2015/10/08 - 2015/10/12
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yakyukozouさん
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【10月9日】
日月潭2日目。
日月潭の朝の景色を満喫したあとは、ホテルに戻り朝食を食べて朝風呂に入るなどしてたっぷりホテルでの滞在を楽しみました。
ホテルによって旅行気分も随分違うな~なんて、今更ながらの発見でした。
10時過ぎににチェックアウトした後は、1日かけて日月潭の主な観光地を周遊しました。
観光の手段は遊覧船とバスですが、意外に時間がかかりやっぱり日月潭は広くて大きかったです。
結局、遊覧船は全航路使うことなく、循環バスも文武廟から水社に帰るためだけに1回乗車しただけで終わりました。
水社碼頭から遊覧船に乗船し、玄光寺で下船。
玄光寺から玄奘時、そして慈恩塔まで山道を徒歩で行ってみましたが、ここは結構な上り坂で疲れました。
でも頂上の慈恩塔の最上階からの眺めは素晴らしかったです。
玄光寺にあれだけいた外国の団体客も、さすがにこの山道は避けたのか、慈恩塔にはほとんどいませんでした。
慈恩塔から玄光寺碼頭まで一気に下山したあとは、再び遊覧船に乗船し、サオ族の街「伊達邵」に。
伊達邵は日月潭で水社に次ぐ集落ですが、九族文化村までの観覧車があるため、たくさんの人で賑わっていました。
原住民族の屋台や日月潭独特の食べ物も、このあたりには多いのでとても2時間位じゃ周りきれず次回に持ち越した場所もたくさんありました。
機会があれば、半日位かけてじっくり観てみたい場所でした。
夕方近くなって伊達邵から、日月潭循環バス(環湖公車)で、文武廟を経由して水社に戻りました。
水社に戻ったのはちょうど17時半位でしたが、高鐡台中行の台湾好行は行列で乗り切れない人たちもいました。
高鐵台中から台北に戻り、天津大飯店に着いてみたら21時前でした。
疲れましたけど、日月潭の主な場所は全て周れたのでとても有意義な一日でした。
(写真は遊覧船からホテルラルーを観たところ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
水社の旅遊服務中心までホテルの送迎車で送ってもらいました。
日月潭大飯店と水社間の送迎車は、一応時刻表のようなものがありますが、時刻表に関わらず送迎してもらえるようでした。
水社の旅遊服務中心ではスーツケースを預かってもらいました。
係の人に申し出ると、写真下のA・Bと書かれた白い紙を渡されるので、そこに名前と電話番号を書き込み半券は戻されて、もう半券は荷物に貼付されます。
そして同じ階にある荷物室に行き、係の人が立ち合いの下、指定された場所(棚)に荷物を自分で収納します。
意外と簡単でした。
日月潭大飯店は、水社と離れているので、無料で預かってもらえるのは助かりました。水社遊客中心 散歩・街歩き
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旅遊服務中心の隣りにある南投客運のチケット販売所で、「日月潭水陸空好行套票2015」(360元)を購入しました。
個々に買うと・・・・・
日月潭ロープウエイ往復:300元
日月潭周遊バス(環湖公車)1日乗車券:80元
日月潭交通船(水社−玄光寺−伊達邵の遊覧船乗船券):300元
水社−向山バス片道:料金不明
以上が含まれているので、お得感があります。
シニア向けには別の組み合わせで、更に安い330元の好行套票も販売されていました。水社遊客中心 散歩・街歩き
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水社碼頭まで行き、遊覧船に乗船しました。
乗船する前に、周辺にいる係の人にチケットを渡すと、腕に赤色の付くスランプが押されました。
遊覧船を運航する船会社は複数あるようで、スタンプの色によって乗船する船は違うので、最初に乗船した船の特徴は覚えておいた方がいいです。
私は、今日一日「日月潭之星」という船に乗ることになりました。
「左上」:船内の様子。
「左下」:日月潭之星號。
「右側」:遊覧船から水社を見た様子。日月潭遊覧船 船系
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遊覧船は、水社から玄光寺へ向かう途中で、拉魯(ラルー)島という小さな島の横を通ります。
今ではとても「島」に見えないのですが、ここは嘗てサオ族の人々の居住地でした。
でも、日治時代に水力発電所が完成したことで、日月潭は貯水湖となって水位が上昇して、ラルー島は大幅にその面積を失いました。
更に1999年の921集集大震災で山頂の一部を残しそのほとんどが、水没してしまい現在のような状態になってしまいましたが、今でもラルー島は、サオ族の人々にとって精霊の集う神聖な場所と信じられているのだそうです。 -
水社碼頭から玄光寺碼頭まで約20分位で到着。
下船してぞろぞろと歩いていくと、何やら玄光寺の入口付近に人だかりが。
以前ネットで見た有名な煮卵のお店でした。
あとで調べたら50年の老舗。
南投の干し椎茸と紅茶で煮た煮卵は、白身の中の方まで味が浸透していて、味が濃くてピカイチでした。
4個も食べました。
50元。 -
玄光寺の碼頭から玄光寺までは坂道を登って行きます。
・・・というより、団体の行列の中に埋もれながらダラダラと歩く感じ。
「玄光寺」は三蔵法師を祀るお寺。
ここからはラルー島が見えて日月潭の景色がいいとのことで一番のビューポイントになっていますが、そのせいか物凄い観光客の数でした。
観光客同士で撮影の順番争いで怒鳴りあったりして、ちょっと険悪な雰囲気でした。
左上:玄光寺までの歩道。行列が切れたところを撮影。
左下:祀られていた三蔵法師
右上:撮影ポイントの状態。
右下:掲げてあった三蔵法師?の絵図。玄光寺 寺院・教会
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何とか、端の方から日月潭を撮影しました。
玄光寺 寺院・教会
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玄光寺の隅の方にある山道から玄奘時まで行ってみました。
玄光寺→玄奘寺→慈恩塔の山道は、上り坂なので大変でした。
道中、蚊が多いので、持って来た防虫スプレーが役にたちました。 -
坂を上がり切ったところが玄奘寺です。
三蔵法師の遺骨を奉納するために1965年に建立されたのが現在の玄奘寺。
日中戦争時に南京から日本に持ち出されて1955年に玄光寺に返還された三蔵法師の遺骨が、今はこの玄奘寺の3階に祀られていて、写真撮影はできませんが誰でも自由に見学することが出来ました。
50年前のお寺にしては随分と綺麗だと思ってたら、921集集大震災で被害を受けて、その時にすっかり復元されていたのですね。
玄奘寺の解り易い場所に、循環バスのバス停もあって「しめた!」と思ったのですが、実は伊達邵から西の観光ゾーン(玄光寺・玄奘寺・慈恩塔)から出発する循環バスは本数がなくて、利用できませんでした。
このあたりから循環バスを利用する場合は、下調べを上手にして行かないといけないです。日月潭玄奘寺 寺院・教会
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玄奘寺から撮影した日月潭。
もう少し雲が晴れていたらなあ・・・日月潭玄奘寺 寺院・教会
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玄奘寺の横にあった記念館では、三蔵法師がインドや西域を旅した記録などが、展示してありました。
日本語ではないのでよく理解できませんでした・・日月潭玄奘寺 寺院・教会
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玄奘寺の前にあった煮卵のお店でもひとつ買って食べてみた。
なかなか美味しかったけど、やっぱり玄光寺碼頭の方が美味しいと思った。
でも、この大きな椎茸の方がやけに美味しそうに見えました。 -
玄奘寺から、「慈恩塔」に向かいます。
慈恩塔は、その最上階が海抜1000mにもなり、日月潭を望むその眺望が素晴らしいとのことで、日月潭の象徴ともいわれています。
慈恩塔までは1.1?ですが、ほとんどがこんな山道。
ホントに今日は歩きます・・・慈恩塔歩道 観光名所
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これが慈恩塔。
慈恩塔は1971年に蒋介石が亡き母を偲んで建てた塔。慈恩塔 建造物
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左は最上階までの螺旋状の階段。
右は最上階にあった鐘。慈恩塔 建造物
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慈恩塔の最上階から見た日月潭。
慈恩塔 建造物
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玄光寺碼頭まで戻り、遊覧船に乗って伊達邵に向かいました。
慈恩塔から玄光寺碼頭までは、下り坂だったのでスイスイ行きました。
遊覧船の中から、玄奘寺や慈恩塔が見えました。
遠くから見るとすごい山の上に立っていることがわかって、「こんなところを歩いたんだ」と我ながら驚きました。 -
伊達邵に着きました。
伊達邵は、サオ族が多く居住する集落です。
2001年に10番目の原住民族に認定されたサオ族は、早くから漢民族との同化が進んだことで、純粋なサオ族は100人に満たないのだそうです。
なので、賑やかな場所や原住民族の食べ物を売るお店でも、あのエキゾチックな顔立ちをした人たちに会うことはほとんどなく、漢民族の街?と見間違うほどでした。 -
碼頭の前に旅遊服務中心があって、日本語を話すお年寄りが2人いました。
伊達邵の地図をもらって、水社に戻る循環バスや観覧車のことを教えてもらい、老街を散策しました。
一番目立ったのはこの「妖怪郵便局」。
でも単なるお土産屋さんです。 -
行列ができていたこのお店「鹿司岸」。
この鶏肉にモチ米を挟んだ食べ物が絶品でした。 -
鶏肉の手羽の中に味付されたもち米が詰めてあり、注文があるとそれを切り開いてたっぷりと葱を挟み込み、最後に塩コショウをふりかけます。
味付ご飯がすごく美味しいのと、コショウの香ばしさとも相性が良くて2個完食でした。
1個60元。 -
妖怪郵便局の前にあった日月潭の紅茶アイスクリームのお店。
長蛇の行列で、今回はパス・・ -
昨日から気になっていて、何とか総統魚がリーズナブルに食べられないかと探していて目に入ったのがこちらの民宿「食宿玩家」さんがやっているお店。
お店の前で様子を見ていたら、感じのいいお姉さんが「食べるの?泊まるの?」と。
すかさず笑顔のお姉さんに指差し呼称で総統魚の肉団子スープを注文し、冷蔵庫からアッサム茶(阿薩母紅茶)を取り出してテーブルに着席しました。 -
これが、総統魚の肉団子スープと冷たいアッサム茶。
筍と茸のスープに入った総統魚の肉団子は癖が無くもっちりした食感でとても美味しかった。
日月潭で初めて飲んだアッサム茶は美味しかったですけど、普通の紅茶とどう違うのかが分かりませんでした。 -
多納や霧台で食べた原住民族の食べ物屋台もところどころにあって、こんなお店を見ると、「ここはサオ族の地」だと思い出します。
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観覧車乗り場に向かう途中にあった「力麗日月潭哲園」(リーリーガーデンホテル)。
碼頭のすぐそばにあって日月潭に面した五つ星ホテル。
伊達邵では、一番良さそうなホテル。
勿論値段も。 -
観覧車乗り場は、伊達邵碼頭の碼頭からもよく見えるので間違えることはなかったです。
観覧車は、九族文化村の正面入口まで行っていて、周遊券で往復乗車出来ます。 -
行きは台湾人のグループ3人と相乗り。
帰りは1人で乗れました。
写真を撮るなら観覧車は乗車して奥の席がいいです。しかも帰りの方が良かったです。日月潭九族ロープウエイ その他の交通機関
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観覧車終点の九族文化村の入口。
でも、九族文化村には興味が湧かなかったので今回は観覧車からの景色を楽しむだけでパスしました。 -
観覧車から日月潭を撮影してみました。
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伊達邵は水社よりもローカル色が強くて、至るところに民宿もあってとてもいい街でした。
このあと、循環バスで文武廟からの日月潭の景色を楽しんで水社に戻りました。
循環バスの乗車場所は、碼頭を下りて文化街か義勇街を真っ直ぐ進んだ突き当りの環湖公路(中正路)にありました。 -
15分ほどで文武廟です。
文武廟は台湾で一番大きい廟ということですが、日月潭を眺めるベストポイントでもあるそうです。日月潭文武廟 寺院・教会
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でも残念ながら、夕方で雲が多くいい写真は撮れませんでした・・・
日月潭文武廟 寺院・教会
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文武廟なので・・・学問の神様の「孔子」。
日月潭文武廟 寺院・教会
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武道の神様、「岳飛」と「関羽」が祀られていました。
日月潭文武廟 寺院・教会
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水社に戻り、荷物を取って17時40分の台湾好行で高鐵台中経由で台北に帰りました。
いつもお世話になっている「天津大飯店」にチェックインしたのは21時前でした。
今日は充実した1日でした。おやすみなさい・・・・・
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この旅行記へのコメント (2)
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- へけけさん 2015/10/22 16:51:50
- お久しぶりです。
- yakyukozouさん こんにちは。
日月潭って有名ですけど、あまり皆さん行かないですよね。なんかホテルも高そうですし。でもyakyukozouさんの旅行記を拝見して素晴らしい所って思いました。死ぬまでに一回は行きたいです。景色が幻想的ですが標高が高いのでしょうね。
yakyukozouさんの情報で台湾国鉄の時刻改正を知り(有難うございました)高雄、屏東、潮州付近の様子が気になるので月末にちょっと行ってきます。新幹線の駅も増えるみたいですし、高雄のLRTが部分開通したり、最近の台湾の近代化にはビックリです。
次回の旅行記、楽しみに待ってます。
へけけ
- yakyukozouさん からの返信 2015/10/22 18:40:51
- お久しぶりです。
へけけさん、ご無沙汰しています。
日月潭は、「誰もが行く観光地=いつでも行ける」なんて思っていましたが、思っていた以上に良かったです!
やっぱり、太魯閣・阿里山・日月潭の三大名所は一度は行っていいかもしれませんね。
ところで、高雄の新しい交通システムについては、興味深々で11月に見に行くかどうか、うずうずしながら検討中です。(笑)
へけけさんの旅行記を見て参考にさせて頂きます。
yakyukozouより
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