2015年10月　台湾④　「十分老街」で念願の天燈を上げて「深杭老街」で串焼き臭豆腐を食べる旅！

2015/10/08 - 2015/10/12

１０月１１日～１２日【４～５日目】

以前、「十分老街」を訪れたのはもう３年以上前の話。
ローカルな平渓線を利用して行きました。

その時は、男２人旅で、気恥ずかしさもあってか、折角、天燈(ランタン)の街を訪れたのに「天燈上げをしたい」とも言い出せず、ブラブラするだけの不完全燃焼な旅に終わってしまいました。
今回は「必ず天燈を上げる！」と思って臨んだものの、お店の人に声をかけてもらえるまで、ず～と老街をウロウロして、結局、声をかけてもらえたお店でようやっと念願の天燈上げを体験して来ました！
やっぱり、男ひとりだとなかなか「天燈やりませんか？」･･なんて声かけてもらえないですね。(笑)

今回の訪問では、台北市内から台湾好行「木柵平溪線」を利用しましたが、帰りに「臭豆腐の街」、深杭老街で途中下車してみました。
何年かぶりに訪れて老街が綺麗に整備されていてびっくりしましたけど、お気に入りの串焼き臭豆腐のお店は昔と同じ屋台、同じ味だったので、ちょっと安心しました。

※写真は、深杭老街の串焼き臭豆腐の有名店「金大鼎」

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

台湾好行「木柵平渓線」で十分の終点まで１時間半位かかりました。
混んでるし猛スピードで走るので、標高が上がるにつれて結構揺れました。
バス停から１０分程歩いて十分瀑布ですが、以前と違い大型の観光バスが往来できるように道路や駐車場が綺麗に整備されていましたし、瀑布まで下りる歩道も赤く塗装されてて、何だか別の場所に来た感じがしました。

十分遊歩道 散歩・街歩き

昔あったお茶屋さんも、お洒落なカフェ風に様変わり？
このお茶屋さんの入口で入場料を払った記憶があるけれど、今は無料で入場できるようになりました。

十分遊歩道 散歩・街歩き

十分瀑布。
雨のせいか、以前行った時の写真と比較してみたら、水量が随分多かったです。

十分大瀑布 滝・河川・湖

近くには四面仏が祀られていたり･･･

こんなモニュメントも出来ていたり･･で様変わり。

こんな綺麗なお土産屋も出来てました。

人が集まっている場所に行ったら、撮り鉄の撮影ポイントになっていました。
列車が来たら一斉にシャッター音が･･
負けじと慌てて撮ったので、ピントがボケました。

十分瀑布から１０分程歩き十分老街に到着。
どこで天燈を上げるかお店を探します。

十分老街 旧市街・古い町並み

天燈上げは、願い事を書いた天燈を大きく膨らまして記念写真を撮るのが楽しみのひとつですが、ひとりで上げる場合には、天燈を一緒に持ってくれるお店の人のサポートが無いと写真が綺麗に撮れないのです。

だから出来るだけ親切そうなお店を探しましたけど、そういうお店ほどお客さんはいっぱいいて、「天橙上げませんか？」なんていうセールスしていないんですよね。

十分老街 旧市街・古い町並み

色々見た中では、こちらのお店「吉祥天燈」は、アルバイトが結構いてひとりで上げている人もいました。
左側がひとりで天燈(ランタン)を上げようとしていた人。
一緒に天燈を持ってくれる店員、写真を撮影する店員など、お店が複数の人でサポートしてくれていたので、天燈の形が綺麗に見えて写真の写りもいいです。

十分老街 旧市街・古い町並み

こんなふうに。

十分老街 旧市街・古い町並み

時折、老街の中を列車が通るなんて現在の日本ではお目にかかれない。
こんなローカルな風景はやっぱり台湾ならではの光景、大好きです。

十分老街 旧市街・古い町並み

老街をウロウロしていたら、こちらのお店のお姉さんから「天燈上げませんか〜？」と言われて、待ってましたとばかりに「はい！」。

十分老街 旧市街・古い町並み

でも、こちらのお店ではサポートがない(写真を撮ってくれる人だけ･･･)ので、こんな感じの写真(左側)になっちゃいます･･･(笑)
やっぱり、天燈上げは店員が多いお店を選んだ方がいいです。
願い事は特にないので、「将来の夢が叶うように」と書きましたけど、「台湾に移住できますように！」て書けばよかったかな？

右側は飛ばした天燈。お店の人が撮ってくれました。

十分老街 旧市街・古い町並み

恥ずかしいのを通り越しちゃえば、天燈上げは思ってた以上に楽しかったです。
十分老街の入口にあった十分寮というバス停から、台湾好行で深杭に向かいました。

十分老街 旧市街・古い町並み

豆腐の街、深杭老街です。
深杭老街は数年前に整備されたらしく、美しい煉瓦色の建物が目を引きました。

まず入口で目に付くのが有名な臭豆腐のお店「金大鼎」。
昔からこの場所でやっている古い屋台のお店。

このお店の臭豆腐はちょっと変わってて、串焼きにしてタレを塗り、トッピングに、香菜、花生粉、漬物を組み合わせていただきます。

特に、臭豆腐と漬物の相性が良くてとても美味しい！

見かけ以上にボリュームもありますので、普通の人なら１本で充分です。
私は、臭豆腐好きなので２本買いましたが、ちょっと多かったです･･･

老街をブラブラします。
少し道幅が狭いのですが雰囲気は、三峡老街と似てます。

深杭老街の中心にある集順廟。
ちょっとした広場もあるので、イベントもやってました。

集順廟広場の前にあった鶏のナンコツを焼く屋台。
ここも結構な行列ができていました。

１本４０元で買ってみましたが、塩味で激ウマでした！
台湾麦酒があったら１０本はいけると思いました。

花生糖(ピーナッツヌガー)の郭金山も２軒ありました。

郭金山は九分にもありますけど、深杭の郭金山はこんな風に試食は食べ放題です。
たくさん食べても嫌な顔されません。
でも、もちろんお土産に花生酥(ピーナッツケーキ)をひとつ買いました。

豆腐のアイスクリームのお店。(大胖子)
深杭が豆腐でブレイクしたのは、豆腐を食材にして色々な食べ方を広めたこともあるらしい。

これプレーンの豆腐アイス。
濃い豆腐をシャーベットにした食感で、シャキシャキして美味しかったです。

こちらは黒豆が練りこんである豆腐アイス。
美味しかったです。
他にも何種類かありました。

たくさんの人が来ていました。

またまた行列のお店を発見！
どうやら、水飴をピーナッツ粉ときな粉で包んだお菓子みたい。
試食してみたら、子供の頃よく食べた甘くて懐かしい味でした。

お店のご主人が、水飴を伸ばしたり縮めたり丁寧にやるので、作るのにやたらと時間がかるのと、台湾の人たちが、これを１個ではなくて２個、３個、５個と買って行くのでどうしても行列になってしまうらしいのです。

お土産に１個１００元で買いました。

老街を戻ると、老街入口の大樹の前にあった花生捲冰淇淋(ピーナッツ巻アイス)のお店を発見。

暫く様子を見ていたら、台湾人のお母さんが凄く丁寧だけど慣れた手付きで手際よく作っているのでとても美味しそうに見えました。

アイスも３個！
食べてみたらやっぱり美味しかったです。
アイスを包むクレープも薄く、アイスもしっかり凍っているので、シャキシャキ感がしっかり伝わってきました！
ここの花生捲冰淇淋はかなりお薦めです。

最終日は桃園空港から朝便で帰国でした。
リムジンバスで空港に向かうため、国光客運台北西駅Ａ棟に行ったら長い行列。　
客引きに誘われるままに初めて白タクを体験しました。
台湾人２名、日本人２名で相乗りしましたが、空港まで関西の方と話しながら行けたので、あっという間の４０分間でした。
早いし楽だし、１人３００元ならこれからも利用しようかな？

（写真は復路のＪＡＬの機内食）

おしまい。

この旅行記へのコメント （2）

• へけけさん 2015/11/12 16:15:31

  行ってらっしゃい。

  yakyukozouさん　こんにちは。
  
  　台湾出発間際に旅行記アップですか、忙しいですね。yakyukozouさんはお一人でも、色々な食べ物にチャレンジされて凄いです。自分には出来ません、なのでいつも駅弁です。
  
  　十分に行かれたんですね、電車の写真、良い感じですよ。木柵からバスで１時間以上かかるんですね、台北からだと電車もバスもたいして変わらないんですね、本数はバスのほうが多いですね。
  
  　帰りの機内食ですがワインをいきなり２本貰ってますけど、凄いです。自分にはやっぱりマネ出来ません（笑）
  
  　とにかく行ってらっしゃいませ。
  
  　へけけ

  yakyukozouさん からの返信 2015/11/16 16:40:36

  RE: 行ってらっしゃい。

  
  へけけさん、書き込み有難うございます。
  
  最近、台湾好行が至る所走るようになって、どこに行くにも便利になりましたけど、十分のような場所は、ローカル列車に揺られて行くのも少し寂れた感じが伝わっていいですよね。
  
  ローカルといえば、今回、高雄から池上まで列車で行きましたけど、途中、
  屏東駅で驚きました。
  屏東駅は完全に高架化したのですね。
  しかも下の方を見たら、旧駅を含め周辺は解体工事の途中でした。
  
  次回、通る頃は、全部更地にはなっているでしょう･･･きっと。
  台湾には、ローカルな駅舎も似合うのですけどね。
  
  yakyukozouより