2015/09/14 - 2015/09/29
577位(同エリア6901件中)
ありママさん
この夏にめでたく還暦を迎えました。
夫と子ども達からお祝いにANAビジネスクラス航空券をプレゼントしてもらって、ずーっと憧れていたスペインをメインに、フランス・ミディピレネー地方とラングドックルシヨン地方、それにポルトガルも加えた3カ国を訪問して来ました。
1. 福岡〜東京(羽田)
2. 羽田〜パリ
3. パリ〜トゥルーズ
4. トゥルーズ〜カルカッソンヌ
5. カルカッソンヌ〜バルセロナ・・・ここで夫と合流
☆ 6. バルセロナ
7. バルセロナ〜リスボン
8. シントラ
9. リスボン〜セビリア
10.セビリア
11.セビリア〜マラガ
12.マラガ〜コルドバ〜マドリッド
13.マドリッド
14.マドリッド〜パリ・・・夫は日本へ。
15.パリ〜東京(成田)
16.成田〜福岡
14泊16日の長い旅行です。
フランス国内は一人旅、スペイン&ポルトガルは夫婦旅。
私らしく、欲張りで気ぜわしい旅程ですが、充実した楽しい旅行でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日から、福岡〜成田〜ヘルシンキ〜バルセロナと長い距離を飛んでやって来た夫と
一緒に観光します。
サンツ駅から地下鉄L5に乗り10分程でサグラダ・ファミリア駅到着。
カフェで朝食を摂るつもりが、それらしきものが見当たらず、お腹を空かせてオープンまで待ちます。 -
メトロ駅の案内にしたがって出たところに、すぐ見えました。
メトロを降りたら、少しは歩くのかと思っていたので、こんなにすぐだなんて驚きました。 -
日本からネットで予約したので、プリントしたチケットを持って9時のオープンを待ちます。
”受難のファサード”を予約したのですが、入場は”生誕のファサード”からでした。
マリアの受胎告知からキリストの誕生、そして成長の過程が彫刻が緻密な彫刻で表されています。サグラダ ファミリア 現代・近代建築
-
生誕のファサード”は東側なので、朝日が当たってとても綺麗です。
S字の左下から上に向かって鑑賞すると良い、と何かで読んでいたにもかかわらず、舞い上がってすっかり忘れていました。 -
アントニオ・ガウディは、モンセラットの岩山にインスピレーションを受け、サグラダ・ファミリアを設計したそうです。
昨日行った、モンセラットを思い出しながら見上げていました。 -
早く着きすぎたので、公園で休憩しましょう。
逆さファミリア。
水が汚いので、美しい写真ではありませんね。 -
9時になりました。
いよいよ入場です。
わぁ〜〜〜
思わず声をあげてしまいます。 -
いきなり、パイプオルガンの伴奏に乗せて美しいソプラノの歌声が聞こえてきました。
BGMでも流しているのかいな?
とも思いましたが、そうではありませんでした。
信者さんしか入れない、地下の礼拝室でミサが執り行われていたのです。
そこで歌われていたのでしょう。
これは、聖堂内のパイプオルガン。 -
”琴バウアー”をして、写真を撮りました。
教会の中なのに、深い森の中に迷い込んだような不思議な感覚になります。 -
アップで。
-
何を撮ったのか自分でもよくわかりませんが、とにかく何枚も何枚も撮影しました。
が、どれもイマイチ。
予約しておいた新しいカメラを手にしたのは、出発のほんの数日前のこと。
取説を読みながらの撮影だったのです。 -
ステンドグラスも独特です。
-
サグラダファミリアのステンドグラス
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サグラダファミリアのステンドグラス
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磔刑のイエス・キリストは、足を曲げておられます。
珍しいお姿ですね。 -
さて、”受難のファサード”側のエレベーターで塔に昇ります。
その前に、荷物を全てコインロッカーに預けなければばりません。 -
日本のコインロッカーと異なり、コイン投入口が扉の内側に付いているので、直ぐには見つけられず、ちょっと焦る。
コインは、荷物を取り出すと返却されます。 -
係員のお姉さんと一緒にエレベーターで上がります。
スペースが狭いので、あまりのんびりとはできません。
少しだけ、バルセロナの町を俯瞰して、再びエレベーターで降ります。 -
ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指して急ピッチで工事が進められています。
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未完成の建物を、入場料を取って見学させるなんて・・・ってどこかのブログで見ましたが、そんな教会は他にはないので、これはこれでよかろうもん、と私は思うのですが。
-
さて、次は資料展示室を見て回りましょう。
-
ガウディは、自然界の植物をはじめ、いろいろな生物にヒントを得て、この教会のパーツを造りましたとさ。
一見奇妙に見える教会ですが、その一つ一つに深い意味があるのですねえ。 -
工房の様子
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”受難のファサード”
緻密な彫刻の生誕のファサードと彫刻のスタイルが一変。
日が沈む西側に面しています。
最後の晩餐から磔刑そして昇天までのキリストの受難と死がシンプルな現代彫刻により表されている。。。そうです。 -
”受難のファサード”
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”受難のファサード”
いつものことなのかどうかは分かりませんが、入場は生誕のファサードから、出口は受難のファサードからでした。
が、すんなり出してはくれません。
好むと好まざるとに関わらず、出口ゲートに隣接するお土産ショップの中を通らないと外には出られないようになっていました。
買い物するつもりが無くても、見れば欲しくなります。
絵葉書をカレンダーを買ってサグラダファミリアを後にしました。 -
サグラダファミリア付近の建物もとっても素敵。
赤と黄色の旗は、カタルーニャの旗。
独立支持の意思表示なのでしょうか?
あちこちで見かけました。 -
丁度ランチタイムに差し掛かりましたので、ガイドブックで調べておいた有名店に行きます。
途中、迷って路上で地図を広げあーじゃこーじゃと話していたら自転車に乗ったイケメン青年が近付いてきて、「どこに行きたいのですか?」と流暢な日本語で話しかけて来ました。
一瞬怪しい人が近付いてきたか?と勘繰ってしまいましたが、日本に留学経験があるとのことでした。
教えてもらった通りに進むとすぐに分かりました。
”セルベセリア カタラナ”です。
行列が出来ていたので、中で名前を記入して待ちました。セルベセリア カタラナ 地元の料理
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待っている間にカウンターを覗いて見ました。
-
割とすぐに名前を呼ばれ(しびれを切らして帰る人もいた)テーブルへ案内されました。
何を注文してよいか分からなかったので、代表的な?もしくは人気のお料理のセットを頼みました。
もちろんアルコールも。
このセットは、自分でも作れそうなお料理ばかりで、スペインらしさが余り感じられませんでした。
面倒くさがらずに、丁寧にメニューに目を通すべきだったと反省。
でも美味しゅうございましたよ。 -
お腹一杯になったところで、腹ごなしに街歩き。
カサ・ミラに行きました。
入場券は日本でネット予約してプリントを持って行ったので、長い列に並ばずにすみました。カサ ミラ 現代・近代建築
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中は吹き抜けになっています。
人気の観光施設ですが、普通に人が生活している住居でもあります。
エレベーターは住人用。
観光客は階段を昇降します。 -
独特な外観の曲線同様、内部のいたるところにアーチがあります。
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こんな面白い椅子もガウディの作品です。
発想が素晴らしいですね。 -
これも曲線美を感じる椅子
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ガウディが生きていた時代の生活の様子も見ることが出来ます。
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これとよく似たミシンが、今でも実家にあります。
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台所
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ドアノブも手の形に添ってつかみ易く設計されています。
つかんでみました。
確かに私の手でもしっくり馴染みます。 -
パティオをのぞむ窓
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パティオ(と呼ぶのかどうか?)
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屋上に上がります。
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遊び心いっぱいの煙突
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一つ一つ表情が異なります。
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ぅわっ!
宇宙人みたい。って、見たこと無いけど・・・宇宙人。 -
カサミラ屋上から見たバルセロナ
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9月下旬のバルセロナは、多分日本よりも暑かった。
喉が渇いたので、カサミラのカフェで休憩しましょ。カサ ミラ スイーツ
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サングリアを頼んだのは夫。
私はジュースを飲みました。
ガウディ建築の曲線に囲まれて、優雅なひと時を過ごしました。 -
さて、街歩きを再開しましょう。
次に向かったのはカタルーニャ音楽堂。
コンサートホールは、音楽を聞いてナンボのもん、と常々思っているので、内部見学の予約はしませんでした。
明日(9/20)、タリススコラーズのコンサートがあるのですが、夕方にはリスボンに向かうので、鑑賞できないのが残念でなりません。カタルーニャ音楽堂 建造物
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カタルーニャ音楽堂エントランス
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豪華な外観に溜息が出ます。
やっぱり内部見学すればよかったかな?
見学できなかったので、近くのショップで内部写真の絵葉書を買いました。 -
夫がカテドラルを見学すると言うので、一緒に行きましたが、長い行列が出来ていたので、私だけ一旦ホテルに戻ることにして、19:30に、近くのレストランで待ち合わせることに。
この時17時。サンタ エウラリア大聖堂 寺院・教会
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カテドラルからメトロ駅へ向かう途中、労せずじてピカソの絵を見ることができました。
カタルーニャ建築家協会 博物館・美術館・ギャラリー
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ゲージュツの分からない私には、若者の落書きにしか見えないのですが・・・
カタルーニャ建築家協会 博物館・美術館・ギャラリー
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ホテルに戻り休憩をして、夫と待ち合わせの場所へ。
この日はバルセロナのお祭りの前夜祭だったので、物凄い人で通りは溢れかえっていました。
通りを行き交うバルセロナの人々を見ながら夫が来るのを待ちます。 -
いつも時間には正確な夫がなかなか来ないので、近くのサンジョセップ市場を覗いて待ちます。
ブケリア市場 市場
-
バルセロナの台所 でしょうか?
中には飲食できる店舗もあります。
どこも人がいっぱいでした。
さて、夫は1時間経っても来ませんでした。
おかしい。
何かあったのかしら?
連絡を取ろうにも、wifiルーターは私が持っていて夫は無いし。
結局1時間半も待ちぼうけ。
仕方なく、一人でタパスレストランで夕食を済ませてホテルに帰りました。
するとベッドの上で夫はうなっていました。
カテドラルで気分が悪くなり、動けなくなって約2時間もずっと座って回復するのを待っていたとのこと。
少しよくなったので、タクシーでホテルへ戻って来たそう。
教会の中で、”フランダースの犬”のように、このまま死ぬんじゃなかろうか、と不安に駆られたそうです。
過去にも海外旅行先で同様のことがあったのでした。
が、今回も無事で良かったです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- さじたろーさん 2016/05/04 21:32:20
- バルセロナ!
- ARICさん、こんばんは〜
遅ればせながら、還暦おめでとうございました
ビジネスクラス航空券をプレゼントなんて、素敵ですね〜
ARICさんもバルセロナに行かれたんですね
サグラダファミリア、カサバトリョ、カサミラ、市場、、、私も行った場所がたくさん、、、でもさすが、どの写真も美しい!
14日16泊、長旅ですね、しかも旦那様と現地集合、なんだかかっこいい
でも、旅先で旦那様が突然の音信不通、しかも原因が体調不良ですか!
驚かれたことでしょう、ご無事で何よりでした
さじ
- ありママさん からの返信 2016/05/10 23:26:15
- RE: バルセロナ!
- さじちゃん、メッセージをありがとうございます。
今日18:30頃ソウル経由で、12泊14日の長旅を終えて無事帰国しました。
ヒートテックとカイロが手放せなかったイギリス&アイルランドから一気に初夏の暑さのフランスへ渡り、気候の変化に体が付いて行かず疲れました。
ギネスビールって、あんなに美味しいとは知りませんでした。
ドイツで黒ビールを飲んだ時は、薬臭い気がしてそれ以来黒ビールは飲まなかったのですが・・・
注ぎ方が違うのでしょうか?すっかりはまりました。
ベルギービールも美味しいよね。
さてさて、バルセロナ旅行は長年の夢でした。
このために、スペイン語を2年間習ったのは20数年前。
念願かなったのは嬉しかったのですが、昨年5月と、この旅の始めに訪れたフランスの田舎の人々の優しさが身に沁みていたので、思ったよりも冷淡なスペイン人にがっかりしました。
だからスペインはもういいかな、って思っています。
はまると思っていたのですが。
夫が旅先で体調不良になるのは、ベトナム家族旅行に次いで2回目。
一人ホテルのベッドで休んでいる間、私は子ども達とマッサージや観光を楽しみました。
でも一人旅だとこんなことはないんですって。
甘えとおとやろね。
明日からまたゆっくり旅行記を拝見しますね。
ARIC
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