11月にドルトムント駅前にドイツサッカーミュージアムがオープンしましたので、そちらも合わせて見学してきました。

私の過去2年の香川選手の観戦成績
2012　M・ユナイデット→怪我で欠場
2014　ドルトムント→ベンチ
　
さて、結果は？

行程
2/12　エミレーツで出国
2/13　バルセロナ着→カンプノウスタジアムツアー→タパスツアー
2/14　バルセロナ観光→リーガエスパニョーラ（ＦＣバルサ対セルタ）
2/15　バルセロナ観光→ＡＶＥでマドリード
2/16　マドリード観光（ベルナベウスタジアムツアー）
2/17　マドリード観光→エア・ベルリン（運行：イベリア航空）でデュッセルドルフ
★2/18　ケルン観光→ドルトムント（ＥＬ・ドルトムント対ポルト）
★2/19　ドイツサッカーミュージアム見学（2015年11月オープン）後、ドルトムントからＩＣＥで、フランクフルト（フランクフルト対ハンブルガー）
2/20　フランクフルト観光→午後エミレーツで出国
2/21　帰国

エリア ドルトムント(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

デュッセルドルフに宿泊して、翌日ケルン観光後ドルトムントを目指します。
（デュッセルドルフ・ケルン間は11.3ユーロでした）

デュッセルドルフで荷物をピックアップしてREで約１年ぶりにドルトムントへ！
また来たよ、くうぅ〜。駅前にたたずみ、思いをはせる私ｗ

（デュッセルドルフからドルトムントまではREかSバーンで14.6ユーロ。結構お高いのね。前回来た時はジャーマンレイルパス使用してたから、全然気づかなかったわ。）

でも先ほどのケルンで手袋をなくしてしまったので（ついでに言うと今日チェックアウトしたホテルで変圧器を忘れるという失態）、ここでマフラーと手袋をゲットしなければ。感傷に浸っている時間はありません。
夜、スタジアムで凍死してしまう〜。

ドイツに来るたびにいろいろ忘れ物をしていて（昨シーズンはマフラー）、ドイツの遺失物保管場所にはきっと私の所持品が少なからずあることでしょう。

駅の正面にドイツサッカーミュージアム。
明日行きますよ。

ドイツ代表が好きなかたはぜひ。
ブンデスリーガを見てる人も楽しめると思います。

駅前には小さいながらもショップがあります。

ではアルターマルクトを目指します。
マネキンがなにも着ていないよ。

まだ4時くらいなんですが、黄色い人たちが結構います。
ここの通りには何でもそろっているので、ショッピングしてる人が多かったなあ。
あと、最終バーゲン期間中だったので、かなり冬物がお安い！

昨シーズン来た時はかわいらしいクリスマスマーケットのお店が多かったのだけど、このときのアルターマルクトはポルトサポーターが占拠してました。

でも怖くないの。
後ろでポリスが見守っているから。
遠巻きにドルサポも見ていて談笑してました。
こうやって、サポーターも試合前のテンションを高めていくんでしょうね。

ＫＡＲＳＴＡＤＴのスポーツ館。ロイスゥ〜。！
こちらにはサッカーを中心としたユニや、シューズ等販売してます。
明日購入するつもりなので、今日は下見。
アディダスのシューズが30ユーロ切ってました。シューズ好きな方も楽しめる場所だと思います。

こちらが本館で、いわゆるデパート。
１階が婦人用の小物類やチョコレートなど販売してました。ケトル器も販売してたかな。
ここで、マフラーや手袋を物色。マフラーが衝撃のお値段、3ユーロ！

平日の午後ということで結構空いてました。

前回来たことをいいことに、ガイドブックを持ってこなかった私。
スタジアムはＳバーン、Ｕバーンどちらからでもいけるのだけど、交通費がタダになるのはブンデスリーガの時だけだと思ってました。だから切符を購入しようと思ったのですが、ドルサポ曰く、ELのチケットでも交通費タダになるよって教えてくれました。ついでに〜○○行きの表示がよく分からなくて、ドルサポに行き方を聞いたら「黄色い人間についていけば大丈夫だよ！！」と笑顔で言われた。
丁度スタジアム行がきたのでＵ45に乗ります！

ポルトサポも乗り込んできてました。
もう出来上がってて、大声で歌を歌い、ドルサポと抱き合ってます。

（ドルサポもうるさい）

ブンデスリーガのチケットはＤＢの鉄道費が込になっていることが多いですが、むしろそうしないと大変です。酒飲んでワーワ言ってる人がおとなしく切符なんて買うわけないですもん。

今回の席は南側スタンド。
北側の黄色い壁を正面から見れます。

チケットは転売サイトから。
ELは平日でしかも19時キックオフなので、ドルのサイトから購入できるかな、と期待したのですが、わたしが確認した限りではサイトでは一般販売の予定なしでした。
ギリギリの日程ならキャンセル席を購入してもいいのでしょうが、先にバルセロナに行く私としては旅行出発前に確実にチケットを日本で手に入れておきたい。
業者に見積もりとると、席の指定なしでも20000円を超えてます（涙）

チケットの価格は額面35ユーロくらいでしたが、転売サイトでは実際は9000円くらいでした。ただ、業者手配よりお安いですし、日本まで配送してくれてたので、総合的にみてお安いと思います。日本までの配送が本当に不安で、上海経由・大阪経由でようやく成田に来たときはほっとしました（なんなら、倉庫まで取りに行きまっせ！！）。

当日は・・・ダフ屋さん、スタジアム周辺にいましたよ。

トイレもキレイです

昨シーズン、トイレの写真を撮り忘れてたので、これは今回のドルトムント行の私の宿題でした。

なにその宿題？といわないでください。。。

試合前に乾杯！（隣は一人できたポルトサポで会話はなしでした、笑）
フンメルスのカップをゲット。
選手のカップを希望すると、２ユーロ追加されます。

選手のカップ付は臨時の飲み物販売では購入できなくて、建物内に付設されている飲み物スタンドでないと購入できないのでご注意を。

選手入場時。
みんなマフラーを振り回して声援を送ります！
どさくさに紛れてひこなんを。

カガワ選手、スタメンでした。
やったあ〜！３度目の正直。

前の席の人のマフラー。
13-14シーズンのCL決勝の時かな？

南側スタンドの歩幅のスペースはメインスタンドよりはあるかなと思います。
でも席移動するときはみんな立たないとダメ。

コレオが見えない〜〜。

選手入場〜。

ELは「罰ゲーム」と言われることもありますが、今回のELは本来であればCLに進んでいるべきチームがELに回っていることもあり、結構面白いカードが多いと思います。

ゴールの時に叫ぶDJの方がゴホゴホ咳き込んでいて、それがマイクで拾えてしまって観客みんなで失笑してましたｗ

香川選手の出来は悪くなかったと思いますが、惜しいシュートを決めきれなかったので、残念。

（香川選手はなんであんなに左サイドに張り付いていたのか不明。監督、もっとカガワに自由を〜！！）

CLやELはスポンサーの縛りが多くて、いつものブンデスリーガのスポンサーの看板もこんな感じでEL仕様になります。

試合は2-0でドルの勝ち。
北側のサポに向けて、ドルの選手がご挨拶。

私の隣の席のポルトサポは一人、なにかつぶやいてから、試合終了前に席を立ちました。
南側スタンドのすぐ隣がポルトサポーター席だったのですが、とっても元気でした。

帰りは中央駅行のUバーンについては人数制限してました。

中央駅は夜の9時過ぎでもドルサポでとってもにぎわってました。
このバターいりのプリッツエルをたべるとドイツ来たんだなあという気分になります。パンの塩気とバターの組み合わせが最高です。

翌日。
朝食をとりに中央駅まで来ました。
こちらのお店は通常のREVEとは異なる形態のお店みたい。ちょっと入ってみます。

寿司が売ってる！
ドルに来た皆様、お店入るほどではないけど、米食べたいというときに使えるお店ですよ。
サラダなども販売してました。

イートインで通りすぎる人たちを見ながら、朝ごはん。

駅前のドイツフットボールミュージアムへ。
2015年11月にオープン。
（本当はもっと早くオープンする予定だったのですが、延長になっていました）

一言でいえば、4回のＷＣの軌跡の場所です。
ベルリンやミュンヘンにあってもいいのではとおもいますが、ドルトムント周辺（ルール工業地帯）はブンデスのサッカーチームが多いし、サッカーが人気あるので、場所がドルトムントになったのかな。

なによりＩＣＥの停車する駅の前なので、立地は最高ですよ。
ドルトムントに宿泊する予定のない方でも、駅のクロークに荷物を置いてちょっとした時間で楽しめる場所と思います。

写真はミュージアムの荷物を保管するロッカールーム（キャリーなどの大きい旅行鞄は入れられない大きさ）。
1ユーロまたは2ユーロしか使用できないので注意です（返金されます）

チケットは17ユーロです。
サイトは英語版もあるのですが、あまり充実してません。
（サイト：https://www.fussballmuseum.de/en.htm）

チケットを購入して4階部分へエスカレーターであがります。
壁のイラストが楽しい〜。

4階部分について最初のコーナー。
ドイツが初めてＷＣで優勝した（1956年）時のメンバー

こうやって全員をパネルにしている個所はなかったので、初回の優勝メンバーにいかに敬意を表しているのかが分かります。

最上階はドイツ代表の歴史みたいな感じ。
年代ものの資料が結構置かれてました。

私は10時のオープンと同時（それどころか、10時前に開いてたんだが・・）に入ったので、ほとんど人はいません。
初老のご夫妻が古い書類の前でいろいろ談笑されていて、やっぱりドイツのサッカーって伝統あるんだなあと思った次第です。

パネル展示が多かったです。
ドイツ代表ってどんな大会でも（たとえ優勝はできなくても）ある程度の成績を必ず残すから凄いですよね。

ここは2014年のＷＣの時の動画になってます。
知ってる選手が多いのでテンションあがる場所と思います。

このコーナーの次のコーナーはシアターになっていて、2014年のＷＣ主力、ラーム、フンメルス、ノイヤー、ミュラーなどが（下手な）セリフを言ってますｗ
シアターの箇所は撮影は不可でした。

私がこの施設の中で一番感銘を受けた箇所。
2000年のユーロ予選敗退から2014年のＷＣ優勝の軌跡なんですが、2000年のユーロ予選敗退をきっかけに各ブンデスリーガの下部組織を作成したり、強化したりと組織化していき、2014年に結果を出すまでのストーリーです。

（2002年はＷＣ準優勝しているんですが、それは素っ飛ばしてますｗドイツにとって大切なのは優勝なんですね。）

下部組織強化の結果として2009年Ｕ-21で優勝（この時の主力が現在のドイツ代表メンバーです）

イングランドに4-0の完勝。
私もこの試合を見てて、これはドイツ、スゲ〜と思いました。

（今までも普通に強いので、育成にまで力入れたら、他国はどうなんの？と思います）

2013-2014シーズンのＣＬ決勝のカードは言うまでもなく。

この時、日本も含め、世界では「ブンデスの力が上がった」ともてはやされましたがドイツではそうはみてませんでした。

この２チームで「ブンデスリーガ下部組織出身者が13名」という事実でした。

３回ＷＣを制しているドイツでもＷＣに優勝するには計画から15年かかるんですね。

どっかの国みたいに、調整前にどっかの体育館に選手集めて円陣組ませて、感動〜、ＷＣ予選敗退しても「感動をありがとう〜」なんて言ってる国とは違いますね。
日本の予選３試合見てどこで感動したのか私に教えて〜？失望こそすれ、感動はしなかったけど。予選ならオランダＶＳスペインのほうがよっぽど私は感動したけど・・。
（おっと毒を吐いてしまった。でも本当のこと。）

スパイク解剖

（実は隣のコーナーではキーパーのグローブつけて記念撮影できるコーナーがあって、私も参加しようとしたら、係員さんがどっか行ってしまった・・。）


ここは係人が少ないので、多少ずうずうしくてもお願いしたほうがいいです。

ＷＣのトロフィーのコーナー。
手前はユーロ。

スペースが結構あるので、これからもトロフィーとりまくるぞ！という意志が見えますｗ

ドイツ分裂時代にとったのは西ドイツって表記されていた。

ユーロの。

各時代の有名監督の音声を聞けるコーナーもあります。

近年ですと、クロップ、ハインケス、別府。
ドイツ語なんでさっぱりわからん。

ブンデスリーガのコーナーもあります。

ラウール様のユニ。
マドリーからシャルケに来て、お店に普通に散髪しに行けるんだって喜んでたっけ・・。

ＣＬのコーナーもあって有名選手のゴールシーンを見ることができます。

コスタのゴールシーンはゴールがセーブされているシーン、ちょっと悪意を感じてしまった・・。

ポカールのコーナーもあります。

１階まで降りてきた。
代表の使用している同型のバス。
乗りたいよう〜。

係員をトっ捕まえて中に入れてもらいます

（なお、運転席には「座らないでね」という紙が貼ってありました）

わ〜、中は広い（でもドイツ人って大柄だからこれでも狭いんでしょうね）

ふかふかしてます〜。
ベンツのロゴがカッコイイ。
すわっちゃった、へへ。

飲み物を置けるスペースもあります。

後の席。
（私は進行方向と逆の席は苦手・・）

下は木目調でステキ。

１階にはこんなスペースも。

ここでサッカーすんのかな。

ビジネスマンらしき方が来てました。

ショップもあるんですが、アディダス関連が多かった（だからマドリーとか他チームのユニが普通においてあった）

最後に、ＫＡＲＳＴＡＤＴのスポーツ館に行って、ドイツ代表のユニを購入（ただし子供用）。

ショップのディスプレイには香川選手がいました。
誤解を恐れず率直に申し上げると、日本人で強豪チームに入ってコンスタントに得点を重ねている選手は彼もふくめごく少数なんではないかと思います。サッカーは現在、欧州基準なので、どんどん日本人も欧州でチャレンジしてほしいと思います。

これからＩＣＥでフランクフルトへ向かいます。