志賀高原で自然散策

2015/08/08 - 2015/08/09

北陸新幹線かがやきに初めて乗って長野へ。
東京から１時間半。あっという間です。
今回の旅の目的はホタルを見ること。もしかして、20年ぶりかも？
その前に約３時間のトレッキングで自然を楽しみます。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

８月８日
長野駅から車で１時間半。
ほたる温泉（硯川）バス停から前山サマーリフトに乗って前山山頂へ。
大小さまざまな池を巡る10キロのトレッキングコースの入口です。

歩道の両側に前山湿原が広がります。
5分ほど歩くと渋池が見えてきました。

渋池には浮島があって、食虫植物のモウセンゴケがたくさん生えて黄色に見えます。
池の水が鏡となって映った空が夏らしい。

熊よけの鈴をならしながら歩いている人も見かけました。
道端にもこんなものがぶら下げてあります。

都会の猛暑を忘れて、森林浴を楽しみながら１時間ほど歩くと次は四十八池湿原に到着です。うぐいすの鳴き声も聞こえます。

可憐な花が咲き乱れています。

湿原に囲まれた志賀山と裏志賀山
午後の時間帯だからでしょうか、行き交う人はほとんどいません。

途中こんな珍しいきのこが・・
志賀高原で採れる「根曲がり竹」の味噌汁が美味しいらしい。

四十八池からさらに１時間緩やかなアップダウンをてくてくと歩く。
神秘的なエメラルドグリーンの大沼が見えてきました。

青い水面に立つ大蛇神社の鳥居近くまで下りてみる。
水が綺麗。
ここから大沼池入口バス停まで約1時間半歩きます。15時55分発のバスに間に合うようにちょっと急ぎ足で・・・

蓮池のバス停で１時間後の硯川行バスに乗り換えです。

行きに寄った志賀高原　山の駅で地元の桃を使ったシャーベットを食べて一休み。
神奈川・茅ヶ崎にある文教大学の学生が夏休み中にオープンしているお店です。

乗ったバスは貸し切り状態。運転手さんから道路で熊と鉢合わせた話など聞きながら・・・

歩き疲れておなかペコペコ。
夕食はロッジの食堂でコース料理＋地場野菜を使った料理のバイキング。
やっぱり長野のきのこは美味しいなあ〜

ロッジのすぐそばに小川が流れ、ここでホタルが見れるとのこと。
ゆっくり温泉につかり暗くなるのを待つ。

川のせせらぎを聞きながら、暗闇を見つめていると、ぼんやりとあかりが見えてきました。あっ　いた！こっちにもあっちにも！しだいにいくつものあかりが乱舞し始めました。

きれいに輝く星あかりの下、白樺林の中をゆっくりと飛ぶホタルを追いかけていきました。
夜中はもう寒いくらいです。

８月９日
発哺温泉からゴンドラに乗って東館山高山植物園へ。

標高1600ｍから一気に2030ｍまで登ります。

園内の1998年長野オリンピックメモリアルモニュメント

さまざまな高山植物が楽しめます。
晴天で、日蔭は涼しい風が吹いて気持ちいい。
トンボがのんびり飛んでいます。

ホタルブクロ
名は子どもが袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来するそう。

濃いピンクのハクサンフウロもたくさん咲いています。暗い穴には珍しいヒカリゴケも自生していました。

東館山　山頂展望台からの景色

帰りに寄った清水公園の湧水が冷たくておいしい！

信州といえばお蕎麦。
飯山で人気の「西乃茶や」に飾られたお面

ひまわりの咲く下界はやっぱり暑い！

長野への旅はこれで5回目
2年前の夏は善光寺 ・須坂・小布施 ・山田温泉、秋にコスモスの黒姫高原、冬に上田 ・松代、そして去年の秋は上高地・安曇野・白骨温泉。
食べ物が美味しく、自然いっぱいの長野が大好きです。