2015/08/05 - 2015/08/14
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kazimさん
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気が付くともう20年近くほぼ毎年トルコに出かけている。行けば必ずお世話になるのが長距離バス。チケットの買い方、乗り方、乗る前後のサービス・バスの利用など、最も便利な方法がわかってきた。旅行者の方々への情報として、長距離バスの使い方をまとめてみた。
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チケット(ビレット)を買う-1
長距離バスのチケットをどこで買うか、3通りの方法がある。
1つ目はネットで買う…日本にいるうちに買おうとする方が多いようだが、そんなに焦ることはない。よほどのことがない限り早々に満席にはならない。また後で書くようなサービスのバスも利用できないだろう。
2つ目はオトガルで買う…オトガルとは、ちょっとした街なら必ずある中長距離のバスターミナルで、街の中心からは少し離れて位置することが多い。その街のオトガルに着いた時に、その街を出るチケットを買ってしまう、あるいは当日にオトガルに行ってからバスを探す。以前、私はこの方法をとっていた。しかし、オトガル←→街の中心をどう移動するかが問題だ。また、バス会社と出発時刻が決まっているなら、当日すこし早めにオトガルに行って買う方法は依然有効だが、そうでなく頻発路線でもなければ、ある程度の待ち時間を覚悟しなければならない。
〈写真:オトガルで出発を待つバス、アンタルヤで〉 -
イチオシ
チケット(ビレット)を買う-2
3つ目は街なかのバス会社のオフィスで買う…これが一番便利だ。街なかの大通りで人の往来が多い一角に、バス会社のオフィスが各社固まってある。たとえばパムッカレ社のオフィスはイスタンブール市内に50カ所近くあるので、街を歩いていれば見つかるはず。目印はバス会社の看板と、ガラス面に書いてあるその会社のバスが行く都市名だ。
この方法が良いのは、いちいちオトガルまで出向かなくても、数日先のチケットが入手できること、また、当日はこのオフィスから出るサービスのバスでオトガルまで行けることだ。
〈写真:パムッカレ社のオフィス、アンタルヤで〉 -
チケット(ビレット)を買う-3
そのためには主だったバス会社名は記憶しておきたい。メトロ社、キャミル・コチ社、ウルソイ社が最も大きく、続いてパムッカレ社、ウルダー社あたり。近頃はハス・トゥリズム社、サフラン社、イスタンブール・セヤハット社、スハ社もよく見かける。
ホテルの近くでこうしたオフィスを見つけ、「○曜日、○時頃、○○行きのバス、○人ありますか」と尋ねる。バス(空席)があるなら、係員は「○時発です、名前と電話番号をお願いします」と言うだろう。性別を確認される場合もある。男女が隣席にならないよう発券されるからだ。お金を払いつつ、この時、「サービスのバス(セルヴィス)はありますか」と問うのが大事だ。あるなら、オトガル発車時刻の30分から1時間前の時刻を言われるだろう。チケットにその欄があったり、係員が手書きをしてくれたりするかもしれない。
〈写真:オフィスの中はこんな感じ、チケットを買うのを待つ人、サービスのバスを待つ人がいるかもしれない〉 -
チケット(ビレット)を買う-4
そのバス会社のチケットを持っているからといって、他の場所のオフィスからサービス・バスに乗ることはできない。乗客の有無によって、サービスのバスはオトガルまでの経路を変えるからだ。だから、ホテルから離れたオフィスで買ってしまった後、近い所でオフィスを見つけたとしても、そこから乗ることは基本的にできない。チケットを見せて「ここから乗りたい」と係員に交渉すれば何とかなるかもしれないが。
チケットを手に入れたら一応内容を確認、英語表記もあるので問題ない。
〈写真:リゼの繁華街、このあたりにもオフィスがいくつかあり、オトガルまで500メートルほどだがサービスのバスが利用できた〉 -
イチオシ
当日、バスに乗るまで-1
言われた時刻までにオフィスに赴き、サービスのバスを待つ。夏ならオフィスの中はエアコンが利いているのでありがたい。バスが来たら係員が教えてくれる。会社名が入った小型バスかミニバス状の車だ。
バスはオトガルまで直行するわけではなく、いくつかのオフィスで客を拾う。そしてオトガルへは、バス発車の20分ほど前には着く。サービス・バスの停まる位置とバス乗り場が離れていることがある。大きなオトガルでは乗り場(ペロン)もたくさんあるが、会社ごとに乗り場は決まっているので、その会社のバスが集まっている乗り場を見つける。切符売り場が見つかれば、その番号とバス乗り場の番号は同じだ。
〈写真:アンタルヤのオトガル待ち合いホール〉 -
当日、バスに乗るまで-2
バスのフロント部分には終着の街と途中に停まる主な街が標示されるが、自分の目的地が出ているとは限らない。トルコの地理に詳しくなければ、乗務員に尋ね回るしかない。標示の上に番号がある場合は、チケットの番号と照合すればよい。
バスが見つかったら、トランクに荷物を預ける。終点か主な経由地までなら運転手側のトランク、そうでなければ乗降口側のトランクだろう。一応チケットを見せ、行き先を言い、座席ナンバーを問われることもある。荷物の引換券を受け取ってバス車内へ。
〈写真:エディルネのオトガル〉 -
イスタンブールから乗る場合-1
多くの人はイスタンブールを出て東方向へ向かうだろう。その場合「エセンレルのオトガルではなく、ハレムから乗るのがよい」と記載しているガイドブックがあるが、これは誤りだ。確かに、エセンレルから出るとしばらく市内の渋滞につかまるので、海峡を渡ったハレムから乗れば時間が短縮できそうだが、最近ハレムを経由するバスが少なくなった。市内をぐるりと回ってハレムに寄るのを避け、東を向かう主要路線沿いの、ドゥドゥルルやサマンドゥラ地区にアジア側のターミナルを置く会社が多くなった。これらの地区はユスキュダルやカドゥキョイからかなりの距離があるので、ヨーロッパ側にいる人は、やはりエセンレルの大オトガルから乗るしかない。メトロ社のHPでイスタンブールからアンタルヤ行きのバスを探すと1日に14本、しかしハレム発で検索すると1本だけだ。
一応、この写真と次の写真に、ドゥドゥルルとサマンドゥラの位置を付けておく。
〈写真:ボスポラス大橋を渡る〉 -
イスタンブールから乗る場合-2
私の場合、アジア側のウムラニエを根拠としているので、ドゥドゥルルやサマンドゥラを使うことが多い。2015年にメトロ社でアンタルヤへ行った際、チケットを買ったウムラニエのオフィスをサービス・バスで出たのが8時、ドゥドゥルルのターミナルに40分で着き、9時発予定のバスを待ったが、いくら待っても来ない。結局55分遅れでやって来た。つまり、エセンレルを出てからその分の時間、渋滞にはまっていたのだろう。
もっとも、アンタルヤには予定通り20時着だったのは、さすがメトロ社。途中かなりスピードを上げていたことは確かだ。
〈写真:ボスポラス大橋からの眺め〉 -
バスに乗って-1
車内では指定された座席に座る。出発前に確認があり、違った席に座っていると「お前、何番?」と問われる。発車してすぐに行われるのが、車掌による行き先確認だ。彼らもその客がどの街まで行くかは知っており、ここで確認しているのは、その街のどこで降りるかだ。通常は「○○の街のオトガル」と答える。
車内サービスがあるのは有名だ。以前はまずコロン(コロンヤ)ですきっとしたものだが、最近それは減った。まず水を1杯、続いてジュース・コーラ・チャイ・コーヒーなどとともに、クッキー類が供される。2015年、アンタルヤからエスキシェヒルへ利用したパムッカレ社では、サンドイッチやアイスクリームまで出て驚いた。
〈写真:車窓の風景、キュタフヤ近くだったと思う〉 -
バスに乗って-2
途中バスが停車するのには、2種類の意味がある。
1つ目は途中の街での乗客の乗り降りだ。基本的には客が望めば路線上のどこでも降ろすが、経由する街々のオトガルでは、必ず何人かの乗降がある。この場合、長く停車しないので要注意だ。たばこを吸うなどちょっと降りるのは問題ないが、トイレなどでバスを離れるなら、車掌に告げておくべき。特に、運転者が運転席に座ったままの場合、停車時間は短い。
〈写真:キュタフヤのオトガル〉 -
バスに乗って-3
停車の2つ目が、路線上のドライブインでのもので、これは停車時間が長い。車内で「○分停まります」という放送がある(ただしトルコ語オンリー)。軽食や昼食、乗務員の交代、車体の掃除などのためで、最低でも15分、食事時なら30分が通常だ。運転手が座席を離れたことと、一応、車掌に「○○分ですね」と確認して降りる。
30分あっても、食事・トイレ・たばこ・チャイなどで時間はすぐに過ぎる。他の乗客も見ながら、運転手が座ったら出発はすぐだ。自分の座席に戻る。
〈写真:ドライブインでの休憩中、運転手は座席におらず、バスの清掃中で、この休憩は長い、エディルネからイスタンブールへの途中〉 -
バスに乗って-4
前記、イスタンブール(ドゥドゥルル)→アンタルヤ線の停車状況を記しておく。
8:00多分イスタンブールのエセンレル・オトガル発。9:50ドゥドゥルルで停車、私はここから乗り込む。11:30アダパザルの先のドライブインで15分休憩。その後エスキシェヒル、キュタフヤのオトガルに停車。14:30アフヨン手前のドライブインで25分休憩。昼食タイムだが時刻が遅いのは、バスが遅れていたからだろう。アフヨン、ブルドゥルのオトガルを経て、20:00アンタルヤ着。ちなみに運賃は75リラ(約3400円)。
〈写真:キュタフヤのオトガル、名物のタイルで飾られている〉 -
バスを降りたら-1
目的地のオトガルに着いた。ところが、最近は市内の渋滞を避けるためか、地方都市でもかなりの郊外にオトガルを移設している場合が多い。ここは再びサービスのバスを使いたい。
荷物受け取りの際に「○○までのサービスはありますか」と尋ねる。この○○には地区名を入れるのだが、ホテルが決まっていればその住所を言えばよいし、決まっていなければ、私は「シェヒル・メルケズィ」(市の中心)と言うことにしている。ただし、そこまでトラムなどの交通機関が通じている場合は、サービスはないかもしれない。
〈写真:20年くらい前のエルズルムか、こんな時代もあった〉 -
バスを降りたら-2
私は基本的に地方都市でもトルコの友人の家に泊まることが多い。その際、オトガルへ迎えに来てくれるものと期待して、「○○時着の○○社のバスだから」と連絡すると、多くは「ならサービス・バスで○○まで来てね」と言われる。土地勘のない者にとっては大変なのだが、サービス・バスを利用するのは、それほど当然のことなのだろう。
今年の場合、アンタルヤのオトガルから「ブルハッティン・オナートのアク・バンクの前で」という指定。そんなのわかるわけないのだが、サービス・バスの運転手にそのまま言ったら会えてしまった。
〈写真:これも昔の写真、看板の社名(地名)から、アンカラより東部の街だと思われる。スィワスあたりか。このころのチケットはすべて手書きだった。〉 -
イスタンブールに帰る時-1
最後に旅人はイスタンブールに戻る。ここではどこで降りるかが問題だ。
ヨーロッパ側へ入るなら、もちろん、終着のエセンレルのオトガルまで行くのが最も無難だ。ただし、市内の渋滞で時間はかかる。そこで、荷物を預ける時に、車掌に「イスタンブールのアジア側(アナドル)のターミナル(ドゥラック)まで」と告げれば、サマンドゥラ、ドゥドゥルル、またはハレムで降りることになるだろう。前2者であれば、ユスキュダルあたりまでのサービス・バスを頼むことになる。
〈写真:これも昔、アルトヴィンのさらに奥のアルダヌチで〉 -
イスタンブールに帰る時-2
さらに、2014年のこと、イスタンブールに帰るバスがハレムに寄るというので、そこで降りるつもりだった。しかし、ハレムまでの道が混んでいる。バスはアジア側の海岸線を進んでおり、1人の乗客が降りた場所に地下鉄のMマークが見えたので、私もとっさに降りた。そこは地下鉄M4線のカルタル駅で、これが最も早く着ける方法だったと今でも思う。
〈写真:田舎でミニバスを待つ人々、スィリフケ郊外ウズンジャブルチ〉
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