2015.7 ディズニークルーズで行く感動のアラスカ⑨…ヘリコプターで行く氷河散歩、氷河の上を歩いてきました！

2015/07/18 - 2015/07/28

７月２４日　　金曜日　　クルーズ５日目

我が家の夫婦二人、意識してか知らずか「氷河」が結構好き！
と言っても大きなものでは２か所しか見たことないけど…

スイスの世界遺産「ユングフラウとアレッチ氷河」
カナディアンロッキーの、「コロンビア大氷原・アサバスカ氷河」
氷河って、古代から脈々と流れる悠久の時間を感じることが出来るようで、自然の偉大さやはるかな時間に思いをはせる瞬間が結構好きなんです。

と言うわけで今回のアラスカクルーズでは、おととい船の上から「トレーシーアーム氷河」をみて、思いもかけず氷河の崩落の瞬間も目撃して大感動！
そして今日は、ヘリコプターに乗って空から氷河を眺め、さらにその氷河の上に立つと言うオプショナルツアーに参加します。

一人＄３９９（約５０，０００円）
とかなりお高いけど、この機会を逃したら２度とできないことの一つかもしれないので、やっちゃおう～。＼(^o^)／

９時過ぎ出発の予定が、雲が多く天候が不順でヘリが飛ばないとか何とかで、結局出発したのは１１時過ぎ。
でも、そのおかげで見事な青空の下、空中散歩となり、空から眺める氷河や、氷河のふもとに見える街並みのギャップのある景色に驚き、そして実際に氷河の上に立った感動は最高のものとなりました。

トレーシーアームの氷河でも、氷河の青さにびっくりしたけど、ここで足元に広がる青の世界の上に立った時は何とも言えない不思議な世界が広がりました。

どこを見ても絶景だらけで、写真を選べず同じような写真ばかりになりますがお付き合いください。

★アラスカ７泊８日旅のスケジュール★

　　１日目…バンクーバー午後４時出港
　　２日目…洋上日
　　３日目…トレーシーアーム氷河（船上観光）
　　４日目…ＳＫＡＧＷＡＹ
◎　５日目…ＪＵＮＥＡＵ
　　６日目…ＫＥＴＣＨＩＫＡＮ
　　７日目…洋上日
　　８日目…バンクーバー帰港

エリア ジュノー(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

最初の予定では朝の９時前に集合して、お昼には終わる予定が、雲が多くヘリコプターが飛べないと言う事で、１１時に変更になりました。

この時キャンセルすることもできましたが、我が家のメインイベントの一つなので時間変更もやむなしです。

空いた時間にちょっとジュノーの街をぶらぶらしてきます。
２時間弱のあわただしいジュノー観光の様子はこちら

　　→　http://4travel.jp/travelogue/11040793

１１時に再び集合して、ツアーバスの乗り場まで行きます。

その時に、体重と靴のサイズを聞かれます。
体重は、ヘリに乗るためのバランス配分のために必要なんでしょうね。

靴はなんで？と思ったけど、のちにスノーブーツのためと判明。

しかし、靴のサイズこちらでのサイズがわからず必死で「２３センチ２３センチ」と言ったけど通じず。＾＾；
横にいた女性が私の足を見て、「５か６？」と助け舟を出してくれました。
体重を聞くときも「…キロ？」と聞かれるんだけど、「…キーロウ」と発音が良く聞き取れずまたまた横の女性が「weight」と助け舟を出してくれたおかげで何とか答えることが出来ました。（汗）
０．５キロほど少なめに申告しちゃいました〜、ここで見栄はってどうすんねん！（笑）

２０分ほど車で走り、着いたところは「ジュノー国際空港」

そこにあるヘリコプターツアーの事務所で、誓約書を書いたあと、お着替えです。
当初自分の服で行くと思っていたので、ダウンジャケットなど用意していましたが、防寒具一式レンタルしてくれます。
靴はさすがにオーバーシューズか何かがあるのかなと思ったら、ちゃんとしたスノーブーツもレンタル一式の中に含まれていました。
それでサイズを聞いてきたんだね。
防寒具のサイズは、最初のスタッフが目測で図って用意してくれたんでしょうね〜、ほぼぴったりでした。
で、余計な荷物は持てないので、持ってきた荷物はこの名前が書かれたバッグに入れてこの場所で保管してくれます。

黒い大きなウエストポーチが支給品（これもレンタル）中にお水とスナック菓子、ティッシュが入っています。

こんな装備で出発します。

出発前に、１０分ほどの講習、安全のための講習があります。

このお兄さんが説明してくれます。

救命胴衣の付け方だけはちゃんと聞いておかないとね。

カートに乗って、ヘリポートまで移動します。

何機もありますね。

チェックのシャツを着た女性が、ヘリコプターのパイロットです。

ジュノー国際空港 (JNU) 空港

それでは乗り込みます。

スタッフが、乗る位置を割り振りしているので勝手には乗れません。
バランスが大事ですからね。

私は後列４人掛けの左から２人目、左端が夫です。

飛び立ちました〜。

ヘリコプターは、カナダのローレンシャン高原に次いで２回目の私。
高所恐怖症だったり、いろいろと怖がりの私だけど、ヘリコプターは平気なんです。（笑）
ジェットコースターも好きだし〜。

眼下には海。

道路や、家々が見える〜。

あっ、向こうにもヘリコプター。

はい、この方がパイロットさん。

恰好いい女性です。
ベテランの雰囲気漂う方でした。

２分ほど飛んだだけなのに、もう氷河が見えてきました。

えっ、こんなに近いの？とびっくり！

お約束のアップで〜。

もっとアップで。

何とも言えない模様が作られています。
でも、表面が黒く汚れているのが、現実なんですね。

氷河のふもとには、氷河が解けて流れてできた氷河湖があります。

じゃ〜ん、突如目の前に広がるこの光景！　

まさしく、氷河！
川のように流れる姿に、目を奪われます。

気の遠くなるような年月を経て、今ここにある姿、その事実に感動します。

真上から見ても、氷河の裂け目のブルーがきれいに見えます。

雄大、としか言葉がないですよね。

見えている岩肌の部分もかつては氷におおわれていたんだろうね。

世界でどんなことが起ころうと、ここにはここだけの時間が流れていたんだよね。

崖から落ちそうな氷河。

氷河が解けて滝になり、下では池から湖になりそうな水たまりが出来ています。

なんでこんな形で溶けていくのか不思議な氷河の表面。

山頂付近には雲が…

さっきはきっとこの雲が下までかかっていたんでしょうね。

ずっと向こうに、カナダの山が見えるよとパイロットがアナウンスしてくれます。

ここは、まだそんなに汚れていない真っ白な雪原。

空の青がまぶしい〜。

おっと〜、こんなに山の近くまで飛んで大丈夫なのかな〜。

別世界？

ダイナミックな自然の造形。

いろんな角度から、氷河の景色を見せてくれるパイロット
安心して乗っていられる操縦でした。

氷河があちこちから合流しています。

合流した氷河に押されるようにしい本流も少しずつ移動して、最後にはふもとで湖になります。
それが気が遠くなるように年月の営みなんですよね。

滑走路みたい〜。

か、もしくはスキーで滑りたい？（笑）

ぎざぎざの裂け目が、本当にすごいな〜。

ちょっと下の方に降りると、下界（笑）の湖が見えて、氷河も見えて何とも不思議な光景。

氷河の上から見下ろす、景色はこんな感じ。

目の前の雪山を超えると…

ここが着陸地点のようです。

先発隊がすでにとまっていますね。

あっ、人も見える〜。

降り立った瞬間の足元、ブルー！

きましたよ〜、氷河の上。

ここは「メンデンホール氷河」です。

準備が出来るまで、周りの景色を堪能します。

テントがあるのは、現場で待機しているスタッフさんたちのためでしょうね。

あれ？、私たちが乗ってきたヘリコプターが行っちゃいます〜。

待っててくれるんじゃないのね。

迎えに来てね〜。

現地スタッフさんが、順番に靴にアイゼンをはかせてくれます。

はい、こんな感じです。

もうこれで氷河の上をガシガシと歩けますよ〜。

なんか距離感とかわからなくなる世界。

人が１列になって並んで歩いているのがわかりますでしょうか？

それにしても、なんて青いんでしょう。

足元は、雪の白ではなくて、氷のブルーです。

ではまず、「氷河の上に立ったど〜！ポーズ　第１弾」（笑）

皆様お待たせしました。

我が家恒例「バンザイ」、メンデンホール氷河バージョンです。（笑）

人の姿が米粒みたい、スケールが大きいな〜。

現地ガイドの説明を聞いて、ちょっと歩いてみます。

ポールも使って慎重に歩きます。

時々、グサッとポールが深くまで突き刺さることがありちょっと怖い。＾＾；

ほら、こんな風に。

溶けても避けてもおかしくないんだから、何があるかわからないとも言えますね。

ブルーの中に立ってます。

このブルーは、上から溶けて流れた水が氷河の表面を覆って氷の幕を張ったからなのかな。

しつこく、\(^o^)／

ガイドさんさっさと歩いていきますが、だんだんと他の人のペースが落ちて行きます。

山登りやってるおかげで、何とかついていく私。

あちこちから溶けだして川になってます。

不思議な模様を作り出してますね。

いい感じでしょ

ここで現地ガイドから説明があります。

ずーっとずーっと上から流れてくるお水、きれいなので飲めますよ、とのことなので…

では、いただいてみま〜す。

カナディアンロッキーのコロンビア大氷原の時にも言ってたけど、１口飲むと５歳若返るんですって。

なので二口いただきます。（笑）

夫は、ほかの人がペットボトルに入れているのを見て…

今晩の、焼酎の水割りにいいなと、手を付けていなかった支給されたお水を捨てて、氷河の水を詰めています。

どう？おいしいかもね！

が、この夜水割りだと言って飲んで、そのあと、どんな困った事態が起こったかはご想像にお任せいたします。（笑）

さ、それでは氷河散歩もそろそろおしまいです。

最後にもう一度記念写真。

この方たちは、私達よりももっとハードなトレッキング＆氷河の壁登りの体験コースの方々です。

夫は本当はこれをやりたかったみたいなんだけど、英語での指示を理解できる方と言う注意事項があったのと、私が絶対足手まといになるから、と断念させました。
ハーネスもつけて完全装備ですもの。

あ〜、お迎えのヘリがやってきました〜。

格好いいね〜。

再びヘリに乗り込み、下界へ戻ります。

今度は回り道せずまっすぐに空港に向かいます。
氷河の下はすぐ、メンデンホール湖。

そして、ちょっと先にはもう普通の街並みが…

こんなに近いところで、人々の生活と氷河が共存しているなんて！

ジュノー飛行場が見えてきました。

でも、ちょっと左に首をひねれば、さっきまでいた氷河が見えます。

何とも不思議な光景です。

最後にもう一度目に焼き付けて。

小さい飛行場だね〜

もう飛行場見えてるのに、まだ氷河も見えています。

午後２時過ぎ、無事ジュノー空港に戻ってきました。

１時間半ほどの空中散歩と氷河散策だったけど、とっても楽しかったです。
これで、海の上から、そして空から、さらに上に立って氷河を思う存分堪能することが出来大満足です。

青空になって、やっぱり私は「晴れ女」〜♪

この旅行記へのコメント （4）

• ElliEさん 2015/08/18 16:12:19

  美しいブルーの氷河・・・の上を歩いちゃうなんて！！！

  ゆんこさん、こんにちは。
  
  氷河のブルーすごいですね〜！！
  雄大な氷河にヘリコプターで乗りつけちゃうところもすごい。
  なんか映画のひとコマみたい〜。
  かっこいいなあ。
  
  遠くから見るとただ真っ白いだけの氷河だけど、近くで見ると荒々しかったりするんですね。
  そういえば、去年のスイスでゴンドラの真下の氷河もそうだったなあ。
  散歩したところは、平らなのね。
  標高はどれくらいなんでしょう？
  
  氷河の壁登り・・・。これ、やってみたい〜〜〜！！
  クルーズのオプショナルなんですか？
  っていうことは、素人でも出来るのね？
  いつかジュノーに行ったら絶対やりたいなあ。
  
  ところで、やっとディズニークルーズの写真を撮ってきました。
  旅行記にまとめたので見てくださいね。
  ライオンズゲートブリッジからは、こんな風に見えるんですよ。
  ゆんこさんの出航時の旅行記も紹介させていただきました。
  
  ではこの後の様子も楽しみにしていますね！
  

  ゆんこさん からの返信 2015/08/18 17:05:13

  RE: 美しいブルーの氷河・・・の上を歩いちゃうなんて！！！

  ElliEさん、こんにちは。
  
  > 氷河のブルーすごいですね〜！！
  > 雄大な氷河にヘリコプターで乗りつけちゃうところもすごい。
  > なんか映画のひとコマみたい〜。
  > かっこいいなあ。
  
  トレーシーアームの氷河のブルーもすごかったですが、ここでは間近で見てそのブルーの上に立っちゃいました。
  ヘリコプターじゃなければ多分行けないのでしょうね。
  
  > 遠くから見るとただ真っ白いだけの氷河だけど、近くで見ると荒々しかったりするんですね。
  > そういえば、去年のスイスでゴンドラの真下の氷河もそうだったなあ。
  
  スイスの氷河はあんなに近くで見えないですよね。
  もっともっと近くで見たら、スイスの氷河も青く見えるのかな。
  それとも、あのブルーはアラスカならではなのかな。
  
  > 散歩したところは、平らなのね。
  > 標高はどれくらいなんでしょう？
  
  そうですね、ヘリも着陸しなければならないですし、なんといっても安全第一ですものね。
  あのぎざぎざのクレバスのような場所はとりあえず近くにはありませんでした。
  散歩と言ってもガイド付きだから、まず危ないところにはいかないですし行かせてもらえませんよね。
  標高はそんなに高くないと思いますよ。
  あの下界を見下ろした海の感じからでもそんなに高くはないと思います。
  
  > 氷河の壁登り・・・。これ、やってみたい〜〜〜！！
  > クルーズのオプショナルなんですか？
  > っていうことは、素人でも出来るのね？
  > いつかジュノーに行ったら絶対やりたいなあ。
  
  ElliEさん、怖いもの知らずですね〜。（笑）
  わたしはマッターホルンのヘルンリヒュッテまでの登りで、死ぬほど怖い思いをしているので崖登りなんてとんでもないことです!
  夫はやりたそうでしたが…何せ英語の指示がわかりませんものね。＾＾；
  オプショナルですが、特に参加条件（１５歳以上都はありましたが）はなくだれでも大丈夫だと思いますので、機会があったら是非チャレンジしてみてくださいませ。
  クルーズじゃなくても、あの船が着いたところにあるツアー会社であるかもしれませんよ。
  クルーズの人たちも、船で頼むと高いから、現地のツアーデスクで頼むと言う人もいるようですから。
  
  > ところで、やっとディズニークルーズの写真を撮ってきました。
  > 旅行記にまとめたので見てくださいね。
  > ライオンズゲートブリッジからは、こんな風に見えるんですよ。
  > ゆんこさんの出航時の旅行記も紹介させていただきました。
  
  早速拝見させていただきました。
  違う視点で見ることが出来て、楽しかったです。
  あれからもうほぼ一か月になるんですね〜。
  
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　★ゆんこ★

• きなこさん 2015/08/17 21:22:08

  凄いよ〜

  凄いよ〜凄いよ〜〜！
  
  全然しつこく無いですよ〜もっと〜〜〜〜〜
  しつこく何回見てもブルーの氷河の上に万歳してる姿は、いや！勇姿は合成写真にしか見えない　私って見た事ない景色が目に入って来ると理解できないんかなぁ　　乏しい想像力だーーーーー
  
  往復で１時間半と言う事は結構滞在してるから、そんなに遠く無いところにあるのね
  そんな所にあの絶景！
  凄いよ！
  何であんなギザギザになってるんかなぁ
  氷河の割れ目のブルーの素晴らしい事！
  
  あーーーーーすげぇーーー
  
  
  　　きなこ

  ゆんこさん からの返信 2015/08/17 21:59:07

  RE: 凄いよ〜

  きなこさ〜ん
  
  毎度毎度コメントありがとう〜。
  
  > 凄いよ〜凄いよ〜〜！
  
  すごいの伝わった？
  実際あの場所は立っていると言っても普通に雪原と言ってしまえばそれだけ、と言ってもいいような感じだけど、そこに行くまでの道中の景色を見ながらだとすごさを実感しちゃいますよ〜。
  
  > 全然しつこく無いですよ〜もっと〜〜〜〜〜
  
  写真の数本当に半端ない！（笑）
  
  > しつこく何回見てもブルーの氷河の上に万歳してる姿は、いや！勇姿は合成写真にしか見えない　私って見た事ない景色が目に入って来ると理解できないんかなぁ　　乏しい想像力だーーーーー
  
  実は、合成、なんてことはありません。
  正真正銘グレイシャーブルーの氷河の上だよん。
  きなこさんも砂漠の上に立った時は同じような感じだったんだよね。
  
  > 往復で１時間半と言う事は結構滞在してるから、そんなに遠く無いところにあるのね
  
  行きは、いろんなところ回ったりして２０分くらいのフライト、帰りはほぼまっすぐ帰ったので１０分もかかってないの。
  滞在は１時間くらいかな。
  本当に、人が生活している世界と目と鼻の先です。
  
  地上のツアーもあって、シャトルバスで片道３０分くらい（＄１０）で氷河が湖になっているところまで見に行けます。
  
  > そんな所にあの絶景！
  > 凄いよ！
  
  氷河ってもっともっと奥地にあると勝手に思ってるよね〜。＾＾；
  
  > 何であんなギザギザになってるんかなぁ
  > 氷河の割れ目のブルーの素晴らしい事！
  
  以前テレビで、なんであんな形に溶けていくのか、と言うのをやってたけど忘れちゃったよ〜。
  だめだね〜。
  氷河のブルーも素敵だけど、来月の青い街のブルーも早く見て見たい〜。
  
  > あーーーーーすげぇーーー
  
  実感！（笑）
  自然の姿を目の当たりにすると、そんな言葉しか出てこないよね。
  今回の旅は、一言でいえば「氷河」というキーワードになるかもね。
  
  旅行記もやりながら、来年二つの予定を考えるのは大変だよ〜。（笑）
  あっ、１２月にも一つあったんだ。
  まずはきなこさん来月だね。
  
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　★ゆんこ★