音楽の都ウィーンを堪能（１）ウィーンとザルツブルグ編

2015/07/24 - 2015/07/28

出張じゃない、完全プライベートのヨーロッパ旅行は初めて。
ウィーンのアパートメントに７泊、ここを拠点に宮殿、教会、世界遺産とグルメをお腹いっぱいたのしみました。猛暑の日本に帰りたくなかったー。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のウィーンまでの翼はターキッシュエアライン、イスタンブール経由。
オーストリア航空の直行便よりとっても安く、しかも今回の私たちのスケジュールにぴったりの時間のフライトがありました。
本日成田空港最終便でーす！

イスタンブールまで運んでくれるのは777−300ER、よろしくね。

イスタンブールまで１２時間飛ぶために燃料満載のトリプルセブンなのに、A滑走路もがら空きなのに、なぜか短いB滑走路から飛び立ちます。2500mの滑走路いっぱいいっぱい使って飛ぶのは、シートモニタで見ているとちょっとドキドキします。

離陸しました。今日はこんなルートで行くそうです。

ターキッシュの一番の楽しみ、機内食が配られました。夜便で、もう深夜１２時過ぎというのに、しっかりディナーが出るとの情報を得ていたので、空港では軽く食べるだけにしておいて、正解でした。
妻はリクエストしておいたベジタリアンミール。

私は魚料理をチョイス。美味しくいただきました。お腹がいっぱいになったところで、おやすみなさい。

深夜帯を飛んでるはずなのに、北極近くなので、ずーっと地平線近くが明るかったです。白夜ですね。

イスタンブールまで来ました。そして朝日。

ターキッシュ エアラインズ ラウンジ (アタチュルク空港) 空港ラウンジ

続いてウィーンに飛びます。まだしっかり目覚めていないイスタンブール空港は準備中の赤い尻尾の飛行機がたくさん出番待ち。

ウィーンまでは２時間ちょっとの短いフライト。

短いフライトでもちゃんと朝ごはんが出ます。イスタンブールに着く前に朝食が出て、ラウンジでも軽く朝食をしてるのですが、また朝食でました。もうお腹いっぱい。でもオムレツが美味しい。

もうすぐ着陸です。ウィーン上空を遊覧してからの着陸だったので、窓から色々見えました。シェーンブルン宮殿もこんなに間近に。後で行くから待っててねー。

ウィーン空港に到着。こちらも赤い尻尾の飛行機がいっぱいですが、ターキッシュではなくオーストリア航空ですね。

ウィーン国際空港 (VIE) 空港

空港からウィーンミッテ駅までは、速くて快適なCAT(City Air Train)を使いました。ちょっと高いです12ユーロ...

メトロに乗り換え、Friedensbrucke駅に来ました。今回の宿の最寄駅です。

アパートメント前の通り。いい感じの建物が並んでますね。

アパートメントに着きました。ちょっと古いですがキッチンも洗濯機も完備された、長逗留にはもってこいの宿泊施設です。係の方に一通りの説明を受け、鍵をもらいます。

リビングにはソファーベッド、

ベッドルームも完備、夫婦と高校生の息子とで長期滞在するので、寝室が別にできるのは嬉しいですね。

宿からのもう一つの最寄駅、フランズヨーゼフ駅。ここも歩いて5分くらいと至近。ここからも、メトロのFriedensbruckeからも、メトロand/orトラムに10分も乗ればウィーン中心部に出られます。１日２、３往復する日もありましたが、全然苦にならない距離ですね。

フランツ ヨーゼフ駅 駅

フランツヨーゼフ駅前からトラムD線に乗って中心部へ出ます。２０年前にいちど訪れた事のあるウィーンですが、色々変わっていたり忘れている事もあるので、初日のテーマは土地勘を得る事。これはオペラハウス。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

市庁舎の前には巨大なスクリーンが。
ここに毎晩のように通う事になるとは思っていませんでした😃

国会

マリア・テレジアさん

科学史博物館

自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

科学史博物館は中も荘厳ですねー。MuseumQuartier

MuseumQuartier. 現代美術館などがいくつか集まっています。

ミュージアム クォーター 散歩・街歩き

その中の一つで、Nippon Nationという、日本のアニメ・漫画・ゲーム大好きな人たちのつどいがおこなわれてたため、この界隈にはあっちにもこっちにもコスプレーヤーさんたちの姿が。こんなところにも好きな方たちがたくさんいるんですねー。これで初日の散策は終了。スーパーで晩と朝の食材を買ってお家（アパートメント）へ帰ります。

２日目は宮殿めぐりの日。まず、ホフブルク宮殿へ。

ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

馬車で訪れる方々も。

ホフブルク宮殿の中庭。

ホフブルク宮殿の入館料は銀器コレクション博物館とセットになっています。私たちはシェーンブルンへも行く事は確実だったので、ここでSiSi Ticketという、シェーンブルンの入場券もセットになったものを購入した方が安かったはずでした。暑くて人が多くて検討している精神的余裕がなくて（笑）別々に買ってしまいました。ちょっと余計に出費。
さらに言うと、ウィーンの市内交通用に8日間回数券を3人分買ったのですが、72時間乗り放題＋博物館など多方面で割引を受けられるウィーンカードを２回買ったほうがトータルの出費を抑えられたと思います。まぁ、後の祭りですね。

続いて、ベルベデーレ宮殿。ここは上宮と下宮に分かれています。ここは上宮。

ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

庭園の一角にはこんな現代アートも。

上宮と下宮の間にもこんな庭園が。

宮殿の中から庭を眺めています。

こっちが下宮。

下宮から上宮を眺めてます。トルコ軍を撃退するとこんなお屋敷をもらう事ができるそうです。

昼食は牛肉のローストのオニオンフライのせ、Zwiebelrostbratenという名前だったかなー？とても美味しいです。

武器庫だった博物館。

ウィーン軍事歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

第１次世界大戦勃発のきっかけともなった、オーストリア皇太子が暗殺された時に乗っていた車だそうです。

そしてザッハーカフェでお茶など。

ホテル ザッハー ホテル

定番のザッハートルテ。２０年前に来た時には体調崩していたために食べるのを断念したのでした。今回はれて賞味。さすが、おいしーですね。

おうまのストリートミュージシャン。超絶技巧でした。

シュテファン寺院が見えてきましたよー。

シュテファンプラッツ駅 駅

ヨーロッパの中心とも言われるウィーンのそのまた中心にある、シュテファン寺院、迫力ですねー。全体を綺麗に写すのが困難。この写真は２枚に分けて撮った写真をフォトショしてみました。

内部もこんなに素敵。この時、金曜日つまりウィーン最後の夜にここで行われるクラシックコンサートのチケットを手に入れました。たのしみー。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

食事はシュニッツェルで。ウィーンの定番ですね。これはいける。

カフェ ディグラス カフェ

日が暮れてきました。

暗くなり始める、夜９時半からは、ウィーン市庁舎前の大スクリーンで、「Film Festival 2015」と題して様々な映画などが上映されます。すごい人出で座るところがないくらいなのですが、７泊のうち５晩ほど、ここへ来てお祭りを楽しみました。素敵な夜でした。

今日の演目はオペラ音楽でした。（タイトル忘れた...）

３日目月曜日はシェーンブルン宮殿へ。入口から。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

宮殿内部は撮影禁止でした。これは横から。

庭園。

丘を登ったグロリエッテから。今日は雨模様なのが残念。

噴水。

シンメトリーですねー。

シェーンブルンをあとに、ほど近くのTechnisches Museum Wienへ。これは溶鉱炉？

ウイーン産業技術博物館 博物館・美術館・ギャラリー

光電子増倍管ではなく電球。でかい。

昔のウィーン空港の模型と掲示板。

ボーイング787用のエンジン。ギザギザが見えますねー。

古い楽器コーナー

パイプオルガン

電気機関車。「こいつ、動くぞ。」

人工衛星。技術博物館はこれで終わり。

夕食はホイリゲで。

ツム マーティン セップ 地元の料理

新酒の時に来たかったですねー。でもおいしい。

最初に行こうと思ったこちらのお店はどうやら廃業してしまったようです。看板剥がされてました。

宮殿はお腹いっぱいということで、４日目火曜日はザルツブルクへ。城塞に攻め入ってみます。ひたすら田園地帯を走ります。

ザルツブルクへの移動には今回、ウェストバーンという電車版LCCみたいなのを使いました。ウィーン西駅からザルツブルクまで、オーストリア国鉄のレイルジェットの半額以下、１８ユーロで切符を手に入れることができました。このプロモーションは曜日や時間帯にもよるみたいなのでご注意を。安くても、快適快適。

ザルツブルク中央駅にはこことミュンヘンを結ぶ別のLCC、メリディアンも停まってました。いろいろと自由化されてるんですね。

ザルツブルクの中心部には駅前からトロリーバスで行きます。

噴水広場。

ケーブルカーで城塞に攻め込み（笑）ます。

往復11ユーロだったかな？随分高いですね。あっという間につきます。

ホーエンザルツブルク城からの眺め。ちょっと曇ってるのが残念。

街を見下ろします。

悪い子はいねがー。大砲ぶっぱなすぞー。

物見櫓にも登れるようなのですが、登り方がわかりませんでした。

窓からの眺め。

城主の部屋？絢爛豪華です。

コンサート会場

だからそこに登りたいんだけど、どうやったらいけるんだろー？？？

おもちゃの兵隊？弱そう。

今度は窓からザルツブルクの街を眺めてみます。

こじんまりとした広場

城内のメインストリート？

お城をあとに、また中央広場。

左手はザルツブルク音楽祭のメイン会場だそうです。ここに逗留して音楽祭を楽しむのもよさそうですねー。

ザルツブルク大学。きゅうり？のモニュメント。

崖下には馬洗い池。

モーツァルトの生家が見えます。

黄色いのがモーツァルトの生家、テナントにSPAR（スーパーマーケット）入ってます。その手前はH&M！

サウンドオブミュージックにも出てきたモーツァルト橋だそうです。

これを渡って、

ミラベル庭園へ。

♪ドはドーナツのド

モーツァルトハウスを見学。日本語もある音声ガイドがつくのですが、案内が長い！全部聞いているとなかなか出てこられません。飛ばし飛ばしで聞きました。

ザルツブルク中央駅まで戻ってきました。
２０年前ここも訪れたのですが、その時は駅前が絶賛工事中でフェンスだらけだったのですが、今ではこんなに綺麗になってました。

駅からちょっとだけ入ったところに、２０年前に来た時泊まった宿を見つけたので記念写真。当時はHotel Jahnだったのですが、Penshion Jahnに変わってました。でも健在でちょっと嬉し。ウィーンではどこに泊まったのかを結局思い出せませんでした(;_;)

日帰りザルツブルクツアーも終わり、ウィーンへ戻って夕食はH&Mの前のお店で。旅行記前半はここでおしまい。後半はセメリンク鉄道とヴァッハウ渓谷へ行きます。お楽しみに。