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朝起きてテレビをつけると日本のニュースが流れ<br />ていた。<br /><br />雨の日にスマホを見ながら歩く奴らのために、肩<br />に固定するタイプの傘が発売されたと報じていた。<br /><br />本当にこんなもの発売されたのだろうか?<br /><br />確かに映像では、雨の日に肩に柄を固定した傘を<br />さしてスマホをしながら歩いているおバカ日本人<br />の姿が映っていた。<br /><br />このときの旅行から5カ月になるが、こんなもの<br />をして歩いている日本人なんて見たことがない。<br /><br />だいたい、傘を固定していたら、ズブ濡れになる<br />と思うのだが・・・。<br /><br />ちなみに、スマホをいじりながら歩いている連中<br />を台湾では「低頭族」というらしい。<br /><br />頭を低く垂れて歩いている姿からつけられたのだ<br />ろう。<br />

会社サボって宜蘭方面&台北オフ会7日間の旅(4) 7月19日(4日目)―南勢角のミャンマー人街で昼飯を食い、夜はまあちゃんらと晩飯

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2015/07/16 - 2015/07/22

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ハイペリオン

ハイペリオンさん

朝起きてテレビをつけると日本のニュースが流れ
ていた。

雨の日にスマホを見ながら歩く奴らのために、肩
に固定するタイプの傘が発売されたと報じていた。

本当にこんなもの発売されたのだろうか?

確かに映像では、雨の日に肩に柄を固定した傘を
さしてスマホをしながら歩いているおバカ日本人
の姿が映っていた。

このときの旅行から5カ月になるが、こんなもの
をして歩いている日本人なんて見たことがない。

だいたい、傘を固定していたら、ズブ濡れになる
と思うのだが・・・。

ちなみに、スマホをいじりながら歩いている連中
を台湾では「低頭族」というらしい。

頭を低く垂れて歩いている姿からつけられたのだ
ろう。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
その他
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
チャイナエアライン
旅行の手配内容
個別手配
  • 台北駅構内の郵便局で、1万円を両替した。<br /><br />駅のホールはインドネシア人が大勢座り込んでい<br />てまともに歩けないくらいだった。いったい何が<br />あるのか?<br /><br />駅を出て、市民大道を渡り、またまた迎賓旅社に<br />行ってみた。<br /><br />ぼくが入る前にインドネシア人のカップルが入っ<br />て行くのが遠くから見えた。<br /><br />フロントでおばちゃんとカップルが話していた。<br /><br />おばちゃんがぼくに気づいたので「没有?」と尋<br />ねると「没有」という返事が返ってきた。<br /><br />やっぱり満室か。天津大飯店に連泊だ。<br /><br />駅の南側に行こうと地下街を歩いたが、ここもお<br />びただしい数のムスリムの男女だらけだった。<br /><br />駅側から地下街へ抜ける通路はこれら男女で大混<br />雑していて、エスカレーターを降りた人がそこで<br />立ち止まり、エスカレーターが詰まってしまいそ<br />うになっていた。<br /><br />ちょっと危険な状態になっていて、人の群れが止<br />まるたびに警備員が「ピーッ」と笛を吹いていた。<br /><br />天津大飯店に戻って今日の宿代を払うと、フロン<br />トの女性から「安いホテルなかったですか?」と<br />笑いながらいわれた。<br /><br />なんでぼくが安宿を探しているのを知っているの<br />だろうか。風体からそう見えるのだろうか? <br /><br />

    台北駅構内の郵便局で、1万円を両替した。

    駅のホールはインドネシア人が大勢座り込んでい
    てまともに歩けないくらいだった。いったい何が
    あるのか?

    駅を出て、市民大道を渡り、またまた迎賓旅社に
    行ってみた。

    ぼくが入る前にインドネシア人のカップルが入っ
    て行くのが遠くから見えた。

    フロントでおばちゃんとカップルが話していた。

    おばちゃんがぼくに気づいたので「没有?」と尋
    ねると「没有」という返事が返ってきた。

    やっぱり満室か。天津大飯店に連泊だ。

    駅の南側に行こうと地下街を歩いたが、ここもお
    びただしい数のムスリムの男女だらけだった。

    駅側から地下街へ抜ける通路はこれら男女で大混
    雑していて、エスカレーターを降りた人がそこで
    立ち止まり、エスカレーターが詰まってしまいそ
    うになっていた。

    ちょっと危険な状態になっていて、人の群れが止
    まるたびに警備員が「ピーッ」と笛を吹いていた。

    天津大飯店に戻って今日の宿代を払うと、フロン
    トの女性から「安いホテルなかったですか?」と
    笑いながらいわれた。

    なんでぼくが安宿を探しているのを知っているの
    だろうか。風体からそう見えるのだろうか? 

  • 連泊も決めたので、去年、夜に行ったらほとんど<br />の店が閉まっていたMRT南勢角駅のミャンマー<br />人街に行って昼飯を食うことにしよう。<br />

    連泊も決めたので、去年、夜に行ったらほとんど
    の店が閉まっていたMRT南勢角駅のミャンマー
    人街に行って昼飯を食うことにしよう。

  • 中和線の終点、南勢角站で周辺地図を確認したと<br />ころ、ミャンマー人街がある華新街は駅を出て右<br />側に行くとすぐ近くだった。<br /><br />以前は、駅を出てすぐ前の通りを下っていたのだ<br />が、着くまで15分ほどかかっていた。<br /><br />華新街は昼前ということもあってとてもにぎわっ<br />ていた。<br /><br />歩道にも店のテーブルが並べられ、ビルマ語があ<br />ちこちから聞こえてきた。<br />

    中和線の終点、南勢角站で周辺地図を確認したと
    ころ、ミャンマー人街がある華新街は駅を出て右
    側に行くとすぐ近くだった。

    以前は、駅を出てすぐ前の通りを下っていたのだ
    が、着くまで15分ほどかかっていた。

    華新街は昼前ということもあってとてもにぎわっ
    ていた。

    歩道にも店のテーブルが並べられ、ビルマ語があ
    ちこちから聞こえてきた。

  • 昼飯を食べようと、それほど込んでいない店に入<br />った。<br /><br />店員の女の子を見て思わず笑ってしまいそうにな<br />った。<br /><br />2年前に入ったのと同じ店じゃないか。<br />

    昼飯を食べようと、それほど込んでいない店に入
    った。

    店員の女の子を見て思わず笑ってしまいそうにな
    った。

    2年前に入ったのと同じ店じゃないか。

  • 今回はビーフカレーを注文した。<br /><br />なぜかカレーの量が少ないが、まあこれはミャン<br />マーのカレーに共通していること。<br /><br />正しいカレーという感じでうまかった。<br /><br />

    今回はビーフカレーを注文した。

    なぜかカレーの量が少ないが、まあこれはミャン
    マーのカレーに共通していること。

    正しいカレーという感じでうまかった。

  • ついでにアイスコーヒーを注文。<br /><br />女の子は、「あなた日本人なの?」と尋ねてきた。<br /><br />うなずくと微笑んで店の奥に消えた。<br /><br />2年前に来たときは、まるでガラッパチという感<br />じのがさつな女だったが、久しぶりに見たら、大<br />人の落ち着いた雰囲気を身に付けていた。<br /><br />ミャンマー人街から南勢角駅に戻るころには雲行<br />きが怪しくなっていた。<br />

    ついでにアイスコーヒーを注文。

    女の子は、「あなた日本人なの?」と尋ねてきた。

    うなずくと微笑んで店の奥に消えた。

    2年前に来たときは、まるでガラッパチという感
    じのがさつな女だったが、久しぶりに見たら、大
    人の落ち着いた雰囲気を身に付けていた。

    ミャンマー人街から南勢角駅に戻るころには雲行
    きが怪しくなっていた。

  • 再び宿に戻り昼寝。<br /><br />13時過ぎにむっくり起き上がって部屋のドアを<br />開けたら、妄想天国女史が隣の部屋に傘をたたみ<br />ながら隣の部屋に入るところだった。<br /><br />まさか、部屋が隣だったとは。<br /><br />「凄い雨ですよ」と傘をバサバサとたたみながら<br />部屋に入っていった。<br /><br />善導寺から板南線に乗り、南港展覧館へ。<br /><br />駅から上に出たらものすごい吹き降りだった。<br /><br />叩きつけるように雨が落ちている。<br /><br />南港展覧館では今日、ロボット展をやっていると<br />いうので、ひょっとしてキレイなコンパニオンも<br />わんさかいるのではと、鼻の下をだらりと伸ばし<br />てやって来たのだった。<br /><br />しかし、豈はからんや、おネイちゃんたちはひと<br />りもおらず、工場長や設計のアンちゃん、あるい<br />は営業担当みたいなのがチラシやパンフレットを<br />配っているだけだった。<br /><br />いささかがっかりし、伸びきった鼻の下は元に戻<br />るどころか鼻の穴に吸い込まれそうになった。<br /><br />南港から善導寺に戻ると雨は少し小ぶりになって<br />いた。<br /><br />ファミマのイートインでコーヒーを飲み、宿に戻<br />った。<br />

    再び宿に戻り昼寝。

    13時過ぎにむっくり起き上がって部屋のドアを
    開けたら、妄想天国女史が隣の部屋に傘をたたみ
    ながら隣の部屋に入るところだった。

    まさか、部屋が隣だったとは。

    「凄い雨ですよ」と傘をバサバサとたたみながら
    部屋に入っていった。

    善導寺から板南線に乗り、南港展覧館へ。

    駅から上に出たらものすごい吹き降りだった。

    叩きつけるように雨が落ちている。

    南港展覧館では今日、ロボット展をやっていると
    いうので、ひょっとしてキレイなコンパニオンも
    わんさかいるのではと、鼻の下をだらりと伸ばし
    てやって来たのだった。

    しかし、豈はからんや、おネイちゃんたちはひと
    りもおらず、工場長や設計のアンちゃん、あるい
    は営業担当みたいなのがチラシやパンフレットを
    配っているだけだった。

    いささかがっかりし、伸びきった鼻の下は元に戻
    るどころか鼻の穴に吸い込まれそうになった。

    南港から善導寺に戻ると雨は少し小ぶりになって
    いた。

    ファミマのイートインでコーヒーを飲み、宿に戻
    った。

  • 今夜はまあちゃんに連れられ、残ったオフ会メン<br />バーで晩めしである。<br /><br />タクシーに分乗しどこをどう走ったかわからない<br />まま、阿潘厨房という店の前に停まった。<br /><br /><br />

    今夜はまあちゃんに連れられ、残ったオフ会メン
    バーで晩めしである。

    タクシーに分乗しどこをどう走ったかわからない
    まま、阿潘厨房という店の前に停まった。


  • この日も海鮮料理であった。昨日のオフ会に使っ<br />た店とは違いかなり庶民的な感じ。<br /><br />ついたテーブルはガタガタ揺れた。<br />

    この日も海鮮料理であった。昨日のオフ会に使っ
    た店とは違いかなり庶民的な感じ。

    ついたテーブルはガタガタ揺れた。

  • 値段はそんなに高くないが、昨日の烏石港で食べ<br />たのが安い上にうまかったので、それに比べると<br />コストパフォーマンスはイマイチといったところ。。<br />

    値段はそんなに高くないが、昨日の烏石港で食べ
    たのが安い上にうまかったので、それに比べると
    コストパフォーマンスはイマイチといったところ。。

  • ここで、4トラの話題となり、ぼくが台湾往復の<br />チケットを買うときに気づいたことをここでぶつ<br />けてみた。<br /><br />つまり、4トラのチケット欄で上位表示されてい<br />るのはすべて「釣り広告」ではないのかというこ<br />とである。<br /><br />要するに上位表示させるためにありもしないチケ<br />ット価格を出しているのではないかということで<br />ある。<br /><br />妄想天国女史によると、釣り広告かもしれないが<br />違法ではないのではないかということであった。<br /><br />そういうことだそうだ、○レック○インター○シ<br />ョナルさん。<br /><br />食事後、すぐ近くにある市場とレストランが一緒<br />になったような店に入った。<br /><br />黒で統一された店内は高級感があり、たくさんの<br />若者がいた。<br /><br />かつおぶしなどの日本の食材が売られていたが、<br />すべて千円以上した。<br /><br />他の5人が別の店に行くというので、所持金が気<br />になったぼくはひとりでタクシーで帰った。<br /><br />タクシーの運ちゃんに「天津大飯店」の「天津」<br />を「てぃえんちん」ではなく「てぃえんちぇん」<br />と言ってしまい、台北站前の天成大飯店に連れて<br />行かれてしまった。<br /><br />タクシーを降りて、雨の中てくてく宿まで歩いて<br />帰った。

    ここで、4トラの話題となり、ぼくが台湾往復の
    チケットを買うときに気づいたことをここでぶつ
    けてみた。

    つまり、4トラのチケット欄で上位表示されてい
    るのはすべて「釣り広告」ではないのかというこ
    とである。

    要するに上位表示させるためにありもしないチケ
    ット価格を出しているのではないかということで
    ある。

    妄想天国女史によると、釣り広告かもしれないが
    違法ではないのではないかということであった。

    そういうことだそうだ、○レック○インター○シ
    ョナルさん。

    食事後、すぐ近くにある市場とレストランが一緒
    になったような店に入った。

    黒で統一された店内は高級感があり、たくさんの
    若者がいた。

    かつおぶしなどの日本の食材が売られていたが、
    すべて千円以上した。

    他の5人が別の店に行くというので、所持金が気
    になったぼくはひとりでタクシーで帰った。

    タクシーの運ちゃんに「天津大飯店」の「天津」
    を「てぃえんちん」ではなく「てぃえんちぇん」
    と言ってしまい、台北站前の天成大飯店に連れて
    行かれてしまった。

    タクシーを降りて、雨の中てくてく宿まで歩いて
    帰った。

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