2015/05/22 - 2015/05/22
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めておら☆さん
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教会巡りは楽しい。
神聖な場所だから、”楽しい”なんて言葉は不謹慎かもしれない。でも、そこは美術品の宝庫でヘタな美術館より感動的。なぜなら誠心誠意神を奉る、作り手の純粋な心がこもっているから。
コロッセオの近くにある小さな教会を2つ回りました。どちらも以前から訪れてみたくて楽しみにしていた場所。見終わって、改めて思いました。華やかなローマにあって、小さくてその魅力に気付いていない教会が、まだまだたくさんあるんだろうな、と。そして、これからそんな教会をたくさん探していきたいな、と。
そう思わせてくれた素晴らしい教会、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会と、サン・クレメンテ聖堂です。
1日目 5/15 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 5/16 ナポリ→ポッツォーリ→ナポリ
3日目 5/17 ナポリ
4日目 5/18 ナポリ→フィウミチーノ空港(レンタカー借出)→チヴィタ・ディ・バニョレージョ→オルヴィエート
5日目 5/19 オルヴィエート→ピティリアーノ→ソヴァーナ→ソラーノ→トッレ・アルフィーナ→オルヴィエート
6日目 5/20 オルヴィエート→ボマルツォ→オスティア・アンティーカ→フィウミチーノ空港(レンタカー返却)→ローマ
7日目 5/21 ローマ
★8日目 5/22 ローマ
9日目 5/23 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8日目 5/22(金)
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂編のつづき→http://4travel.jp/travelogue/11025456
9:30 地下鉄B線バジリカ・サン・パオロ(Basilica San Paolo)から約10分、カヴール(Cavour)に到着しました。 -
目指すのは、”サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会(Basilica di San Pietro in Vincoli)”。カヴール通りを南に進み、途中で左の道に入るようなんだけど、それらしい道がない。通りすがりのご夫婦に道を尋ねたら、「あぁ、ホラ、あのツタが絡まる建物の階段を上って行くんだよ。」って、目の前を指されました。
なんだ、道じゃなかったのね、階段だったのね。地図じゃ分からなかった。 -
ツタの緑が目に心地よく、雰囲気のいい階段。
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きっとこのアーチをくぐったら、教会があるんだろうな♪
それにしてもハンパなく絡まりましたね〜、このツタ!わっしゃわしゃ絡んでる。 -
アーチを抜けるとこんな建物が。なんだか教会というよりは小さな博物館かなにかのような外観なので、ほんとにコレが?と思うのですが、間違いなくサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会です。
数年前に飛行機の中で隣り合わせたイタリア人男性がローマの人だったので、オススメの教会を尋ねたら、ここを教えてくれました。なんでもミケランジェロが製作したモーゼ像が素晴らしいとかで。
でもずーっと後回しになってしまっていたので、今回ようやくやって来ることができました。サン ピエトロ イン ヴィンコリ教会 寺院・教会
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この教会は、聖ペテロがエルサレムの牢獄とローマの牢獄で繋がれていた2本の鎖を祀るため、5世紀に建造されました。その後幾度が改修が行われ、現在の姿は15世紀に再建されたもののようです。
20本のドーリア式円柱で仕切られた3身廊式の内部は、いたってシンプル。その為か、中央の天井画がやけに目立ちます。 -
天井画は、ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Giovanni Battista Parodi)の”鎖の奇跡(Miracolo delle catene)”。18世紀に描かれたものです。
中央に鎖を手にした男性が描かれているのですが、それが聖ペテロかな。 -
主祭壇。後陣一面を覆うフレスコ画が印象的。16世紀にヤコポ・コッピ(Jacopo Coppi)が手掛けたものです。中央にはブロンズの天蓋が。
天蓋の下の祭壇には、聖ペテロが繋がれていた鎖が納められています。写真中央下部の光っている部分です。 -
これが聖ペテロが繋がれていた鎖、約1500年前の物になります。教会名の”ヴィンコリ(Vincoli)”とは鎖のことなので、これが由来しているんですね。
聖書に奇跡はつきものですが、この鎖にも奇跡の言い伝えが。聖ペテロはエルサレムとローマの2ヶ所で捕らわれたので、当然鎖も当然2本ありました。しかしその2本の鎖が奇跡的に結びつき、1本になったと言います。現在の納められているのが1本になった姿ですね。奇跡・・・ん〜・・・ -
祭壇下部はこんな風になってます。よく、この部分にも聖遺物が納められていたりしますが、ここにも何かあるのかなぁ・・・。
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左翼廊のパイプオルガン。1686年〜1687年にかけてジャコモ・アラーリ(Giacomo Alari)が製作たものを、1884年にアッティリオ・プリオーリ(Attilio Priori)が拡張したようです。小さいけど、とても温もりのあるデザインだなぁと思いました。
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後陣、ヤコポ・コッピのフレスコ画。聖ペテロの解放や鎖にまつわる逸話を題材にしています。
天井の絵は聖ペテロの周囲で天使達が音楽を奏で、祝福している場面だそうです。 -
これは、この教会の建設を命じた皇后リキニア・エウドクシア(Licinia Eudossia)の母、皇后アエリア・エウドキア(Aelia Eudocia)が、エルサレムでローマ最高の風刺詩人デキムス・ユニウス・ユウェナリスから聖ペテロの鎖を授かる場面だそうです。
あ〜、名前わけわかんない(汗) -
風刺詩人ユウェナリスの手に聖ペテロの鎖が。まさに皇后に手渡されようとしてます。
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それにしても美しいフレスコ画。明暗、遠近、人々の動きがよく表現されています。
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そしてこちらがこの教会一番の見所、右翼廊にあるローマ教皇ユリウス2世の墓です。そう、ここにミケランジェロのモーゼ像があるんです(下段中央)!
1505年、ミケランジェロは教皇ユリウス2世の命を受け、壮大な墓の製作に取り掛かります。しかし途中で教皇の関心はサン・ピエトロ大聖堂の再建に向いてしまい、ミケランジェロの計画は頓挫し、結果的にはモーゼ像と2体の奴隷像が完成したのみでした。しかも、法王の遺体はサン・ピエトロ大聖堂に納められ、ここには後にわずかな骨が祀られたと言います。う〜ん、なんか残念な話。 -
とはいえ、ミケランジェロの三大彫刻の一つとされるモーゼ像(他はピエタ像とダヴィデ像)、やはりその存在感は群を抜いています。
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イチオシ
中央がモーゼ像。左右の像もミケランジェロの作品ですが、モーゼの存在感は逸脱してます。
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垂れ下がるローブのひだ、手に浮かぶ血管まで見事な描写。
この像は「モーゼの十戒」を題材にして作られています。十戒とはモーゼが神から与えられたとされる10の戒律のことで、2枚の石板に神の意思が記されたもの。
聖書には「モーゼがシナイ山に登り、十戒(2枚の石板)を授けられ下山した」とあるのですが、なるほど、右手に石板を持ってますね。 -
イチオシ
さらに、モーゼの頭には角のようなものが生えていますが、これは聖書の「モーゼが下山した時、頭には角があった」という記載を元にしているようなのですが、一説によると、角を表すラテン語”comuto”は”光り輝く”という意味も持っていた為、本来ならば「モーゼが下山した時、光り輝いていた」と解釈するところを間違えて、角をつけたのではないか、とも言われています。面白〜い(笑)
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ラケーレ(Rachele)
旧約聖書の「創世記」に登場する女性で、ユダヤ人の族長ヤコブの妻。
モーゼ像の左にあります。これもミケランジェロ作。 -
リア(Lia)
ラケーレの姉です。
モーゼ像の右にあり、これもミケランジェロ作。美しいですねぇ。ラケーレもリアも、女性のたおやかさが伝わって・・・私に欠けているものだ(汗) -
上:聖母子(Madonna col bambino) 作者不明
下:横たわる法王ユリウス2世 トンマーゾ・ボスコリ(Tommaso Boscoli)
どちらも上段の中央に置かれています。
聖母子よりも、くねっとしてちょっとオネェ系のユリウス2世の方が気になる・・・ -
シビュラ(Sibilla)
上段左に置かれています。シビラとも呼ばれ、古代の地中海世界において、主にアポロンの神託を受け取る巫女のことを言います。
制作したのはラッファエッロ・ダ・モンテルーポ(Raffaello da Montelupo)。彼の父も彫刻家で、ミケランジェロの友人であったといいます。
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預言者(Profeta)
上段右に置かれています。これもラッファエッロ・ダ・モンテルーポの作品。
”預言者”とは自己の思想やおもわくによらず、霊感によって啓示された神意を伝達、あるいは解釈して神と人とを仲介する者、簡単に言うと神から預かった言葉を伝える人です。”予言者”と混同しそうですが、こちらは未来に起こりうる事を予告する人なので、全く意味合いが違ってきますね。 -
教皇ユリウス2世の紋章。墓碑の最上段にあります。
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これが誰の墓碑なのか控えてこなかったのですが、とても印象的だったんです。
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胸像を支える2体のガイコツ、めちゃめちゃリアルです!
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この色も、なんだか発掘されて変色したミイラみたいな色で、それが余計に本物っぽい。変な物好きの心を刺激するシュールなガイコツくん達でした。
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また別のガイコツ発見!でも、これは美しいですねぇ。なんだか女性的なガイコツです。大きな鎌を手にしてるけど、不思議と恐怖は感じさせず。背中の羽は触れたらふわふわするんじゃないかと思えるくらいの質感。
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この像も左手に鎖を持っています。右手には鍵を持っているので、これも聖ペテロかな。キリストから天国の鍵を渡されたという聖書の内容に由来してるんでしょうね。
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彫像ばかりでなく、絵画も飾られていました。
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右側廊です。モーゼ像はこの奥にあります。サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会、建物はさほど大きくないし、凝った装飾や豪華な祭壇があるわけでもないのですが、やはりモーゼ像は必見です。天才が遺したその像は、物が溢れている現代にあってもその迫力を失っていません。
9:50 教会を出て、次の目的地”サン・クレメンテ聖堂(Basilica di San Clemente)”へ向かいます。 -
地図からすると、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会からサン・クレメンテ教会へはコロッセオの脇を通って10分ほどのはず。余裕、余裕〜と鼻歌まじりに歩き、コロッセオが見えてくるとお決まりの「おぉ〜♪」の声。何回も見てるんだけど、何回もこのリアクション。
残念ながらコロッセオも修復中だったのですが、ま、逆にこんな姿を見られるのが珍しいってことで。コロッセオ 建造物
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うわ、なんか足場のせいで、近代的な建物みたいになってる!修復、早く終わることを祈ります・・・。いつになるのやら。
コロッセオ 建造物
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サン・ジョヴァンイニ・イン・ラテラーノ通り(Via San Giovanni in Laterano)
ここをまっすぐ行くと着くはずなんだけどなぁ・・・って、この停め方。歩道も車道もありません、スペースあったらそこは駐車場!それがイタリア。
それにしてもなかなか辿り着かないので、ここで人に道を尋ねます。これが間違いのはじまりはじまり。 -
なんか全然違う通りに行けと言われました。その通りでまた別の人に尋ねると、「あの階段上った向こうにあるよ」と。それも鵜呑みにして言われるままに階段を上る・・・
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するとこんなお花のキレイな通り!サン・クレメンテ教会がどんどん遠ざかることも知らず、のん気にお花鑑賞しながら歩くバカ。
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でも、ほんっとにキレイだったんですよ。
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でもやっぱり怪しい。もう20分ほど歩いてるのに、一向に辿り着きません。目の前を歩くおぢちゃんに尋ねると、「えっ、全然違う方向だよ!階段降りてあ〜行って、こ〜行って・・・」もう半ば信じられなくなりながらも、言われた通り元来た道を戻るのでした。先に尋ねた2人、嘘つきでした。お陰でぐる〜〜っと回された(怒)
思うに、ローマの人に道を尋ねると、テケトーな事言われる確率高い気がします。ウソ教えられるくらいなら「知らない、わからない」って言ってもらった方がよっぽど親切なんだけどなぁ。その点、ナポリの人はみんなすごく親切に教えてくれるんですよねぇ。だから好き。 -
結局、最初に歩いてたサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ通りで当たってたのです。コロッセオからわずか5分の場所だったのに、ぐるぐる回されて30分かかって到着しました、サン・クレメンテ聖堂。づがれだぁ・・・(-_-#)
10:20 やっとの思いで聖堂内に入ります。サン クレメンテ教会 寺院・教会
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さて、この聖堂も面白いですよぉ♪
写真の絵のように、地上にあるのが現在の聖堂で12世紀に建てられたもの。その下地下約4mのところには、4世紀初期キリスト教時代の聖堂が。さらにその下、地上から約10mのところには2世紀のミトラ教の神殿があるんです。地下大好き、一人地下探検隊はこの聖堂もすごく楽しみにやって来たのでした(*^o^*) -
これが4世紀初期キリスト教時代の聖堂の見取り図。日本だと弥生時代くらいかな。まだかやの屋根の竪穴式住居に住んでた頃ですよね。その頃にはすでに堅牢な石造りの建築が確立してたなんて、ほんとにスゴイです。
ここは、聖ペテロを直接知る人物とされる第4代ローマ教皇クレメンス1世を祀った最初の聖堂になります。 -
そしてこれが2世紀の建物の見取り図。上半分ほどがミトラ教の神殿ですが、下の方は1世紀の工業に用いた一画や、水源が残っています。
ミトラ教は多神教時代の神殿なので、キリスト教が国教となってからは使われなくなり、上に教会を建てたのだそうです。 -
イチオシ
さて、まずは現在の聖堂を見てみました。
3廊式の内部、一目見ただけでその美しさに度肝を抜かれます。天井の煌びやかさ、大理石の円柱が並び、その前に掛かるランプも厳かな美しさを助長しています。
また、床のモザイクも目を見張る美しさで、様々な模様が目を楽しませてくれます。 -
イチオシ
しかし、この聖堂の一番の目玉はこの主祭壇後ろ、後陣のモザイク画です。とにかく素晴らしくて言葉を失います。
ぐるぐると渦を巻いている柄は葡萄の枝葉。「私は葡萄の木、あなたがたはその枝である。」というヨハネの福音書の一節を表現したもので、キリストと信徒との繋がりを象徴しているんだそうです。中央には十字架のキリスト、半円の下には12匹の子羊がいます。 -
イチオシ
上部に描かれているのは4本の川と神の手。その下にキリストの磔刑が描かれています。渦の中にはさらに壺のようなものや、鳥たちが描かれていて、その細かさに驚きます。これをモザイク一粒一粒で表現していくって、どれだけの時間と労力を費やす作業なんだろう。素晴らし過ぎます!
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ほんとにすごぉぉぉい!・・・と夢中で写真を撮っていて気付かなかったのですが、ここ、写真撮影禁止でした(大汗)
なので、残念ながら写真はここで終了(-_-;) -
これは雑誌に乗っていたものを撮影しました。私が撮ったものよりキレイに見えるかな(^^;)
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これも雑誌から。なんかゆるキャラみたいでカワイイです♪
このように、輪郭をくっきりと、平面的に描くのが中世の特徴だったそうです。 -
これも雑誌から。
鳥たちに餌をあげてますね。この絵もなんだかほのぼのして、宗教画っぽくないです。彩色もとても美しい。
それにしても微細なパズルのように組み合わさったモザイクの粒、人間のなせる業の素晴らしさを再認識させられます。 -
さて、地下への入場ですが、右側廊にブックショップへの入口があります。中にカウンターがあるので、そこで入場料5ユーロ払います。カウンターの脇に階段があるので、そこから地下に下りて行きます。
まずは地下1階、4世紀の初期キリスト時代の聖堂で、教皇クレメンス1世にまつわるフレスコ画の他、聖母子のフレスコ画、聖人のモザイク画などが残ります。床にも建設当時のモザイクがそのまま残っており、ここだけでも見所はたくさんです。
そして地下2階、ミトラ教の神殿跡(写真。地下も当然撮影禁止なので、これも雑誌のものです)。鍵のかかった柵があるので中に入ることはできませんが、外から覗いただけでも神秘的で、これまでとは全く違う重々しい雰囲気を感じとることができます。低い天井、幅も狭く息苦しくすら感じる空間、そこで何が行われていたのかは、文献がごく少なく今も謎のままです。 -
ミトラ神殿中央にある祭壇を拡大してみました。
彫られているのは牛の喉を掻き切るミトラの神。流れる血が豊穣をもたらすとされていたようです。ただ、ごくごく秘密の儀式であり、口外するのを固く禁じられていたこともあり、謎の宗教と言われているようです。
私はこのミステリアスな美しさを持つこの神殿にすっかり魅せられてしまい、しばらく黙って眺めていました。ほんと、見たら鳥肌立ちますよ。 -
地下を見た後は地上に戻り、聖堂内の回廊に出てみました。回廊にトイレもあるので(^_^;)
この聖堂のファザードと言ったら、ここになるんですね。18世紀にカルロ・マデルノ(Carlo Maderno)によってバロック風に改築されたものですが、円柱は12世紀のものが使われているんだそうです。 -
また、写真のように前庭を持つ建築様式は4世紀の創建当時のままで、この聖堂がいくつもの時代背景が折り重なって現在の形になっていることが伺えます。
-
11:00 大・大・大満足で聖堂を出ました。来てよかった〜!すっごく興味深かったです。写真でお伝えできないのがすごくすごく残念ですが、オフィシャルサイトで聖堂内のバーチャルツアーが出来ますのでそちらを・・・
↓↓↓
http://www.basilicasanclemente.com/ita/
さて、次は五大バジリカの1つ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂へ向かいます♪
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この旅行記へのコメント (4)
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- spumamiさん 2015/07/17 23:02:48
- いいねぇ〜。
- ツタの絡まるアーチ・・・トンネルいいですね〜。
トンネル内が真っ直ぐじゃなく曲線になっているところが素晴らしい☆
ここにもイタリア人のこだわりあり!って感動してしまいました。
実際は、やむを得ずってくだらない理由だったりするのが
イタリアの良いところでもあるけど
どちらにしてもイタリアは素晴らしいって事ねっ(^^)
コロッセオの「おっ!」は分かる!分かる!
私は口には出さないけど(笑)心では叫んでるよ〜。
もしかしたら2018年にはローマに行けるかも。
その時は是非この旅行記を参考にさせて頂きます〜♪
spumami
- めておら☆さん からの返信 2015/07/18 05:52:37
- RE: いいねぇ〜。
- spumamiさん、こんにちは〜!
> ここにもイタリア人のこだわりあり!って感動してしまいました。
> 実際は、やむを得ずってくだらない理由だったりするのが
コレ、バカウケなんだけど(笑)
ほんと、「すごいこだわり〜」とか「さすがのセンス!」って思い
きや、意外と「こうするのが一番楽だから」みたいな理由だったり
するよねぇ!合理的っちゃ合理的な理由なんだけど、ぷぷ。
> どちらにしてもイタリアは素晴らしいって事ねっ(^^)
そうそう、何があっても結局はその一言に辿り着く♪
> コロッセオの「おっ!」は分かる!分かる!
あの迫力たるや、やっぱり何度見ても圧倒されちゃうね!
私独り言多いからさぁ・・・「おっ」とか「はぁ〜!」とか、
ときには「もぉ〜(怒)」とか、ふいに出ちゃうんだ(^^;)
> もしかしたら2018年にはローマに行けるかも。
えっ、もうそんな先まで旅行の計画立ててるの?!
「spumami○○ヶ年計画」とか?!
すごいね〜、計画性あって。私は結構思いつきだったりする
からなぁ・・・
でも、あと3年はspumamiさんの旅行記読めるのが確約され
たってことだよね。楽しみにしとります(^^)♪
では、今回も読んでいただいて、ほんとにありがとうござい
ました〜m(_ _)m
めておら☆
-
- masshyさん 2015/07/17 12:11:19
- うぉ〜
- ミトラーネアの私としてはかぶりつきたい写真ばかり(涙)
飛行機のらずとも見られたら〜
なるほど、なるほどふむふむ!
勉強になるなー
ローマ人って本当は知らないのに知ってるふりしますよね!?
ローマではGoogle mapしか信じません!ん!
- めておら☆さん からの返信 2015/07/17 12:55:41
- RE: うぉ〜
- masshyさん、いつもコメントどもです!
> ミトラーネアの私としてはかぶりつきたい写真ばかり(涙)
でしょ、私も”ナゾの宗教”とか言われると、すっごい興味
ひかれるんです。秘密の儀式とかね〜、実際見たいくらい!
> ローマ人って本当は知らないのに知ってるふりしますよね!?
> ローマではGoogle mapしか信じません!ん!
あ、やっぱり?!一度なんか、教会を尋ねたら、目の前の建物
指差して「あれだよ〜」って、いけしゃあしゃあと言われて。
もちろん全然違う建物だったんだけどね。
ま、そういう経験で懲りない私も私・・・
やはりイタリアでは自分の身は自分で守らなきゃですね!
めておら☆
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