2006/08/18 - 2006/08/26
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motogenさん
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雨もあがってすがすがしい朝が訪れました。
樹木の葉っぱがキラキラ輝いています。
朝食が終わる頃、サックさん一家が車に乗ってやってきました。
みんなでドライブするから、一緒に行こうと誘われます。
子供たちは学校をずる休みするそうです。
-
お母さん、三女のトゥックさん、私を加えた7人で出発することになりました。
ピックアップトラックは2列シートの乗車部分と、荷台でできています。
子供2人は助手席に、私と奥さんとトゥックさんは後部席に、お母さんはマットを敷いた荷台です。
お母さんをそんな所に・・・と後ろめたさを感じましたが、脚を伸ばせる荷台の方が良いのだそうです。 -
走ること2〜30分、隣の村に入ると農家風の家の前で止まりました。
サックさんの実家だそうです。
サックさんのお母さんが出てきて、荷台に同乗しました。
荷台もにぎやかになりました。 -
8人となり、田舎道をひたすらに走ること3〜40分、大きな川にぶつかりました。
初めて見るメコンです。
対岸はラオス、興奮します。 -
メコンに沿って上流方面に走りますが、しばらくするとメコンから離れて岩山の上に登っていきました。
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途中、こんな石段の道が現れました。
徒歩で登る階段ですが、私たちは車道を苦労しないで登ります。 -
岩山の中に、石仏が見えます。
岩山自体が霊山のようです。
こんな山は歩いて登りたいのですが、そうも行きません。 -
頂上にワットがありました。
後日調べると、ワット・プラタートと思われます。
白亜のチュディがすっくと建っています。 -
こんなに立派な仏塔のあるワットなのに、人の姿はチラホラです。
静寂な仏教世界を味わえます。 -
目を惹くのはメコンの流れです。
クネクネと蛇行しながらタイとラオスを分けています。 -
対岸に目を凝らすと、ラオスの家々が見えます。
優秀な双眼鏡でもあれば人の姿も見えるかも知れません。
川を越えれば隣の国・・・
日本ではありえない状況です。
興味は尽きません。 -
ここで記念撮影。
ニムちゃんとお父さん。 -
お母さんと、サックさんのお母さん。
お年寄りなので椅子に座って一休みです。 -
私とルンちゃんと、そのお母さん。
-
本堂に登ってみます。
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一段ときれいなメコンの流れ。
遠くに町が見えます。
チェンセンという町のようです。 -
信仰心の厚い一家は丁寧に礼拝を繰り返します。
お布施もしっかり寄贈します。 -
こっちの仏様にも礼拝。
-
こっちでも礼拝。
仏様はあっちにも、こっちにもいらっしゃるのです。 -
タイ人の信仰心は、日本人の信仰心とは根本的に違います。
人間死ぬと、輪廻転生で生まれ変わるのだと、真面目に信じているのです。
日本人の場合、おみくじやお守りと同じように、信じたふりをしながら、一種の洒落としてふるまっているのですが。
宗教は営利目的の一種の産業だと思っている私ですが、タイに来てタイ人を見ていると、心が広くなってきて、信じることは素晴らしいことだと思う人間に変身します。 -
仏教聖地から降りてきて、次にやってきたのはチェンセンの町でした。
-
地元の人たちは、ビザもパスポートもなしでラオスと往来しています。
ボートや貨物船があちこちに浮かんでいます。
大型貨物船も停泊していて、中国との貿易もしているようです。
この町は小さな国際都市です。 -
たっぷりと水をたたえたメコンは、想像通りに雄大でした。
肥沃な土砂を飲み込んだこの流れは、はるか昔よりインドシナの地を育んできた、まさに母なるものだと実感されます。
川はその名の通り『メー(母)』なのです。 -
ちっぽけな町なのに立派な道路が貫通しています。
タイの道路事情はすごいものです。 -
メコンを見ながら昼食にしました。
クッティオ、バミー、パッタイ、それぞれ好きなものを注文します。
支払いはもちろん日本人の私。
8人分で260バーツ。
信じがたい安さです。
タイ人と一緒ならぼられません。 -
サックさんは仕事の関係で、この町の知り合いの家を訪ねることになりました。
その間、残った私たちは付近を見て歩くことにします。 -
どの町にもある市場が、やはりこの町にもあります。
野菜、穀物、精肉、川魚・・・ -
通りを歩くと大きなワットがありました。
ワット・チェディルアン。
この町の中では一番のワットらしいので、入ってみます。 -
高い仏塔がそびえています。
遺跡?
初めて見る遺跡らしい遺跡です。
チェンセンって遺跡の町?
何も知らなかった私は驚きでいっぱいです。 -
本堂は修復中?
仏様がこんな状態で安置されています。
後日、ここには何回も来るのですが、この時は予備知識もなく、何が何だかさっぱり分かっていませんでした。
みんなの後について、足早に通り過ぎただけでした。 -
町のあちこちに遺跡が点在していました。
管理人もいなければ、柵もありません。
重要文化財に違いないのに、こんな放置状態で文化財が守られるのか?
いらんお世話ですが、心配でたまりませんでした。 -
それにしても、こんな遺跡の町があったなんてびっくりです。
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サックさんが戻ってきて、再びメコン沿いを北上します。
道の両側に土産物の店が並んでいる地帯に来ました。
人の姿もあります。
ここで車を停めました。 -
何だ、これは!
まるでイベント会場みたいです。 -
ここが噂の『ゴールデントライアングル』のようです。
タイ、ミャンマー、ラオスの3国がメコン川で接する場所。
世界最大の麻薬・覚醒剤密造地帯であったといわれる地帯。
本で読みました。ゴールデントライアングル (黄金の三角地帯) 文化・芸術・歴史
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右側がラオス、正面がミャンマー、そしてここがタイ。
左端にちょっと見えている支流がサーイ川か・・・
ずっと見ていても飽きません。
無心になって眺めています。 -
場違いなのはこのオブジェ。
マフィアと警察が暗闘を繰り返した、ブラック地帯というイメージではありません。 -
黄金の仏様なんか建ててしまって、商業主義の観光地になっていました。
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この緑の大地を流れる母なるメコン、それに比べると大仏様も、大きな象のオブジェも、チンケなお飾りに見えてしまいます。
どうもタイ人の感覚がわかりません。 -
と言いながら、その象の前で記念撮影。
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車はさらに進み、メーサイの町に入ってきました。
ほお、これがメーサイか・・・
メーサイを見るのも初めてです。 -
ミャンマーへと続く巨大な門。
ネットの画像でよく見ているが、実物はやはり迫力がある。メーサイ市場 市場
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行き交う人の数も多く、活気にあふれています。
-
車はその脇を通ってポリス官舎の駐車場へ。
サックさんがIDカードを見せるとすぐに中に入れてくれました。 -
サックさん一家は張り切って商店街に向かいます。
私はうろうろとその後を付いていくだけ。
人ごみに圧倒されています。 -
聞いてはいましたが、こんなに広い道路とは思っていませんでした。
ここだけ都会です。 -
サックさんの奥さんは、スルメやら魚の燻製やらを大きな袋ごと買っています。
ディスカウントさせることも怠りません。
買ったものは子供たちやサックさんが持ちます。メーサイ市場 市場
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地元民はかなり自由に両国の間を行き来しているようです。
大きな荷物を抱えたり、手車に荷物を積んで、川向こうに帰って行くミャンマー人もいます。
ミャンマーで商売するのでしょう。 -
両国間を渡る橋が見えました。
この裏側にも店がごたごたと並び、「バイアグラ・・・」「スモーク・・・」などと言って、腕を引っ張るお兄ちゃん方がいました。
声をかけられるのは嬉しいですが、だまされないよう気をつけなくてはなりません。 -
買物もすみ、南を目指してずっ走ります。
ガソリンも補給しました。
(700バーツほどは私からのタンブンです)
小一時間後、チェンライの町に入りましたが、車は町を通り抜け、さらに南に向かいます。
着いたところは銀色に輝くワットでした。
ディズニーの映画に出て切るような、一見西洋風のワットです。ワット ローン クン 寺院・教会
-
造りかけの未完成の建物や、別の場所には建設に取り掛かったばかりの建物があります。 ここは何だ!
由緒正しい仏教ワットなのか、それとも映画村のような遊園地なのか? -
仏様の像があるということは、坊さんのいる仏教ワットなんでしょう。
英語での説明もありました。
有名な建築家(?)のデザインしたワットで、これから長い年数をかけて完成させていく予定なので、寄付金をお願いしたい。
そんなことが書いてありました。 -
娯楽の場、観光施設なら理解できますが、正式な仏様が祭られた宗教施設を造っていると考えると、はてなと思ってしまいます。
商業主義の臭いがプンプン匂ってきます。
歴史あるワットも、当時はこんな風にして建設されたんだろうか?
みんなでアイスクリームを食べて帰りました。
サックさんのお母さんを送り届け、家に戻ると7時を過ぎていました。
お母さんとペアーちゃんが夕食の準備を整えていてくれました。 -
翌日、仕事でチェンライの町まで出るというサックさんが、私を空港まで送ってくれます。
何から何まで親切なタイ人一家です。 -
田んぼの中にひょっこりと顔を出す小さな山が印象的です。
北の大地には山が似合います。 -
空港に到着。
サックさんはそのまま仕事です。 -
空港の窓から北の大地をながめ、今回の旅を振り返っていました。
ありえないような貴重な体験ができたことを、何より嬉しく思っていました。
しかし話はこれで終わったわけではなかったのです。
1年半後、この地にドラマチックなできごとが待っていたのです。
その報告は別の旅行記としてまとめてみたいと思います。
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旅行記グループ
チェンライ田舎でホームステイ
この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2016/02/28 08:55:18
- 僕も信じているよ〜。
- 僕の場合は人として死んでから7回死んでもう一度人に生まれかわるのが輪廻転生と信じている。
しかも僕は行いが悪いから生まれ変わりが樹齢千年の木とかになっちゃうので前世の記憶が残らない、行いが良いと蚊やゴキブリに生まれ変わるから人に生まれ変わるのが早くて次世に記憶が残り大成功する(^o^)
コレっておかしい?
メコンは大きく東に湾曲してしているので数十年の間にタイの国土が増えてラオス、カンボジアの国土は少し減った(^o^)
僕の暮らすトラート県もジャングルや海から来る出稼ぎガムプーチャーはパスポートを持って無いよ、僕も以前は川沿いに山を這い上がって頂上の朽ちた遺跡に探検に行きました(^o^)
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