2015/09/17 - 2015/09/26
193位(同エリア926件中)
Keiさん
夏休みを利用してのあわただしいオヤジ一人旅、華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
毎度の恒例行事である教会巡りや美術堪能に加え、今回は列車とレンタカーを駆使してなかなか行けないレアな観光地も含め、ザックリとトスカーナ州を旅してみました。
フィレンツェ2泊→ルッカ1泊→ピサ1泊→シエナ2泊→
→ピエンツァ1泊→アレッツォ1泊→
→ボローニャ1泊 (飛行機の都合で最終日のみエミリアに宿泊。)
旅行記?はシエナ観光2日目後半です
後半はシエナのドゥオモを中心に纏めました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シエナ2日目後半です。
ホテル近くの門です -
シエナのドゥオモ方面に向かっています。
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今回の表紙です。 シエナで一番の高台に建つドゥオモです。
12世紀の中ごろに着工されてから完成するまで200年ほどかかっています。
年月をかけているので、建築様式はロマネスクからゴシックにまたがっています。
ファサードを飾る多くの彫刻装飾はレプリカになっていて、オリジナルは大聖堂付属博物館に保存されています。
外壁も鐘楼もそして堂内も白と黒の横縞模様。この黒い大理石は実際には濃い緑色の石でプラート産、ファサードに用いられている赤い石は地元のシエナ産です。ドゥオーモ (カテドラーレ) 寺院・教会
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ファサードの下半分はジョヴァンニ・ピサーノの設計
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ファサードの上半分はジョヴァンニ・ディ・チェッコ他が担当しました。
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チケット売り場は写真中央のアーチ柱廊にあります。
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チケット売り場で並びます。ドゥオモ内部の見学ツアーも買いました。
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右側の入り口はドゥオモ付属美術館です。ここも後で訪れます。
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大体30分間隔で見学ツアースタート、ドゥオモ入口すぐ右の螺旋階段を上ります。ステンドグラスの裏側から堂内を見学します。
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20人位のパーティだったのですが、困ったお爺さんがいて、平気でパシャパシャフラッシュ付きで写真を撮っています。しかも説明を聞こうとせずひとりであっちこっち行きたいところへ行こうとします。(イタリアではよくあることですが・・)
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引率係のオネエさんたちも注意するのですが、全く聞こうとしません。
オネエさんたちも半ばキレ気味です。 -
悪い雰囲気のままツアーが進んでいきます。
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ツアーは外壁部分へ移動し、マンジャの塔が見えました。
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ドゥオモ正面から右手に広がる拡張跡です。シエナは1339年に建築中の大聖堂を世界最大の物にしようという野心から、拡張を目指します。現在のファサードを翼廊にしてしまい、写真部分を正面にするという90°転回計画。
資金難とペスト蔓延であえなく頓挫し、現在残るのは夢の跡です。 -
高さはマンジャの塔の方が若干高いようです
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外に出れたことで気が紛れたのか、皆の雰囲気が少し良くなりました。
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再び中に戻ってきました。
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普段は見れない角度から見学できるのでこのツアーは良かったです。
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後陣のバラ窓、オリジナルはドゥオモ付属美術館にあるので後で紹介します。
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ヴォールトの交差等も細かい仕事ですね
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大体30分位のツアーです
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先程の拡張工事跡とは反対側の街並み
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ツアー工程は
ファサード入口横の螺旋階段上がる→側廊の天井裏を移動→主祭壇を見下ろすポイント→クーポラに上がる→反対側の側廊の天井裏へ移動→ファサード裏→螺旋階段下りて戻る
といった感じです。 -
説明言語は伊・英語
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普段見れない天井裏や ステンドグラスを間近に見れます。
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ドゥオモの床絵も有名ですが、
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上からもしっかり見れます。
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ツアーが終わり、大聖堂内に戻ってきました。内部は3廊式で柱も縞々模様です
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床面装飾を見ながら大聖堂内を見て回ります
床面装飾は8月からの2ヶ月ほどは全部見れますが、それ以外の月は
大事な装飾は保護カバーで覆われ見れなくなるそうです。 -
シエナのオオカミ
他の都市も動物で表しています -
「クマエのシビュラ」
シビュラというのは古代における地中海世界の巫女のことだそうです。 -
「ヘレスポントスのシビュラ」
シビュラの書を作成したと言われているそうです -
意味するところが分かりませんでした
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「フリギアのシビュラ」
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ファサードのバラ窓ステンドグラス
題材は「最後の晩餐」です -
アントニオ・フェデリーギの聖水盤、入り口近くの左右にあります。
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ガードされています。彼の作品はオルヴィエートの大聖堂でも見た記憶があります。
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エリュトライのシビュラ
トロイア戦争を予言したそうです -
ピントゥリッキオの作品
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サモスのシビュラ
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ドメニコ・ベッカフーミ他の作品
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一応全体の案内板があるのですが
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数が多すぎて(56枚)
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もはやよくわからなくなってしまいました
これはたぶん「出エジプト記」の場面 -
床装飾も14世紀の後半から200年近くにわたって、当時の有名な芸術家が参加して作られたそうです。
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ゆっくり見て回りご自分のイチオシを探すのもいいかもしれません
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ニコラ・ピサーノ作の説教壇、1266〜68年にかけて息子のジョヴァンニらと制作。
ジョヴァンニは後にピサ大聖堂の説教壇を作っています。 -
説教壇のレリーフは「嬰児虐殺」、「磔刑」や「最後の審判」等キリストの生涯にまつわるテーマが取り上げられています。
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キージ礼拝堂入口にある聖女カテリーナ
ベルニーニ作です -
この礼拝堂だけバロック様式で華やかです。
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クーポラ
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内陣にあるブロンズの祭壇
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ヴェッキエッタの作品です
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周囲の天使は8体あり
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ドメニコ・ベッカフーミの作です
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ピッコローミニ図書館入口
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ピウス2世の遺した蔵書を保管するために、1495年に当時まだ枢機卿だったフランチェスコ・ピッコロ―ミニ(後のピウス3世)が作らせました。
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周囲の壁はピントゥリッキオが「ピウス2世の生涯」をテーマに作成
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聖歌隊用の楽譜本、この中の細密画も素晴らしい。
こんなんがゴロゴロあります -
絢爛
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豪華
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完全な形ではありませんが、ローマ時代の彫刻「三美神」もあります
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図書室のすぐ隣にはピッコロ―ミニ家の祭壇があります。
聖母の彫刻はヤコボ・デッラ・クエルチャ作 -
聖グレゴリウスや聖パウロ、聖ペテロ、聖ピウスは若き日のミケランジェロの作品だそうです。
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大聖堂の次はドゥオモ付属美術館に突撃です
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ジョヴァンニ・ピサーノ作
かつてドゥオモのファサードを飾っていた作品が保管されています。 -
ヤコポ・デッラ・クエルチャ作
「聖母子を拝する聖アントニオ・アバーテとアントニオ・カシーニ枢機卿」 -
ドゥッチョ作の後陣のバラ窓ステンドグラス
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聖母被昇天の場面や聖母の死、聖母戴冠等の場面が描かれています
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ドゥッチョ「クレヴォレの聖母」
初期の作品です。 -
ピエトロ・ロレンツェッティ
「聖母マリアの誕生」 -
そしてこれが有名すぎる作品ドゥッチョの「荘厳の聖母」
奇跡的なフィレンツェとの戦いの勝利から50年を記念して1311年に描かれました。
16世紀初めまでこの作品はドゥオモの主祭壇に飾られていたそうです。 -
シエナにとっても大変重要な作品なんですね
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その他ヤコポ・デッラ・クエルチャの作品や
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ドメニコ・ベッカフーミの作品
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もちろんソドマの作品もあります。
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そしてシエナ派で最も古い作品とされる「大きな目の聖母」は
木の板にテンペラ画で描かれています。 -
3階奥からはかつての拡張工事跡に上って見学することもできます。
30分間隔位だと思いますが、25人〜30人くらいずつ係員つきで遺構に上ります。 -
完成していたら間違いなく世界最大のドゥオモだったでしょう。
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ここからの眺めもまた素晴らしい
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今回はお騒がせ爺さんはいませんでした。
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カンポ広場だって見れます
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マンジャの塔ほどは高くありませんが、大聖堂自体が一番高い丘の上なので、遜色ありません。
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明日はシエナを後にしなければならないのかぁ〜
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もっと滞在していたい
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旅人なら誰しも思うでしょうね
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係員に促され美術館に戻り下へ
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ブックショップに小さな礼拝堂?がありました。
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この後クリプタも見学
クリプタ 寺院・教会
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フレスコ画が沢山ありましたが、
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サラッと見た程度でした
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クリプタの後は洗礼堂です
1317年から1325年にかけて建設され、ファサード上部は未完のままです。洗礼堂 (シエナ) 寺院・教会
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ヴォールトの交差も含め華やかな洗礼堂です
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堂内の洗礼盤はヤコボデッラクエルチャ作です。
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「キリストの洗礼」はロレンツォ・ギベルティ作
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「ヘロデの饗宴」ドナテッロ1423〜1427 これは他のパネルと比べて深い奥行効果が巧みに表現されています。「スキアッチャート」(空間を押しつぶす)というドナテッロ特有の技法だそうです
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壁画はヴェッキエッタの作品だそうです
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洗礼堂を出て町の南東にある教会まで歩きます
観光地なので人は多いですね -
サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会です。
13世紀創建で粗削りの石のファサードが古さを感じさせます。 -
内部は三廊式ですが、14〜15世紀に拡張されたためルネサンスとゴシックが
混ざっています。 -
壁面はピエトロ・ロレンツェッティ等のシエナ派の作品で飾られていますが、夕方でミサを行っていて主祭壇まで行けませんでした。
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教会前からのシエナの街の眺望もなかなか良いと思います。
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どこのコントラーダでしょう
羊っぽいからヴァルディモントーネのようです -
メルカート広場まで帰ってきました。丁度カンポ広場の裏側です
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メルカート広場にあるトラットリア「パペイ」で夕食です。
店員さんに聞いたらパペイはオーナーの名字だそうです。パペイ 地元の料理
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今日も昼間食べていないので、ガッツリ食べて、ワインもノルマ1本達成。
カポナータのような野菜がおいしい。肉のグリルもイケます。 -
ほろ酔い気分でカンポ広場を横切り、ホテルに帰ってバタンキューッ
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
次回はいよいよレンタカーでお出かけです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とし坊さん 2016/01/20 15:48:48
- 行きたいな(^O^)
- シエナ行ってみたいです、カンポ広場で昼寝してみたいと思っています。
電車とレンタカーで回られますといろいろな場所に行けていいですね
こちらこそよろしくお願いします(^O^)
- Keiさん からの返信 2016/01/20 19:12:26
- RE: 行きたいな(^O^)
- とし坊さん、書き込みありがとうございます。
気候が良ければカンポ広場でのお昼寝は大そう気持ちが良いと思います。
熟睡して荷物を盗られないようお気を付け下さい(笑)
中世の街並みが感じられる街なのでオススメです。またシエナ近郊にも
オルチア渓谷含めいい町や見所が沢山あります。レンタカーで回るのも良いですが、シエナからオプショナルツアー半日観光であちこち行けるツアーもありますので、運転しなくても良いし、ガイドは日本人だし、そういうツアーを利用されるのも良いと思います。
大好きなローマにフィレンツェやトスカーナの町を周遊、と銘打って一度ご検討されては如何でしょうか?
引き続き今後とも宜しくお願いいたします。
Kei
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