2015/11/15 - 2015/11/15
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morisukeさん
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オッサンネコです。
本日はバンコクの中華街 ヤワラートストリートにやってきました。
中華街の玄関口となる牌楼(中華門)を過ぎると、そこは敢然たる中国の世界。
金を売る金行や中華料理レストラン、漢方薬局、そして漢字の看板などなど、
バンコクの街中では見られない中国圏独特の風景を見ることが出来ます。
今回は中華系タイ人のルーツを展示する資料館や、世界最大の黄金仏の見学も含めて、中華街の散策を楽しんできました。
お話は2部構成、昼の部と夜の部でヤワラートストリートを紹介します。
まずは昼のヤワラートから。
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヤワラート通りには地下鉄(MRT)の終点、フアランポーン駅から歩いて行く事ができます。
MRTは中々便利な交通手段ではあるのですが、入場の際に持ち物検査があるのが難点です。 -
イチオシ
まずは中華街の入り口にある寺院、ワット・トライミットから。
ワット・トライミットで見るべきものは何と言っても世界最大の黄金仏でしょう。
高さ3m 総重量5.5トンの仏像は、なんと時価100億円以上のお値打ちがあるそうです。
建物は最近建て替えられたみたいで、見た目はまるで要塞みたいですね〜。
また中華街の近くに位置するため、昔から中華系タイ人の信仰が厚い寺院となります。 -
お坊さんとお寺の風景。
この奥に拝観料を支払うブースがあります。
ゴールデンブッダだけなら50Baht。併設されている中華系タイ人の資料館は100Baht。
本日は奮発して両方見学で行きましょう。計150Baht(500円ちょい)をお支払い。
ちゃりーん。 -
ゴールデンブッダは最上階にあるお堂に安置されています。
参拝者はタイ人や中国人が多かったのですが、中には日本人の観光客もちらほら見かけました。 -
で、これ。ゴールデンブッダ ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
艶めかしいほどにツルツルのスベスベです。触ってませんのであくまでもイメージですが…
曲線が美しいスコータイ様式で、仏像そのものは700年以上の歴史があるそうです。
右手の指を下に向けているのは降魔の印相で、瞑想の邪魔をしに来た悪魔を追い払うポーズになります(*´з`)
この降魔印の整えられた指先がスコータイ後期からのタイ仏像の特徴になります。
ありがたや、ありがたや〜。 -
パンフレットによると…
この仏像は敵国(おそらくビルマ)から守るために、永くは黒い漆喰で覆われていました。
保管先の寺院が廃寺になるということで、この仏像がワット・トライミットに寄与される事になったのですが、あまりの重さに作業が難航。
その際に漆喰が剥がれ落ち、黒塗りの中からピカピカ光る黄金が出て来たというわけですね。
あまりのキンキラ具合に感動ですよ… (*゚ロ゚) ハハ- -
これまた見事なレリーフが。ムムッ。
象に乗っているのは4本の腕と槍を持っているのでインドラ神でしょう。
とすると太陽と一緒に描かれているのは太陽の神、アスラ(阿修羅)でしょうか。
インドラ神とアスラ神は度々戦を繰り返し、その戦場がひどい有様だったことから、
「修羅場」の語源になったと言われています。ホホホー。 -
ここから中華系退タイ人のルーツがわかる資料館に潜入します。
黄金仏が展示されているお堂の下、2階部分が展示館になります。
最初は訳の分からんVTRを見せられて、これはやっちゃったスポットかと思いましたが、
その後はマネキンや絵などで当時の状況を分かりやすく展示していますので、
言葉が分からなくてもある程度は想像でカバーすることができます。
写真はタイと中国を結ぶ交易船の中。時代背景は19世紀。
どうやら嵐に見舞われている最中らしく、稲光が船倉を照らし出す演出がついています。
ほうほう。 -
19世紀のチャオプラヤ川の風景。
ビルを除けば寺院の風景などは今とそんなに変わらない様な気がしますね。
ジャンク船や帆船が行き交う姿が、交易路としての川の存在を引き立てています。 -
船荷ヲ降ロシテマス の光景。
時代考証は当然できていると思うのですが、この髪型は当時の流行りなのでしょうか… -
調味料ヲ売ッテマス の光景。
一昔前、味噌や醤はこーんな甕に入れて量り売りをしていたみたいです。 -
コノ皿、安クシトキマッセ の光景。
この髪型が気になってしようがない(*´з`) -
腹減ッタノデ飯食ッテマス の光景。
ちょっと今のタイ人の屋台とはメニューが違う気がしますね。
腹減って来たぞ… -
次は展示されていたミニチュアの世界から。
中国寺院で祭りごとを行っている図でしょうか。
熱心に祈りを捧げる姿は今も昔も大きく変わりありません。 -
これは金を売る店(ゴールドショップ)ですね。
中国人とタイ人は両方とも金が大好きです。
金には邪気を追い払う効力があると迷信的に信じ込まれて来た側面もありますが、
金の価値はその時代時代の貨幣より信頼が出来るという意味合いが強いのでしょう。
またお金を刹那的に使うタイ人の間では何かあった時の蓄えとして、
「お金がある時には金を買っておけ」というのが親から代々伝わる訓示だそうです。 -
これは食堂街ですね。
冷蔵庫も氷を作る技術もなかった時代、メインはやはり乾物である気がします。 -
そして中華系タイ人の発祥に深く関わっているのがラーマ5世になります。
アユタヤ朝から現王朝に変わっても中国との交易は盛んだったのですが、
ラーマ5世はタイに居付いている華人にも税金を課す政策を取り進めました。
一方で華人の帰化を奨励し、タイで生まれた華人にはタイ国籍を与えていたので、
この時代からタイに帰化する華人が一気に増えた所以になります。 -
一通り見学してから資料館を後にします。
中華系との混血が進んだタイ人のルーツを勉強するには中々良いところでした。
出口に飾られているランタン(角灯)が最後まで中華っぽさを示していますぞ(;´∀`) -
さてワット・トライミットを出て中華街へ。
まず最初に見えてくるのが牌楼(パイロウ)ですね。ヤワラート通りの玄関口にあります。
中国式の寺院や通りの入口には、かなりの確率でこの牌楼を見る事ができます。
どんな国にいても牌楼をくぐるとそこから先は完全なる中華の世界。
正に結界を潜るような感覚で、ここから先の世界に胸が高まっていきます ^^) -
天華醫院(クァンイム寺)。
中華街の入口にあって入りやすい雰囲気を醸し出していたのでお邪魔しました。
完全な中華系のお寺で、福祉的な活動を行っている病院の付属寺院となります。
この玄関口にある門もさっき出て来た牌楼に相当します。 -
イチオシ
寺院の敷地内は線香の煙と臭いが充満しています。
この赤い角灯が中国っぽさを強調してくれますなぁ(*´з`) -
寺院はこんな感じ。中華系のタイ人が熱心にお祈りを捧げていました。
説明するまでもないですが、中国寺院とタイ仏教寺院は作法・信仰などが全く異なります。
例えば祭壇に掲げられたお札には「天地父母」と書かれていますが、これは儒教の考えです。
天を父と呼び、大地を母と呼ぶ。
天地があってこそ人間は生まれて生きていけるという、儒学の価値観を表しており、
自然の恵みに日々感謝して、慎ましく生きて行きなさいって意味ですね。 -
これも中国寺院が違っているところ。
信仰の対象が仏ではなく観音になっていますね。
正式には観世音菩薩。
菩薩は民衆の苦悩を救済する役割があり、大乗仏教である中国や日本では信仰が厚いのですが、上座部仏教が主流のタイではあまり馴染みがありません。 -
イチオシ
ヤワラート通りに到着。
なるほど、確かに漢字ばっかりの看板でタイ語は影が薄いですね〜。
この狭い空間に看板が所狭しと並んでいる状態は、中々見ていて爽快でありんす。 -
これが昔のヤワラート通り。
先ほどの中華系タイ人の資料館から拝借。 -
ヤワラート通りをアップでもう一枚パシャリ。
日本のガイドブックとかには「ヤワラート」と書いていますが、発音上ではヤワラーが正しいのです。 -
路地には怪しい店をいっぱい見つけることが出来ます。不不不。
これはツバメの巣を売っているみたいですね。
タイ人の友人曰く… この通りで食べられるツバメの巣/フカヒレは98%フェイクだそうです。
まぁ中国の歴代の王様が珍味として崇めてきたものが、こんな路地に売っているのも少し怪しく感じますが…
真偽のほどは定かではありませんが、個人の判断にお任せします(;´∀`) -
ヤワラート通りで良く見るのは、ゴールドショップ、中華レストラン、漢方薬局が多いでしょうか。
中華レストランは格式の高そうなところから一般向けの食堂まで様々なものがありますが、
オッサンはあまり本格中華料理が好きではないので、今回は眺めるだけで十分です。
個人的には中華料理は餃子の王将で十分満足できる庶民派でございます。 -
ヤワラート通りはこうした中国の風景が1kmくらいは続きます。
道も一方通行なので比較的安全に通りの散策が出来る気がします。 -
最後は中華系タイ人が群がるゴールドショップから。
ゴールドショップは別名、金が行き交う場所として「金行」と呼ばれています。
人気の店にはこの通りすさまじい人だかりが出来ています。
でも下手なブランド品を買うより、価値の下がらない金の方が合理的ではありますねェ。
オッサンももし宝くじが当たったら買いに来る事にしましょう。
ヤワラート昼の部はこれでおしまい。ヤワラート夜の部に続きます。
それではまた。
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