2015/05/22 - 2015/05/22
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めておら☆さん
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ローマには四大バジリカ、五大バジリカ、七大バジリカなるものがあります。バジリカとは大聖堂のこと。その昔、聖年と呼ばれる年に4つの大聖堂を巡礼すると、特別な赦しが与えられたというのですが、その後さらに信仰心を深める為、それが7つの聖堂にまで増えていったと言います。
今回の旅行で、私は五大バジリカを制覇しようと決めました。
五大バジリカとは以下を指します。
・サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂(Basilica di Santa Maria Maggiore)
・サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)
・サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂(Basilica di San Giovanni in Laterano)
・サン・ロレンツォ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂(Basilica di San Lorenzo fuori le Mura)
・サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂(Basilica di San Paolo fuori le mura)
※このうち、サンロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラを除いて四大バジリカとも言われ、これらはローマ教皇領(ヴァチカン)に属しています。
サンタ・マリア・マッジョーレとサン・ピエトロは以前に訪れたので、今回の旅行では残る3つを巡りました。
その中の1つ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂は、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝によって初めて建立された教会。「救世主大聖堂」と呼ばれ、ローマに数ある教会の中でも最も重要な聖堂として信徒たちの敬意を集めました。現在もローマの司教座聖堂(カテドラル)であることから、「全カトリック教会の司教座聖堂」とも称され、サン・ピエトロ大聖堂に勝る権威を誇っています。
その内部に身を置いただけで格式と威厳がひしひしと感じられる、荘厳な大聖堂でした。
1日目 5/15 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 5/16 ナポリ→ポッツォーリ→ナポリ
3日目 5/17 ナポリ
4日目 5/18 ナポリ→フィウミチーノ空港(レンタカー借出)→チヴィタ・ディ・バニョレージョ→オルヴィエート
5日目 5/19 オルヴィエート→ピティリアーノ→ソヴァーナ→ソラーノ→トッレ・アルフィーナ→オルヴィエート
6日目 5/20 オルヴィエート→ボマルツォ→オスティア・アンティーカ→フィウミチーノ空港(レンタカー返却)→ローマ
7日目 5/21 ローマ
★8日目 5/22 ローマ
9日目 5/23 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8日目 5/22(金)
サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会/サン・クレメンテ聖堂編のつづき
→http://4travel.jp/travelogue/11032039
サン・クレメンテ聖堂の脇を走るサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ通りを1キロほど歩けば、次の目的地サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂に辿り着く。
1キロ・・・歩いて歩けない距離じゃない。でも、今日もすでに結構歩いてる身としては、ちょっと楽したい・・・。そう思っているところにバスがやって来ました!タイミングいい〜♪すぐさま飛び乗ります。
乗車してすぐに、バスに乗って正解だったと気づきます。フロントガラスから眺めると、緩やかだけど長〜い坂が続いてる。これを1キロも歩いてたら、絶対バテてたな(汗)
幸いローマパスを持っていたので、事前にチケットを買うことなくバスに飛び乗ることもできたし、やっぱり便利だ、ローマパス。 -
11:10 サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂(Basilica di San Giovanni in Laterano)に到着!ファザードを見た瞬間、「うわぁぁぁ〜!」と声が漏れるほど壮大で、まるで白亜の神殿のようです。
古代ローマ時代、この地に住んでいた富豪ラテラヌス(イタリア語でラテラーノ)家が名前の由来になっています。ラテラヌス家の財産は後にネロ帝により没収されますが、その後、キリスト教を初めて公認したコンスタンティヌス帝が、自身初となる教会を建設します。それがこの大聖堂。ローマの司教座聖堂(カテドラル)であり、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂よりも格の高い、世界で最も権威のあるカトリック教会とされています。
ちなみに、ローマ教皇領であるこの聖堂、ヴァチカン市国に属するのでここだけイタリア領じゃないって事になるんですよね。
建立から幾度も改修や再建を繰り返しながらローマ教皇庁として機能したこの聖堂も、14世紀に聖座がフランス領内のアヴィニョンに移されてからはすっかり荒廃してしまいます。そしてドメニコ・フォンターナによる修復工事が行われたのは16世紀になってからのことでした。サン ジョヴァンニ イン ラテラーノ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の右手にはこんな茶色の建物が隣接しています。”ラテラーノ宮殿(Palazzo Laterano)”です。
4世紀にコンスタンティヌス帝から寄贈されてから、14世紀に教皇庁がヴァチカンに移るまで、歴代教皇の住居として使われていました。 -
イチオシ
聖堂のファザードは18世紀にクレメンス12世がデザインを公募し、アレッサンドロ・ガリレイの案を採用したもので、1735年に完成しています。しかしこの改修により、古いバジリカの面影は一掃されてしまったそうです。
その他にも大規模な修復や改築が繰り返されたこの聖堂ですが、随所に古代の建築物の痕跡をとどめている貴重な建造物でもある為、1980年に「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産に登録されています。
それにしても、見上げると天高くそびえ立つこの風貌には圧倒されます。 -
はるか頭上では、キリストを中心に聖人たちがお出迎え。
サン・ピエトロ大聖堂みたいですね。 -
像を眺めていると、真っっっ青な空が目に強烈な印象!すっごくキレイなブルーでした。
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アトリウム(イタリア語ではatrio=アトリオ、柱廊玄関を言います)。ここも天井が高く、ゆったりとした空間が広がっています。
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天井のレリーフ。上の鍵のモチーフはヴァチカンの国章に似てます。鍵といえば聖ペテロがキリストから与えられた”聖なる鍵”、てことは、やはりヴァチカンと関係があるんでしょうね。
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床にも大理石の紋章が。あ、これも鍵。
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そして、ここにもあります、”聖なる扉(Porta Santa)”
カトリック教においては25年に一度”聖年”というものが設けられていて、その年にだけ聖なる扉が開かれます。各バジリカの4つの扉を全て通り抜けると、特別な赦しが与えられるとされているんです。4つの扉とはもちろんローマ四大バジリカそれぞれの扉です。 -
そしてここにはもう一つ、重要な扉があります。
この青銅の扉、古代ローマの元老院(クーリア)の扉で、フォロ・ロマーノから持ってきたものだそうです。キリスト教の聖堂にある中で最も古い扉だというので、かなり貴重なものです!
というわけで扉に近づき、さすさす、さすさす、と撫で古代ローマに一人思いを馳せる変な日本人(^^;) -
柱廊の奥にはコンスタンティヌス帝の大きな像が置かれています。
多神教であった古代ローマにおいて初めてキリスト教を公認し、邸宅であったこの建物一式をキリスト教徒に譲った人物です。 -
この壮大な聖堂がこうして残っているのは、この人のお陰なんだなぁと思うと感激もひとしお・・・(T_T)
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そして内部。とにかく天井が高〜い!
17世紀、教皇インノケンティウス10世は、ベルニーニと並びイタリアのバロックを代表する建築家フランチェスコ・ボッロミーニに聖堂内部の装飾を依頼。大掛かりな改修が行われ、現在のみごとなバロック様式に変貌しました。 -
天井にもカギのモチーフの紋章が。どうやら天井には歴代教皇の紋章が並んでいるようです。豪華な装飾ですねぇ。
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内部に足を踏み入れてまず印象的なのは、身廊両側に並ぶ12体の彫像。キリストの12使徒です。
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12使徒の彫像の上にはそれぞれ聖書の一場面と思われるレリーフが設えられており、それも一つ一つが詳細でみごとです。
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そして12使徒の彫像。近くで見ると、その大きさに圧倒されます。
これは、バルトロマイ(San Bartolomeo) -
フィリッポ(San Filippo)
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ヨハネ(San Giovanni)
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アンデレ(Sant'Andrea)
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パウロ(San Paolo)
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ペテロ(San Pietro)
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主祭壇。この高くそびえる天蓋に目を見張ります。
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天蓋の上部には、聖ペテロと聖パウロの像が。この中に彼らの聖遺物として頭蓋骨の一部も納められているというのですが、なにしろ高すぎてよくわからず・・・
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大理石の柱をベースに、フレスコ画、金装飾、彫像など、ペテロとパウロを祀るに相応しい豪華な天蓋。
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イチオシ
見上げれば天上の装飾と相まって豪華さも倍増、ぽか〜んと口を開けてしばし眺めます。
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祭壇の下には階段があり、下りて行けます。正面に彫像が見えます。
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洗礼者ヨハネの木製の像でした。
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木製の像の向かいには、聖堂の修復に貢献した一人、第206代ローマ教皇マルティヌス5世の墓が。
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後陣のモザイク画。サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の後陣モザイク画も手掛けたヤコポ・トッリーティ(Jacopo Torriti)とヤコポ・ダ・カメリーノ(Jacopo dai Camerino)が13世紀に手掛けたものです。
ん?13世紀??にしてはなんだかやけに新しい・・・と思ったら、図柄はそのままで19世紀に大掛かりに修復されているんだそうです。
中央には天空に浮かぶキリスト、その下には命の泉から立ち上がる十字架、そして聖母マリア、洗礼者ヨハネ、聖ペテロ、聖パウロなどの聖人が描かれています。 -
それにしても無表情なキリストと天使たち。この無表情も中世ヨーロッパ宗教絵画の特徴だというのですが・・・美しいけど、なんだか寂しい。
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とはいえ、聖堂内はもうどこを見ていいかわからないほど絢爛豪華!写真は後陣右手の壁・・・いや、もはや壁ではありません。パイプオルガンや説教台のようなものが埋め込まれ、色大理石やフレスコ画、金装飾でまばゆいばかり!
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こちらは北翼廊のパイプオルガン。 ルカ・ビアージ(Luca Biagi)の作品で、16世紀に作られました。これも豪華さとスケールの大きさはなかなか類を見ません。
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青と金のコントラストが美しいですねぇ☆
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南翼廊。上部に描かれているフレスコ画はカヴァリエーレ・ダルピーノ(Cavalier d'Arpino)”キリストの昇天(Ascensione)”。
その下、4本の円柱で支えられた祭壇上部に、金色の箱のようなものがあります。なんだろ? -
最後の晩餐の金のレリーフ!聖遺物箱のようですが、誰のものが入っているのかはわかりません。でもとにかくキレイ!
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聖遺物箱の下には教会のミニチュアのようなものが。
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側廊の礼拝堂。右手のアーチ内は第256代ローマ教皇レオ13世の墓碑になっています。
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教皇レオ13世。この聖堂に葬られているそうです。
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14世紀に作られた木製の聖母子像。第262代教皇パオロ6世が入手したものを、現266代教皇フランシスコがこの聖堂に寄贈したようです。
木製って珍しい。血が通っているかのような聖母の表情、やはり木のあたたかさみたいなのを感じます。 -
十字架の祭壇。
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イチオシ
ここは一番くらい気に入った礼拝堂です。誰を祀っているのかわからなかったんだけど・・・
とにかく、このモザイクの金色と濃紺のコントラストが目に心地よく、また柱と一体になっている手足のない4体の彫像が摩訶不思議で。こんな時ラテン語わかれば、祭壇の記載見てなにかヒントを得られるのかもしれないのになぁ〜(-_-;) -
漆喰装飾が美しい礼拝堂も。
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聖母被昇天(Assunzione)のようです。絵の下にも聖遺物箱のようなものがありますが、詳細はわかりません。
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主祭壇の対極、正面入口になりますが、ここは閉まっていて、聖堂内には別の扉から入ります。扉の上部にも鍵付きの紋章が。
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さて、この大聖堂もう一つのお楽しみ、キオストロ(chiostro=回廊)です!
今朝サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂で時間が無くて回廊が見られなかったので、ここで思う存分満喫したいと思います♪
写真がキオストロへの入口で、入場料は5ユーロ。 -
13世紀にヴァッサッレット親子が手掛けたコズマーティ様式の回廊。
”コズマーティ”とは12世紀から13世紀にかけてローマで活躍した大理石工で彫刻家、また建築家でもあるコズマ一族に因んでいます。
コズマ一族が生み出した、大理石・半貴石・ガラスなどを用いて抽象的で細かな幾何学模様をモザイクで表現する技法を”コズマーティ様式”と呼び、この回廊を手掛けたヴァッサッレット一族もコズマーティ様式を受け継ぎ、数々の宗教建築の床や柱などの装飾を手掛けました。 -
形状の異なる柱、柄の異なるモザイク、1本1本が微妙に違っていて飽きさせません。
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ねじりドーナツ!
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うねうねの柱の向こうに覗くのは・・・
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ファザードの上の聖人たちですねぇ!
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モザイクが剥がれちゃってるところもあって、勿体ない。
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聖堂の外壁。アーチの跡やバラ窓の跡みたいなのがあるけど、何度も何度も改修してきたというのでその痕跡なのかな。
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回廊の壁にはかつて聖堂に納められていたらしい装飾の一部や石棺などが展示されていて、それも見ながら回ることができます。
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エリザベッタ・オルシーニ(Elisabetta Orsini)の墓碑の一部。
1496年12月と記載があったので、中世ローマの有力貴族、オルシーニ家の女性だと思われます。 -
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回廊の一画に開放されている入口があり、中に入ると式典に使用する品々や壁掛けなどが展示してありました。
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洗礼者ヨハネの生涯が描かれた壁かけがいくつかありました。これは誕生の場面のようです。
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これは16世紀に書かれた聖歌の楽譜。
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これも織物とは思えないくらいの美しいタッチでした。
ん?下に描かれてる建物、どこかで見たような・・・ -
いろいろ展示してありましたが、ここで私が一番食い付いたのは天井かも(笑)
だって、これだまし絵なんですよ〜。パッと見本物のレリーフかと思った。毎回思うけど、イタリアの歴史的建造物で目にするだまし絵はほんっとにスゴイ技術! -
11:45 サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂を出ました。さすがの五大バジリカ、ここも見応え満点でした。
ふと前方を見ると、何やら教会のような、モザイクがキラキラしてる建物があります。ちょっと行ってみよ〜っと。 -
え〜、なんだココ?ノーマークでしたが、外にこんなアプスのようなものがあるなんて、ナニナニ??
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あ、キリストと12使徒が描かれてますね。かなり新しいモザイク画のようですが。
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気になるので建物の正面に回ってみました。どうやら”聖なる階段(Scala Santa)”なる建物のようです。
スカラ サンタ (聖なる階段) 建造物
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中に入るとすぐに階段がありました。
後から調べてわかったのですが、この階段は、キリストがエルサレムのピラト総督によって処刑を命じられた際に上ったものだそうです。階段はピラトの官邸にあったのですが、後にコンスタンティヌス帝の母、聖女エレナによって、エルサレムからローマに移されました。
大理石の階段は28段あるのですが、カトリック信者はこの階段をお祈りしながら1段づつ膝まずいて上って行きます。 -
そう言われてみれば、みんな上ってたんですよねぇ、膝で・・・。その時は「なんでだろう?」って思ったけど、でも、さすがに何か神聖な雰囲気だったので、私はこの階段を使用しませんでした。
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隣に普通に上り下りできる階段が2つほどあったので、そちらを上って行きました。普通の階段って言っても、この装飾たるやスゴイですよね。壁も天井も大理石やフレスコ画で埋め尽くされてる!
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もひとつは地味でしたけど。ここも普通に上り下りできる階段です。
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2階には祭壇のようなものが。手前の床は典型的なコズマーティ様式の床モザイクです。よく目にしますよね、このぐるぐる。
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そして天上のフレスコ画が美しい、こんな礼拝堂もありました。
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色彩がとてもキレイです。聖人を囲んで天使たちがいっぱい。楽しげに舞っているようです。
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聖なる階段を出て、次はラテラーノ宮殿の裏手に回って来ました。
写真左手の茶色い建物がラテラーノ宮殿。教皇庁がヴァチカンに移るまで歴代教皇の住居だった建物です。現在は博物館になっているようですが、今回は時間が無いのでパス。
右手のとんがり屋根が2つ付いた建物は大聖堂の後陣のあたりになります。
ん??これって、さっき回廊の展示室で見た織物に描かれてた建物だっ! -
おんなじ〜〜♪(←なんかウレシイ)
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このラテラーノ宮殿のあたりにも兵隊さんがたくさんいました。なんだか物々しい雰囲気。
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ラテラーノ宮殿前の広場にはエジプトから運ばれたオベリスクが立っています。
このオベリスクはもともとトトメス3世によってカルナック(古代エジプトの神殿複合体)に建てられたものでしたが、古代ローマ時代のチルコ・マッシモに建てるために運ばれ、その後、競技場がなくなるとこの広場に移されました。
高さ32.18m、現存するオベリスクで最大のものだそうです。また、ローマにある13本のオベリスクの内の1本で、私は3日間だけでもすでに6本見たことになります。 -
さて、ラテラーノ宮殿裏手の広場には写真の八角形の洗礼堂があります。”ラテラーノ洗礼堂(Battistero lateranese)”です。
大聖堂は繰り返された改修によってかなり変貌していますが、この洗礼堂は4世紀の面影が残っていると言います。洗礼堂というとなぜか八角形のものが多いのですが、それはキリスト教において8という数字が、復活や永遠を意味する数字であることが関係しているようです。
そしてこの洗礼堂はコンスタンティヌス帝が洗礼を受けたと言われている場所に作られ、ローマで唯一の洗礼堂として長い間尊重されてきました。また、この洗礼堂を原型として、その後世界各地で同様のものが造られていったと言います。ラテラーノ洗礼堂バッティステロ 史跡・遺跡
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内部にも8本の円柱によって八角形が模されています。
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天井にも八角形。ここにも紋章や何かの象徴のようなものが埋め込まれています。
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中央に置かれているのは祭壇でしょうか。
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大理石の床にはこんな銅のレリーフがいくつも埋め込まれています。
教皇パウロ6世の紋章? -
鷲の上半身とライオンの下半身、グリフォンだ!
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魚や貝やヒトデ、なんかカワイイ♪
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壁は一面美しいフレスコ画で覆われています。
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上部のカーテンと青銅の彫像はだまし絵。この扉をくぐると・・・
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こんな厳かな礼拝堂が。詳細はわからないのですが、ここ、とても美しかったんです。
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修復はされているでしょうが、とても古さを感じさせる後陣のモザイク画。モザイクの目がとっても細かくて驚きます。
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後陣左のモザイク画。
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後陣右のモザイク画。
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祭壇の聖母子の絵。とても慎ましやかな印象でした。
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イチオシ
この木製の天井にもまた驚いてしまいました。豪華絢爛、キンピカの天井を見慣れてたので、木彫の素朴な美しさがとても新鮮で。
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素朴、とは言っても、とても手の込んだものです。小さな星の煌めき、聖母の衣装のひだなど、細かく表現されています。
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ここは面白い空間でした。ぐるぐる模様のモザイクが美しいアプスの向かいに・・・
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また別のアプスが向かい合ってる!なんだろうこの場所、すごく気になる!
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それにしてもこのぐるぐるのモザイク、サン・クレメンテ聖堂で見た後陣のモザイクみたいです。これも葡萄の枝葉を表現してるのかなぁ。
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これも細かいモザイクです。よく見ると、モザイクが剥がれたところをフレスコかなんかで手描きしてるような・・・横着した?(笑)
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天井のレリーフもキレイ・・・と思いきや、コレ、またまただまし絵です。だまされたぁ〜(^^;)
しかしこの技術、ほんっとにスゴイ!素晴らしい!
礼拝堂はもちろん小さな空間でしたが、美の宝庫。ここは必見です! -
礼拝堂を出て、眺めたこんな通り。なんかいいな、この並木。
さて、そろそろ次の目的地に向かって移動です。地下鉄A線サン・ジョヴァンニ駅まで歩きます。 -
途中に見えるこの城壁、3世紀後半に造られたアウレリアヌスの城壁の名残です。ここを抜けるとすぐ、サン・ジョヴァンニ駅があります。
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城壁の反対側。古代ローマの城壁をバスや車が何てことなしに通り抜けてく。これがローマの日常。外国人にとったらスゴイことなんだけどね。
-
12:40 サン・ジョヴァンニ駅に着きました。もうお昼もとっくに過ぎてるし、お腹すいたなぁ・・・と思ったら目の前に自販機!おやつでも買おうかなぁ・・・
でもやめました。最近イタリアも自販機増えたけど、まだ信用してない私。なんかお金入れたけど無反応、返金もきかない、なんて結末になりそうで(^^;)
そうだ!次の目的地に行く前に、2駅先のヴィットリオ・エマヌエーレで降りて、お気に入りのお店でジェラート食べよ〜っと♪
そう思いついた途端、足取りも軽く地下鉄に乗りこむのでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- spumamiさん 2015/07/21 21:46:38
- 人間の性
- えっ〜〜スカラ・サンタがノーマーク???
「人間って自分の見たい物しか目に入らない」って言うけど
ここは絶対に行きたい!!って思っていた私にとっては
えっ!えっ?えっ〜〜〜〜@@と文章を読み返しました。
「知っていたけど関心ないし」って事ならば理解出来るけど
オベリスクがローマに13本あるって事を知っている(私は知らない)
ローマ通のめて☆さんがまさか知らなかっただなんて・・・驚きました。
人間ってそんなもんなんだよね〜情報集めてても関心のあるところでは
ひっかかり、そうじゃないところは素通りしちゃう。
でも知らずにしっかりとたどり着く嗅覚はスゴイわぁ〜。
それにきちんとサイドの階段を使って上がるあたりなんか神業(言い過ぎ?)
どんなところか知らずに訪れてたら、
私は絶対に膝をついて一緒に階段あがってた。それが礼儀だと思って・・・。
当然、訪れた時は横の階段から上るでしょうけど、
左右の階段の装飾がそれぞれ違う事を教えてもらって助かった。
知らなかったら片側しかみていなくて、
えっ?左右違ったの??って後悔してた。ありがとう☆
あぁ話がスカラ・サンタだけで終わっちゃった。(それほど衝撃だったの)
他のコメントもしたいけど長くなるのでこの辺りで・・・。
spumami
- めておら☆さん からの返信 2015/07/21 22:42:58
- RE: 人間の性
- spumamiさん、こんばんは〜。
ほんとにほんとに毎度どもです!
もぉ〜、また今回もタイトルだけで笑っちゃったよぉ(^^;)
> 「人間って自分の見たい物しか目に入らない」って言うけど
いや、ホントにそうなんだと思う!見たい〜って思ったものは
一所懸命調べてたけど、その近くにこんな素晴らしいものが
あったとは・・・灯台元暗し、とはまさにコレだね。
でも、ほんと、気づいてよかったぁ〜って思う。じゃなきゃ
また人様の旅行記読んで地団駄ふんでた(^^;)
> オベリスクがローマに13本あるって事を知っている(私は知らない)
それだけじゃないよ、ジェラート美味しい店だってちゃんと
知ってるもん(←威張るな)
> ローマ通のめて☆さんがまさか知らなかっただなんて・・・驚きました。
だって、まだ全然通なんてレベルじゃないもーん(汗)ようやくビート板
使ってバタ足できたくらい。
> それにきちんとサイドの階段を使って上がるあたりなんか神業(言い過ぎ?)
いや、なんかホントにただならぬ雰囲気だったので、信者じゃない私が
上るのもちょっと憚られて・・・。28段をお祈りしながら膝で上ったら
すっごい時間かかるんだろうねぇ。
> あぁ話がスカラ・サンタだけで終わっちゃった。(それほど衝撃だったの)
そっかぁ、そんなに衝撃だったかぁ。そう言われると”とりあえず”
でも見て来てよかったなぁと思うなぁ。ちょっとでも参考になれば
幸いでやんす♪
めておら☆
-
- masshyさん 2015/07/21 10:47:11
- Che bravissima!
- Grazie! Bacio!
- めておら☆さん からの返信 2015/07/21 12:01:07
- RE: Che bravissima!
- Masshyさん、いつもありがとうございま〜す!
Nooo, non sono cosi brava come mi hai scritto,
che vergona(^^;)
Invece sei piu' bravo di me, sono sicurissima!
めておら☆
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