![夏休みを利用してのあわただしいオヤジ一人旅、華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。<br />毎度の恒例行事である教会巡りや美術堪能に加え、今回は列車とレンタカーを駆使してなかなか行けないレアな観光地も含め、ザックリとトスカーナ州を旅してみました。<br /><br />フィレンツェ2泊→ルッカ1泊→ピサ1泊→シエナ2泊→<br />→ピエンツァ1泊→アレッツォ1泊→<br />→ボローニャ1泊 (飛行機の都合で最終日のみエミリアに宿泊。)<br /><br />旅行記?は到着日含め2泊したフィレンツェ2日目の午前中です。<br />観光2日目 フィレンツェ観光は午前中で切り上げ、ルッカに移動する日。<br /> 何回か訪れているフィレンツェですが、午前中掛けて久しく訪<br /> れていなかった場所を観光しました。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/07/84/650x_11078425.jpg?updated_at=1475214366)
2015/09/17 - 2015/09/27
252位(同エリア884件中)
Keiさん
夏休みを利用してのあわただしいオヤジ一人旅、華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
毎度の恒例行事である教会巡りや美術堪能に加え、今回は列車とレンタカーを駆使してなかなか行けないレアな観光地も含め、ザックリとトスカーナ州を旅してみました。
フィレンツェ2泊→ルッカ1泊→ピサ1泊→シエナ2泊→
→ピエンツァ1泊→アレッツォ1泊→
→ボローニャ1泊 (飛行機の都合で最終日のみエミリアに宿泊。)
旅行記?は到着日含め2泊したフィレンツェ2日目の午前中です。
観光2日目 フィレンツェ観光は午前中で切り上げ、ルッカに移動する日。
何回か訪れているフィレンツェですが、午前中掛けて久しく訪
れていなかった場所を観光しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日はルッカに移動する日です。フィレンツェ観光は午前中で切り上げになるので、朝食を取りながらどこに行こうか考えていました。
ホテルヴァザーリは豪華さはないが、SMN駅から3分程度で近く、使い勝手の良いホテルです。朝食もシンプルながら卵料理もあり、気に入っています。ホテル ヴァザリ ホテル
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フィレンツェの隣、カンポ・ディ・マルテにあるサン・サルヴィ教会に行こうと思い立ちました。
11世紀に建てられたフィレンツェの中でも歴史ある教会です。この教会の修道院食堂には元々アンドレア・デル・サルトの「最後の晩餐」がありました。(現在は教会近くのアンドレア・デル・サルトの最後の晩餐美術館にあります。)サン サルヴィ教会 寺院・教会
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また、現在ウフィツィ美術館にあるレオナルド・ダ・ヴィンチとヴェロッキオ他が描いた有名な作品「キリストの洗礼」は元々この教会に飾られていたことでも知られています。
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小さいながらキオストロもあります。
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サン・サルヴィ教会からほど近いアンドレア・デル・サルトの最後の晩餐美術館。ここに来るのも約2年振りです。
一見普通の住宅みたいで本当に美術館なの?と思ってしまうような外観です。サン サルヴィ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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アンドレア・デル・サルト作「最後の晩餐」(1526−27年)
・・・・・・・・・・素晴らしい!・・・・・・・・・・ -
「最後の晩餐」はレオナルド・ダ・ヴィンチの作品、と思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、沢山の作者が同じテーマの作品を残しています。
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この作品ではヨハネの福音書に忠実に、ユダがキリストのすぐ右側に描かれています。1529年にスペイン軍にフィレンツェが包囲され、破壊寸前になった時、スペイン軍の隊長がこの絵を見て、あまりの素晴らしさに街の破壊を思いとどまったという逸話さえ残されています。
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レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は好きだし否定はしませんが、こちらはその28年後に描かれていますが、剥落もないし、完成度ははるかに高い、個人的には「最後の晩餐」の最高傑作だと思います。
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フランチャビージョ作「ノリメ タンゲレ」(我に触れるな)
この作品は昨年ウフィツィ美術館で見ました。貸し出されていたようです。
その他にもポントルモやミケーレ・リドルフォ・ギルランダイオ等の作品もあります。
入館料は無料、記帳を求められます。今回で3回目の訪問ですが、いつ行っても混んでいたことがありません。こんな大作があるのに不思議・・
以前は撮影禁止でしたが、2015年9月現在写真撮影可能です。開館時間が特殊なので是非、日程を合わせて訪れてみて下さい。
開館時間…8時15分ー13時50分 (共通)
開館日…月曜日・木曜日、第1・3・5土曜日及び第2・4日曜日 -
大通りまで出れば6A/又は6/Bのバスでフィレンツェ中心まで帰れます。
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駅まで戻ろうかと思ったらサン・マルコ教会のファサード修復が終わっており、外観だけパチリ
サン マルコ美術館 (修道院) 博物館・美術館・ギャラリー
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ちょうど土曜日だったのでサンマルコ広場から近いスカルツォの回廊へ
スカルツォの回廊 史跡・遺跡
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ここの開館時間も変則です。
あまり取り上げられませんが、個人的にはフィレンツェに来たら是非寄りたい観光ポイントだと思います。 -
「スカルツォ」というのはイタリア語で「裸足」という意味で、ここには裸足で十字架行進を行う「洗礼者ヨハネ信心会」の修道院がありましたが、そのキオストロ(回廊)なのでこういう名前です。
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壁一面にアンドレア・デル・サルトが描いた単色のフレスコ画「洗礼者ヨハネの生涯」があります。
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単色なので陰影が強調され、アンドレア・デル・サルトの確かな実力がよく分かります。
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結局アンドレア・デル・サルトの作品が好きなだけじゃないか?という声が聞こえてきそうです。「いいじゃないかぁ〜」と返したくなります。
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スカルツォの回廊を後にして、そう遠くないサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場に来ました。
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捨て子養育院美術館。ヨーロッパ最初の孤児院だそうです。ロッピアのメダイヨンは一個一個見ていくとカワイイですよ。
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あらあら、フィレンツェで一番美しい広場と言われているのに・・・
サンティッシマ・アンヌンツィアータ教会は修復中、残念。サンティッシマ アンヌンツィアータ教会 寺院・教会
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またまたアンドレア・デル・サルト、
死者の回廊は一部修復中だったものの、アンドレア・デル・サルトの「サッコの聖母」は無事に再会することができました。 -
この広場からチョコッと見えるクーポラが気に入ってます。
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洗礼堂、去年来た時も修復中だった気が・・・いつも思いますがイタリアの修復工事ってほんとナガイ!
サン ジョヴァンニ洗礼堂 (フィレンツェ) 城・宮殿
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いつ見てもドゥオモは素晴らしいです。
ドゥオーモ (フィレンツェ) 寺院・教会
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フィレンツェ観光打ち切りまであと30分程、どこに行こう?
レプッブリカ広場 (フィレンツェ) 広場・公園
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今回のシメはオニッサンティ教会にしました。ここは3年振り位です。
見所も沢山あります。オーニッサンティ教会 寺院・教会
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ボッティチェリの墓
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豪華な主祭壇
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ジョットの磔刑図
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ギルランダイオの「ミセリコルディアの聖母」
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教会を出て、10メートル位右側に歩くと修道院の食堂への入り口があり、そこにこれまた有名なギルランダイオ「最後の晩餐」があります。
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今日は「最後の晩餐」つながりと
アンドレア・デル・サルトつながりに偏った観光になりました。
それでも好きな作品を見て回れるのだから幸せ者です。 -
お昼過ぎの列車でパニーノ片手にルッカに向かうオヤジなのでした。
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