長崎紀行③

2015/06/25 - 2015/06/25

世界遺産登録を待つ軍艦島をメインにするツアーに参加しました。
初日の行程は、佐賀空港→武雄温泉楼門→大浦天主堂→グラバー園→長崎ワシントンホテルです。（佐賀・長崎紀行①）
ホテルにチェックインした後、下記の経路で長崎市内を散策しました。
寺町界隈→眼鏡橋→出島→長崎県美術館→大浦天主堂→長崎新地中華街（長崎紀行②）
２日目は、朝には昨晩の豪雨が止んでいたので朝食前に下記の経路で長崎市内を散策しました。
長崎新地中華街→唐人屋敷跡→東山手→長崎水辺の森公園→長崎新地中華街
（長崎紀行③）

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 徒歩

この日も中華門からスタートです。

中華門 名所・史跡

中華門・北門
昨晩は気付きませんでしたが、門の裏側に北方を守護する玄武が彫られています。
玄武は、脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれています。

中華門・南門
こちらには南方を守護する朱雀が彫られています。
翼を広げた鳳凰様の鳥形で表されています。

中華門・南門
朱雀の彫刻

湊公園の表門

湊公園 (長崎市) 公園・植物園

湊公園

中華門・南門
中華街から唐人屋敷跡に向かいます。

中華門・南門の隣にある釣鐘堂薬局

唐人屋敷跡・大門
唐人屋敷の周囲は塀と堀で囲まれ、大門の脇には番所が設けられ、出入りを監視されていた。

唐人屋敷跡・大門
西方を守護する白虎があしらわれています

唐人屋敷跡・土神堂
土神様は文字通り土地の神様で「土地を一時的に神様からお借りします」という中国古来のもの

唐人屋敷跡
寛永12年（1635）から中国との貿易を独占的に行っていた長崎港。来航した唐人（中国人）達は、はじめ長崎市中に散宿していましたが、密貿易が増加したため幕府は元禄2年（1689）、鎖国後の出島と同じように、唐人達を収容する唐人屋敷を建設しました。現在は四堂のみが修復改築され残されています。

唐人屋敷跡 名所・史跡

唐人屋敷跡・土神堂

土神堂から天后堂へ向かう裏道に立つ銭湯？

土神堂から天后堂へ向かう裏道
長崎らしく坂道が続きます。

唐人屋敷跡・天后堂

唐人屋敷跡・天后堂
南京地方出身の人が航海の安全を祈願して船神である天后聖母（媽祖）を祀ったのがはじまり。

唐人屋敷跡・四隅モニュメント（南西隅）

唐人屋敷の空堀

唐人屋敷の空堀
唐人屋敷の周囲は塀と堀で囲まれていた。

唐人屋敷跡・観音堂
入口に創建当時のアーチ形石門が残っています。

唐人屋敷跡・観音堂
商売繁盛の関帝様のほか、観世音菩薩が祀られています。

マンホールには長崎市の花・紫陽花が描かれています。

唐人屋敷跡・福建会館
福建省出身者が媽祖様を祀る唐寺として建設されました。

唐人屋敷跡・福建会館・孫文像
孫文が辛亥革命後に長崎を訪れた際、福建会館で午餐会が開かれた

唐人屋敷跡

唐人屋敷跡から石畳の坂道を上りひと山越して東山手地区に向かいます。

広済寺
ちょっと道に迷い広済寺に来てしまいました。
ここで地図を確認し、東山手に向かいます。

広済寺の斜向かいにある住江稲荷神社

地図を頼りに狭い道を歩いてきてやっと広い道に出ました。

海星高校正門前の広い坂道でした。

遠くからも目立っていた建物は海星修道院でした。

稲佐山は朝霧で山頂は見えません。

海星修道院

海星高校の塀伝いに坂道を東山手方向に下りていきます。

対面の山腹にグラバースカイロードが見えます。

海星高校の塀伝いに石畳の階段を東山手方向に下りていきます。
対面の山腹にグラバースカイロードが見えます。

手作り感のある地図

石畳の階段の脇にブーゲンビリアが咲いています。

行けども行けども石畳の階段が続きます。
夜間雨が降っていて濡れた石畳がすべりやすく危うく滑りそうになりました。

やっとオランダ坂に出ました。
こちらもご覧の通り急勾配です。

オランダ坂を下り東山手洋風住宅群に入って行きます。

東山手洋風住宅群の案内板

崖地に隙間なく洋風住宅が立ち並んでいます。

東山手洋風住宅群 名所・史跡

東山手洋風住宅群の案内板

東山手洋風住宅群

東山手洋風住宅群の下に長崎孔子廟があります。

東山手地区町並み保存センター

東山手地区町並み保存センター 名所・史跡

埋蔵資料館

古写真資料館 埋蔵資料館 美術館・博物館

埋蔵資料館

古写真資料館

古写真資料館

古写真資料館

古写真資料館

右側の石畳の坂道がオランダ坂。
左側の径が古写真資料館・埋蔵資料館から出てきた道。
真ん中の塀の奥は、古写真資料館。
オランダ坂を上り東山手十二番館へ向かいます。

オランダ坂から見た東山手洋風住宅群。
東山手洋風住宅群の間に見えるオレンジ色の瓦屋根の建物は孔子廟

東山手のイギリス領事館跡

東山手のイギリス領事館跡

左側がオランダ坂、右側は活水女子大に向かう道。
真ん中にある建物はラッセル記念館
右側の坂道を上ります。

活水女子大に向かう道
真ん中に見える建物は活水女子大

活水女子大の煉瓦塀に沿って坂道を下って行く。
左側に見える屋根が東山手十二番館
両側煉瓦塀の石畳の坂道

道標

三角溝の案内板

石畳の坂道の左端に三角溝が敷設されています。

東山手十二番館
明治時代初期に建てられた木造の洋館

東山手十二番館 名所・史跡

東山手十二番館案内板

東山手十二番館
長崎市大浦・東山手に現存する洋館としては最も古い。
建設当時はロシア領事館として使用されていた。
その後、宣教師住宅として使用されたので、現在は「旧居留地私学歴史資料館」として利用され、キリスト教各派の宣教師らによって創設された私学に関する資料が展示されている。

煉瓦塀と石畳の坂道
坂道の左側が活水女子大、右側が東山手十二番館

続いて東山手甲十三番館へ向かいます。
小道の左側の建物が東山手甲十三番館

東山手甲十三番館 名所・史跡

東山手甲十三番館入口
残念ながら９時前なので中に入ることは出来ませんでした。
右側はオランダ坂

東山手甲十三番館 名所・史跡

東山手甲十三番館
昭和初期から中期にかけてフランス代理領事が住み、領事館の役割も果たしていた洋館。

東山手甲十三番館 名所・史跡

再びオランダ坂に合流しました。
オランダ坂は日本の道百選に選ばれています。

観光案内図

オランダ坂と活水女子大の案内板

オランダ坂
正面は東山手甲十三番館

オランダ坂の起点
学生さんたちが登校してます。

オランダ坂 名所・史跡

長崎水辺の森公園

長崎水辺の森公園 公園・植物園

長崎水辺の森公園でも紫陽花が見頃でした

長崎水辺の森公園に咲く紫陽花

長崎水辺の森公園
キャナルもあります。

長崎水辺の森公園

長崎水辺の森公園から見た女神大橋

長崎水辺の森公園から見た長崎港に停泊している豪華客船

長崎水辺の森公園から見た稲佐山

長崎水辺の森公園から見た長崎港

長崎水辺の森公園の広大な芝生広場
気持ちいい

長崎水辺の森公園 公園・植物園

長崎県美術館

長崎県美術館 美術館・博物館

長崎県美術館

長崎県美術館 美術館・博物館

中華門・西門

中華門 名所・史跡

中華門・西門
西方を守護する白虎があしらわれています。
朝の散歩はここまで。