2014/06/12 - 2014/06/12
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kawakoさん
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バーゼル発のSバーンで行くシリーズですが、今回の目的地バート・ゼッキンゲンはスイスではなくドイツにあります。
スイスとドイツの国境を形作るライン川。
川沿いにはいくつもの町があるのですが、そこにはまた多くの橋もあります。
そしてここバート・ゼッキンゲンにも橋があるのですが、この橋なんとヨーロッパ最長の木造屋根付き橋なんです。
屋根つき橋とともにこの町でもう一つ有名なのがオペラ「ゼッキンゲンのトランペット吹き」です。
このオペラ、領主の娘とトランペット吹きとの身分違いの恋の物語です。(ちなみにハッピーエンドです)
ドイツ留学中の森鴎外がこれを見てとても感動したそうですよ。
↓興味のある方はどうぞお聞きください
https://www.youtube.com/watch?v=oRqXUpJ2UnE
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
-
まずはスイス国境の町シュタインから
看板には「Bad Säckingen」の名も見えますね〜
右に行くと住宅街に出ます
看板には右方向の矢印が書かれていますが、あえて左に進みます
坂道を下って進むと地下道の入り口に出ます -
地下道を通り抜けるとライン川に出るので、そこから川沿いのワンダーウェグを右に進みます
この日はかなり暑い日だったのですが、川沿いの木陰道は快適でした
この道にして正解だったな〜( ̄∇ ̄) -
さて、しばらく歩くと木造の橋が見えてきました
ヨーロッパ最長(203.7m)の屋根付き木造橋ですよ〜
400年以上の歴史があるそうです -
だんだん橋に近づいてきました
この時点で橋ばっかり撮っていてかなりの枚数になりましたw -
かわいい〜(´∀`)
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屋根つき橋の入り口(スイス側)に着きました
ではこれから橋を渡って徒歩で越境しますよ〜 -
橋の中央に白い線が・・・これが国境のようです
カンタンだな〜 -
橋の守護聖人、聖ネポムクです
あっちこっちでお見かけするので覚えてしまいましたw -
さて、橋ももう渡り終えようかというあたりで突然人だかりが!
(=A=)じー -
?(・∀・)なんとトランペット吹きが出現しました!
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ビックリ〜でもラッキーということで写真を撮っていると、人だかりの誰かから「帽子を差し出したほうがいいんじゃない?(つまり代金請求しろと)」と言う声が・・・
後で知ったのですが「トランペット吹きと一緒に回る旧市街観光案内」というのが有料であるそうで、どうもその集団だったみたいです
でも私以外にも通りがかりの人たちからバチバチ撮られてたからねw -
街中で見かけた看板にもトランペット吹きの絵がありましたよ
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欧州一長いトンネルを抜けると独逸国であった・・・こちらドイツ側の橋の入り口です
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バートゼッキンゲン旧市街の地図です
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ちなみに橋を出てすぐのところにインフォがあります
トランペット吹きが目印(・∀・)ノ -
ここでは無料の地図やパンフ、ちょっとしたグッズなど置いてあります。
せっかくなんでなんか買おうかと思ったら・・・あ、スイスフラン使えなかったw残念 -
ではこれから岸辺に見えているあの塔に行こうと思います
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橋の横から川岸に降りられるようになってます
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こういうところに鍵をかけるのって、ホント、ヨーロッパでは多いですね〜
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Diebstutm/ディープストゥルム、直訳すると泥棒塔です
見張りや監獄として使われたのかもしれませんね -
扉は閉まっていました
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泥棒塔のある場所はシュロスパークで、その名の通りお城(シュロス)があります
が、そこはちょっと後回しにして、まずはこちらの東屋へ -
この東屋はTeehäuschen/テーホイスヒェン(小さなティーハウス)、もともとは城に付随する施設の一部だったそうですが、今はカフェになっています
バロックスタイルで内装も綺麗なんですが、撮影していいのは天井だけだと言われましたw -
メニューにグリーンティーがあったので頼んだらメチャ熱かったww
暑い日に熱い飲み物・・・体にはいいですねっ -
汗を鎮めに入ったカフェで大汗をかいてしまった・・・
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さてこちらが Schloss Schönau/シュロス・シェーナウ
中はトランペット博物館になっているそうです -
トランペット吹きの像があります
近くには、叙事詩「ゼッキンゲンのトランペット吹き」の作者ヨーゼフ・ビクター・フォン・シェッフェルの像もありますよ〜 -
お城の反対側にもトランペット吹きの像が・・・
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この門から町のほうに出て行きます
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門の正面に面白いものがありました
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ホテル・カーターヒッディガイガイ
ヒッディガイガイはオペラに登場する猫です
ちなみにカーターはオス猫のことです -
ここからは適当に教会目指して歩いていきます
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暑い日だったので、水遊びをしているお子様は多かったな〜
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なにやら井戸端会議をしている石像が・・・
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カーニバルの仮装がモチーフになってるようです
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お、出た出た〜 Fridolinsmünster/フリドリンスミュンスターです
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教会前の広場に面してレストランが立ち並んでいます
各店の前ではテーブルを並べていて、にぎやかなもんです -
教会周辺が旧市街の中心地のようで、建物の感じも立派でした
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こちらが聖フリドリンさんですか
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彫像のかわりに絵が描いてあったw ちょっと変わってるな〜
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ちなみに中はこのようになっております
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外観から想像したのよりは豪華だったw
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教会の脇を回って向こう側に進みます
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このあたりも旧市街の中ですが、立っているのは普通の住宅です
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で、やってきたのがカーターヒッディガイガイの泉です
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ヒッディガイガイはハンガリーに生まれ、パリを経由してこの地にやってきた、緑の瞳に黒い毛皮のオス猫
トランペット吹きのフランツと貴族の令嬢マリアとの間を行き来し、代弁者の役割を務めます
狂言回しってやつですかね -
さらにライン川に向かって進むとガルストゥルム(ガルス塔)に出ます
このあたりが旧市街の北端になります -
近くにある噴水には聖ガルスの飾りがついていました
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このあたりからも木造橋がよく見えます
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また適当に歩いて木造橋まで戻ります
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ロココハウスだそうです
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お、橋が見えた
それにしても暑い・・・
スイス側には店らしいものがほとんどなかったので、国境を越える前に左側に見えているアイス屋へ -
小銭しかユーロが無いけど足りた・・・よかったw
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この旅行記へのコメント (4)
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- jijidarumaさん 2016/05/17 19:28:50
- 長年の疑問が解消しました。ありがとうございます。
- kawakoさん
こんにちは。初めまして。
なかなか観光する方がいないのでバード・ゼッキンゲンの名を見つけて、立ち寄りました。ドイツの古城好き、古城ホテル好きです。どうぞ宜しく。
2007年にドイツ南西部:黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方をレンタカーで旅した時にBad Saeckingenバード・ゼッキンゲンSchloss Schoenau シェーナウ城(トランペット城の異名を持つ)を訪れました。
2003年、この町はヨーロッパにおける最も美しい“花の町5選”の一つに選ばれています。城と教会とライン川、そしてライン橋と、大変絵になる町ですね。ラインをまたぐ木造橋も魅力的で、何度も飛び跳ねたりしてドイツとスイスの国境線を行き来しました。
また、“Trompeter von Bad Saeckingenバード・ゼッキンゲンのトランペット吹き”の粗筋は当時調べてみたのですが、よく分かりませんでした。
1854年に出版された文学作品を1884年にオペラにした事(ライプツィヒで初演)から、どうもその名が有名になったこと。
手元のオペラ案内書・Knaus Opernfuehrer(1977年購入)には簡単だが、Viktor Nessler(1841-90)の作品だと書かれています。
17世紀末、実在の人物の恋愛をオペラにしたもので、その中で歌われた、別れの歌『さようなら!それはなんと美しかったことか!』は当時、大変な国民的人気を得たとある
kawakoさんの旅行記で原作の作者名、あらすじは領主の娘マリアとトランペット吹きフランツとの身分違いの恋の物語、ドイツ留学中の森鴎外がこれを見てとても感動した・・・そうしたことが書かれていて、およそ10年ぶりに疑問が解消しました。ありがとうございました。
jijidaruma
- kawakoさん からの返信 2016/06/17 05:05:09
- 書き込みありがとうございます <(_ _)>
- こちらこそ、マイナーな旅行記にお立ち寄りありがとうございます。
バートゼッキンゲンはなかなかおもしろい町だと思うのですが、たしかに日本語での説明はあまりなかったですね。
旅行記に仕立てるにあたって、苦労してドイツ語の説明を読んだかいがありました。
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- momoyuさん 2015/02/04 19:28:44
- お久しぶりです。
- いつもガイドブックの様ですぐにでも旅立ちたくなりました。
天気も良いので写真の色が綺麗ですね。
ドイツらしい色使い、大好きです!
また楽しみにしてます(^-^)/
- kawakoさん からの返信 2015/02/05 23:27:16
- 書き込みありがとうございますφ(・∀・)
- 夏のヨーロッパはやはり旅行のベストシーズンですね。
なんということのない風景でも美しく感じられます。
バート・ゼッキンゲンはなんとなく名前に惹かれて行ってみたんですが、予想外に見所が多くて楽しかったです。
スイスからも、ちょっと歩きますが行きやすいところですので、機会がありましたらぜひお試しくださいませ。
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