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シルクロードの青の都サマルカンドという響きだけでも魅力的で、これまで計画だけは何度もしたものの行く機会に恵まれなかったウズベキスタン。直行便で1週間というギリギリのスケジュールながら、今年はついに主要観光地を巡る旅に出ることができました。<br />多くの日本人からはxxxスタンというだけで危険視されてしまいがちな国ですが、実際には超安全だしそもそも観光が重要な外貨獲得源というお国。全体的には旅行しやすいはず。それでもビザが必要なうえ、お金という点ではATMが普及していないだけでなく今だに闇両替が一般的だったり、主要観光地間の最適移動手段が列車、飛行機、乗り合いタクシーなど様々に分かれていたりするなど、事前に知らないと損することも多々ある。そこで、具体的な旅行記に入る前に、私の体験から有益と考えられる旅の情報をまとめてみた。

ウズベキスタンの旅 1)旅の情報まとめ

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2015/06/12 - 2015/06/19

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シルクロードの青の都サマルカンドという響きだけでも魅力的で、これまで計画だけは何度もしたものの行く機会に恵まれなかったウズベキスタン。直行便で1週間というギリギリのスケジュールながら、今年はついに主要観光地を巡る旅に出ることができました。
多くの日本人からはxxxスタンというだけで危険視されてしまいがちな国ですが、実際には超安全だしそもそも観光が重要な外貨獲得源というお国。全体的には旅行しやすいはず。それでもビザが必要なうえ、お金という点ではATMが普及していないだけでなく今だに闇両替が一般的だったり、主要観光地間の最適移動手段が列車、飛行機、乗り合いタクシーなど様々に分かれていたりするなど、事前に知らないと損することも多々ある。そこで、具体的な旅行記に入る前に、私の体験から有益と考えられる旅の情報をまとめてみた。

同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
航空会社
ウズベキスタン航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • まずは公的な書類から。ビザの申請はオンラインで可能ですが(下記URL)、書き方で迷うのは職業欄ですかね。会社員や自営業者はRepresentative of business groups and persons, engaging in individual enterprise を選べばいいと思います。ここまでは、非常に効率的だと思います。<br />http://www.uzf.or.jp/tour/<br /><br />問題は申請書の提出とビザの受け取り。首都圏以外に住んでいない人(つまり、在日ウズベキスタン大使館の見解では大使館の近くに住んでる人)は、代理人に頼まない限り自分で大使館まで行って申請書を提出した上に約1週間後に受け取りに行くという手間がかかります。地下鉄南北線の白金高輪駅から歩いて10分弱のところにあり、それほど分かりにくい場所ではないですが、この手間をどうするかは個人の時間的自由度に依存するでしょう。<br /><br />そして、税関申告書。これの写真はないのですが、書くところで迷うのは、表面の一番下のあたりでInformation 関連の記載を求められるところでしょう。どうやら、通信機器(communication / information device)の持ち込みについて書く必要があるようです。スマホなどですね。 申告書は2枚提出して1枚返ってきます。そして、出国時にこの1枚と別にもう一枚(出入国時の外貨や貴重品の変化を調べる)を提出しないといけません。ですから、入国時に返された1枚は保管義務があります。

    まずは公的な書類から。ビザの申請はオンラインで可能ですが(下記URL)、書き方で迷うのは職業欄ですかね。会社員や自営業者はRepresentative of business groups and persons, engaging in individual enterprise を選べばいいと思います。ここまでは、非常に効率的だと思います。
    http://www.uzf.or.jp/tour/

    問題は申請書の提出とビザの受け取り。首都圏以外に住んでいない人(つまり、在日ウズベキスタン大使館の見解では大使館の近くに住んでる人)は、代理人に頼まない限り自分で大使館まで行って申請書を提出した上に約1週間後に受け取りに行くという手間がかかります。地下鉄南北線の白金高輪駅から歩いて10分弱のところにあり、それほど分かりにくい場所ではないですが、この手間をどうするかは個人の時間的自由度に依存するでしょう。

    そして、税関申告書。これの写真はないのですが、書くところで迷うのは、表面の一番下のあたりでInformation 関連の記載を求められるところでしょう。どうやら、通信機器(communication / information device)の持ち込みについて書く必要があるようです。スマホなどですね。 申告書は2枚提出して1枚返ってきます。そして、出国時にこの1枚と別にもう一枚(出入国時の外貨や貴重品の変化を調べる)を提出しないといけません。ですから、入国時に返された1枚は保管義務があります。

  • 次に両替。ウズベキスタンの金融・為替事情は極めて後進的で、それが海外からの投資を妨げる主要因となっているほどです。旅行者にとっても面倒が多いです。以下、tipsを列挙します。<br />1)日本でドル紙幣を購入して持っていくべし。現地通貨のスムへの両替が圧倒的にしやすい。<br /><br />2)ATMは存在しないと思うべし。今どき、国際的なカードなら現地ATMでキャッシングできないほうがおかしいが、ウズベキスタンではできない。ATMもほとんどない。<br /><br />3)Cash is king. クレジットカードは使えない。現地の方はウズカードというデビットカードを使っているが、これは旅行者にとっては関係ない。<br /><br />4) オフィシャルレートと闇レートが併存していて、40〜50%くらい開きがある。2015年6月時点のオフィシャルレートは、US$1 = 2,650スムだが、闇では4,000スム程度。オフィシャルレートで両替していると、物価の高い国に感じてしまう。<br /><br />5)しかし、闇両替するなら相手を選ばないと危ない。タシケントやサマルカンドでは警察の一斉捜査が度々あるらしい。また、警察とグルになっておとりとして闇両替を持ち掛け、応じると直ぐに警察が現れるケースもあるらしい。実際、数日間拘束された日本人もいる模様。<br /><br />6)では実際にどうするか。タシケントとサマルカンドでは、不利を承知で大手ホテルなどでオフィシャルレートで必要な分だけ両替する方が、警察リスクを回避する上でよいと感じた。ブハラとヒワでは、宿泊先のB&amp;Bが信用できるのであれば、宿の人に信頼できる両替相手を紹介してもらう。<br /><br />7)多くの人が、タシケントから時計回りか反時計回りでサマルカンド、ブハラ、ヒワを回ると思う。その場合、両替だけ考えればヒワが有利。他の都市よりも田舎なので、大きな銀行やホテルがなく、警察も闇両替を黙認している模様。ヒワで多めに両替してスムを持って歩くのも手であろう。<br /><br />8)ガイドブックでは、数十ドル両替するとスムの札束に変わるので持ち運びが困難なため、少額の料額を勧めている。しかし、タシケントやサマルカンドでは5,000スム札が流通しているので、それほどかさばらない。問題は、闇両替がしやすいヒワでは田舎なので5,000スム札が少なく、ここで有利なレートを追及すると結局札束になる(最悪の場合、500スム札で返ってくる)。レートを取るか札束を取るかの問題。<br /><br />9) いったんスムに換えたら、スムから使うべし。長距離タクシーや高額の見学料を取るところなどは、ドルでも支払い可能。しかし、レート的にスムで払ったほうが有利なことが多い。<br /><br />

    次に両替。ウズベキスタンの金融・為替事情は極めて後進的で、それが海外からの投資を妨げる主要因となっているほどです。旅行者にとっても面倒が多いです。以下、tipsを列挙します。
    1)日本でドル紙幣を購入して持っていくべし。現地通貨のスムへの両替が圧倒的にしやすい。

    2)ATMは存在しないと思うべし。今どき、国際的なカードなら現地ATMでキャッシングできないほうがおかしいが、ウズベキスタンではできない。ATMもほとんどない。

    3)Cash is king. クレジットカードは使えない。現地の方はウズカードというデビットカードを使っているが、これは旅行者にとっては関係ない。

    4) オフィシャルレートと闇レートが併存していて、40〜50%くらい開きがある。2015年6月時点のオフィシャルレートは、US$1 = 2,650スムだが、闇では4,000スム程度。オフィシャルレートで両替していると、物価の高い国に感じてしまう。

    5)しかし、闇両替するなら相手を選ばないと危ない。タシケントやサマルカンドでは警察の一斉捜査が度々あるらしい。また、警察とグルになっておとりとして闇両替を持ち掛け、応じると直ぐに警察が現れるケースもあるらしい。実際、数日間拘束された日本人もいる模様。

    6)では実際にどうするか。タシケントとサマルカンドでは、不利を承知で大手ホテルなどでオフィシャルレートで必要な分だけ両替する方が、警察リスクを回避する上でよいと感じた。ブハラとヒワでは、宿泊先のB&Bが信用できるのであれば、宿の人に信頼できる両替相手を紹介してもらう。

    7)多くの人が、タシケントから時計回りか反時計回りでサマルカンド、ブハラ、ヒワを回ると思う。その場合、両替だけ考えればヒワが有利。他の都市よりも田舎なので、大きな銀行やホテルがなく、警察も闇両替を黙認している模様。ヒワで多めに両替してスムを持って歩くのも手であろう。

    8)ガイドブックでは、数十ドル両替するとスムの札束に変わるので持ち運びが困難なため、少額の料額を勧めている。しかし、タシケントやサマルカンドでは5,000スム札が流通しているので、それほどかさばらない。問題は、闇両替がしやすいヒワでは田舎なので5,000スム札が少なく、ここで有利なレートを追及すると結局札束になる(最悪の場合、500スム札で返ってくる)。レートを取るか札束を取るかの問題。

    9) いったんスムに換えたら、スムから使うべし。長距離タクシーや高額の見学料を取るところなどは、ドルでも支払い可能。しかし、レート的にスムで払ったほうが有利なことが多い。

  • 宿関係の注意としては、すべての宿でRegistrationが必要です。パスポートを渡し、レギストラータと呼ばれる証明書を発行してもらいます。これも保管義務があるので注意しましょう。

    宿関係の注意としては、すべての宿でRegistrationが必要です。パスポートを渡し、レギストラータと呼ばれる証明書を発行してもらいます。これも保管義務があるので注意しましょう。

  • そして、ホテルで支払いについて。Booking.comなどで予約すると大抵はドル建ての料金設定で、現地でもドルで支払います。両替商が、「ホテルではドル換算したスムでないと支払えない」などと言って両替を勧めてきますが、無視しましょう。<br />今回の一泊目(タシケント)は、Expediaで航空券を予約した際に割引が利いたので比較的高級なウズベキスタン・ホテルを取りました。ここも基本的には現地でドル払いのはずですが、旅行数日前にホテルのエージェントを名乗るWelcome Continentというところからメールが届き、事前にクレジットカード決済できるとのこと。怪しいと思ってExpediaに問い合わせても、流石は大企業のマニュアル対応で要領を得ず。実際にホテルとエージェントの両方に電話してみて、どうやら事前決済も可能のようなので、利用しました。カードで支払うと、バウチャーとレシートがメールで送られてきます。これを見せればホテルで二重請求されることはありません。

    そして、ホテルで支払いについて。Booking.comなどで予約すると大抵はドル建ての料金設定で、現地でもドルで支払います。両替商が、「ホテルではドル換算したスムでないと支払えない」などと言って両替を勧めてきますが、無視しましょう。
    今回の一泊目(タシケント)は、Expediaで航空券を予約した際に割引が利いたので比較的高級なウズベキスタン・ホテルを取りました。ここも基本的には現地でドル払いのはずですが、旅行数日前にホテルのエージェントを名乗るWelcome Continentというところからメールが届き、事前にクレジットカード決済できるとのこと。怪しいと思ってExpediaに問い合わせても、流石は大企業のマニュアル対応で要領を得ず。実際にホテルとエージェントの両方に電話してみて、どうやら事前決済も可能のようなので、利用しました。カードで支払うと、バウチャーとレシートがメールで送られてきます。これを見せればホテルで二重請求されることはありません。

  • 次に鉄道。特にタシケント⇔サマルカンド間や、サマルカンド⇔ブハラ間では移動手段として使いやすいですが、現地でチケット購入の時間と手間を考えると、可能な限り日本を発つ前に購入しておきたいのが人情。私は、Advantourという下記サイトを利用しましたので、その詳細をここに載せます。<br />http://www.advantour.com/jp/uzbekistan/trains.htm<br /><br />担当してくれたOlgaは英語が上手でメールの返信も適確。無駄なオプショナルツアーを勧めるようなこともしません。とても利用価値が高いと思いました。<br /><br />具体的には、まずコンタクトして旅程を告げ、希望の列車を予約してもらいます。列車の出発1か月前から予約可能です。チケットは、ホテルにデリバーしてもらえます。代金の支払いはドル。チケットのデリバリーの際に現地で払うか、事前にクレジットカード決済するか選べます。クレジットカードの場合、支払いフォームがメールで送られてくるので、それを記入してパスポートおよびカードをスキャンして返信します。カード払いでも手数料は4%です。どう決済するかは好みによるでしょう。<br /><br />なお、Olgaは当日ホテルまで電話してデリバリーの時間を確認してくれた上、チケットには席番号などが英語で表記されていないために写真のように英語の解説をつけてくれるなど、とても気が利いていました。<br /><br />料金は、例えばタシケント⇔サマルカンドの高速列車はUS$35取られますが、実際の料金は50,000スムのようです。オフィシャルレートで20ドル弱、闇レートなら13ドル弱ですから、安くはありません。コストと時間や手間の間で各旅行者が利用するかどうかきめればいいでしょう。

    次に鉄道。特にタシケント⇔サマルカンド間や、サマルカンド⇔ブハラ間では移動手段として使いやすいですが、現地でチケット購入の時間と手間を考えると、可能な限り日本を発つ前に購入しておきたいのが人情。私は、Advantourという下記サイトを利用しましたので、その詳細をここに載せます。
    http://www.advantour.com/jp/uzbekistan/trains.htm

    担当してくれたOlgaは英語が上手でメールの返信も適確。無駄なオプショナルツアーを勧めるようなこともしません。とても利用価値が高いと思いました。

    具体的には、まずコンタクトして旅程を告げ、希望の列車を予約してもらいます。列車の出発1か月前から予約可能です。チケットは、ホテルにデリバーしてもらえます。代金の支払いはドル。チケットのデリバリーの際に現地で払うか、事前にクレジットカード決済するか選べます。クレジットカードの場合、支払いフォームがメールで送られてくるので、それを記入してパスポートおよびカードをスキャンして返信します。カード払いでも手数料は4%です。どう決済するかは好みによるでしょう。

    なお、Olgaは当日ホテルまで電話してデリバリーの時間を確認してくれた上、チケットには席番号などが英語で表記されていないために写真のように英語の解説をつけてくれるなど、とても気が利いていました。

    料金は、例えばタシケント⇔サマルカンドの高速列車はUS$35取られますが、実際の料金は50,000スムのようです。オフィシャルレートで20ドル弱、闇レートなら13ドル弱ですから、安くはありません。コストと時間や手間の間で各旅行者が利用するかどうかきめればいいでしょう。

  • 最後にタクシー。特にブハラ⇔ヒワ間では6〜7時間の乗り合いタクシーを利用するのが一般的なので、ここで悪い思いはしたくないはず。まず予約方法としては、泊まったB&amp;Bが信頼できるならそこで頼むのがよいでしょう。料金はUS$20で4人の乗客が基本。乗客に子供や体の小さい女性が混じっているとラッキーですが、大きな男ばかりだと辛いです。これは運ですね。また、料金はスムであれば60,000スム程度です。オフィシャルレートではUS$20を超えますが、闇レートではUS$15程度ですね。なお、予定通り乗客が集まらなかった場合、乗り合いバスのターミナルでしぶとく乗客が集まるのを待ちます。そうは言っても30分くらいで集まるようなので、鷹揚に構えましょう。<br /><br />タシケントの空港から市内までは、US$4~5が相場のようです。これは、国際空港からの場合も国内線の空港の場合も同じです。ただし、声をかけてくる連中はUS$10くらいでふっかけるのが多いので、注意です。まあ、本当は3ドルでも行くでしょう。それに、国際線の空港を出て大通りまで行くと、11番のバスがチョルスーバザールまで走っています。これなら1,000スムで行けます。

    最後にタクシー。特にブハラ⇔ヒワ間では6〜7時間の乗り合いタクシーを利用するのが一般的なので、ここで悪い思いはしたくないはず。まず予約方法としては、泊まったB&Bが信頼できるならそこで頼むのがよいでしょう。料金はUS$20で4人の乗客が基本。乗客に子供や体の小さい女性が混じっているとラッキーですが、大きな男ばかりだと辛いです。これは運ですね。また、料金はスムであれば60,000スム程度です。オフィシャルレートではUS$20を超えますが、闇レートではUS$15程度ですね。なお、予定通り乗客が集まらなかった場合、乗り合いバスのターミナルでしぶとく乗客が集まるのを待ちます。そうは言っても30分くらいで集まるようなので、鷹揚に構えましょう。

    タシケントの空港から市内までは、US$4~5が相場のようです。これは、国際空港からの場合も国内線の空港の場合も同じです。ただし、声をかけてくる連中はUS$10くらいでふっかけるのが多いので、注意です。まあ、本当は3ドルでも行くでしょう。それに、国際線の空港を出て大通りまで行くと、11番のバスがチョルスーバザールまで走っています。これなら1,000スムで行けます。

  • 以上、ちょっとした旅のコツでしたが、お役に立てば幸いです。

    以上、ちょっとした旅のコツでしたが、お役に立てば幸いです。

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