ひとり英国へ行ったら本当に皆優しかった．1日目

2015/07/13 - 2015/07/19

写真をそう撮る方ではありませんが，いつか欧州機をこの目でという願いからROYAL INTERNATIONAL AIR TATOOのため2度目のイギリスへ訪問．
体調が万全とは言い難かったのが残念ですが，ひとりなのをいいことにあまり気負わず，気ままにやりたいことだけやって6日間過ごしています．

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 自転車
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

初めてのKLM利用です．最寄りの国際空港から，スキポール経由でヒースローへ．値段と利便性からの選択ですが，そもそもこの水色の機体からして可愛いくて好みなので，多少狭くともまた使うと思います．空港到着時，出発時間が10分早まっていたことには少々度胆を抜かれましたが．結局到着も30分近く早い時刻となり，こんなことなら乗り継ぎはあと1本早くしておくべきだったと小さな後悔。後で中程度の後悔に変わるのですが．

機内食は和食か洋食かを選べたので，ビールが飲みやすい洋食を．カトラリーがプラスチックながらも綺麗な形をしていることや，マットがあたかもテーブルコーディネートされたようにデザインされているところが素敵だと思います．味について特にコメントはありませんが，チーズケーキは本当に美味しかった！コーヒーを待って頂きました．風車柄の紙コップで頂くのも嬉しい．

この後，グリコのアイスクリームのおやつと，トマトのペンネの朝食が出ます．

機内映画も充実していましたが，自分には1本それも軽いものが限界で、シンデレラを見て早々に読書へ切り替え．
定価での単行本購入を全くためらわない数少ない作家ですが，機内用にブックオフで100円で入手．店は馬鹿なのか．イギリスが舞台である点を決め手に再読．パディントン駅は利用するので爆破されないことを祈りつつ…

乗り継ぎの出発が遅れ、約1時間のディレイ．その上あの気が遠くなるような入国審査の列，イギリスで唯一嫌いな点です．
地下鉄で中心部まで移動し，セントパンクラス駅近くのB＆Bマクドナルドホテルにチェックイン．これから4日間お世話になります．それにしても7月というのにロンドンの夜は冷えるもので，ヒートテック必須という友人の助言が役に立ちました．それでも堪え切れずにブランケットを借りに行くことになるのですが．

拙い英語をフル動員して最速でチェックインを済ませたのには訳があって，その後カムデンタウンのJazz Cafeへ．スキポール空港で乗り継ぎ待ちをしている時に，東京スカパラダイスオーケストラがロンドンに来ていることを知ったので…　何このものすごく行き当たりばったり．
客層はおそらく大半が現地の方．にもかかわらず大熱狂のステージ．国境などゆうに越えた彼らの格好良さ，凄さを目のあたりにしました．
小柄な自分を気に掛けてか，目の前の巨漢の男性がほら前に行きなよとばかりに最前列近くまで押し出してくれたり，隣の美女がしきりに話しかけてくれたり，ステージの近さとロンドナーの熱狂と優しさに移動の睡眠不足と疲れも忘れ跳び，幸福感とともに帰路につきました．

ジャズ カフェ バー