2015/12/28 - 2015/12/31
170位(同エリア1641件中)
カスピ海さん
京都・奈良の元ネタのような西安。大雁塔慈恩寺へ。西安に残る唐時代の建物は、この大雁塔と小雁塔のみということで、唐塔雁塔兄弟、兄の方
<旅程>
【1日目】12/28(月)
日本 関西空港 17:35→ 西安T3 21:20(春秋航空) 西安泊
【2日目】12/29(火)
ウェスティンホテル内の西安曲江芸術博物館、興慶宮公園、鼓楼、清真大寺・回民街散策、バスで秦始皇帝陵及び兵馬俑抗、鐘楼車窓観光、唐楽宮で唐代舞踊鑑賞 同泊
【3日目】12/30(水)
大雁塔大慈恩寺、碑林博物館、城壁ウォーク、南門、青龍寺、秦漢唐ショッピングモール、タクシーで空港へ XIY 22:15→
【4日目】12/31(木)
→KIX 2:35 (春秋航空) 4:00→JR大阪駅5:00 (シャトルバス)
<主な旅費>
航空券 春秋航空
宿泊 ウェスティン西安 agodaで14000円×2泊
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 春秋航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
お散歩、大雁塔
-
左側はこう見えて、ショッピングモールです。
唐朝テーマパークの大唐芙蓉園が近くにあるので、復古調の建物が多いです。地図でルートの説明をされて、大雁塔のことかと思ったら芙蓉園や曲江エリアの勧誘の人でした。 -
お寺の前の庭園 像が立っている
-
玄奘三蔵 像
ななめ向かいがホテルです。玄関前に借景にしている側にいます。こんなに近くだったとは!立地がずるい(^○^)
歩き方には「西に向かって立つ」と書かれてありますが、南です、よね?
なにかと方角ややこしい西安 -
中華圏は赤で文字を書くのが好きですね
-
大雁塔といえば、奈良 薬師寺にある、平山郁夫「明けゆく長安 大雁塔・中国」
大唐西域壁画のいちばん最初の場面
《薬師寺で買った絵葉書より》 -
たぶん、玄奘三蔵の位置からみる構図が画伯の視点
私は、あの薬師寺の壁画によって、どれだけシルクロードやヒマラヤの嶺嶺と瑠璃の夜空に煌めく星にあこがれた(ている)ことでしょう。 -
お寺のマークがついています。
回教寺院でも景教寺院でもなく、仏教寺院なんだね! -
慈恩寺
拝観料50元。朝早いのでまだ人出はまばら
入ると鐘楼と鼓楼が左右に 塔までズドーンと1直線伽藍大慈恩寺 寺院・教会
-
鼓楼・鐘楼は、うちの国でいう右近の橘・左近の桜といった対のものなのかな
-
のぞいてみた。
太鼓 -
釣り鐘
こちらの鐘は裾のところが曲線で、お花のようなベルボトムになっていることが多く、案外かわいい -
中国伝統の鼎と仏塔合体!
-
唐塔 大雁塔 ビッグ ワイルド グース パゴダ
薬師寺の東塔は、屋根の反りが重力で垂れ下がりすぎて修復中ですが、こちらはちょっと傾いてきているらしい。そりゃ経年変化しますよね
652年 高宗(Gaozong)皇帝時代創建 玄奘(Xuanzang)の持ち帰った経典を納める用
玄奘設計は5層で後の則天武后(Wu Zetian)時代に7層に改修 -
逆巻く波模様
上部にはお決まりの龍が彫られているのですが、中華系のお寺に比べて龍があまり棲んでいないようで。 -
寺マーク バリエーション
-
本堂へ近づくと仏塔が短くなって隠れちゃう。
私が仏塔と一体化するのだ -
ろうそくとお線香を買っておまいり
赤いろうそくと線香花火のような長い線香 セットで5元
不器用そうに見えたのか、売り場のお寺の人がやってくれた。 -
礼拝の仕方もお寺の人が教えてくれた。
-
仏像がありますからモスクでなくて仏教寺院ですね
-
普賢や
-
文殊も
象や獅子に乗ってインドから付いて来ちゃった。パオーン -
ね、柱に龍が巻き付いていたりしないでしょう。いたってシンプル
-
ぜんぜん遠くのお寺にいる感じがしない。西安が距離は遠いが、心情的、美術史的に関西にもっとも近いようで修学旅行に来ちゃった感じです。
-
突然眼前に大雁塔。ハッとする存在感でそびえ立つ
大雁塔ニ登ル
追加料金20元ヲ支払フ
手前の木造の建物が関所です。大雁塔 建造物
-
新約 漢訳経典
同一経典でも、中国の人は中国語読みで読んでいるのですよね。敢えて残した原語の音の漢字借用表記部分は同じように読んでいますか? -
蓮の花ゲート
-
大雁塔は、遠くから見るとパゴダやマハーボディ型に見えていたが、真下にきた途端、容貌が一変。
直線的で、西方的で、階段ピラミッド状で、厳格に戒律的で、唐塔の本性を見た気がしました。 -
入塔します
-
唐代の文字が刻み込まれた壁や碑が何カ所もあります
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上階に行くほど細い形状なので、階段も登るにつれて、だんだんと狭くなっていきます。
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元祖仏舎利型ミニチュアパゴダ(複製)
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ヘレニズム風
だって唐だもん -
さて7階。着きました。ふぅ〜
四方を望む
北 -
西
トルコやローマの方 -
南
玄奘の像がある方向 長安時代はここも充分城壁内。仏法による京城守護の要の位置
日本にいるとインド天竺は、中国のさらに上位の概念ととらえていましたが、こちらでは、現実に地球上にある確固たる場所という感覚が強いので、インド方向の南西を代表して南を向いているので正しいのかと。 -
ズームするとウェスティンホテル
大雁塔からも見えていたのか -
もや〜ん
東
日本や蓬莱の側! 近景は公園エリア。曲江モノレールの線路が見えます(夜に見ましたが駅も唐調で綺麗だった) -
もやもや〜ん
水墨画だ! 悠久の中国だね -
こんな庭園もあるのね
-
奈良発見!
薬師寺と同じく、ここにも玄奘三蔵院 -
下階に降ります。
擬似的に天界へ行って、仏に近い目線で俯瞰して、また戻ってくる体験
7層の塔ニ登ル、すごく楽しいです -
降りてきて、石碑類を見る
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大唐三蔵経教序碑
玄奘の功績を讃える文、太宗皇帝作 -
大唐三蔵経教序記碑
高宗皇帝(皇太子時代)作
同じ形のものが2つあります。左端が1行目なのが「記」碑 -
真下から見上げるとこんなストンとした形
ドライな印象 -
縦型砂漠
抽象的な印象 それゆえ総てを統括する
戒律への道、上方向へ行けという方向性はしっかり示されて、東西南北を超えた垂直の力に圧倒されました。 -
見ているうちに、この形が、西安の必然のように思えてきた。最初の印象の柔和なパゴダ型が発する仏の慈悲が、この抽象形に重なって見える多層共存効果
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奈良っぽい方へ行ってみます
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玄奘三蔵院
追加料金なし -
薬師寺だと平山郁夫の壁画のお堂があるのですが、
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ふりかえればリアル大雁塔
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入れば玄奘
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柱が惑星模様
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釈迦と玄奘のバイオグラフィー、仏教思想流入図などが木彫やレリーフで描かれています
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石の彫刻を脱して木彫り圏に入っていく仏伝の道
少し景教的に見えた部分 -
ホーリーマウンテンに登ル
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エレファント ライド蒔絵
楽しいインディアの旅 おみやげサンスクリット経典、象の宅配便デ送ル
到着即漢訳! 翻訳亦翻訳! -
こーんなかんじ旅
*この地図がざっくり過ぎるのでルートマップのリンクを貼ります。左の下から2番目 玄奘三蔵を選んでね→http://dsr.nii.ac.jp/imdsr/historicalmap_j/ -
旅行時期:629年〜645年(約1390年前) 玄奘三蔵さんの旅行記です。『大唐西域記』
テーマ:バックパッカー
出発したとき、じつは非公式での出国&渡航だったが、すごい功績なので、通過国も含めて旅行記を書いたら許すと皇帝が言った。
仏教僧侶ビザに相当するようなお寺業界で通用する何かがあったのでしょうか。
→映画「大唐玄奘」予告編 (同じ映像が3度リピート再生されます)
https://www.youtube.com/watch?v=wtvMLH5bdSM -
弟子達による文字版バイオグラフィー『大慈恩寺三蔵法師伝』
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美しいプチ仏
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ヒンドゥー的
つまり、中国文明がとなりのインダス文明に衝突しちゃったモニュメントなんだ大雁塔!
銀河と銀河の接触ぐらいインパクトあるできごとですよ。 -
象の模様 かわいい
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中華風
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サイドのお堂を見つつ戻る
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おみやげもの房や現世利益房も
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狛犬君がいるってことは回教寺院じゃなかった証拠
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出てくると団体観光客倍増
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昼食 羊肉泡獏
西安でしか食べられない名物ときいたので食べてみます。 -
スープの中にナン風のパンが細かく切って入っているということでしたが、でかいクスクスか、リゾットを作りたかったが米がないので切ったパスタで代用したような、ワンタンの皮を圧縮したものを中華春雨スープでゆでたらこうなるのか、食べても食べても減らないで、不可思議すぎる麺でした。35元
・・・・ハオチイくない。
「食は広州に在リ」というのは、暗に「食は長安に在ラズ」と言っていると悟った。(羊のお肉はハオチかったです)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2016/03/01 22:29:52
- 懐かしい〜\(^o^)/
- カスピ海さん
こんばんは、ムロろ〜んです。
西安に行かれた旅行記を拝見しました。
大雁塔ですけれど、私が旅した際に建物がちょっと傾いているので寄付を募っていたのですけれど、知りません???
西側にちょっと傾いているらしいんです。
私の時は崩れる心配はないとガイドさんの説明を聞いて登ったのですけれど、旅行記拝見してみても大丈夫そうじゃんって思ってしまいました(笑)。
私も暑い時期に登りましたけれど、眺めは良かったですよ。
無事に登れて何よりです\(^o^)/。
ムロろ〜ん(-人-)
- カスピ海さん からの返信 2016/03/02 19:42:39
- RE: 懐かしい〜\(^o^)/
- ムロろ〜んさん
こんばんは。いつもコメントを書いてくださってありがとうございます!
> 大雁塔ですけれど、私が旅した際に建物がちょっと傾いているので寄付を募っていたのですけれど、知りません???
> 西側にちょっと傾いているらしいんです。
寄付はあったかな?でも、奥の玄奘三蔵院から見えるところで、旅行者の人たちが言っていて、たしかに傾いて見えました。なにか対策をしたのかな。
> 私の時は崩れる心配はないとガイドさんの説明を聞いて登ったのですけれど、旅行記拝見してみても大丈夫そうじゃんって思ってしまいました(笑)。
寄付のおかげでしょうか。
あ、仏力によって?!
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