ウィーンの秋を楽しむ　３．シェーンブルン宮殿の庭園を歩く

2015/11/02 - 2015/11/13

シェーンブルン宮殿の庭園は、大変気に入っており、ここ数年は来るたびに散歩することにしている。今回は暑くも寒くもないので、単に正門からグロリエッタまでを往復するだけではなく、グロリエッタの丘から東半分を歩き回った。勿論、初めての景色ばかりだった。そういえば、西半分もまだ一部しか歩いていない。そちらはまたの機会に譲ることにした。

それにしても、落葉した木がこの庭園は多いことに気付いた。木の種類に無知な私では、それらの区別も付かない。花の名前なら家内がよく知っているが、ヨーロッパの木となると、種類も異なるものが多いのだろう。ただ、落ち葉は頻繁に回収しているようだが、それでも、あっという間に降り積もるのだろう。落ち葉の上をサクサクと歩くのはなかなかおつであった。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

朝から沢山の訪問者がいる。門の外には観光バスがずらっと並んでいる。宮殿内は、既に2回見ており、今更入る気はない。

昨年はクリスマス・マーケットをここで見たが、なんともう準備が始まっている。（この日は11月5日）

庭園の散歩開始。東側に向かう。

この方面には常緑樹もある。

この通りはすっかり落ちている。

お気に入りの像。そのときは覚えていたが、誰か忘れた。また、来るだろう。年をとるとこんなもんだ。。。

ローマの廃墟と呼ばれるところ。

ローマの廃墟の一部

中央部分に戻る。ここから丘を登り始める。

ネプチューンの泉

かなり登ってきた。

グロリエッタの下にある泉は掃除中。

グロリエッタが青空のなかに浮かぶ。

グロリエッタから宮殿を見下ろす。かつて、夏にここまで来た時のことを思い出すと、あれは地獄だった！今日はまだエネルギーが残っているので、そのまま下におりないで、東方向に向かう。

この地図は南北が逆さまだ。正門が下にある。ただ、実際に歩いてきた人からすると、グロリエッタの丘が上になっているので、自然にみえる。

ここからは、グロリエッタの後ろ側だが、一般の人は入れないようだ。

グロリエッタを後ろから見たところ。

このゲートの先は入れない。グーグルの地図だと、兵舎があるようだ。

初歩きとして、東方向に踏み出す。

途中に細い散歩道があるが、今回はわき道にそれないで、、。

東側の端に来た。ここからシーズンによっては、庭園内を小型列車のようなものが走っているようだ。ベルサイユ宮殿では乗ったことがあるが、ここでは、見たこともない。ただ、シェーンブルン宮殿と庭園をあわせると、ウィーンのリング内、旧市街より広いようなので、不思議ではない。

ここが東南側の出口。11月は、朝6時半から夕方5時半まで出入り自由。

この東側は自然林のように見えるが、やはり手入れはしているようだ。クレーン車が見える。この車のせいで、迂回させられたので、それで自然林の中を歩いた感じになった。

大木も届くクレーン車

これで方向は見失うこともない。

はじめて見た。

坂を下る。

オベリスク。ここも初めてだ。

大きい通りに出ると、ちゃんと宮殿が見える。

こんなところも初めてだ。

ここは全て落葉樹だ。

通りによって、がらりと雰囲気が変わる。

東北の出口に近づいてきた。保育園や幼稚園の子供達が先生と散歩にきている。

落ち葉を回収している。どの程度徹底しているのだろう。。

東北側の門。Ｕ４の駅は正門より、こちらのほうが近い。いい散歩だった。前日はカーレンベルグの丘から４ｋｍ下ったが、今日も、結構歩いた。普段は散歩をほとんどしないくせに、こういうところだと、私も毎日散歩をする気になる。面白さが違う！