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初日の興奮からか、寝つきが悪い上に、朝4時に<br />目が覚めてしまった。<br /><br />寝るのは遅いのに起きるのは日本と同じ時間だ。<br /><br />痛風で痛んでいた右足は痛みは薬のおかげてまし<br />になったようだが、親指の付け根のところがいび<br />つな形にふくらんでいて、まるで外反母趾のOL<br />のような足になっていた。<br /><br />さて、今日は台北でのオフ会とともにこの旅のメ<br />インイベントのひとつ、武塔行きである。<br /><br />武塔とはここ蘇澳から、北廻線を花蓮方面に南下<br />したところにある村の名前である。<br /><br />ある日本語のニュースサイトで、武塔にあるタイ<br />ヤル族の墓が日本語で書かれているのを見て、今<br />回の台湾行きの目的の一つに加えた。<br /><br />しかし、手がかりというか情報は一つもない。武<br />塔にそういうものがあるということだけなのだ。<br /><br />さらに武塔駅は無人駅ときている。周囲には民家<br />もほとんどないような田舎駅だということが容易<br />にイメージすることができる。<br /><br />とにかく行ってみて人に尋ねるなどして自分で捜<br />すしかないのだ。<br /><br />はたしてタイヤル族の墓を見ることができるかど<br />うか。<br /><br />ぼくが今いる蘇澳という町は台湾でも有数の漁業<br />基地がある町で、ゆうべバスから放り出された南<br />方澳というところに漁港がある。<br /><br />南方澳にはクロマグロなども水揚げされ、市場で<br />食べることができる。このへんはトラベラーのま<br />あちゃんが書いているので参照していただきたい。<br /><br />http://4travel.jp/travelogue/11018246<br />

会社サボって宜蘭方面&台北オフ会7日間の旅(2)―7月17日(2日目)―タイヤル族の墓を探しに武塔へ、そして宜蘭へ移動

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2015/07/16 - 2015/07/22

70位(同エリア352件中)

2

20

ハイペリオン

ハイペリオンさん

初日の興奮からか、寝つきが悪い上に、朝4時に
目が覚めてしまった。

寝るのは遅いのに起きるのは日本と同じ時間だ。

痛風で痛んでいた右足は痛みは薬のおかげてまし
になったようだが、親指の付け根のところがいび
つな形にふくらんでいて、まるで外反母趾のOL
のような足になっていた。

さて、今日は台北でのオフ会とともにこの旅のメ
インイベントのひとつ、武塔行きである。

武塔とはここ蘇澳から、北廻線を花蓮方面に南下
したところにある村の名前である。

ある日本語のニュースサイトで、武塔にあるタイ
ヤル族の墓が日本語で書かれているのを見て、今
回の台湾行きの目的の一つに加えた。

しかし、手がかりというか情報は一つもない。武
塔にそういうものがあるということだけなのだ。

さらに武塔駅は無人駅ときている。周囲には民家
もほとんどないような田舎駅だということが容易
にイメージすることができる。

とにかく行ってみて人に尋ねるなどして自分で捜
すしかないのだ。

はたしてタイヤル族の墓を見ることができるかど
うか。

ぼくが今いる蘇澳という町は台湾でも有数の漁業
基地がある町で、ゆうべバスから放り出された南
方澳というところに漁港がある。

南方澳にはクロマグロなども水揚げされ、市場で
食べることができる。このへんはトラベラーのま
あちゃんが書いているので参照していただきたい。

http://4travel.jp/travelogue/11018246

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
3.0
ショッピング
5.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
チャイナエアライン
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 蘇澳はこのほかに冷泉が湧く場所として有名である。<br /><br />冷泉というのは冷たい温泉のことで、冷たい「温<br />泉」という言い方もおかしいのだが、こう書くし<br />か表現のしようがない。<br /><br />つまり、鉄分などの鉱物を含んだ水が湧いている<br />のだ。<br /><br />ミネラルウォーターと言ってしまうと飲み物にな<br />るが、「飲めないミネラルウォーター」とでもい<br />えばいいだろうか。<br /><br />蘇澳の旅館には直接この冷泉が引かれていて、ぼ<br />くが宿泊した金華冷泉旅館にも引かれている。<br /><br />浴室には大きな蛇口があり、「冷泉」と表示され<br />ていた。<br /><br />せっかくなので冷泉浴としゃれこみ、浴槽に冷泉<br />をどばどばと注ぎ込んだ。<br /><br />しかし冷たい。このまま裸で入るにはかなりきつ<br />いので、加温することにした。<br /><br />冷泉をなめるとかなりしょっぱく、強烈な鉱物の<br />臭いがした。<br /><br />これは日本風にいうと塩化鉱物泉ということにな<br />るのだろうか。<br /><br />たしかにこれほどしょっぱいと飲泉は無理だ。<br />

    蘇澳はこのほかに冷泉が湧く場所として有名である。

    冷泉というのは冷たい温泉のことで、冷たい「温
    泉」という言い方もおかしいのだが、こう書くし
    か表現のしようがない。

    つまり、鉄分などの鉱物を含んだ水が湧いている
    のだ。

    ミネラルウォーターと言ってしまうと飲み物にな
    るが、「飲めないミネラルウォーター」とでもい
    えばいいだろうか。

    蘇澳の旅館には直接この冷泉が引かれていて、ぼ
    くが宿泊した金華冷泉旅館にも引かれている。

    浴室には大きな蛇口があり、「冷泉」と表示され
    ていた。

    せっかくなので冷泉浴としゃれこみ、浴槽に冷泉
    をどばどばと注ぎ込んだ。

    しかし冷たい。このまま裸で入るにはかなりきつ
    いので、加温することにした。

    冷泉をなめるとかなりしょっぱく、強烈な鉱物の
    臭いがした。

    これは日本風にいうと塩化鉱物泉ということにな
    るのだろうか。

    たしかにこれほどしょっぱいと飲泉は無理だ。

  • ひと風呂浴びてさっぱりした後、朝めしを食べに<br />外に出た。<br /><br />蘇澳の街は中山路という大通りと、お決まりのお<br />宮さんがあるだけの小さな町である。<br /><br />早朝なので、通りの店はほとんど閉まっていて様<br />子はわからない。<br /><br />食堂はどこも開いていなかった。<br /><br />結局昨日と同様にファミマでバナナとサンドイッ<br />チを買って帰った。<br /><br />宿に戻るとおじさんがいたのでチェックアウト時<br />間を尋ねると11時半だと言われた。<br /><br />おそらく武塔から戻るのは電車の時間もあって、<br />11時半を少し過ぎてしまう。<br /><br />「12時くらいにチェックアウトすることになる<br />が、いいか?」と尋ねると「うんうん」と言って<br />いた。<br /><br />蘇澳に来て初めてわかったのだが、ここは北廻線<br />から分岐した線路の終点になっている。<br /><br />鉄っちゃん用語でいう盲腸線というやつである。<br /><br />台北方面へは蘇澳発の電車があるが、花蓮方面へ<br />行くには次の蘇澳新駅で乗り換えなければならな<br />いのだ。<br /><br />おまけにその乗り換え時間はどれも30分は待た<br />なければならない。<br /><br />さらにさらに、武塔駅を停車する上り電車、つま<br />り台北方面へ行く電車は2〜3時間に1本しかな<br />いのだ。<br /><br />蘇澳から武塔までは直線にして20キロくらいし<br />かないが、行って帰って来るのに半日ががりなの<br />である。<br /><br />台湾も田舎に来れば移動は本当に時間がかかる。<br />

    ひと風呂浴びてさっぱりした後、朝めしを食べに
    外に出た。

    蘇澳の街は中山路という大通りと、お決まりのお
    宮さんがあるだけの小さな町である。

    早朝なので、通りの店はほとんど閉まっていて様
    子はわからない。

    食堂はどこも開いていなかった。

    結局昨日と同様にファミマでバナナとサンドイッ
    チを買って帰った。

    宿に戻るとおじさんがいたのでチェックアウト時
    間を尋ねると11時半だと言われた。

    おそらく武塔から戻るのは電車の時間もあって、
    11時半を少し過ぎてしまう。

    「12時くらいにチェックアウトすることになる
    が、いいか?」と尋ねると「うんうん」と言って
    いた。

    蘇澳に来て初めてわかったのだが、ここは北廻線
    から分岐した線路の終点になっている。

    鉄っちゃん用語でいう盲腸線というやつである。

    台北方面へは蘇澳発の電車があるが、花蓮方面へ
    行くには次の蘇澳新駅で乗り換えなければならな
    いのだ。

    おまけにその乗り換え時間はどれも30分は待た
    なければならない。

    さらにさらに、武塔駅を停車する上り電車、つま
    り台北方面へ行く電車は2〜3時間に1本しかな
    いのだ。

    蘇澳から武塔までは直線にして20キロくらいし
    かないが、行って帰って来るのに半日ががりなの
    である。

    台湾も田舎に来れば移動は本当に時間がかかる。

  • 6時47分発の樹林行きに乗り蘇澳新駅まで行った。<br /><br />ここで7時11分に八堵からやってくる和平行きに<br />乗り換える。<br /><br />武塔に着くのは7時34分である。<br /><br />下り線のホームにはその和平行きの電車を待つ大<br />勢の男たちがいた。<br /><br />皆似たような作業着に身を包んでいる。<br /><br />周囲には砕石を運搬するための貨車がいくつも停<br />まっており、削り取られて岩盤がむき出しになっ<br />ている山がホームからも見えた。<br /><br />どうやらこの近辺は、採石場になっているようだ。<br /><br />労働者風の男たちもそういうところで働いている<br />のだろうか。<br /><br />すでに日は昇り、陽射しは強くなってきた。<br /><br />日陰に行きたいが、まだ低い位置にある太陽は遠<br />慮なくホームのすべてを焼くように照らしてくる。<br /><br />じっとりと汗が流れる中、ぼくは電車を待った。<br /><br />時間ちょうどにやってきた電車はすでにいっぱい<br />で、ぼくは立つしかなかった。<br /><br />ここから先は花蓮まで大きな街はないが、所々に<br />ある工場などで働く人たちの通勤電車になってい<br />るようだ。<br /><br />次の永楽で乗客がかなり降りたので、ぼくも座る<br />ことができた。<br /><br />トンネルを通り抜けたところが武塔駅だった。<br /><br />ぼくを含め2〜3人の客が降りた。<br />

    6時47分発の樹林行きに乗り蘇澳新駅まで行った。

    ここで7時11分に八堵からやってくる和平行きに
    乗り換える。

    武塔に着くのは7時34分である。

    下り線のホームにはその和平行きの電車を待つ大
    勢の男たちがいた。

    皆似たような作業着に身を包んでいる。

    周囲には砕石を運搬するための貨車がいくつも停
    まっており、削り取られて岩盤がむき出しになっ
    ている山がホームからも見えた。

    どうやらこの近辺は、採石場になっているようだ。

    労働者風の男たちもそういうところで働いている
    のだろうか。

    すでに日は昇り、陽射しは強くなってきた。

    日陰に行きたいが、まだ低い位置にある太陽は遠
    慮なくホームのすべてを焼くように照らしてくる。

    じっとりと汗が流れる中、ぼくは電車を待った。

    時間ちょうどにやってきた電車はすでにいっぱい
    で、ぼくは立つしかなかった。

    ここから先は花蓮まで大きな街はないが、所々に
    ある工場などで働く人たちの通勤電車になってい
    るようだ。

    次の永楽で乗客がかなり降りたので、ぼくも座る
    ことができた。

    トンネルを通り抜けたところが武塔駅だった。

    ぼくを含め2〜3人の客が降りた。

  • すぐ近くに建設中の高速道路が見え、重機やダン<br />プが道路を行き交っている。<br /><br />階段を下り駅の外に出てはみたものの、さてこれ<br />からどうすればいいのか。<br /><br />周囲には民家がほとんど見当たらない。<br /><br />土砂を積んだダンプが行き交っているからか、<br />道路はほこりっぽく、車が通るたびに砂埃が舞う。<br /><br />駅の敷地を出て左に行ったところに檳樃屋の看板<br />があった。<br /><br />人のいる気配がしないが、とりあえずそこへ行っ<br />てみるとしよう。<br /><br />中をのぞくと一人の若い女が檳樃の実を切り、商<br />品を作っているところだった。<br /><br />奥のソファには若い男がふんぞり返ってスマホを<br />いじっていた。<br /><br />ぼくが入っても女は見向きもせず仕事をしている。<br /><br />女は髪を染め、若いわりには生活の疲れが顔に出<br />ているような老けた顔をしていた。<br /><br />二人合わせてちほう北関東のマイルドヤンキーと<br />いった雰囲気だ。<br /><br /><br />「請問」と声をかけ、紙に「泰雅人的墓(タイヤ<br />ル人の墓)」と書き、「在那哩?」と尋ねた。<br /><br />女は仕事をしながら紙に一瞥をくれ、奥の男に何<br />か言っている。<br /><br />男はぼくを見ずに腰を上げ、女と二言三言言葉を<br />交わし、ぼくについて来いの仕草をして外に出た。<br /><br />外に出た男は何かを探すように周囲を見渡してい<br />る。<br /><br />そして「公車・・・」とつぶやいた。<br /><br />どうやらバスが来るのを待っているようだ。<br /><br />紙に「遠?」と書くと首を振り、「近?」と書く<br />とうなづいた。<br /><br />しかし、ひっそりとして人っ子ひとりいない田舎<br />をバスが通るとは思えなかった。<br /><br />バスが来そうにないとわかると、男は自分の家に<br />戻り、車に乗り込んだ。<br /><br />白のランサーを改造したものだった。<br /><br />キズひとつない彼自慢の愛車のようだ。<br /><br />道路に出てきて、ウィンドウを開け、ぼくに「乗<br />れ」のしぐさをした。どうやら連れて行ってくれ<br />るようだ。ありがたい。<br /><br />車内はきれいにされていて、日本のヤンキーの車<br />みたいだ。<br /><br />車は鉄橋をくぐり、村の中を走った。村はずれの<br />急坂を登った所で車は止まった。<br /><br />ヤンキーが指差した斜面を見ると、そこには墓ら<br />しきものがあった。<br /><br />ヤンキーに礼を言い、車を降りた。<br /><br />車はすぐに走り去り、ぼくは墓のある斜面を登っ<br />て行った。<br />

    すぐ近くに建設中の高速道路が見え、重機やダン
    プが道路を行き交っている。

    階段を下り駅の外に出てはみたものの、さてこれ
    からどうすればいいのか。

    周囲には民家がほとんど見当たらない。

    土砂を積んだダンプが行き交っているからか、
    道路はほこりっぽく、車が通るたびに砂埃が舞う。

    駅の敷地を出て左に行ったところに檳樃屋の看板
    があった。

    人のいる気配がしないが、とりあえずそこへ行っ
    てみるとしよう。

    中をのぞくと一人の若い女が檳樃の実を切り、商
    品を作っているところだった。

    奥のソファには若い男がふんぞり返ってスマホを
    いじっていた。

    ぼくが入っても女は見向きもせず仕事をしている。

    女は髪を染め、若いわりには生活の疲れが顔に出
    ているような老けた顔をしていた。

    二人合わせてちほう北関東のマイルドヤンキーと
    いった雰囲気だ。


    「請問」と声をかけ、紙に「泰雅人的墓(タイヤ
    ル人の墓)」と書き、「在那哩?」と尋ねた。

    女は仕事をしながら紙に一瞥をくれ、奥の男に何
    か言っている。

    男はぼくを見ずに腰を上げ、女と二言三言言葉を
    交わし、ぼくについて来いの仕草をして外に出た。

    外に出た男は何かを探すように周囲を見渡してい
    る。

    そして「公車・・・」とつぶやいた。

    どうやらバスが来るのを待っているようだ。

    紙に「遠?」と書くと首を振り、「近?」と書く
    とうなづいた。

    しかし、ひっそりとして人っ子ひとりいない田舎
    をバスが通るとは思えなかった。

    バスが来そうにないとわかると、男は自分の家に
    戻り、車に乗り込んだ。

    白のランサーを改造したものだった。

    キズひとつない彼自慢の愛車のようだ。

    道路に出てきて、ウィンドウを開け、ぼくに「乗
    れ」のしぐさをした。どうやら連れて行ってくれ
    るようだ。ありがたい。

    車内はきれいにされていて、日本のヤンキーの車
    みたいだ。

    車は鉄橋をくぐり、村の中を走った。村はずれの
    急坂を登った所で車は止まった。

    ヤンキーが指差した斜面を見ると、そこには墓ら
    しきものがあった。

    ヤンキーに礼を言い、車を降りた。

    車はすぐに走り去り、ぼくは墓のある斜面を登っ
    て行った。

  • 墓は草でおおわれていて、歩きにくかった。<br /><br />形式はすべて中国風で、日本語で書かれているも<br />のは見当たらない。<br /><br />すべてがすべて日本語で書かれていないというこ<br />とだろうか。<br /><br />キリスト教徒の墓には十字架が描かれていた。<br /><br />写真が掲げられているのもある。<br /><br />年号はすべて民国○○年と中華民国の年号だった。<br /><br />かなり見て回ったが日本語で書かれているものは<br />なかった。<br /><br />一度斜面を下り、別の急斜面にある墓を見に行こ<br />うとしたら、案内してくれたヤンキーがやってき<br />た。<br /><br />紙に書くジェスチャーをしたので、メモ用紙とボ<br />ールペンを渡すと、駅までの簡単な地図を書いて<br />くれた。<br /><br />田舎者らしいとっつきにくい男だが、親切な奴だ。<br /><br />汗をかいてもうひとつの急斜面にある墓を草をか<br />き分けて見たものの、やはり日本語で書かれたも<br />のはなかった。<br />

    墓は草でおおわれていて、歩きにくかった。

    形式はすべて中国風で、日本語で書かれているも
    のは見当たらない。

    すべてがすべて日本語で書かれていないというこ
    とだろうか。

    キリスト教徒の墓には十字架が描かれていた。

    写真が掲げられているのもある。

    年号はすべて民国○○年と中華民国の年号だった。

    かなり見て回ったが日本語で書かれているものは
    なかった。

    一度斜面を下り、別の急斜面にある墓を見に行こ
    うとしたら、案内してくれたヤンキーがやってき
    た。

    紙に書くジェスチャーをしたので、メモ用紙とボ
    ールペンを渡すと、駅までの簡単な地図を書いて
    くれた。

    田舎者らしいとっつきにくい男だが、親切な奴だ。

    汗をかいてもうひとつの急斜面にある墓を草をか
    き分けて見たものの、やはり日本語で書かれたも
    のはなかった。

  • 結局15分ほど探したが諦めて駅に戻ることにした。<br /><br />墓がある斜面を下りたところに石碑のようなもの<br />が建っていた。<br /><br />ちょうど日本の墓石のような形で、少し背は高い。<br /><br />文字が一部削り取られていて良く読めないが、<br />「愛○乙女遭難之碑」と彫られた文字は確認できた。<br /><br />これは「愛國乙女遭難之碑」ではないか。<br /><br />これもネットでちょろっと見たことがある。<br /><br />見たことは見たもののこれがどこにあるものかは<br />全く確認していなかった。<br /><br />まさか武塔にあるとは。<br /><br />これは、サヨン・ハヨンという女の子の魂を慰霊<br />する石碑である。<br /><br />物語は昭和13年にさかのぼる。<br /><br />リヨヘン社(村)で教師をしていた日本人警察官<br />に出征命令が届いた。<br /><br />地元住民から慕われていたこの日本人に対し生徒<br />たちが港までの荷物運びを買って出た。<br /><br />その中には、サヨン・ハヨンも含まれている。<br /><br />雨が降り続く中、山を下りる途中、川を渡る丸木<br />橋で足を滑らせたサヨンは川に転落。<br /><br />折からの豪雨で水かさを増していた川にサヨンは<br />一瞬にして飲み込まれ、行方不明となってしまった。<br /><br />これを聞いた当時の台湾総督、長谷川清は感激し、<br />愛国美談として台湾全土に広めることにした。<br /><br />そして、リヨヘン社へは鐘が贈られ、「サヨンの<br />鐘」と名付けられた。<br /><br />ぼくが見た石碑は、サヨンが転落した近くに建て<br />られていたものである。<br /><br />しかし、国民党の戒厳令時代に「昭和」「サヨン」<br />「愛國」といった文字は削り取られ、河原に引き<br />倒されてしまったらしい。<br /><br />それを地元住民が引っ張り上げ、現在の場所に据<br />え付けたのである。<br /><br />国民党政権は戒厳令の時代、日本の痕跡を消すた<br />めに躍起になっていたようなところがあって、烏<br />山頭ダムを作った八田與一の銅像も国民党に壊さ<br />れるんじゃないかと地元住民が心配して、人目に<br />着かないところに隠していたという。<br /><br />日本語で書かれた墓は見ることができなかったが、<br />愛国乙女遭難之碑を偶然見ることができたので満<br />足とはいかないものの、よかったと思うことにし<br />よう。<br /><br />坂を下り、村の一本道を通って駅に戻ることにし<br />た。<br />

    結局15分ほど探したが諦めて駅に戻ることにした。

    墓がある斜面を下りたところに石碑のようなもの
    が建っていた。

    ちょうど日本の墓石のような形で、少し背は高い。

    文字が一部削り取られていて良く読めないが、
    「愛○乙女遭難之碑」と彫られた文字は確認できた。

    これは「愛國乙女遭難之碑」ではないか。

    これもネットでちょろっと見たことがある。

    見たことは見たもののこれがどこにあるものかは
    全く確認していなかった。

    まさか武塔にあるとは。

    これは、サヨン・ハヨンという女の子の魂を慰霊
    する石碑である。

    物語は昭和13年にさかのぼる。

    リヨヘン社(村)で教師をしていた日本人警察官
    に出征命令が届いた。

    地元住民から慕われていたこの日本人に対し生徒
    たちが港までの荷物運びを買って出た。

    その中には、サヨン・ハヨンも含まれている。

    雨が降り続く中、山を下りる途中、川を渡る丸木
    橋で足を滑らせたサヨンは川に転落。

    折からの豪雨で水かさを増していた川にサヨンは
    一瞬にして飲み込まれ、行方不明となってしまった。

    これを聞いた当時の台湾総督、長谷川清は感激し、
    愛国美談として台湾全土に広めることにした。

    そして、リヨヘン社へは鐘が贈られ、「サヨンの
    鐘」と名付けられた。

    ぼくが見た石碑は、サヨンが転落した近くに建て
    られていたものである。

    しかし、国民党の戒厳令時代に「昭和」「サヨン」
    「愛國」といった文字は削り取られ、河原に引き
    倒されてしまったらしい。

    それを地元住民が引っ張り上げ、現在の場所に据
    え付けたのである。

    国民党政権は戒厳令の時代、日本の痕跡を消すた
    めに躍起になっていたようなところがあって、烏
    山頭ダムを作った八田與一の銅像も国民党に壊さ
    れるんじゃないかと地元住民が心配して、人目に
    着かないところに隠していたという。

    日本語で書かれた墓は見ることができなかったが、
    愛国乙女遭難之碑を偶然見ることができたので満
    足とはいかないものの、よかったと思うことにし
    よう。

    坂を下り、村の一本道を通って駅に戻ることにし
    た。

  • 時間はすでに8時を過ぎている。<br /><br />16分に電車はあるがもう間に合わない。<br /><br />次は10時31分だ。<br /><br />通りに面したタイヤル族の家の周囲には木々が植<br />えられ、歩道と道路の境には花壇があり、赤い花<br />が咲いていた。<br /><br />道端にたたずんでいるおばあちゃんがなにやら話<br />しかけてきたが、さっぱりわからないので軽く会<br />釈をして通り過ぎた。<br />

    時間はすでに8時を過ぎている。

    16分に電車はあるがもう間に合わない。

    次は10時31分だ。

    通りに面したタイヤル族の家の周囲には木々が植
    えられ、歩道と道路の境には花壇があり、赤い花
    が咲いていた。

    道端にたたずんでいるおばあちゃんがなにやら話
    しかけてきたが、さっぱりわからないので軽く会
    釈をして通り過ぎた。

  • 村の入り口に学校があった。<br /><br />木々に囲まれた平屋建てで、インターロッキング<br />の遊歩道が敷かれ、きれいな学校だった。<br />

    村の入り口に学校があった。

    木々に囲まれた平屋建てで、インターロッキング
    の遊歩道が敷かれ、きれいな学校だった。

  • 案内をしてくれた檳&#27139;屋に立ち寄ると、女は相変<br />わらず商品を作りに励み、男はソファにふんぞり<br />返ってスマホをいじっていた。<br /><br />かばんの中から台湾人が大好きなじゃがりこ2つ<br />を取りだし「謝々」といって、女に渡した。<br /><br />女はじゃがりこに一瞥をくれ、「あはははは」と<br />愉快そうに笑って「謝々」といった。<br /><br />男の方は相変わらずスマホの画面を見てニヤつい<br />ていた。<br /><br />さて、電車が来るまであと2時間近くある。<br /><br />村の中は見てしまったし、何もやることがない。<br /><br />道路沿いにドライブインらしきものがあるので、<br />そこで時間をつぶすとするか。<br /><br />ドライブインにはひっきりなしに観光バスが横付<br />けし、次から次へと観光客が降りては中に入って<br />行った。<br /><br />ドライブインの中は土産物がズラリと並んでいて、<br />おばちゃんたちは商売に熱が入っていた。<br /><br />この中で食べたくもない50元のアイスを食べ、居<br />眠りをして時間をつぶした。<br /><br />

    案内をしてくれた檳樃屋に立ち寄ると、女は相変
    わらず商品を作りに励み、男はソファにふんぞり
    返ってスマホをいじっていた。

    かばんの中から台湾人が大好きなじゃがりこ2つ
    を取りだし「謝々」といって、女に渡した。

    女はじゃがりこに一瞥をくれ、「あはははは」と
    愉快そうに笑って「謝々」といった。

    男の方は相変わらずスマホの画面を見てニヤつい
    ていた。

    さて、電車が来るまであと2時間近くある。

    村の中は見てしまったし、何もやることがない。

    道路沿いにドライブインらしきものがあるので、
    そこで時間をつぶすとするか。

    ドライブインにはひっきりなしに観光バスが横付
    けし、次から次へと観光客が降りては中に入って
    行った。

    ドライブインの中は土産物がズラリと並んでいて、
    おばちゃんたちは商売に熱が入っていた。

    この中で食べたくもない50元のアイスを食べ、居
    眠りをして時間をつぶした。

  • ついでにドライマンゴーと紅豆餅という花蓮のみ<br />やげ物を買った。<br /><br />紅豆餅はマシュマロのような柔らかさの餅であん<br />こを包んだものだった。<br /><br />日本の観光地に売っているようなもので、けっこ<br />ううまかった。<br />

    ついでにドライマンゴーと紅豆餅という花蓮のみ
    やげ物を買った。

    紅豆餅はマシュマロのような柔らかさの餅であん
    こを包んだものだった。

    日本の観光地に売っているようなもので、けっこ
    ううまかった。

  • https://youtu.be/hdGz0FKMCKo<br /><br />時間つぶしに疲れたので、10時に駅に行った。<br /><br />誰もいない階段でひとり電車を待った。<br /><br />鳥のさえずりだけが聞こえる本当に静かな場所で<br />ある。<br /><br />緑も多いし、何よりも静かなのがいい。<br /><br />コンビニも商店もほとんど見当たらない不便な場<br />所だが、こういうところで人生を終えるのもいい<br />かもしれないと思った。<br /><br />5分前になると数人の客がやって来た。<br /><br />女の子たちと男一人だった。<br /><br />定刻どおり10時31分に電車はやって来た。<br /><br />蘇澳新駅に着いたのは11時。<br /><br />蘇澳新駅には自転車を担いだ人やハイキングに行<br />くような人たちが大勢いた。<br /><br />ここで11時30分の蘇澳行きを待った。<br /><br />蘇澳へ行くにはここの乗り換えでいつも30分は待<br />たなければならないのだ。<br /><br />ホテルに戻り、12時にチェックアウト。<br />

    https://youtu.be/hdGz0FKMCKo

    時間つぶしに疲れたので、10時に駅に行った。

    誰もいない階段でひとり電車を待った。

    鳥のさえずりだけが聞こえる本当に静かな場所で
    ある。

    緑も多いし、何よりも静かなのがいい。

    コンビニも商店もほとんど見当たらない不便な場
    所だが、こういうところで人生を終えるのもいい
    かもしれないと思った。

    5分前になると数人の客がやって来た。

    女の子たちと男一人だった。

    定刻どおり10時31分に電車はやって来た。

    蘇澳新駅に着いたのは11時。

    蘇澳新駅には自転車を担いだ人やハイキングに行
    くような人たちが大勢いた。

    ここで11時30分の蘇澳行きを待った。

    蘇澳へ行くにはここの乗り換えでいつも30分は待
    たなければならないのだ。

    ホテルに戻り、12時にチェックアウト。

  • 駅前で昼飯でもと思ったが、見当たらないので、<br />駅の待合室で時間をつぶした。<br /><br />何をするにも不便な街だ。<br /><br />帰国後確認したところ、日本語で彫られた墓が<br />あるのは、ぼくが行ったところで間違いなかった。<br /><br />すべての墓が日本語で彫られているわけではな<br />く、ひとつの墓だけだった。もう少し丹念に探<br />せばよかった。<br /><br />村全体も美しいところだし、もう一度行ってみ<br />たい思いに駆られる。<br /><br />12時26分発の樹林行きに乗って宜蘭へ行った。<br /><br />30分で宜蘭に着いた。<br />

    駅前で昼飯でもと思ったが、見当たらないので、
    駅の待合室で時間をつぶした。

    何をするにも不便な街だ。

    帰国後確認したところ、日本語で彫られた墓が
    あるのは、ぼくが行ったところで間違いなかった。

    すべての墓が日本語で彫られているわけではな
    く、ひとつの墓だけだった。もう少し丹念に探
    せばよかった。

    村全体も美しいところだし、もう一度行ってみ
    たい思いに駆られる。

    12時26分発の樹林行きに乗って宜蘭へ行った。

    30分で宜蘭に着いた。

  • 宜蘭の駅舎はレンガ造りだが、キリンの頭が乗っ<br />かり、壁画が描かれていて、なかなか侮れない。<br /><br />改修工事をしていたが、こんな風に「改修」する<br />とは・・・。<br /><br />さっきまでいた蘇澳駅はピンク色の塗装で、台湾<br />人の間では、はなはだ評判が悪いが、キリンの首<br />のオブジェを飾っている宜蘭駅もなかなかのもん<br />である。<br /><br />

    宜蘭の駅舎はレンガ造りだが、キリンの頭が乗っ
    かり、壁画が描かれていて、なかなか侮れない。

    改修工事をしていたが、こんな風に「改修」する
    とは・・・。

    さっきまでいた蘇澳駅はピンク色の塗装で、台湾
    人の間では、はなはだ評判が悪いが、キリンの首
    のオブジェを飾っている宜蘭駅もなかなかのもん
    である。

  • 駅を出て右に少し行った路地にある天成旅店とい<br />う小さなホテルにチェックインをした。<br /><br />1泊700元(約2800円)。地方の旅館は安いから助<br />かる。<br /><br />荷物を置いて外にに出た。とりあえずめしだ。<br /><br />

    駅を出て右に少し行った路地にある天成旅店とい
    う小さなホテルにチェックインをした。

    1泊700元(約2800円)。地方の旅館は安いから助
    かる。

    荷物を置いて外にに出た。とりあえずめしだ。

  • すぐ近くに食堂があったので、そこで魯肉飯と汁<br />物をたのんだ。<br /><br />台湾に着いからやっとまともなめしにありついた。<br /><br />汁は魚のダシが効いていてとてもうまかった。<br /><br />店の壁にはなぜか日本製のカレンダーがかけられ<br />ていた。

    すぐ近くに食堂があったので、そこで魯肉飯と汁
    物をたのんだ。

    台湾に着いからやっとまともなめしにありついた。

    汁は魚のダシが効いていてとてもうまかった。

    店の壁にはなぜか日本製のカレンダーがかけられ
    ていた。

  • 中小企業の事務所にかかっているような数字だけ<br />のもので祝日も日本のものである。<br /><br />なんでこんな「日本製」が台湾にあるのだろう。<br />

    中小企業の事務所にかかっているような数字だけ
    のもので祝日も日本のものである。

    なんでこんな「日本製」が台湾にあるのだろう。

  • 近くの喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ。<br /><br />ちょっとしゃれた感じの喫茶店で、細長い逆円錐<br />形のグラスに大量の氷とともにコーヒーが入れら<br />れ、ぐにゃぐにゃ曲がったストローが刺さっていた。<br /><br />はっきりいって、ぼくが入るような店ではなかった。<br /><br />店のこれまた宜蘭のしゃれたマダムという感じの<br />おばちゃんはとても愛想が良かった。<br /><br />旅館に戻って昼寝。<br />

    近くの喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ。

    ちょっとしゃれた感じの喫茶店で、細長い逆円錐
    形のグラスに大量の氷とともにコーヒーが入れら
    れ、ぐにゃぐにゃ曲がったストローが刺さっていた。

    はっきりいって、ぼくが入るような店ではなかった。

    店のこれまた宜蘭のしゃれたマダムという感じの
    おばちゃんはとても愛想が良かった。

    旅館に戻って昼寝。

  • 夜、近くに夜市があるというので出かけた。<br /><br />https://youtu.be/bvZaqDo-kyI<br /><br /><br />鉄道をまたぐ高架の下に設けられた夜市には、た<br />くさんの露天が出ていて、人込みをかき分けなが<br />ら見物した。<br /><br />とりあえず何か食べようと思い、家族で営業して<br />いる屋台に入って台湾では魯肉飯とともに最も有<br />名な食べ物を注文。<br /><br />https://youtu.be/XwPUzSTXneI<br /><br />手伝いの少年が持ってきてくれた。<br /><br />

    夜、近くに夜市があるというので出かけた。

    https://youtu.be/bvZaqDo-kyI


    鉄道をまたぐ高架の下に設けられた夜市には、た
    くさんの露天が出ていて、人込みをかき分けなが
    ら見物した。

    とりあえず何か食べようと思い、家族で営業して
    いる屋台に入って台湾では魯肉飯とともに最も有
    名な食べ物を注文。

    https://youtu.be/XwPUzSTXneI

    手伝いの少年が持ってきてくれた。

  • 牛肉麺である。<br /><br />正直、牛肉麺は出汁が濃くてそんなにおいしいと<br />は思わない。<br /><br />もう少し薄くして甘い味にした方がおいしいので<br />はないだろうか。<br />

    牛肉麺である。

    正直、牛肉麺は出汁が濃くてそんなにおいしいと
    は思わない。

    もう少し薄くして甘い味にした方がおいしいので
    はないだろうか。

  • ひと通り見たあと、宜蘭に着いてから気になって<br />いたものを買った。<br /><br />夜市の屋台でもやたらとこの看板を見かけた。<br /><br />「卜肉」というものである。<br /><br />夜市の入り口にある屋台で一つ買い求めた。<br /><br />帰りにコンビニに寄ってビールと明日の朝めし用<br />にまたまたバナナとサンドイッチ、ヨーグルトを<br />買った。<br /><br />旅館に戻って卜肉というのを食べてみた。<br /><br />なるほど、どうやら豚肉の天ぷらのようだ。<br /><br />帰国後調べるとやはりそうだった。<br /><br />日本統治時代に伝えられた天ぷらの要領で豚肉を<br />揚げたものだった。<br /><br />これを肴にビールを飲み、日本製AVを流してい<br />るチャンネルを夜中まで見ていた。<br />台湾人も好きねえ(おれもだけど)。<br /><br /><br /><br />

    ひと通り見たあと、宜蘭に着いてから気になって
    いたものを買った。

    夜市の屋台でもやたらとこの看板を見かけた。

    「卜肉」というものである。

    夜市の入り口にある屋台で一つ買い求めた。

    帰りにコンビニに寄ってビールと明日の朝めし用
    にまたまたバナナとサンドイッチ、ヨーグルトを
    買った。

    旅館に戻って卜肉というのを食べてみた。

    なるほど、どうやら豚肉の天ぷらのようだ。

    帰国後調べるとやはりそうだった。

    日本統治時代に伝えられた天ぷらの要領で豚肉を
    揚げたものだった。

    これを肴にビールを飲み、日本製AVを流してい
    るチャンネルを夜中まで見ていた。
    台湾人も好きねえ(おれもだけど)。



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この旅行記へのコメント (2)

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  • まあちゃんさん 2016/01/12 15:37:45
    素晴らしい旅行記ですね
    ハイぺリオンさん、こんにちは。

    じっくりと読まさせてもらいました。
    文が素晴らしいですね。読んでいて引き込まれます。

    皆さんに読んで欲しい旅行記です。

    これから(3)に行きます。


    まあちゃん

    ハイペリオン

    ハイペリオンさん からの返信 2016/01/12 19:29:16
    RE: 素晴らしい旅行記ですね
    過分なお褒めの言葉、どうもありがとうございます。

    12月にもミニオフ会があったんですね。

    私も7月のオフ会のとき以外にも行きたいと思っています。

    もし、向こうでお会いできそうならよろしくお願いします。

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