2015/07/27 - 2015/07/27
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kojikojiさん
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3日目の朝はオプションの今治からしまなみ海道を見に行くという母を見送って、我々はホテルの送迎車で道後温泉駅まで出ました。道後プリンスホテルは街中から少し離れているのですが、送迎もしっかりしているのでストレス無く街を楽しめます。道後温泉駅から路面電車で大街道まで出ます。電停からロープウェイ乗り場へ歩き出すと雨が降ってきました。これではしまなみ海道組は大丈夫だろうかと案じます。ロープウェイ乗り場について切符を買おうとすると坊ちゃんのマドンナの姿、着物に袴とブーツといういでたちの女性スタッフが説明してくれました。ロープウェイの中にも同じ衣装のスタッフかいて、お城についての説明をしてくれます。ほんの3分の時間ですが、最後に「だんだん。(ありがとう)」…、生のだんだんが聞けて感激です。ロープウェインを降りても雨が降っていましたが、雨傘の貸し出しがあったので妻はお借りしました。天気予報では3日間晴れだったので日傘兼用の小さいものだけでしたから。背中に松山城を背負って城内を見学します。今までいくつかのお城を見学していますが、その中でもこの松山城は一番素晴らしく思えました。やはり「現存十二天守」の1つというだけあって本物の凄さを感じます。これには妻も同感だったようです。残念ながらテレビの「坂の上の雲」の中で秋山兄弟と正岡子規が3人で写った場所は工事中で入れませんでしたが、雨のせいかお城自体は空いていてとても良かったです。最後に天守から伊予灘が見えたのは幸いでした。ロープウェイを降りて「じゃこ天」を食べたり、乾物屋に寄ったり、今治のタオル屋さんに寄ったり時間ぎりぎりまで楽しみました。大同街まで戻ると温泉方面から坊ちゃん列車がやってきました。写真を撮っていると今度は右手からもやってきます。予約しないと乗れないのだろうと思っていましたが、料金は少し高いけれど道後温泉まで乗って帰れました。車掌さんの案内に従って電車の回転も見せてもらいました。これも良い思い出になりました。しまなみ海道組もなんとか景色は見渡せたようで母も喜んでいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 船 JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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道後温泉駅から路面電車で15分くらいで大街道に到着しました。残念ながら目的地は後ろの方なので傘を差しながら歩きます。まだ9時過ぎなので観光客の姿はほとんどありません。
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ロープウェイ乗り場に到着です。
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雨が降っているのでリフトは運休でした。往復のロープウェイと松山城の入場券がセットになって1,020円でした。
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雨が降っているのでロープウェイで登れるのは嬉しいですね。
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ガイドのお姉さんはお城の説明を2分30秒でしてくれます。そして最後に「だんだん(ありがとう)」と。生の「だんだん」が聞けて感動しました。
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ロープウェイを降りてからは坂道を登っていきます。
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雨に濡れた石垣は余計に美しく見えると思います。松山城の石垣は登り石垣と呼ばれ全国最大規模だそうです。花崗岩が使用され隅部は算木積で本丸を囲む高石垣は10メートルを超えています。
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「坂の上は曇り」でした。扇勾配と呼ばれる美しい石垣の曲線がよく分かります。
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NHKの「坂の上の雲」を見て,中国の大連から旅順、瀋陽から長春と旅したことを思い出します。中国語も全くしゃべれないのに良く2人で行ったと思います。
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石垣沿いに天守閣が望めました。土の道はぬかるんでいたので足を取られてしまいます。
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戸無門は本丸広場への南側からの順路にあたる江戸時代に建造された門で重要文化財に指定されています。この門は築城当時から扉がなく、敵を筒井門へ誘いこむための戦略的な意味合いで設置されたものだそうです。
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重厚な石垣の上には続櫓と呼ばれる木造の建物が美しい姿を現しています。
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筒井門は昭和45年に再建されています。使用材は栂(とが)材です。
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門扉の板戸は楠の1枚板で高さ3メートル横1.5メートルで当時の価格で百何円だそうです。元々は皇居の建築用材の予備材だったそうです。
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雨の日だから気付いたのですが、こんな貸傘があるなんて親切なお城です。
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太鼓門本丸大手の正門とされる脇戸付の櫓門です。昭和20年に戦火で焼失したため同47年に欅材と栂材で再現されました。
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釿(ちょうな)で斫った柱の亀甲紋が綺麗です。
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ようやく本丸広場まで上がってきました。
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ここまでは朝の5時から夜の9時まで解放されているそうです。
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よしあきくんと記念写真です。名前の「よしあきくん」は松山城の初代城主の加藤嘉明(よしあき)にちなんでいるそうです。
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午前9時を回ったので天主閣へ入ります。
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松山城大天守とその前の石垣の上に位置する筋鉄門東塀が美しいです。
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誰もいない迷路のような城内を歩くのは風情が合って良かったです。
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天守の玄関がある連立式の特徴である内庭の入口には櫓門である筋鉄門がありました。
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天主閣の入り口は鉄製の重厚なものでした。
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角頭巾形鳥尾飾兜(すみずきんなりとりおかざりかぶと)
漆塗佛銅六間草摺素懸威鎧(うるしぬりぶつどうろっけんくさずりすがけおどしよろい)
加藤嘉明着用と伝えられる甲冑です。 -
雨に濡れた天守の甍がとても綺麗です。
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天守に入ってしまえば濡れないので雨が降っていた方が風情が合って良かったですね。
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十間廊下は展示室になっていました。
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鉄切付五枚胴紺絲威具足(てつきりつきごまいどうこんいとおどしぐそく)
四代藩主松平定直着用の鎧です。 -
大天守は高さ20メートル(鯱の高さを入れると21.3メートル)本壇は8.3メートルの高さがあるそうです。また幕末に親藩大名松平(久松)家により復興されたものであるためか普請の精度が高く、建築材料には樟や欅また栂など一級と呼ばれる木材が使用されています。
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愛媛県美術館が見えました。遠景を楽しむには少々霞んでいます。
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天守の鯱は高さ125センチ幅80センチ奥行き50センチあり、重さは130キロ以上だそうです。こうやって見るとちっぽけですが、ロープウェイ乗り場に先代の鯱が置かれてありましたが大きいです。
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天守公園を望むと何となく全体像がつかめます。現代の街並みが見えない方がいいこともありますね。しかし誰も来ないのでしょうか。
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迷路のような本丸の屋根瓦の連続が美しいです。
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イチオシ
天主閣へ行って見ましょう。
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天守内部です。
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どんどん上に登ってみましょう。普段は階段が嫌いな妻も自主的に登っていきます。
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モニターで映像が流れていますがじっくり見ている時間はありません。
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最上階からの眺めです。薄っすら伊予灘が見えます。
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天主閣を堪能しました。素晴らしい建物でした。
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霞が晴れてきて公園の展望台から伊予灘が綺麗に見えてきました。
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もう少し早ければ天守閣から望めたのが残念です。
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この時間だと母たちのしまなみ海道組も景色を楽しめたのではないかと思いました。
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そろそろ町へ戻りましょう。
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素晴らしい松山城でした。今回の旅ではここが一番良かったです。
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タオル屋さんの「伊織」で買い物した後はじゃこ天屋さんで1枚焼いてもらいました。美味しかったのでお土産にも買いました。
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妻は地元の煮干しも買っていました。
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電停で帰りの路面電車を待っていると道後温泉方面から坊ちゃん列車がやってきました。
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子供だましかと思ったけれど本格的なので乗ってみたくなりました。
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神様はちゃんといます。反対側から次にやっていたのは坊ちゃん列車でした。
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イチオシ
料金は通常の路面電車の倍くらいしますが、この際ですから乗ってしまいましょう。
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昔懐かしいレトロな内装です。
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道後温泉駅で降ります。
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イチオシ
車掌さんの案内で少し先のところで待つように言われます。
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イチオシ
列車がやってきました。
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機関車と客車を切り離します。
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線路の中に転車台があって回転します。これは面白かったです。全部手動ですから。中学生の頃に京都の梅小路蒸気機関車庫で見て以来かもしれません。
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スタンバイOKです。
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イチオシ
一度機関車が前に出て、今度は客車が移動します。機関車が戻ってきて連結してターン終了です。全部人力なのでご苦労なことです。
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イチオシ
急な石段の上に伊佐爾波神社(いさにわ)が見えました。
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何とかお昼前に道後温泉まで戻れました。フロントでお風呂が使えないかダメ元で聞いてみましたが、ちょうど掃除時間で入れませんでした。本館まで行っても慌ただしくなるのでホテルの足湯だけ使わせていただきました。これから大歩危・小歩危の峡谷を見学して高知空港まで移動するのですから大変です。
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