紺碧の海。クロアチア、スロベニア、ボスニアヘルツェゴビナ９日間⑧（プリトビッツェ）

2015/06/18 - 2015/06/26

昨日から雨が降り出し今日も降り続いています。プリトビッツェ国立公園は最も見たいと思っていた場所でした。この雨では美しい湖や川は期待できません。昨日までは晴天続きでしたのに、ここで雨とは残念でなりません。
悔やんでも仕方ないので合羽を着て傘を持って出発しました。

エリア その他の都市(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 読売旅行

国立公園の入り口です。雨がやみません。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

ユネスコ世界遺産の標識がありました。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

ここから入場します。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

現地ガイドさんが今日のコースの説明をされています。
今日は下湖の見学のみです。途中船に乗ってホテルの下に着きます。そして歩いてホテルへ帰るルートです。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

入場券と一緒にもらったパンフ（一部日本語表示あり）です。

入場チケットです。

入場してすぐに見えてきたのが国内最大の大滝、ヴェリキ・スラップです。その下の滝はサスタヴツィです。
昨日から雨が降り続いているので水量が多くなっています。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

サスタヴツィ(滝)の下の小さな湖はノバコヴィッツァ・ブロッド湖です。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

ヴァリキ・スラップの正面遠景です。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

カルジェロヴァッツ湖です。ここは雨が降っても美しい色をしています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

同じくカルジェロヴァッツ湖です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

標識がＰ３方向（ヴァリキ・スラップ）を指し示しています。
我々もＰ３方向に向かいます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

途中カルジェロヴァッツ湖の側を通っていきます。
真ん中に木道の遊歩道があり、遊歩道の上の湖がカヴァノヴァツ湖です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

別方向からヴァリキ・スラップを見ます。
雨が少し小雨になりましたが、今の所止む気配はありません。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

大滝にだいぶ近づきました。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

水量が多いのでサスタヴツィもはっきり分かります。木道を歩いている観光客が遠くから見えます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

観光客が大滝に向かって歩いています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

カルジェロバッツ湖は綺麗ですね。湖の底の藻も見えます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

カルジェロバッツ湖です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

カルジュロバッツ湖です。ここはカヴァノバッツ湖との間の自然の堰だったと思います。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

カルジュロバッツ湖の遠景です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

これもカルジェルバッツ湖です。草の生い茂った堰の中にある遊歩道をヴェリキ・スラップの方に向いて歩きます。

水が澄み切っていますので、水中の魚が泳ぐ姿を見る事ができます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

こちらは水がエメラルドグリーンに見えます。

こちらは下りの木道ですが、昨日からの雨で水が勢いよく流れ落ちています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

木道の両側の水量が多く、激しい勢いで流れ落ちます。

ヴァリキ・スラップの所まできましたが滝から激しく水が流れ落ち、近くに寄れません。この辺りでもうびしょ濡れになりました。
合羽もあまり役にたちません。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

カヴァノヴァツ湖とカルジェロヴァツ湖の間にある堰から流れ落ちる無数の小滝です。
木道の遊歩道から写しています。雨の御蔭で通常以上の滝を見る事ができました。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

こちらからも水が溢れ出しています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

こちらもです。ここのカヴァノヴァツ湖とカルジェロヴァツ湖も間の遊歩道は高い所かろ写した写真をよく見ますが、私達はそのビューポイントを通りませんでした。
これは残念でした。水量が多くこのように沢山の滝ができている様子を是非上から見たかったです。

シェプラリャ洞窟が見えてきました。ここも写真ではエメラルドグリーンで回りが深い緑の美しい場所なんですが、今日は水が濁っています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

近づくと上に上がる遊歩道が見えました。

こちらはガヴァノヴァツ湖側です。流れ落ちる水が色々な滝の表情を見せてくれます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

ガヴァノヴァツ湖の標識です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

岸回りに魚が寄って来ています。

ガヴァノヴァツ湖です。この辺りは湖の底の藻が透けて見えます。

こちらでは、更に良く見えます。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

湖の上流に差し掛かっています。

ミルカ・トルニナ滝です。
ミルカ・トルニナはクロアチアのオペラ歌手で１８９７年にザグレブでオペラ公演をした時の出演料をプリトヴィッツェの保護協会に寄付しその名を湖に残しました。

ミルカ トルニナ滝 滝・河川・湖

水中の枯れ木に石灰が付着して、色が白く浮き上がったように見えます。

この枯れ木も同じように白く見えます。

ミラノヴァチュキ・スラップ(滝）です。
コズィヤク湖からミラノヴァツ湖へ横一列に広い滝が落ちています。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

ミラノヴァチュキ滝です。これは横並びに落ちている滝の手前側です。

一番右の滝が豪快です。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

手前の滝は何段にも別れて落ちています。。

ミラノヴァチュキ滝。

この場所は滝の多さが良く分かります。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

この滝の説明か何かだと思い、ガイドさんの説明するプレートを写真に残しましたが、アカデミックと書いてあり、だれか学者のことのようです。

これもミラノヴァチュキ滝です。この滝は水量が多く流れが急でした。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

遊歩道のすぐ側の滝です。

濁流のように流れ落ちています

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

ミラノヴァチュキ滝の側の遊歩道を通ってコズィヤク湖に出て、今湖畔のＰ３地点にいます。
これから船に乗ってＰ２地点に上陸しますので船だ着くまでトイレ休憩です。

コズィヤク湖をＰ２地点に向かっています。もう雨はやみました。
雨降りでも船は満席でした。

晴れたらこの湖も奇麗でしょうに。

プリトヴィッツェ滝 (ヴェリキスラップ) 滝・河川・湖

ここの湖も澄むでおり、魚が見えます。

Ｐ２地点に到着しました。これからずっと上りです。
上りきった所に宿泊したホテルがあります。

坂道を上がるとエコロジーバスの停留所がありました。

プリトヴィッツェ湖群国立公園 国立公園

エコロジーバスが出発します。いってらっしゃい！

私達はそのまま歩きホテルで待っているバスに乗り込んでザグレブに向かいました。
「さようなら、プリトヴィッツェ。今度は晴天を期待してもう一度来るよ」と心の中で約束したのは私だけだったでしょうか。
ツアーの皆さんは皆同じ思いだったんじゃないでしょうか。

ザグレブに向かう途中のプリトヴィッツのレストランで昼食です。
入った時は我々の貸し切り状態でした。

ごらんのようにがら空きです。
花が綺麗でしたから晴れていたら素敵だったと思いますよ。

メインは鱒料理です。付け合わせはピラフのようなご飯でした。鱒はボリュームがありましたけど、おいしかったです。
今回は写真を撮るの忘れませんでしたよ。でも、デザート撮っていないよ。なんだったかな、覚えてない。

ラスケ村です。運転手さんの好意で寄って下さいました。でも今年から有料になったそうです。道路際から見ても料金がいるそうです。
仕方ないので無料の所から写真を撮りましたが、普通の村ですよね。
どもここは水と滝の風景が見られる村で有名なんです。以前フォートラの旅行記で拝見させていただきました。
見れなくてちょっと残念。

滝が一か所だけありました。
そこをパチリ。

村の風景だけ撮りました。

首都ザグレブへ向かいました。
途中左車窓に戦車などの兵器の展示場があって、それを過ぎて田舎から町に入り始めると民家や店の壁に内戦時の弾痕の跡があちこちに見られるようになりました。
カルロヴァツの町に入ると、アパート、ビル、ビール工場等の壁面に次から次へと弾痕の跡が見られました。写真で見たモスタルの銃撃戦の跡よりも広範囲に残っています。写真に撮ることができませんでしたが、その時は複雑な気分でした。
プリトヴィッツェの後見た風景ですから、ショックでしたね。
内戦時は相当激しい戦闘がこの近辺で行われた事が推測できました。
多くの建物が修復されていません。わざと忘れないようにと修復しないのかもしれません。
ちょっと考えさせられる場所でした。