2015/12/20 - 2015/12/29
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junichiaさん
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ひさびさの休暇なので、たまには東南アジアへでも。。。ということで生まれてはじめてのタイとカンボジアに行ってみました。中年のおっさんが一人でブラブラする旅なので、グルメやおしゃれスポット的な内容は一切ありません。
<全旅程> ■は現在の行程
12/20 日本 -> バンコク
http://4travel.jp/travelogue/11088700
12/21 バンコク->アユタヤ
http://4travel.jp/travelogue/11089156
12/22 アユタヤ
http://4travel.jp/travelogue/11089436
12/23 アユタヤ -> バンコク -> シェムリアップ
http://4travel.jp/travelogue/11089583
■12/24 プレア ヴィヘア/コー ケー/ベン メリア
http://4travel.jp/travelogue/11089876
12/25 シェムリアップ、アンコール ワットと周辺遺跡
http://4travel.jp/travelogue/11090334
12/26 シェムリアップ、バイヨンと周辺遺跡
http://4travel.jp/travelogue/11090334
12/27 シェムリアップ、バンテアイスレイ、チャウ スレイ ヴィヴォル、ロリュオス
http://4travel.jp/travelogue/11091792
12/28 シェムリアップからバンコクへバス移動、スワンナブーム空港へ
http://4travel.jp/travelogue/11092339
12/29 バンコク -> 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は、昨日130ドルで契約したタクシーで以下の3つを訪問予定。
・プレア ヴィヘア
・コー ケー
・ベン メリア
朝6時50分、既に運転手はホテルで待機している。
空港からダウンタウンまでの往復の仕事だと、1日2往復程度の仕事しか取れないらしい。稼ぎ的には10ドル程度だろうか。正直、それでも十分に生活できると思うけど、周りが「今日は200ドル稼いだ!とか500ドルかせいだ!」とか言っているのを聴けば焦りが出るんでしょうね。わからないけど。
今日は1日で130ドル。うまくいけばチップだってもらえるかもしれない。
そりゃあ、張り切るよね。
車は快調に1つ目の遺跡、タイとの国境に接するプレア ヴィヘアに向かいます。
片道250キロ。彼は3時間で到着できると張り切っています。 -
一人乗りのタクシーは快適!
ツアーにしなくてよかった。誰にも気を使わないし。 -
RD60 とアプサーラ ロードの交差点にある像を北に向かう
https://goo.gl/FNRmNy -
朝日に照らされたプレループの横を通る。
きれいですなぁ。
ここはピラミッド型の遺跡で、夕日を見るために多くの人が集まるポイントでもあります。プレ ループ 寺院・教会
-
のどかな風景が続く
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ときどき、集落や路上マーケットと出会う
-
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空が高くて、緑が映える
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カンボジアは赤い砂が多いです。
今は乾季で、車やバイクが通るとこの砂がもうもうと舞い上がる。
バイクを運転する多くの人がマスクを着用しています。 -
1時間位走って、ローカルマーケットで休憩。
ドライバーが水を買ってくれた。500ML 2本で1000リエルを払っているのを確認。
なるほど。ローカルだとその程度なのか。
写真の中央にビンが並んでいることがわかるでしょうか。
黄金色の水が入っています。牛のおしっこです。こちらでは牛のおしっこが貴重な肥料なんですねぇ。品質によって値段が変わるようです。
すいません嘘です。本当はガソリンです。
明日以降、バイクを借りるのですが、このガソリンに何度もお世話になりました。
あちこちに同じような店があって、給油には苦労しません。 -
運転手の車はトヨタのカムリ。
エアコンも効くし、快適でした。 -
ふたたびのどかな田舎道を北に向かう
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ところどころ大きめの村があり、マーケットが広がっています。
帽子屋が多かったなぁ。 -
そろそろ近づいてきた臭いがする
-
AM11時。On Time でプレア ヴィヘアのチケット売り場に到着。
旅行会社によっては「幻の遺跡」とか書かれていますが、もう今となっては全然幻でもなんでもないですね。金さえ払えば誰でも来られます。
タクシーのドライバーにはここで待っててもらいます。
2時間待ってくれとお願いして別れました。
くれぐれもパスポートを忘れずに。提示を求められます。
入場料10$を支払ってチケットを買ったら、次は隣の窓口で、遺跡入り口までの「足」を買う。
ガイドにもある通り、ここから10分ほどバイクまたは車で登ったところに遺跡の入り口があります。
徒歩用の山道もあるようですが、まー、やめといたほうがいいです。標高差500メートル。考えている以上に急坂です。
「足」の選択肢は2つ。5ドルのバイクか、25ドル(15だったか?)の四駆の荷台。グループならば当然後者でしょうが、私は一人だったのでバイクを選択。
「足」を選択すると番号を書いたチケットを発行してくれます。
この番号を帰りの際に伝えて、再度ふもとからお迎えを呼ぶわけですね。
生まれて初めてのバイクの後部席。。。結構怖いwww
でもって、坂が急!!
日光のいろは坂わかります?あんな感じです。
道は広くて舗装されているのですが、かなりの急坂。
そこをバイク二人乗りで登っていきます。
遠慮してシートの後ろのほうで踏ん張っていたら、運転手のおっちゃんが「もっと前に来い」と膝を引く。あまり後ろに体重をかけすぎると登りずらいのかもですね。素直におっちゃんにピッタリ寄り添うwww 広い背中が頼もしいwww。
登ればのぼるほど道はさらに急になり、道も悪くなる。
凸凹、穴あきの道を、おっちゃんは私を(男性 80キロ位)後ろに乗せて、器用に登っていきます。
始めは怖かったのですが、次第に慣れてきて風を感じる余裕も出てきた。プレアヴィヒア寺院 寺院・教会
-
時間にして10分。
ようやく遺跡のふもとに到着。
いやー、血迷って「歩き」とか選択しなくてよかった! -
ここから少し歩いて登ります。
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歩くこと5分。第一塔門が見えてきました。
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遺跡の入り口は、階段の途中から。
階段を降りるとタイとの国境への道。 -
階段を登ると、第一塔門へ続く道。
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第一塔門は修復中です。
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第一塔門を抜けると、第二塔門へ続く長い道。
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このマーク、ときどき見かけました。
始めは地雷注意のマークなのだろうか?と間違えており、この看板から外側に出ないようにしていましたwww 馬鹿ですみません。
ユネスコ世界遺産委員会のロゴでした。 -
第二塔門へ続く長い参道の途中にあったトイレマーク。
足がクロスしていてかわいいwww -
これが、そのトイレ。
洋式、水鉄砲も備えている。 -
第二塔門への階段。
たったこれだけなのに、暑さのせいで結構こたえる。 -
修復中の第一塔門を一回り大きくした第二塔門。
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-
カーラのレリーフ。
建物の入り口に必ずいますね。
カーラの上に立膝で居るのはインドラ神だと思うんだけど、カーラに直接のっているんだろうか。 -
塔門の入り口から向こう側を臨む。
こんな景色、大好き。 -
第二塔門の裏側から。
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第二塔門裏側の破風。
おなじみの、乳海攪拌(にゅうかいかくはん)の浮彫です。
Wikipedia情報ですが、乳海攪拌の話、面白いですねぇ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%B3%E6%B5%B7%E6%94%AA%E6%8B%8C
巨大亀にマンダラ山をのせて、そこに大蛇をからませて、両方から神々が引っ張ることで海が攪拌されて天地が創造されたとのこと。
面白い!面白いよヒンドゥ! -
第二塔門から第三塔門へ
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第三塔門近くの崖からタイ側を臨む
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横に広い第三塔門
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山を持ち上げるビシュヌ神らしい。
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第三塔門の裏側には、牛にのるシヴァ神。
この木の表現がとても面白い。よく考えればリアリティは全くないんだけど、このデフォルメは素晴らしい。そして、その下で蓮の葉を持つ従者?の姿もいい。 -
いつまで見ていても飽きないわぁ
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第三塔門を抜けるとナーガの欄干。
ナーガって蛇の神様ですが、これを欄干に使うっていう発想もすごいよ。
シェムリアップの遺跡では、このナーガを神様が引っ張り合っている欄干もあったりして、本当に見てて飽きない。
なんでそういう発想になったのか、いろいろ想像していると時間を忘れますww -
いいケツですな
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この崩れ具合が、
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たまらんです。
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ゲームの世界のよう
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やっとの思いで第五塔門。
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開かずの岩戸
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迷路のようだ
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荒れ果てた第五塔門の内側
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回廊が何とも言えずいい雰囲気
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回廊の外側からはタイ側の景色が一望できる
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サルもいます
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風が気持ちいいねぇ
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さて、そろそろ戻りますか。
この時点で、もう1時間30分が経過している。
2時間取っておいてよかった。 -
一見平らな石畳ですが、つかれると、この微妙なデコボコでさえもうっとうしい
-
第一塔門階段から左方向へ、来た道を引き返す。
バイクと別れた時に待ち合わせ時間を決めてなかったので、バイクはふもとに戻ってしまっている。近くの運転手仲間に番号札を見せて、ふもとから呼び戻してもらう。
下り坂は、慣れるまでは怖かった! -
プレアヴィヘアから移動すること2時間弱。
時刻は早くも 14:00 になろうかという頃にコーケー遺跡群に到着。
コーケー遺跡群への入場には10ドルのチケット購入が必須。コーケー遺跡群 史跡・遺跡
-
チケット売り場から3分ほど車を走らせると、コーケー最大の遺跡である、プラサットトムの入り口に到着。
ここにはピラミッド型の寺院がある。 -
おぉ、ここも崩壊しています。
-
木に侵食され、崩壊中の塔門。いいね。
塔門は危険なため通り抜けられず。 -
よこの門をくぐります。
-
-
崩壊
-
こわごわと崩れそうな門をくぐる
-
門が続く。
周囲はあまりにも崩壊が激しくて、歩くのに結構苦労します。
破風もあまり目立ったものが見当たらず、来るまでもなかった感が漂う。。。。
疲れたし引き返そうかな。。。 -
と、そのとき!?
も、門の向こうに何かが見えるぞ!? -
お、これがもしや?ピラミッド型の寺院ってやつか?
-
高まる興奮。
なんかこれに似た感情を過去に味わった気がする。
そうだ、ペトラだ! -
でた!
で、でかい! -
おぉ!すげーじゃん!
素敵じゃん!
かっちょいい!
階段型のピラミッド寺院ですね。
手前に見えている階段は上ることはできません。 -
一段が高い!
-
ピラミッドを右に回り込むと観光用の階段が!
気が利いてる! -
長い階段を登り切ると、こんな樹海の景色!
気持ちいい! -
-
頂上には祭壇のあとらしき台座。
-
でも崩壊していてよくわからない
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降りてきた。
-
あ、なんか力が抜けてきた。まじで、やばい感じ。
昼めし食ってないからだな。。。
歩けないほど、力が入らなくなった。 -
何だろうこの感じ。
急にガス欠になったような感じ。本当に歩けない。 -
なんとか遺跡の入り口に戻らなくては。。。ふらふら。。
-
あー崩壊している遺跡がうらめしい。。。歩きづらい。力が入らない。
-
-
やっとの思いで遺跡入口の食堂へ。
-
コーラと牛肉炒め定食(?)を頼む。6ドル。
-
おぉーうまそうだ!!!!!
がっついて食べる。
10分後、なんとか力が戻ってきた。
この日以降、朝飯、昼飯はきちんととるようにしました。
炎天下では思った以上にエネルギーを消費するみたいですね。
助かった。。。 -
時刻は15時。急げば16時30分頃にはベンメリアに到着できる見込み。
このままベンメリアに移動するか、他の周辺遺跡を見るか悩む。
結局、このままコーケーの見学を続けることに。
まずはプラサットリンガ。 -
プラサット プラ チャップ
-
プラサット バンテアイ ピーチョアン。
碑文柱らしいですが、文字らしきものは何も見えず。 -
プラサットダムレイ。
あら?これだけ? -
と思ったら、右側に大きな寺院が。
-
ゾウがいる。
-
崩れそうな本堂
-
ここにもゾウが
-
こちらのゾウは保存状態がよい
-
細かい装飾
-
背中にも
-
時刻は15時30分。
50キロ先のベンメリアは17時クローズ。
もう無理か?
万が一10分でも見学できたらチップをはずもう。 -
Google Mapで地図を見つつ、ベンメリアに向かう。
。。。向かっていると思っていたら、気が付けばハイウェイ6号線にのってるじゃねーか。完全にシェムリアップに戻る道。
「あれ?ベンメリアは?」と尋ねたら、
「もう間に合わないと思ってあきらめた」とのこと。
え?なんだそりゃ!!!
一言俺に尋ねるもんだろうが!
ムッとして、それ以降一言も話さずに、車はそのままホテルへ。
ホテルに到着し、タクシーを降りる。
タクシーの窓越しに、
「これはプリアヴィヘア分ね」と言って、100ドル渡す。
「そして、これがコーケーね」と言って、さらに 20 ドル渡す。
「以上、ありがとう。おつかれさま。じゃーねー」
当然ドライバーは「130ドルのはずじゃ?」と。
私「だって、ベンメリアに行けなかったじゃん。契約と違うから10ドル引くよ」
ド「いや、こちらはあなたが言うとおりに行動しただけで、ベンメリアに行けなったのは私のせいではない」
私「まーねー。その通りなんだけどね。トライしなかったじゃん。それが気に入らない。その代り、チップとして10ドル払うよ。」
といって、結局は130ドル支払う。
もちろんこれ以上のチップは払わない。当然です。
ということで、この日はベンメリアには行けなかった。
バイクで行けない距離ではないので、さて、どうしたものか。
それは明日以降考えるとして、本日も旅の安全を祝してビールで一人乾杯。
<本日の出費>
プレアヴィヘア 10ドル
プレアヴィヘア登頂バイク 5ドル
コーケー 10ドル
水500ML 0.5ドル
コーラ350ML 1ドル
牛焼肉定食 6ドル
ホテルでアンコールビール 2ドル*3=6ドル
チキンカレー 6ドル
タクシー 130ドル
計 180ドル
結構使ったね。ま、充実した1日でした。
明日はいよいよアンコールワット。
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