2016/01/10 - 2016/01/12
2424位(同エリア5416件中)
小心者さん
とある本で写真を見てから、一度歩いてみたいと思い続けていた『柳生街道』。
ホテルで入手した観光パンフレットで、『滝坂の道コース』の首切り地蔵までなら『破石町バス停』から往復2時間程度で行けるらしいことを知る。
急遽、最終日の予定を『二月堂界隈徘徊』から『柳生街道ちょっとウォーキング』に変更。
ルートとしては
『奈良基督教会堂』→『春日大社』→『柳生街道』→『新薬師寺』
の予定だったが、
最初の『奈良基督教会堂』は、気持ちが逸りすぎて失念。一の鳥居あたりで気付くという失態により断念。
最後の『新薬師寺』は、どこをどうさがしても拝観する気力が残ってなくて断念。
結局、『春日大社』→『柳生街道』のみを訪れることとなった。
しかし、想像していたとおりの『静寂の石畳』には大いに感動した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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-
ホテルフジタの朝食もビュフェスタイル。
茶粥が美味しかった!
食後のコーヒーは部屋に持ち帰ることも出来る。 -
このホテルの裏には天皇陵がある。
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快く荷物を預かってもらって、チェックアウト。
ここもなかなか良いホテルだった。
売店で、昨日の夕食で頂いた『柿寿賀』を買おうかどうかずいぶん思案したが、要冷蔵っぽいのであきらめる。 -
天気は生憎の曇り空。
『基督教会堂』に立ち寄るのを完全に忘却して、春日大社を目指す。
もちろん入れなかった可能性大だが、自分のバカっぷりにおおいに落ち込む。 -
うひゃ!?
…絶対にワザとやってるよね!? ちょっと鼻水が出た。
こんな序盤で脱力している場合じゃない。 -
重要文化財『仏教美術資料研究センター』。
均整の取れた美しい建物。
庭を絶賛整備中! -
ちょっとだけ脇道に逸れて、飛火野のクスノキを見学。
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やっぱり子鹿はかわいいなぁ。
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鹿煎餅を持った外国人観光客に突進する鹿たち。
近くの売り場の鹿煎餅はSold out。 -
おっ。
こんなところに世界遺産の碑。
ここは日本だし…張りぼての可能性は低いだろう。 -
『伏鹿手水所』
寒いし、外国人には字が読めないしで、手や口を清める人はあまり見かけない。 -
苔生した石灯籠の並ぶ参道を黙々と歩く。
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ぅおぅ。びっくりした。
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春日大社に到着。
この時点で既に2キロちょっと歩いている。 -
絵馬がめちゃくちゃかわいいじゃないか。
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500円でできる特別参拝も気になるところだが、とりあえず先を急ぐことに。
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南門を少し下ったところから、『若宮神社』方面に向かうこの道を進む。
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こちらの道に入ると、人口密度が一気に下がる。
というか、人はほとんど見かけなくなる。 -
『夫婦大國社』
縁結びの神様らしい。 -
ピンク色のハート型絵馬が微笑ましい。
この中の一つに
「………………………な女性と付き合えますように」みたいなのがあったのだが、……の部分がやたらと具体的且つものすごく詳細で、思わず吹いてしまった。 -
相変わらずの静寂の道を進んでいく。
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車道に出る直前に『奥の院道』。
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紀伊神社に通じる道だそうで、とても雰囲気が良さげ。
いつか歩いてみたい道。 -
車道に出たら左折し、飛鳥中学校前を東へと上ってゆく。
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柚子とか南天とか、いろんな実がなっている。
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おっ。カラスウリ。
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この辺り、立派な邸宅が並んでいる。
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万両だか千両だか百両だか…
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更に進むと、周囲は原生林に変わる。
街中から少し歩いただけでこんな景色に出会えるなんて。 -
しばらく進むと、左手に苔生した石垣が。
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石垣の上の石灯籠は上の部分がなく、こちらは対のもの。
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『妙見宮』への脇道があるが、立ち入り禁止だった。
通行可能で余力があれば絶対に行ってみたい道。 -
誰もいない石畳を進む。
ちょっと不安になるほどの静けさだ。 -
…石畳、正直めっちゃ歩きにくい!
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当然ながら、道はおおむね上り。
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周囲には倒木が目立ち、
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脇を冷たそうな清水が流れる。
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倒れた木の根っこに植物がわさわさ生えている。
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中ががらんどうの倒木。
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何度か滑ったりしながら、やっと『寝仏』までやって来た。
裏側に大日如来像が横向きに刻まれている。
横向きに刻まれたわけではなく、転がり落ちて横向きになったらしい。 -
そこからほどなく『三体地蔵』(写真中央あたり)は見つかったが、『夕日観音』が見つからない!
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きょろきょろ探すも分からない。
地図とは若干違う場所に石仏を発見。あれなのか? -
どう見ても観音様ではない。
お地蔵さまだと思うんですよ。 -
仕方ないので、夕日観音を拝むのは断念して先へ。
なだらかな箇所でも歩きにくくて骨が折れる。
けれど雰囲気は抜群だ。 -
道端の木株。ほぼ化石化している。
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『朝日観音』
こちらはわかりやすくて、すぐに見つかった。 -
更に歩き続けること10分ほど?
疲労のあまり目が霞んできた頃、ついに折り返し地点の『首切り地蔵』に到着。
お疲れ、わし! -
お手洗いを済ませ、休憩所で親切な方から頂いた餡パンを頂く。
やっぱり奈良の人は温かいなぁ!
その方に、「この先にも美しい池や石仏がある」と教わったが、生憎もう瀕死状態だ。 -
しばらく休んだら来た道を引き返し始める。
下りだって決して楽ではない。 -
ものすごく大きな杉の木。
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見上げると首が痛くなるほどの大木。
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やっと石灯籠まで下りてきた。
新薬師寺に立ち寄る元気などどこを探しても見当たらないので、今回は断念。 -
浮見堂へ向かう途中に発見した喫茶店の看板娘。
もうくずおれそうなので立ち寄りたかったが、閉まっていた。 -
志賀直哉旧居をこっそりチラ見。
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ここも文化財の建物を利用したカフェらしいが、閉まっている…。
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どうにか浮見堂まで戻って来た。
とりあえずあそこで休憩だっ! -
鷺池ほとりの『洞水門』(水琴窟)。
あまりの美しい音色に、しゃがみ込んで聞き惚れる。
椅子があったら小一時間は動かなかっただろう。
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