2015/06/12 - 2015/06/19
132位(同エリア733件中)
icyfireさん
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タシケントで一泊したら翌朝の高速鉄道でサマルカンドへ。ずっと来たかったシルクロードの青の都。
レギスタン広場もいいけど一番感動したのはシャーヒズィンダ。そして噂通りに人が素晴らしいウズベキスタン。
さっそくお気に入りのtravel destinationになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田からウズベキスタンの首都タシケントまでは直行で8時間半くらい。文字通りシルクロードの空を飛んで行きます。北京を超えて蘭州方面、そしてウルムチに至るまでは基本的に砂漠。雲の影がくっきり。
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そして、それを越えると今度は高山。最後にやっと雪解け水で潤う緑の大地へ。いやー、1,000年前にラクダに乗って旅するのはしんどかっただろうな。私は21世紀に生きているので、飛行機の窓からたったの数時間でシルクロードを行く雰囲気を楽しみました。
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今回使ったのはウズベキスタン航空。ちゃんと飛ぶのか事前には心配したものの、成田の出発が20分遅れただけで到着は予定通り。国内線も利用したけど時間通り。機内サービスは微妙だが、定時運行という意味ではとても優秀でした。機体も新しかったし。何の問題もありません。さらによいのは、成田からの直行便はガラガラ。席を移って横になって寝る人続出。
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イミグレも長時間待つという事前情報だったのに、拍子抜けするほど効率的。そもそもガラガラの便で乗っている人の大半がツアーの高齢旅行者ということで、いったん集合したりしていて歩みがのろい。それを尻目に「はいはい、すみませんね〜」って感じで進めば外国人ブースで一番最初にイミグレ通過。タッチダウンから40分程度で本日のお宿、ウズベキスタンホテルにチェックイン。
なお、イミグレ脇に両替所があるので、オフィシャルレートでとりあえず10〜20ドルくらい両替しておくと便利でしょう。
タクシーは空港から5ドルが相場っぽかった。一緒の便で来ていた若い個人旅行の男性とシェアして4ドルに値切った。タクシードライバーは闇レートでの両替を盛んに持ち掛けてきたので、こっちが主たる収入源なのかも。 -
酷暑が始まっており、外気温は37℃と厳しい。それでもせっかくなのでホテル周辺の新市街を散策。でもこれは失敗。興味を引く風景もあまりなかったし、安い食堂も見当たらない。それなりにお腹がすいてきたので、ロシア・中央アジア料理のレストランでビールとラグマンだけ食べたけど28,000スムも取られた。ちゃんとしたレストランは高いね。ちなみに、味はよかったです。香草のディルがさわやかでした。
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翌朝はいよいよサマルカンドへ。列車は朝8時発のAfrosiyob号。スペインの技術で導入された高速列車で、サマルカンドまでの300キロを2時間10分ほどで結びます。余裕を見て7時35分ごろに駅に着いたら、もう列車がスタンバイしていた。基本的に車両ごとに車掌さんがいるし、皆英語が堪能。国の威信のかかった列車と見た。
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旅行シーズンではないとのことでしたが、列車は満員。座席も大きくて快適。
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車窓風景は、基本的に緑色の畑。土は乾燥しているように見えるものの、想像以上に川や池も多くて水が豊富なイメージ。それを利用して緑の作物が作られています。
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で、ほぼ時間通りにサマルカンド到着。駅前はタクシーの客引きが多いものの、断るとあまりまとわりついてこないのがウズベキスタン的。のんびりですね。通りを挟んでバスターミナルがあり、3番と73番のバスが頻繁に中心部に向けて出ている様子なので、これに乗りましょう。料金は700スム。100スム紙幣はあまり流通していないようで、お釣りが必要な状況では1,000スム渡して200スムだけお釣りをもらうシステム。
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レギスタン広場に行きたいと運転手に伝えておけば、降りる停留所で促してくれます。今日のお宿はレギスタン広場から5分程度に位置しているので、バスを降りたら早速チェックイン。Jahongirという宿で、とても居心地がよかったです。
親切で快適なB&B by icyfireさんJahongir ホテル
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レギストラータの待ち時間にお茶をいただきました。ウズベキスタンでは緑茶がよく飲まれるようです。他には紅茶(black tea)と白茶(white tea)もあります。この時は白茶を選択。中国の銀針茶のような深みはないですが、その分飲みやすかったです。
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早速観光です。快晴はうれしいですが、この日も40℃近い高温。この時期のウズベキスタンは熱中症に注意ですね。
まず一番有名なレギスタン広場から押さえます。正面がティラカリマドラサ、右がシェルドルマドラサ左がウルグベクマドラサ。ティラカリマドラサはドームがあって正面から見ると左右対称になっていないので、これが逆にアクセントになって全体のバランスが良くなっていると思います。 -
イスラム建築の観光地としては、イスファハンのイマーム広場と並ぶ名所でしょう。単体としてはタージ・マハルやスルタン・アフメット・モスクもありますけどね。
ここに実際に来たかったのです。想いが果たされて感無量。
ここからは、それぞれのマドラサの細部などを幾つかアップします。まずはシェルドルマドラサから。 -
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次にウルグベクマドラサ。
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ここはUS$4でミナレットを登ることができます。
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ウルグベクマドラサのミナレットから見た図。その1。
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その2。
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そしてティラカリマドラサ。黄金の礼拝所を持つ、レギスタン広場のハイライトです。
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ちなみに、レギスタン広場の各マドラサを見学しないで広場全体を眺めるだけであれば、入場料は取られません。マドラサ見学は17,500スムかかります。
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これが黄金の礼拝堂の外観です。
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じっくり時間をかけて堪能し、程よく汗もかいたら次の名所であるシャーヒズィンダ廟群に向かいます。海外の口コミサイトなどでは、シャーヒズィンダ廟群の方がレギスタン広場よりも評価が高いくらいですから、期待が高まります。これは、そこに向かうタシケント通り。基本的に観光客向けに整備されたお土産屋の林立する道。でも歩きやすい。
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20分くらいの道を経てやってきましたシャーヒズィンダ。8000スムという、内容に比べてきわめて割安な入場料。そして、いきなり最初の廟であるコシュ・グンバス廟でおじさん(お爺さん)につかまる。どうやらイスラムの礼拝が始まるところで、私もそれに巻き込まんとしている模様。興味あったので一緒に礼拝。おじさんのやるのを真似て5回も立ったり頭をつけて祈ったりを繰り返す。汗だくです。でも、参加していたイスラム教徒のおじさんたちに喜ばれたし、この凛とした遺跡の中で真剣に祈っている人たちとの触れ合いは心に残るものになりました。
そして、階段を上がると写真のような通りに出ます。左右に廟が並び、タイムスリップしたような感じ。 -
廟の保存状態や装飾はそれぞれ異なりますが、どれも凛とした雰囲気です。確かに、巨大なレギスタン広場よりも身近に感じられる分だけシャーヒズィンダの方が圧倒されます。
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内部の装飾が綺麗なものは必見。
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ファザードももちろん必見。
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デリケートな感じ。サマルカンドブルーというのは、ターコイスブルーの色だと思いますが、深みのある群青色のような青や、白、金などが合わさってこその美しさですね。
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道そのものが撮影スポット。
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クサム・イブン・アッバース廟では、観光客相手に何らかの祈祷が行われていました。それも見学。遺跡に祈りの声がこだますると、もの凄く迫力があります。急に信心深くなる感じ。
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細部も見事です。
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以下の三枚は、翌朝日が出てすぐにシャーヒズィンダに行った時のもの。6時前には既に掃除の人がいて、門が開いています。前日のチケットを見せたら入れてくれた。早朝の空気は冷たく、この遺跡の凛とした雰囲気に合います。
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これは、初日の見学直後に出入り口のところにいたおばあちゃん達。写真を撮ってほしいと言われたので。皆ウズベキスタンの他の場所からの旅行者なのでしょうか。
旅行していて感じたのは、ウズベキスタンの人の好さ。のんびりしている感じて旅行者に煩く物を売りつけたりしないし、親日的と言われるように確かに親切で人懐っこい感じ。とても安全だし、旅行しやすい国ですね。 -
シャーヒズィンダは町の一番北側の見どころなので、これを終えた後は中心部に向けて戻ります。途中、シヨブ・バザールという市場があるので立ち寄ります。スイカが大量に売られていました。シーズン初めということでまだ値段は高めらしい。
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見渡すとこんな感じ。野菜に果物、パンやお米、ナッツやドライフルーツ、雑貨などが売られています。暑いせいか活気はいまいちだったけど、商品は豊富ですね。豊かなイメージ。なお、肉はほとんど売っていません。ウズベキスタンでは、肉は自分たちの家の近くのお店で買うらしいです。
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市場にある食堂で、遅めの昼食はプロフ。思ったより脂っこい。まあ、常に酢の強いドレッシングをかけたサッパリサラダが出てくるので、全体としては問題なく楽しめます。
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次に、シャーヒズィンダからレギスタン広場方面に戻るところにある、ビビハニムモスクに向かいます。
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ここの入場料12,000スムは高い。内部が結構崩壊しているので見るべきものが少ないし、巨大モスクの迫力を楽しむなら外から眺めれば十分なので。
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最後に回った名所はグリ・アミール廟。この中はティラカリマドラサのように金で装飾され、ティムールのお墓もあるのですが、気温にやられてかなりまいっていたので外からの見学にとどめる。
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その後、大手ホテルで少し両替してから宿に戻り、日が傾いてからもう一度レギスタン広場を外から堪能し、夕食へ。広場近くの食堂でケバブをいただきました。羊だったけど、豚もあるとのこと。イスラムの国なのに。ウズベキスタンは、ソ連時代を経てかなり宗教色が薄いですね。アザーンも聞こえてきません。そんなイスラム圏は初めてだよ。
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翌朝は夜明け直後から散策。日中とは15〜20度くらい気温が違うので、朝の方が断然動きやすいです。シャーヒズィンダに行って戻ってきたんだけど、その道を敢えて裏道で迷いながら行きました。掃除している方と挨拶したり、朝食を準備している匂いがあふれる裏道を歩いたり、そうしていると急に目の前に遺跡が現れたりで、裏道の散策は楽しいです。
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そして7時半からの朝食に合わせて宿に戻りました。朝食が素晴らしいJahongirの宿。パンとお茶、自家製ジャムが数種類、チーズとソーセージも数種類、パンケーキ風に焼いた卵などなど。
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朝食にもメインディッシュ。ウズベク風チャーハンと目玉焼き。こりゃ、今回は旅して太るパターンだな、とこの時に覚悟。
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この日は12:18にサマルカンド発の列車でブハラに向かいます。午前中は、サマルカンド行きの列車でたまたま知り合った日本人の60代の個人旅行の方に誘われて、伝統的な紙すき工場とウルグベク天文台の観光にご一緒しました。この方は日本語のできる個人ガイドを雇われていて、車もあったので移動が効率的でした。ありがとうございます。
そして、紙すき工場。桑の樹皮から伝統的な方法で紙を作るのですが、この紙はウズベキスタンの気候でも1,000年以上持つそうです。お土産に6,000スムでかわいい絵葉書を買いました。 -
そしてウルグベク天文台。1年間の時間をほぼ正確に(現在の計算との誤差は1分未満)計算したと言われる巨大な六分儀があります。博物館も併設されていて、いろんな資料がありました。入場料12,000スム。
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巨大六分儀の遺構。地中に弧を描くように階段が彫られています。メキシコのチェチェンイツァの地下バージョンというイメージ。
その後、モンゴル軍に破壊された旧サマルカンドの跡地である、アフラシャブの丘も見学。まあ、破壊された後なので土塁にしか見えず。。。 -
そして、列車の中で食べるためのサムサを購入。サマルカンドで一番人気のお店に連れて行ってもらいました。確かに肉が多くて美味かった。ガイドを雇うことは私個人ではまずないですが、こういう利点もあるのですね。なお、このガイドの方は日本に数年住んでいた経験があるインテリでしたが、考え方がとてもプラグマティック。カリモフのある種の独裁やイスラム文化の衰退などは問題視しておらず、近隣諸国との付き合い方もとてもドライに考えていました。ウズベク社会の一端を見た気がします。
そして、予定より早めにサマルカンド駅へ。とても近代的な駅。トイレも清潔(500スム)。大観光地なので、優先的に開発予算が割り振られていると見た。 -
ほぼ時間通りに列車が入ってきました。飛行機も列車もかなり正確に運行されている国ですね。
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車内は高速列車のAfrosiyob号と比べるとかなり劣ります。座席も窓も清潔感も。面白いのは、床にカーペットが敷かれていたこと。
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ブハラへの車窓風景は徐々に乾燥していき、砂漠っぽくなっていきます。そこに廃墟と化した工場があったりして、その手のものが好きな人には受けそう。たまに真っ青な湖も見えました。
で、これまたほぼ時間通りにブハラに到着。駅から町は離れているのですが、例の知り合った日本人の方がここでも車を予約されていたのでちゃっかり乗せてもらいました。ありがとうございます。
長くなっているのでブハラは次の旅行記で。ちょっと先にコメントしておくと、サマルカンドは期待通りだったけれど、ブハラ、ヒワは期待以上だったのです。時計回りに予定を組んでよかったと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ラムロールちゃんさん 2015/06/22 21:02:23
- 模様がぎっしりしていますね
- こんなに美しいところなんですか、サマルカンドは!
脳がスパークしそうなぎっしり具合と、印象的な色…。
(変な顔のトラも、なんだか好きです)
近代的列車や小奇麗なバスがある、安全に旅ができる、なんて、想像していませんでした。
食器も、良い感じですね(←好きなのでつい、目が行きます)
知らないことばかりで…。
ブハラはもっと?
楽しみです!
ラムロール
- icyfireさん からの返信 2015/06/22 23:16:17
- RE: 模様がぎっしりしていますね
- ラムロールさん
早速の投票とコメントありがとうございます。
ウズベキスタンは、私の感覚では久しぶりの大ヒットでした。特にヒワとブハラは沈没系ですね。居心地よすぎて出られなくなるタイプの町です。
写真の整理が下手 & 今週末は野暮用で東北に行く予定なので、ブハラとヒワの旅行記を書くのはちょっと後になるかもしれませんが、よかったら見てやってください。
よろしくお願いします。
icyfire
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