バルセロナのモデルニスモ建築を巡る！③　サン・パウ病院　bｙ　モンタネール

2015/08/09 - 2015/08/18

カタルーニャ音楽堂と並ぶモンタネールの代表作です。

おとぎの国のお城みたいで、今の病院の感覚からするとちょっと信じられな

いような装飾の数々。


２００９年までは実際に病院として使われていて、実用的に改修されていた

のを再度オリジナルに戻したそうです。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

正面玄関の管理事務棟の建物です。

入り口は門を入って右側。

荷物のチェックもありました。

地下通路を通って、敷地内に入ります。

独立して見える建物は、地下で通路でつながっています。

個々の建物はデコラティブでも、全体的には建物が左右対称に整然と

並んでいます。

角に塔屋を上げたデザイン。

この塔屋は実用性はないのでしょうか？

病棟で内部が公開されているのは一棟だけです。

病棟の入り口。

かわいらしいタイルですね。

こちらは病棟の内部。

さすがに装飾は抑え目。

でも、個人的には、病院は真っ白でなくてもいいんじゃないかと思います。

ベッドに横たわって上を見上げた時、真っ白より、こんな優しい色合いのほうが

ホッとするかもしれません。

手術棟。

手術棟を裏から見たところ。

ガラス窓の部分は現代的で、改修されたもののようですね。

敷地の一番奥にある、修道女の宿舎。

こちらは正面玄関の管理事務棟。

病室ではないので、モンタネールらしさが満開です。

ピンク色の天井。

でも、やさしいピンク色です。

玄関ホールから二階へあがる階段。

上を見上げれば、ステンドグラスが。

ホールと同様、モンタネールらしく装飾的ですが、ステンドグラスなどはやや伝統

的な模様。

古い硝子の影は波を打っています。

昔の板ガラスはゆがみがあって、味がありますね。

天井はお花がいっぱい。

ホールとして使われている部屋。

礼拝堂。

ゴシック調。

モンタネールらしい装飾で埋められています。

教会のような屋根。

カラフルだけど、パステルカラーなので、癒されるようなな感じがします。

サン・ジョルジェ館。こじんまりした建物です。

サン・ジョルジェはバルセロナの守護神ですね。

救急科、小児科として使われていましたが、

現在は資料展示館になっています。

冷房がなく、とにかく暑かったです。

管理事務棟のモザイク画。