’１５年９月　南欧旅行　６. ガウディ建築巡り

2015/09/17 - 2015/09/29

旅行記に入る前に・・・

このたびの熊本・大分における大地震で亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈り致します。
また被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

震源地から１５０kmも離れた北九州市の我が家も、かなり揺れました。
生まれて初めて震度５を経験し、地震の怖さを知りました。

震度７の前震以来、１６日未明の本震と数百回を越える余震に、さぞかし怖い思いをなさっていることと存じます。

震源地近くに住む仲良し４トラベラーさんのこともとても心配です。
お見舞いのメールを送るのも憚られるほどの惨状に、自分の無力さを感じ、もどかしい思いですが、もう少し落ち着いたら連絡してみようと思います。

熊本は大好きな所で、こどもの時から何度も足を運んでいます。
これからの季節は、阿蘇山付近はミヤマキリシマのピンク色に染まり、草千里には緑が萌え、それはそれは美しい風景が広がります。
天草ではイルカウォッチングが楽しめます。

白川水源の水で淹れたコーヒーのなんと美味しいことか。
馬刺し、辛しレンコン、太平燕（タイピーエン）博多ラーメンよりももっとこってりした熊本黒ラーメン、大好物のいきなり団子他美味しい食べ物の数々。そして温泉。
本当に魅力が一杯の大好きな熊本が一日も早く復興し、再び多くの観光客が訪れ、沢山の旅行記が投稿される日がやって来ますよう、心より願っています。

　　　がまだせ熊本！！　負けるな九州！
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｈ．２８年４月２０日

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、前日体調を悪くした夫も元気になり、地下鉄とタクシーを利用して、日本からネット予約した時刻に入場しました。

ネット予約すると１ユーロ安くなります。

グエル公園 広場・公園

グエル公園と言えば、このトカゲ。

朝早い入園にもかかわらず、この周りには人が溢れていたので、空いたときを見計らって撮りました。

階段横の壁もタイル張り

モザイクのトカゲを見て階段を上ると右手に広がるのが、オーストリア庭園。

お散歩中の地元民とワンコにカメラを向けると、おすわりさせてくれた優しい飼い主さん。

「あなたも犬を飼っているの？」

　　　飼っていたけど、３年前にいなくなりました。

「それは悪いことを聞いてしまったね。」

　　　いいえ。どうもありがとうございました。

そう言ってその場を離れた瞬間、涙がドバーッとあふれ出て止まらなくなりました。
３年前の夏、１５歳半だったウチのラブラドール。立って餌を食べられないほど足が弱っていたのに、ある夜、我が家を出て行ってしまいそれっきり戻って来ませんでした。
炎天下、毎日毎日泣きながら探し回った日のことを思い出してしまったのでした。

さ、涙を拭いて公園を散策しましょう。

綺麗な花々に癒されました。

南国らしい花も。

こちらはガーゴイルかな？

モザイクの腰掛

モザイク部分をアップで。

タクシーで来る時、かなり急な坂道を上りましたが、やはり高台にあるのですね。

バルセロナの町が一望できます。

おー、トカゲの周りには記念撮影を待つ人々が一杯

グエル公園

グエル公園

グエル公園

グエル公園 広場・公園

最後に、トカゲさんにお別れのご挨拶をして、グエル公園を後にしました。

続いて行ったのは、カサ・バトリョ

こちらも日本からネット予約して行きました。

カサ バトリョ 現代・近代建築

追加料金を支払って、待たずに入れるチケットを購入。

エントランスで、日本語のオーディオガイドとタブレット端末のような機械を渡され、目と耳で中の様子を見学します。

これが中々の優れもので、とても楽しめました。

カサ バトリョ 現代・近代建築

カサ・バトリョ

曲線的なデザインとステンドグラスは、カサ・バトリョの大きな特徴です。

海をイメージして作られたカサ・バトリョ

波打っているようにも見えます。

壁面のタイルの装飾も特徴の一つです。

建築に携わった技術者は、曲線ばかりで大変だったでしょうね。

廊下

屋上に上がってみました。

暑い！

ガウディさんに別れを告げて、バルセロナ観光終了です。

ホテルに戻り荷物をピックアップ。

街歩きに不要なあれこれをショルダーバッグに移し変えるために、スーツケースを開けようとしたら番号鍵が開かなくなりました。ガーン。

番号は間違ってないし・・・
何度も試みましたが、ウンともスンとも動かない。
しばらく汗だくになって開けようとしましたが埒明かないので、諦めてサンツ駅へ。
駅にバッグショップがあったので、何とかならないか相談するも、解決しません。

仕方ない、空港で相談しましょ。

サンツ駅からRenfeで空港へ。

車内は大きな荷物を抱えた人々でかなり混雑していました。

私達が下車すると、直ぐ前にムスリムの女性が幼児を腕に抱え、バギーとパンパンに膨らんだ大きなソフトキャリーを降ろしたまま立ちすくんでいました。
手伝ってやりたい気持ちはあるのだけれど、私達も１７kgの荷物を運ばなければならず、どうしようかなあ、夫に二つ運んでもらって私はこの女性の荷物を運ぼうかしら・・・と考えていたところ、アメリカ人夫婦が彼女の荷物をはこんでくれることになりました。

ムスリム女性が「ありがとう。バルセロナの人って不親切だから、どうしようかって困ってたの。助かるわ〜。」と言うのを聞いて、「そおっちゃ。バルセロナの人って優しくないよねえ。」と心の中で同意しました。

空港に到着後、再びバッグショップを探して鍵の相談をしましたが、にっちもさっちも行かず、チェックインカウンターへ。

このカウンター職員の態度が超ムカツク横柄なものだったので、益々バルセロナの印象が悪くなり、もう二度と来んぞ！と後味悪く、この世界的人気の高い都市を後にしたのでした。

ポルトガル航空のリスボン行きに搭乗します。

３-３の並びの機内は満席。
東洋人は私達だけでした。

離陸して小１時間ほど経ったとき、通路を挟んで隣に座っていた青年から
「日本の方ですか？」と流暢な日本語で話しかけられました。

この年の４月まで札幌に留学していたとのこと。
家族５人でバルセロナへの週末旅行からリスボンに戻るのだと。
離れて座っている家族から、「隣は日本人みたいだから、日本語で話してみてよ。」とプレッシャーをかけられたので、思い切って話しかけたそうです。

その後、到着まで日本でのことやポルトガル語と日本語の関係など、日本語で話しながら、思いがけず楽しい時間を過ごしました。

この旅行記へのコメント （4）

• sanaboさん 2016/05/27 00:24:45

  ありがとうございました。

  ARICさん、こんばんは
  
  そして、お帰りなさい。
  
  ご旅行からお帰りになられたかしらと、新作旅行記のＵＰも気になりつつ
  先ほど覗かせていただいたのですが、最新作が「作成中」のままでしたので
  そのまま帰ってまいりました（笑）
  
  そうしましたら、多分私の足跡を見つけて下さったのですね。
  ありがとうございました！
  
  とりあえず、「作成中」の作品に「いいね」をさせていただきましたが
  完成した暁には再度拝見させていただきます(*^^*)
  
  ご旅行はいかがでしたか？
  現在進行中の旅行記もありますし、旅行記でご報告いただけるのは
  随分と先になりますでしょうか？
  首を長〜くしてお待ちしていますね^^
  
  sanabo

  ありママさん からの返信 2016/05/27 15:24:30

  RE: ありがとうございました。

  sanaboさん、こんにちは♪
  
  お心遣いありがとうございます((´∀`*))
  
  今度こそすぐにアップするぞ、と意気込みはこれまで以上だったのですが・・・
  ですが・・・ですが・・・・・(*´；ェ；`*) うぅ・・・
  
  やっと一仕事（同窓会幹事）終わったので、来週から頑張ります。
  
  旅行中はいつもこちらのブログに実況中継？を投稿しています。
  よろしければ、ARICブログにお立ち寄りついでに覗いて頂ければ嬉しゅうございます。
  感動一杯の旅行の様子が少しは伝わるといいのですが。
  sanaboさんの長い首が、少しは短くなるかも、です。ｗ(*´∀｀*)ｗ
  
  
  　　　http://aric84.exblog.jp/
  
  sanaboさんの美しいお写真と、丁寧に書かれた旅行記に、また足跡を付けさせていただきますね。
  黙って立ち去るご無礼をお許し下さいマセ。
  
  　　ＡＲＩＣ
  
  

  sanaboさん からの返信 2016/05/27 22:42:52

  こんばんは☆

  ARICさん、こんばんは
  
  ご返信、ありがとうございました。
  
  ご自身のブログのページもお持ちだったのですね^^
  少しだけ拝見させていただきました。
  
  同窓会の幹事もお疲れ様でした。
  集合写真を拝見し、ARICさんはどちらかしら〜と想像したりして・・・（笑）
  
  それでは、またお邪魔させていただきますね♪
  
  sanabo
  

  ありママさん からの返信 2016/05/27 22:51:29

  RE: こんばんは☆

  sanaboさん、早速見てくださったのですね。
  ありがとうございます。
  
  あの集合写真の撮影者は私なので、あの中に私はいないのですよ。
  
  でもどこかの記事に顔出ししています。
  探さないでネ。イメージ（どんな？）崩れると思いますので（笑）
  
  　　ＡＲＩＣ