イースターのウィーンを歩く

2012/04/06 - 2012/04/15

今年のタイ正月（ソンクラーン）のお休みは、ちょうど欧州のイースターの時期と重なった。
ポーランドとチェコを母と一緒に旅行するためにウィーン経由のオーストリア航空に決定。マイルの加算もできるし、ウィーンにいる母の大切な友人に会えるのも楽しみだ。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝ウィーン着。空港リムジンバスが早朝から深夜まで走っていて便利。

シュテファン大聖堂周辺の停留所からホテルまですぐ。
早朝なのに部屋は既にチェックインの用意ができていた。

宿泊はHotel Neuer Markt。何しろ絶好の立地条件。部屋は感じの良い庶民的なアンティーク調で下宿部屋を決めたような安心感だ。

カフェで朝食・・・と思いつつ、ハイナーのいちごのエクレアを食べずにはいられない。

店内のケースに陳列されたケーキの数々。
どれも食べたい！

朝からいちごのエクレア。甘酸っぱくて美味しい！

母の大切な友人と待ち合わせをして、市内のイースター市へ。
途中のお菓子屋さんで見つけたハリネズミのマジパン。
買っても持ち帰るのが大変だし、食べてしまうのももったいないので、写真だけ撮らせてもらった。

ハム・ソーセージなどは種類も多くて美味しそうだ。

市内のイースター市に到着。

あいにくの曇り空。もう少し気持ちのよい天気だったら、多くの人で賑わっていたのかな。

絵付けに一人熱中する少女。

子供が何とも可愛らしい。あのくらいの目線で飾られた卵の陳列を見たら、きっとワクワクするんだろうな。

風情はあるけど、馬車の通った後はかなり臭い・・・。

ウィーンのメインストリート
華やかな街並み

散策の後、またケーキ。

地下鉄でシェーンブルン宮殿へ。ここでもイースター市が開かれていた。

宮殿への道にて
ベイビー・モーツァルト
こんな肖像画は初めて見た。

こちらはベイビー・マリア・テレジア
こんな肖像画も初めてだ。

シェーンブルン宮殿に到着

こちらのイースター市は多くの人で賑わっていた。ちょっとわくわくする。

自宅で育てているハリネズミにちなんで、ハリネズミグッズを探すのも目的の一つ！

おっ！いたいた。ハリネズミがいっぱい。
早速お買い上げ。

名物料理という「グレステル」。地元っぽく発音するのは至難の業。
寒い宮殿の前庭で食べたあの味が忘れられない。作り方を調べよう！

庭園の木の剪定が特徴的。

残念ながら少し雨脚が強くなってきた。

お友達とオーストリア料理を満喫。
美味しいのと温かいおもてなしに感無量で、お料理を噛み締めた時に涙が出そうになった。

この前に前菜でライ麦パンにのせて食べたペースト（アウフシュトリッヒ）も最高に美味しかった！サラダの酸味も酢の物のようで絶妙。

ウィーンの高級住宅街にあるお店。素晴らしいご馳走をどうもありがとう。
http://www.weinbau-schmaderer.at/
※この後、約１週間かけてポーランドとチェコを周り、再びウィーンへ。

プラハからの列車で再びウィーンに到着。

Albertinaの印象派展エントランス

ホテル・ザッハのカフェで食事。

ウィーンの伝統料理でウェイターさんのおススメ。

食後はもちろんザッハ・トルテ。頂き物ではなく、お店でいただくと生クリームと一緒なのでバランスが取れていて美味しい。杏のジャムも嫌味なく、これまた美味しくて涙が出そうになる（普段バンコクでもちゃんと美味しいもの食べてるはずなのに）。

ホテル・ザッハの外観。

すぐお隣りのオペラ座の夜景

翌朝、ウィーン少年合唱団の歌うミサに参加するため早起きする。ホテルの隣りに偶然見つけたスポット。シューベルトが友人とここに暮らし、交響曲ロ短調「未完成」の構想を練った場所とある。シューベルト宅の隣で寝泊りしていたとは！

ちょっとスノッブなKohlmarkt通りを抜けるとホフブルグ宮殿。

礼拝の間は上階後方にいるので姿は見えないが、礼拝の後下に下りてきてもう１曲歌ってくれる。彼らの居場所までやって来たことに意義はあったけど、鳥肌の立つほどに繊細で輝かしい・・・というほどの歌声ではないというのが正直な感想。朝一番でまだ声も出ないのか？２年前のロンドンで聞いたウェストミンスター寺院の少年たちの方が素晴らしかったかな･･･。

朝から上空をヘリコプターが飛んでいるなと思っていたら、ハーフマラソンの大会があった。市内の道路は封鎖されて自動車は通れない。

よってパイロットもFAもバスのお迎えが来られないので歩くしかない。

犬の糞をそのまま捨ててゆくと３６ユーロの罰金？

お友達と再会し、郊外のプラター遊園地に連れて行ってもらう。

できの悪い集合写真。

観覧車は１９世紀末にできたもの（戦争で消失して再建）らしい。パリのエッフェル塔のようなウィーンの繁栄のシンボル的存在。

大きなゴンドラが１５基ぶらさがっている。かつては倍の３０基だったそうだ。レストラン仕様のゴンドラもある。

上からはウィーン市内が見渡せる。新緑が眩しい！

高いところは大好きだ。

絶叫マシーンの充実度もなかなかのもの。これで安全基準を満たしているのだろうかと不安になるような本気で怖いものもあり。

さっきまで乗ってた人たち。最初はキャーキャー言ってたけど、後半は「・・・・」声も出なかったのだろう。

同じプラター遊園地の敷地内にはウィーンっ子に人気のビアガーデン（レストラン）がある。
豚の骨付きモモ肉のグリルは、マスタードにキャベツやホースラディッシュ（西洋わさび）を添えていただく。脂っぽさや臭いもなくて、食べ過ぎてしまった。

僕はアルコールを飲まないが、周囲の人々のビールを飲む量は半端じゃなかった。

ビアガーデンの外観。オープンエアの部分はウィーン市２３区の名前が付けられて分けられている。東京も２３区だよと教えておいた。

チェーン式の回転ブランコでは世界一高いらしい。乗ってみたかったけど、きっとものすごく寒かったと思う。あとチェーンが細くて、ちょっと自分の体重に耐えられるか心配だった。

写真を撮らせてもらおうと声をかける。人懐こいTibetan Mastiffは、体重８２kgだそうだ。

お友達と別れる時間が近づくにつれて、少しずつ寂しくなってきた。

今度はみんなにタイに来てもらって、歓迎しましょう！

レッド・ブル（タイ資本なのでバンコクでお馴染み）の赤・青エディション。味はベリー系。
ウィーンから９時間５０分でバンコク。

最後に。オーストリア、ポーランド、チェコと今回の３カ国でゲットしたハリネズミコレクションを披露!!!

【番外編】
バンコクで留守番していたハリネズミ