プラハ・ウィーン・ブダペスト3ヶ国の1人旅 ウィーン編

2015/05/01 - 2015/05/10

今回は中欧3ヶ国を旅して来ました。
いつも行きたいところを決めたら、まず航空券を予約して、その後じっくり行程を考えてホテルの予約や途中の移動手段を考えていきます。今回も航空券は半年くらい前に予約して楽しく考えていたら…
なんと3ヶ国すべて通貨も言語も違うことに気づき、さらにはイスタンブールで乗り継ぎだから厳密には4ヶ国です。
あらら…英語も話せないのにと思ったけれど、まあ何とかなるさと行ってきました。
天気にも恵まれ最高に楽しかったです。

5/1 成田空港 22:30発 ターキッシュエアライン
5/2 イスタンブール経由 プラハ 11:05着
5/3 プラハ
5/4 プラハ 15:00発 チェスキークルムロフへ
5/5 チェスキークルムロフ 16:30発 ウィーンへ
5/6 ウィーン
5/7 ウィーン 6:48発 ブダペストへ
5/8 午前中センテンドレ
5/9 ブダペスト20:15発 イスタンブール経由
5/10 成田空港 18:30着

こちらは、ウィーンの想い出です

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月６日（水）
昨日、夕方チェスキークルムロフからのシャトル便で到着して、街には行かず駅のスーパーで買い物したりして寝てしまいました。
窓から見えるのはホテル・メルキュールです
このホテルは駅に隣接しているので次の日ブダペストへ行くのにも楽だし、地下鉄で街の中心にもいけるので便利でした

モーテル ワン ウィーン - ヴェストバーンホフ ホテル

地下鉄でまずはホーフブルク王宮まで来ました。
チェコの美しさとはまた違う、ヨーロッパの気品が感じられるような気がします

聖ミヒャエル教会
王宮のミヒャエル門に向かってすぐ右に立っています

聖ミヒャエル教会 寺院・教会

正面の祭壇には天使がたくさん舞い降りていてとてもすばらしかったです。
入場は無料で、朝早かったせか誰もいなくて気持ちが引き締まりました

ウィーンにあるスペイン式馬術学校から出てきたお馬さん
朝の調教に向かうところかしら…

アウグスティーナー教会
入り口がわかりずらく教会のようではない感じだったのですが、入ってみると奥が深く白を基調にしたとても綺麗な教会でした

アウグスティーナー教会 寺院・教会

パイプオルガンもとても美しい装飾です
ここでも、美しい教会を独り占めでした

アルベルティーナ美術館の階段
この階段の絵は特別展ごとに書き換えられるそうです

やっぱりウィーンと言えばザッハトルテを食べないと…

カフェ ザッハー カフェ

思っていた程甘すぎず、美味しくいただきました。

いつも混んでいると雑誌には書いてありましたが早い時間は空いていました
ただ日本人と思われる方が３組くらいいましたね…

カールス教会へ歩いていく途中に、ウィーン国立歌劇場がありました

カールスプラッツの古い駅舎
とてもおしゃれなデザインの駅舎は二棟の同じ建物が向き合う形で建っていて、現在は駅としては使われておらず、記念館とカフェとして使用されているようです

カールスプラッツ駅舎 建造物

カールス教会
ここはあまり雑誌で詳しく取り上げられてなかったのですが
どなたかの旅行記を見て行こうと決めていた所です

カールス教会 寺院・教会

そんなに大きくなかったのですが正面の祭壇は美しい装飾でした

そして、ここに来た目的はこのエレベーターで上に行きます

下から見るとこんな感じで、ちょっと残念なイメージですが

上まで行くと天井の壁画に手が届きそうなところまで行けて間近で見られます
今まであちこちで美しい天井のフレスコ画を「わーきれいだなぁ」と観ていたのが、こんなに近くで観られてすっごく感激でした

１番上の天井はハトが…
なんだか、やさしく包まれている気分で幸せになりそう…

興奮して上ばかり見ていて、ふと下を見たら意外と高くて
思わず足がすくんでしまいました。

トラムの移動中の窓から…
教会かと思ったらウィーンの市庁舎でした

次の目的地は、こちらもどなたかの旅行記を見て行くことを決めた
フンデルトヴァッサー・ハウス　
ウィーンにある今でも使用されている公共住宅です

フンデルトヴァッサーハウス 現代・近代建築

自然を愛するがゆえに直線を嫌い、絵も建築も曲線ばかりをつかって制作したこだわりの人らしく「ウィーンのガウディ」と言われることがあると言う事なのでガウディの作品が好きでバルセロナまで行った私としては、是非行かなくては…と思ったのです

たしかに不思議な建物ですがガウディとは少し違う感じがします。
でも遊び心満載で、私もこんな所に住んでみたい！

すぐ前にはお土産屋さんの集合施設、「フンデルトヴァッサーヴィレッジ」があります

こちらの建築もフンデルトヴァッサーが手掛けているとかで、やはり曲線のアートが盛りだくさん、楽しいです

次に歩いて数分のところにあるクンストハウス ウィーン
こちらはフンデルトヴァッサーの美術館
自然を愛するだけあって、窓から枝がでていたりとかなり奇抜

クンストハウスウィーン 現代・近代建築

エントランス、どこも不規則で色もカラフル

外のカフェも緑に囲まれて気持ちよさそう

地下鉄の駅を出ると目の前がウィーンのシンボル
シュテファン大聖堂です

シュテファン大聖堂 寺院・教会

内部もとても広いです、ミサの最中なのか前の方には柵があって入れませんでした

大聖堂に付属する二つの塔は南塔と北塔がありますがなぜか低い方の北塔にエレベーターがあり南塔は徒歩なので、北塔に決まりです(笑)

美しいモザイクの屋根が間近で見られます

上から見ると馬車も人も小さい

塔から降りてきたら、さっきの馬車がお出迎え
変な話、これだけいるとお馬さんの落し物もたくさんあるでしょうが、きちんとしつけられているのか１つも見なかったなぁ

ランチをどこにしようか探していたらシュニッツェルで有名なフィグルミュラーのある路地を発見！でも今日は巨大カツレツという気分ではないのでスルー

先ほどの路地のすぐ先の　L.Heiner (ハイナー）にしました
名前は忘れちゃったけど、ターフェルシュピッツだったのかな？
美味しくいただきました

何をねらっていたのかな？
可愛くて心を打たれちゃいました

ガイドブックにもよく載っているチョコレートのお店「アルトマン&キューネ」
やっぱり日本人の方もいらっしゃいました

アルトマン＆キューネ スイーツ

いろいろなサイズの箱に好きなチョコを選んで入れてくれます
迷ったけど、箱モノはがさばるし、まだ先があるので写真だけ…

ウィーンの街中にはこんな風にトイレが地下にあります。
入らなかったけど、たぶんコインを入れるか、係のおばちゃんがいるかでしょう

とても賑やかなグラーベン通り

グラーベン通りから少し入ったところにある、ペーター教会

聖ペーター教会 寺院・教会

ウィーンで最も美しいともいわれるバロック様式の教会
壁画や装飾も美しく一見の価値ありです

立派なパイプオルガン
ここでは毎日オルガンコンサートが行われているのです
もちろん、少し待って聴いてきました。
教会で聴くオルガンの音色は心の中にまで響き渡るようで時間を忘れさせてくれます

天井のフレスコ画、実際はもっと美しかったです

世界一美しい図書館と言われているプルンクザールに戻って来ました
朝、この前を通ったのですが早すぎて開いてなかったのです

オーストリア国立図書館 建造物

本棚には古い書籍がぎっしり詰まっています
階段に上って本を取るなんて、なんだか映画のワンシーンに出てきそうですよね

天井画もすばらしいです
２階にも本がびっしり…
ここ「プルンクザール」には、1501年から1850年にかけて収集してきた、約20万冊にも及ぶ本が所蔵されているそうです

観光客が少なく、静かな館内をじっくり鑑賞することができました

次はウィーン美術史美術館へ
ここは、ハプスブルク家のコレクションである膨大な数の美術作品が所蔵されています

美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

建物に入るといきなり正面に階段があり、総大理石です。
ものすごい迫力に圧倒されました。

光と影の魔術師と呼ばれているレンブラント
オランダでこの人の作品を見てから好きになりました

有名な、ブリューゲルの「バベルの塔」です。
人間が慢心し天に届くほどの高い塔を作ろうとしたが、神はそれをよく思わず、途中で崩れたという寓話だそうです

この美術史美術館内のカフェは「世界で最も美しいカフェ」と言われています
今回の旅行では「世界で最も美しい…」シリーズ３つめです
あと１か所ありますよ…

それにしてもドーム式の天井も高いし装飾も美しい

最後に会計をしようとしたら、「写真撮りましょうか？」と言われて
お願いしますとカメラを渡したら私ではなく店員さんを撮ってくれるというおちゃめさ…

このように展示された絵画の数々は自由に見られます。近くで見てもいいし、ソファに座っても、またフラッシュをたかなければ写真を撮っても大丈夫です。
以前、日本でフェルメールの真珠の耳飾りを見に行き、並んで順番に絵画の前を通り過ぎるだけでした
ここではフェルメールもゆっくり見られました。

５月７日（木）
朝早い電車でブダペストへ向かいます
チケットだけ日本で撮っておきました。平日なので空いていました。

続きはブダペスト編へ

この旅行記へのコメント （1）

• ペコリーノさん 2015/07/16 13:06:54

  次も楽しみです。

  harumomoさん、はじめまして。
  以前に私もプラハ、ブダペスト、ウィーンと一人で旅行をしていたので、とっても親近感を感じて、そして懐かしく旅行記を拝見しました。
  その前にもドイツを旅行されていたり、まるで私の分身かしら？なんておもってしまいました。
  私は上記の3都市の中では、更にブダペストに興味をもって、その後に改めて行ったりしていますので、harumomoさんがブダペストでどのような旅をされたのか、とっても興味があります。
  ブダペストって人によって好き嫌いが別れるような、ちょっと不思議な魅力があると私は思うので…。
  次の旅行記、楽しみにしています。
  あ、以前のドイツの旅行記にもお邪魔させていただきますね！
  
  ペコリーノ