哀愁のポルトガル(21）　ジェロニモス修道院

2015/12/05 - 2015/12/05

　ジェロニモス修道院は、マヌエル１世が、エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ、新天地開拓の航海の安全を祈願して１５０２年に着工したもので、約１世紀かけて完成させたポルトガル海洋王国の栄華を象徴する記念碑です。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

10:02 ベレン地区へ着きました。

まずはジェロニモス修道院です。
ここより西は補修工事中でした。

長い美しい修道院です。

南門です。
スペイン人ジョアン・デ・カスティーリョによって１５１８年に造られました。

南門です。
幼いキリストを抱く聖母マリアの彫像と、24人の聖人や高位聖職者の彫像が、そして2枚のドアの間には、エンリケ航海王子の彫像が、飾られています

西門から入場です。

サンタマリア教会です。

サンタ・マリア教会は、豪奢な彫刻や絵画、ステンドグラスで飾られています。教会内の天井は高く、柱はヤシの木を模し、海をモチーフにした模様になっています。

天井のボルトはヤシをモチーフ

内陣の斎段飾りは宮廷画家ローレンの作で
王家の霊廟となっています。

サン・タマリア教会の祭壇は、
祭壇に向かって左手には、マヌエル1世と王妃マリアの棺が、向かって右手には、マヌエル1世の息子ジョアン3世と、王妃カタリナ・デ・アウストリアの棺が、安置されています。

入り口付近にヴァスコ・ダ・ガマとカモンイスの石棺が置かれています。
カモンイスの棺です。

サンタ・マリア教会
西門の近くに聖歌隊があります。

側廊に飾られている、色鮮やかなステンドグラス

側廊のステンドグラス

内陣

側廊の美しいステンドグラス

サンタ・マリア教会

西門入口です。

続いて修道院へ
５５ｍ四方の回廊です。

サンゴやロープなど大航海時代を象徴するモチーフ

幾重にもなるアーチが繊細な空間を作り出しています。

完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作と言われます。

食堂と装飾のアズレージョ

アズレージョ

食堂の北側にジェロニモスの絵が飾られています。

回廊です。

マヌエル様式の最高傑作と言われる回廊

回廊

バスコダガマの石棺

回廊

マヌエル様式の柱

ジェロニモス修道院です。

土曜日です。入場者は長蛇の列です。。

南門と工事中の

歩いて３分でエッグタルトの店

まずチケット購入です。
なかで食べる人も多いです。

中で製造しています。

品物と引き換えです。
時間がないのでテイクアウトにしてもらいました。