201007北海道旅行 第10回 ２日目【留萌・羽幌】

2010/07/17 - 2010/07/17

２日目。この日はこれまで訪れたことのなかった留萌・増毛エリアを観光した。

２日目
札幌6:52～深川7:54/8:04～留萌9:00
留萌10:10～小平10:43　【旧花田家番屋】
小平11:29～留萌12:04/12:30～増毛12:55
【元陣屋】【旧商家丸一本間家】
増毛15:48～留萌16:13/16:25～羽幌17:47
はぼろ温泉サンセットプラザ宿泊

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目の朝。札幌駅前。
今日も天気は崩れないようだが。

札幌駅 駅

深川で留萌本線に乗り換えて留萌に初上陸。今日の観光地は留萌地方の日本海側をＪＲやバスを利用してめぐる旅

留萌駅 駅

まずは沿岸バスを利用して小平町まで向かう。
日本海側を走行するため海が近い。

小平町の鰊番屋を見学するため、道の駅のある小平鰊番屋前で下車。
写真は対岸にあるにしん歴史公園。

歴史を感じる建物がある。
北海道の漁といえばかつてはニシンが隆盛を極めた。
突然不漁になり衰退するまで、沿岸地域の繁栄をもたらしていた。

そんなニシン漁全盛時の漁家の生活を学習することができます。

現存する番屋では道内最大規模。２００人を超える雇い人がいたというから当時の漁の賑わいは想像を超えるものだったのだろう。

旧花田家番屋 名所・史跡

さて、バスで留萌駅までもどり、留萌からはＪＲで増毛を目指す。

留萌駅 駅

沿線は海沿いを走る。
車窓からは日本海が間近に見える。

漁港も近い。
こまめに駅に停車しながらやがて終着駅増毛に到着する。

線路の車止めが味わい深い終着、増毛駅。

増毛駅 駅

この雰囲気、いつまでも見たかったが、２０１５年とうとうＪＲから廃止のアナウンスが出てしまった。留萌から増毛間は平均乗車人員が３人というデータもあるようで、通学需要もなさそうで、路線バスも並行しているなどもう手の打ちようがないのかも。

増毛ではレンタサイクルで周辺を観光する。写真のような歴史的な建物が点在。
ここはあとで見学し、まずは一番遠いところにある食堂で昼食をとり宇。

晴れた日の海岸線を走るのは気分がいい。

途中、海岸にあった秋田藩元陣屋第二台場跡。幕末の北方警備のための施設の名残である。

さらに海岸線を進んでいくと

漁師の宿、清宝に到着。
日本海の魚介類を味わいたい。

清宝で昼食。海沿いなので魚介類の店を選択。ネタは良かったがご飯のボリュームが多く、お茶碗２杯分はあったのではないかと記憶している。

漁師の宿 清宝 グルメ・レストラン

再び増毛市街地に戻り、陣屋を見学する。

元陣屋 美術館・博物館

秋田藩の当地での警護の歴史史料を展示する施設。蝦夷地と呼ばれていた時代、各地で本州とのかかわりが意外と多いことに驚かされる。

あらためて旧商家丸一本間家を見学する。

旧商家丸一本間家 名所・史跡

明治初期より増毛の地で営業を続けてきた豪商の屋敷。
ニシン漁とリンクした時代背景で貴重な当時の様子を見られた。

さて、今日の観光はここまで。
増毛から沿岸バスを留萌で乗り継ぎ、今夜の宿泊の地、羽幌に到着。この当時は温泉に泊まることにこだわりがなく、期間中唯一の温泉に宿泊。

ホテル裏手にはバラ園もある。ホテルに入る前にちょっと立ち寄った。

はぼろバラ園 花見

赤が強調されるカメラ。

それではチェックインしよう。

はぼろ温泉 サンセットプラザ 宿・ホテル

温泉は茶褐色のにごり湯で鉄分を含んだもののようだ。
道の駅併設で日帰り利用者も多くにぎわっていた。
食事は特産の甘海老が味わえ満足のいく宿泊だった。

客室は夕日の見えるプランで予約したがよく考えたら曇ったらアウトなわけで、日本海に沈む夕日は全く見られなかった。