2015/09/18 - 2015/09/20
1054位(同エリア6068件中)
M.Hさん
貴重な秋の5連休を利用し、オーストリアの世界遺産とミュンヘンのオクトーバーフェストを楽しもうという旅です。前回のシルバーウィーク(2009年)に初の海外旅行で行ったのがドイツでした。大学の先輩でドイツの達人に案内してもらったその旅の楽しさを再び、でもドイツ以外にも行ってみたいという折衷案での2か国周遊でしたが・・・片言の英語で何とかなると思っての思い切っての個人旅行。主に失敗談からなる旅行記になってしまいましたが、旅慣れない方への参考になればと恥を忍んで、また自分への戒めとして投稿します
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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旅行初日9/18 朝8:20中部国際空港発のJAL3082便で成田空港へ。チェックインの際カウンターで「フィンランドでゼネラルストライキが行われており、ヘルシンキまでは行けますが、その先は(現時点では)飛ぶかどうかわかりません」とのこと。えっと思いつつ、目的地ウィーンでの初日は夕食を食べに行くくらいしか予定を入れてないので最悪航空会社の負担でヘルシンキに泊まればいいやと考えつつ搭乗口へ。成田着予定が9:30で10:30発ヘルシンキ行JAL413便への乗り換え時間が60分しかないところ、機材トラブル?で出発が10分ほど遅れたため乗換がタイトに、JAL便成田空港ではグランドアテンダントさんに名前を書いた紙を掲げながら呼ばれ、同じ便に乗る予定の人と一緒に先導してもらいながら保安検査と出国検査をクリア。出発予定時刻の15分前に搭乗完了と、少しスリルを味わいながらの旅行開始。5連休前日ということで出国ラッシュの発着増のためか成田の出発も予定より20分以上の遅れでの日本出国となりました。波乱の旅の前兆は出発時からありました。
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成田からの機内食。2回目の軽食は吉野家とのコラボでのミニすき焼きごはん。昨年ハワイ旅行の際は俺のフレンチとのコラボだったのを覚えています。航空会社もいろいろ工夫してるんですね〜。庶民の味で普通に美味しかったです。今回は二人旅で同行のMちゃんの分のチケットを併せて手配したのですが、全行程中、この成田―ヘルシンキ間だけは席が離れ離れでした。事前に希望しとかないとこういうこともやはりあるのかと、海外旅行初心者(3回目)学ぶのです。
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10時間かけてヘルシンキヴァンター空港に到着。EU各国への玄関口として日本からの乗り換え客も他にたくさんいらっしゃいました。入国審査は日本や韓国等のICパスポートについては専用ゲートが設けられ、半自動化され機械がパスポート写真を読み取ってくれるのでさほど並ぶことなく審査官に渡航目的(sightseeing)と渡航先、日数だけ聴かれ無事EUへの入国完了。ここから先はシェンゲン協定国なのでパスポートのチェックなしで自由移動が可能(なはずです。)ムーミンショップとマリメッコは日本人だらけ(私たちも含む。)ウィーンへの乗り換え時間は予定では2時間と少し。これぐらいが精神的に余裕もできて私にはちょうど良いようです。免税店での買い物を楽しみたいなら3時間程度でしょうか?
さて、ここからフィンランド航空とのコードシェア便JAL6837便でウィーンへ向かいます・・・が、出発時間になっても搭乗ゲートが開かない(汗)ゲートにウィーン行きの表示は出ているので安心はしていたのですがやはりストの影響があったのか、はたまたストなどなくてもこんなものなのか。なんだかんだで1時間近く遅れてのヘルシンキ発となりました。1日で乗った3便とも遅れがあるのは普通なことでしょうか?単一航空会社でチケットを取れない場合は4時間や5時間は間を空けないと不安ですね(かといって移動時間はなるべく少なくして現地での時間を長くしたいし。この辺のさじ加減が難しい。やはり少し高くなっても直行便が一番安全か・・・考えは尽きません) -
予定よりは遅れたもののウィーン空港に無事到着。到着エリアにも免税店がありMちゃんといきなりお土産を物色。免税なんだから少なくとも高すぎることはないだろうと15分くらいうろうろ。そして最初のお土産購入(今回の旅行でMちゃんが買うお土産は基本お菓子、それもチョコレートばかりです。ここで買ったのは写真のRitter spoltminiの詰め合わせ他2点)。
さてここで我々が本来しなければいけないのに忘れていることにお気づきでしょうか?到着エリアから入国して最初にすべきこと・・・預託荷物の回収です。機内持ち込み荷物だけなら必要ありませんが今回は約1週間の長旅。大きめのスーツケースを持っての旅路です。例の回転ずしのごときベルトコンベア上を荷物が出てくるのを待ってしかるべきなのですが2人してそのことを忘れ土産物屋をうろうろ。初心者は怖い。ようやくその事実に気づいて、すでに荷物がコンベア上を何周もしているのではないかと遅まきながら慌てて、駆け足でピックアップに向かうとちょうどぐらいのタイミングで荷物が出てきました。結果オーライです。ウィーン国際空港 (VIE) 空港
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荷物回収後は市内に向かいます。交通手段としてはSバーン、切符と観光用に使えるウィーンカードを買い、それに一回券を足せば安価に行けたはずなのですが、片言英語の限界か、空港内のツーリストインフォメーション(空港インフォメーションが赤色でツーリストインフォメーションは緑色のiの看板です)で購入できるというガイドブックに従って窓口でウィーンカード2枚と鉄道1回券2枚を頼んだつもりが・・・請求金額が思ったより高い!窓口担当者の手元を見てみると鉄道1回券ではなくCAT(市内空港直通特急)の券が・・・。交渉してほしい切符に代えるなり、ウィーンカードだけにするなり英会話がもう少しできれば何とかなったかもしれませんが、すでにカード払いの手続き中。あきらめてお高いけど広くて早く着くCATに乗って市内に向かいます。今回の旅における最初の失敗エピソードです(泣)。泊まる予定のホテルはプラーターシュターン駅で空港からのSバーンであれば直行で止まる列車があったのですが、CATに乗ったのでウィーンミッテ駅から地下鉄で乗り換えました。
ウィーン ミッテ駅 駅
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駅を降りると有名な大観覧車が見え、その位置関係を頼りになんとかホテルに到着。ようやく一息ついたころにはもう22時。週末金曜なのでここから計画的に動けばレストランで優雅な夕食がとれたはずですが・・・次なる失敗をここでやらかし、中心部まで歩いて地理を把握しながらお店を探そうとして歩き出しました。ドナウ運河をわたればリンク内、距離こそ大したことはないのです。ライトアップされているシュテファン大聖堂を頼りに地図を見ながらうろうろうろうろ。ガイドブックに載ってる有名ウィナーシュニッツエルの店にたどり着き中に入ったところ、15分前にオーダーストップとなっていました。トホホ。仕方がないので大聖堂前広場のホットドックスタンドでホットドックを買って食べておなかを満たしました。ウン。1個2.75ユーロで安い割にとっても美味しかったです。遅れと小さなミスばかりの初日はこれで終了。明日からが観光本番なので気持ちを切り替えよう!
シュテファン大聖堂 寺院・教会
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宿泊したオーストリア・クラッシクホテルウィーン。古風な外観や内装の一方、水回り等はきれいに改装されており清潔感がありました。朝食のハムやチーズ、パン、デザートのケーキも豊富で大変満足のいくものでした。今回の旅では3か所ホテルに泊まりどこも満足いくものでしたが、その中でもここが一番良かったです。フロントの方も親切でした。コストパフォーマンスを重視されるなら自信を持っておすすめです。
ホテルで旅行初心者としてやらかしたミスは「鍵の開け方が分からない」でした。鍵を回すとき一度手前に引いてからでないと扉が開かないという開け方のコツを知らず苦労しましたフロントで聞いたら日本や中国、アジアの方にはよくあることですと笑いながら教えてくれました。オーストリア クラシック ホテル ウィーン ホテル
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2日目は朝食後散歩がてら、前日目印としたプラーター公園の大観覧車を撮影。現存する世界最古の観覧車で映画「第三の男」でも有名とのこと。今回の旅行の前にサウンドオブミュージックとあわせてDVDで見ておきました。ラストシーンが印象的な映画でした。遊園地は無料で入れますが早朝のため営業はしておらず、観覧車には乗らずに観光に出かけます。
プラーター大観覧車 エンターテイメント
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世界遺産めぐりがテーマの今回の旅の最初の目的地。ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿。観光客が多くなる前に朝一で行き、ここで入場時間に指定がないシシィチケットを購入して40室見れるグランドツアーを堪能。開場30分前にほとんど並ばずにチケットが購入でき、開場とほぼ同時に入場。人が割合少ないうちに回ることができました。朝一であればシシィチケットでなくても速やかに入れたかもしれませんが、ホーフブルク宮殿ももともと見たいと思っていたので問題なし。写真の正門左にチケット売り場があるのですが、帰りに通った時は人がいっぱいでした。個人旅行であればシェーンブルンは午前早くに行くのがおすすめです。
シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿
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宮殿内部は残念ながら撮影禁止です。漆の間とか青い中国の間、テーマのある部屋は面白いですね。宮殿から出ると庭園は無料開放された公園となっており左右対称にきちんと手入れされ、色とりどりの花が咲ききれいです。広大な庭園には動物園(こちらは有料)もあったり、ここだけで一日過ごすことも十分できますが、動物は日本でも見れるので今回はパス!
シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿
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宮殿正面の丘には戦勝記念碑グロリエッテがそびえます。ここからの景色が良いらしいので歩いて丘を登ります。
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丘のふもとにはネプチューンの泉があります。
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ネプチューンの泉 建造物
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宮殿から20分ほど(途中撮影しながらだと30分以上?)歩いてグロリエッテにたどり着きました。5ユーロ払うか、馬車博物館や動物園にも入れるチケットがあればこの建物の上からの眺望が得られるのですが、この丘からでも十分な景色が見られました。
グロリエッテ カフェ
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グロリエッテの丘から宮殿と市街を撮影
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宮殿と市街その2
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グロリエッテにはカフェがあります。登ってきて汗もかいているのでここで休憩もかねて少し早目の昼食です。メニューをみて、ガイドブックにも載っているハンガリー風ビーフシチュー「グラーシュ」が判読できたのでこれを注文。乗ってる丸いのはパンでつくったお団子クネーデル。ドリンクは11月にできる新酒になる前、秋のこの時期に出回るできかけのワインシュトルム。糖分がアルコールになりきっていない分、アルコールは低く、甘さも残っていてものすごく飲みやすくておいしい(しかも安い!)
朝食ビュッフェがおいしく満腹で出てきたので昼食としてはちょうど良い感じです。前日とはうって変って調子よく日程が消化できています。 -
昼食を終えて、次なる目的地、先ほど買ったシシィチケットで入場することのできる王宮家具博物館へ向かいます。まずはトラムに乗ってウィーン西駅に向かうため、先ほど頑張って登った丘を今度は下ります。公園を歩いているとリスが餌をもとめて走り回っていたのでMちゃんともども激写!カワイイ!自然が残っているって良いですね〜。
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トラムで西駅→地下鉄で2駅、少し迷いつつも王宮家具博物館に到着。(着いてみると1駅で降りた方が近かった。)ここはほとんど人がおらず先ほどまでのシェーンブルンの人混みとは正反対。の割に、置いてある家具はやはり宮殿にあっただけあってそこそこ見応えあります。シシィチケットで入れるから行くだけの場所、時間がないならパスしても構わないぐらいのつもりで見に行けば十二分楽しめます。日本語のオーディオガイドはなさそうでした。建物の構造は少し複雑。特別展示なのか照明に関する現代的な展示もやっておりそちらに迷い込んでしまったり、上の階にさらに展示がありそうでしたがそれを見ないまま、時間がないこともあり早めに見学を切り上げて次の目的地へ向かいます。
王宮家具博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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黒い喪服から察するにおそらくマリアテレジアの車いす。後方にエリーザベトの肖像もありますね〜。
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お部屋のインテリアの参考に・・・庶民では無理ですね〜。
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玉座でしょうか。解説を読まずともなんとなーく雰囲気が伝わります。
家具博物館を後にして地下鉄U4に乗りフォルクスシアター駅に向かい次なる目的地、美術史美術館に向かいます。 -
美術史美術館とその前を通るリンクのトラム。ハプスブルク皇帝家のものすごい絵画コレクションの展示施設。午後の残り時間でできるだけ名画鑑賞を試みます。入場チケットを買う際、翌日行く予定の、リンクを挟んで向かいにあるホーフブルク王宮内の王宮宝物館(20ユーロ)とのコンビチケットを頼んだつもりが、通常の美術館と新王宮の鎧や楽器博物館のみのチケット(13ユーロ)での購入。ほぼ予定どうりに進んだこの2日目の観光では最大の(小さな)失敗。コンビチケットと言って頼んだつもりだけど声が小さく伝わらなかったみたい。発音が下手な分、単語でしか会話できない分は大声で伝えないと伝わらないと反省。少し割高にはなりますが、王宮宝物館は翌日別に買う(新王宮の3博物館分がダブっちゃうことになります)ことにして絵画・美術品鑑賞へ!
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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で、美術館の建物そのものも正直宮殿の一部みたいなもんでとっても立派。白亜の大理石の階段に天井のフレスコ画。優美ですね〜。
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ものすごーい量の名画の中でとくに有名なものを見てきたぞーという自己満足。まずはブリューゲル、バベルの塔。
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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同じくブリューゲル。農民の宴。高校の世界史の教科書に必ず載ってますね〜。
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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フランドル派と言えばフランダースの犬でネロが見たがっていたルーベンス
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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もう一丁ルーベンス。ちょっとグロいメデゥーサの首
美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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フェルメールに
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イタリアルネサンスの3天才の一人ラファエロの「草原の聖母」
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1563年にこの野菜で人間の顔を作るデザイン的な発想があったということがとても不思議。アルチンボルト「夏」
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で、この美術館にある数々の名画が描かれている名画1651年のテニエルスなどなど。美術的な知識があってみればもっともっと楽しいのだけど、教科書でみた有名画家の絵がこれでもかこれでもかとモーおなかいっぱいです。
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名画鑑賞に疲れたら中央のドームの下で営業しているカフェで休憩もできます。
カフェ (美術史美術館) カフェ
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美術館内のカフェ・ゲルストナーでメランジェとスイーツをいただきます。フルーツトルテもアイスクリームもおいしゅうございました。宮殿を見て、名画を見て、おいしいものを食べて優雅な休日を満喫です。
カフェ (美術史美術館) カフェ
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メインは2階の絵画ですが、3階にはコイン、メダルコレクションがあり、1階にはエジプトのミイラやギリシャ・ローマの彫刻や金銀の工芸品があったり。しっかり見ようと思ったら1日では無理ですねー。そりゃカフェも必要です。
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古代エジプトのカバちゃん。ヒスイ色でかわいい。ミュージアムショップでぬいぐるみがいたので割と人気者のマスコットみたい
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ミュージアムショップの絵葉書売り場。いかに多くの名画があるか分かりますね。絵葉書は買いませんでしたがいいお土産を見つけたので買ってしまいました。それが次の写真。
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美術館土産に買った絵合わせゲーム(神経衰弱)です。8.5ユーロ。結構お気に入り。絵の勉強にもなるし将来子供が生まれたらこれで一緒に遊びたいなんてね。
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午後の大部分を使って美術史美術館を回った後はショッピングでもと思っていまいましたが、午前中から歩き回り流石に疲れがあったため、一度ホテルに戻り小休止。そして夕食へ。これを食べなければウィーンに来たとは言えないとまで言われるプラフッタのターフェルシュビッシュをいただきました!。最初に一口スープを口にして感動!少ししょっぱめですが牛の骨髄から出ただしが絶品。肉は煮込んで柔らかくなっており、濃厚なタルタルソースとも合いますし、すりおろしリンゴとホースラディッシュのソースが口内の脂をすっきりさせまさに絶妙です。日本からweb予約をしておいたのですんなり座れました。ドレスコードはほとんど気にしなくて良いようでした。私は店の格にビビッて一応ジャケットを着ていきましたが、半ズボンで入ってくるお兄ちゃんもいましたし観光客ならジーンズでも許されそうです。ネームバリューを考えたら非常にお値打ちな価格(2人で約70ユーロほど)でした。満足!この後ホテル近くのスーパーでばらまき用及び自分たち用のお土産を買って帰りウィーン2日目が終了です。
プラフッタ (ヴォルツァイレ) 地元の料理
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ウィーン3日目、最終日は、シシィチケットで周れる3つ目、ホーフブルク宮殿の銀器コレクションーシシィ博物館ー皇帝の間の見学からスタート。
ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿
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銀器、磁器は撮影可です。皇帝家の食器類はまばゆいです。荘厳な宮殿、優雅なパーティーに並ぶこれらの食器にどのような料理が乗っていたのでしょうか。
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メイン展示となる金の燭台。長い!でかい!精巧!キンピカ!
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シシィミュージアムから先は撮影不可。そういう場所ではかわりにプロが奇麗に撮影した絵葉書がお土産として売られているものです。シェーンブルンでは買わなかったけど、ホーフブルクでは何枚か購入。そのうちの一枚、フランツ・ヨーゼフ皇帝の執務室。妻エリーザベトの肖像や家族の肖像を並べる家族思いの皇帝陛下がしのばれます。
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その後は昨日の美術史美術館と共通チケットで入館できる新王宮の博物館へ。この日も歩きます!
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新王宮博物館は展示物よりも建物の方が素敵かな。流石王宮!
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新王宮博物館の主な展示は、古楽器、鎧武器、エフェソス遺跡出土品です。鎧は種類もたくさん、結構見応えあります。
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日本の武士も良いですが西洋の騎士も捨てがたい。
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立派な鎧ばかりです。オーディオガイドなしで好きに見回るのも気楽で良いです。気になるものがあった時に困りますけど。
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エフェソス出土品。古楽器の写真は一枚も撮らなかったな・・。音楽の都を訪問しながら、今回は音楽系はほとんど回りませんでした。建築、美術、グルメに特化です!
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新王宮博物館を回って疲れたのでカフェにて小休止。
ウィーンに来たからにはこれを食べねば!の第2弾。一旦オペラ座方向へ移動し、ホテルザッハ―にて元祖ザッハトルテを堪能。しっとりと甘く、隠し味のアンズの酸味のある甘さも程よく、ホイップクリームで甘さを和らげる絶妙のコンビネーション。飲み物はMちゃんはブラウナー、私はアインシュペナー。美味しいものを食べるのは幸せですね。カフェ ザッハー カフェ
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新王宮の裏側のブルク公園にはモーツアルト象が。像だけでなくト音記号の花壇も入れて撮影したくなるのが人の性というものです。
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休憩で体力を回復したら、再度ホーフブルク宮殿に戻り王宮宝物館へ。
ホントは前日に美術史美術館とのコンビチケットを買いたかったのだけど、失敗したため、単体で購入。ここはフラッシュ禁止ですが撮影可能。
ターゲットは皇帝冠。こちらが(たしか)オーストリア帝冠。入場して一番最初の展示品です。王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして神聖ローマ皇帝冠。オットー1世の名とともに世界史の教科書には必ず載っている代物ですね。(オットーの時代(10世紀)にこんな装飾が可能だったんですね〜。)これが最終展示でその少し前にもう一つ見たいものが・・・
王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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聖槍、すなわち十字架にかけられたキリストを突いたとされる槍。エヴァンゲリオン世代ど真ん中の私にとってはむしろ突いた兵士の名がついた方がなじみのある、そう、「ロンギヌスの槍」!この槍を手にするものが世界を制するなどと言われ、一時はヒトラーナチスドイツが持ち去った(敗戦後ウィーンに戻された)いわくつきの一品。聖遺物収集はヨーロッパ王族の務めだったのですね。十字軍派遣の動機にもなったんだっけ?(この辺はうろ覚え)他にも一角獣の角(もちろんユニコーンのつもりで買ったんだろうけど、当然北極海のクジラの歯)があったり。ここの宝物は美術的価値よりもやはり皇室が保有する伝説にその価値があるのでしょう。(日本で言うなら三種の神器にあたるものたち。)
王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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宝物館でウィーン中心部で行きたいところは制覇できたので、夕方にウィーンを立つまでの残り時間をいかに過ごすか・・・・。時間に余裕はなかったのですが、初日に到着が遅れなかったら行ってみたかったウィーン郊外のホイリゲへ行ってみようと・・・トラム38番に乗りグリンツィングへ。
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終点のグリンツイング駅を降りて、200mほど歩くとStormシュトルムの看板が出てるお店を発見。時間もないしここでいいや!と中へ。ガイドブックには載っていなかったツム・ベルガ―というお店。中庭に机が置いてあってお昼は過ぎていたけど結構お客さんがいらっしゃる。良い雰囲気。
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空いてる席について、メニューをもらい。店員のオッチャンが気づいてくれたのでオーダー。昨日グロリエッテで頼んでおいしかったし旬のものだしでツーシュトルムプリーズと注文。オッチャンが怪訝な顔でそれだけでいいのか?みたいな顔で聞き返してくる。「つまみは無くていいのか?しけてんな〜」とでも思われてるのかと思い。OKと返事。オーダーが通ったものと思って安心していたら数分後。オッチャンが「これだけでいいんだよな!」ってケーキを2つ持って登場。リンゴのシュトゥルーデルです。ガビーン。発音が悪くシュトルムとシュトゥルーデルと間違って伝わったらしい(恥)。またもや失敗です。
なんかつまみは頼むつもりだったし、アプフェルシュトゥルーデルはまだ食べてなかったし、何より違うよって伝える語学力も勇気も無いので、そのまま食べることに。でも飲み物はいるので今度はウエイトレスのおねーさんにガイドブックのStormの文字を指で示しながら注文。 -
流石に今度はオーダー通りました。この旅2回目、2日連続でのシュトルムです。安くて飲みやすくて。はまってしまいました。間違って出てきたケーキも美味しかったので結果オーライ。夕方のザルツブルク行の列車(予約席を取っているので変更不可)の時間を気にしつつなのでゆっくりというわけにもいかないのが残念ですが、ホイリゲに行った!気分を味わった!という自己満足を得て、朝荷物を預けて出てきたホテルに急いでUターンです。急ぎたい時に限って店員は来ないもので・・・カフェやレストランというのは優雅に楽しむべきもので、時間と心に余裕が無いときは行くべきでないのかもしれない等と思いました。
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グリンツイングからの帰りはちょうどハイリンゲンシュタット駅行の38Aのバスが来ていたのでそれに飛び乗ってハイリンゲンシュタット駅へ。写真は駅前のカール・マルクス・ホ―フ。有名な建築らしい集合住宅。ここから地下鉄U4に乗って市中心部に無事帰還。余裕をもって16時30分ウィーン西駅発のRJでザルツブルクへと旅立ちます。
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