父をたずねて何千里？スペインの旅　IV　父娘で夜遊び　グラナダ夜活編

2015/04/27 - 2015/04/28

2015年GWにお手頃ツアーでスペインに行ってきました♪

自由時間がほとんどないつめこみツアーでしたが、グラナダに2連泊だったのをこれ幸いとツアーの予定が終わったあと、ホテルを脱出して遊びに行きました。

この旅行記は「グラナダ・アルハンブラ宮殿編」の続き、バルとアルハンブラ宮殿ライトアップ、その翌日の夜にタブラオとレストランへ行き、夜のグラナダを楽しんだ様子です。

＜旅程＞

1日目　10：45　KIX発　AY0078　14：55　ヘルシンキ着
　　　 17：25 ヘルシンキ発　AY3269　20：25　バルセロナ着
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（バルセロナ泊）

2日目　バルセロナ観光〜タラゴナ　　　 （アルファファール泊）

3日目　グラナダ観光　　　　　　　　　　　　 　（グラナダ泊）

4日目　ミハス、ロンダ観光　　　　　　　　　　 （グラナダ泊）

5日目　コルドバ観光〜ラ・マンチャ　　　　　 （マドリード泊）

6日目　マドリード、トレド観光　　　　　　　 (マドリード泊）

7日目　10：15　マドリード発　AY3184　15：30　ヘルシンキ着
　　　 17：20　ヘルシンキ発　AY0077
8日目　 8：55 KIX着

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

旅行3日目。
夕方にイスラム建築の最高傑作、アルハンブラ宮殿を見学した後、グラナダ郊外のホテルへ。

グラナダパレス
http://www.granadapalace.com/

グラナダ中心部から6kmほど離れたモナチルという住宅街のようなエリアにあります。
詳しくは口コミで。

ホテルの部屋からの眺め。

ツアーの皆さんはこれからホテルで夕食の予定ですが、pacorin達は夜活に向けての準備！
グラナダに逃亡中（？）のpacorin父と合流するため、頼まれた荷物をまとめてビュッフェの様子をチラ見して、フロントでタクシーを呼んでもらって、待ち合わせ場所のヌエバ広場へGO!

ヌエバ広場。

LINEでやりとりしてホテルを出る直前に到着予定時刻を知らせておいたのに、父が見当たらず。
結局電話で呼び出し、会った瞬間「も〜なんでLINE見てへんの〜！（怒）」

後姿で失礼します。pacorin父でございます。

10代からフラメンコギター演奏が趣味で、スペイン、特にアンダルシア、というかグラナダを偏愛し、リタイア後は1年のうち3ヶ月間グラナダに滞在するという行為をここ数年繰り返しております。

常宿はヌエバ広場近くのゲストハウス。

今回はpacorin母の指令により、父がどんなところで生活しているのかチェックしにやってきました（笑）
ベッドとソファ、机に洋服掛けもあり、なかなか快適そうなお部屋です。

窓を見おろすと路地が見えていい感じ。

部屋にギターがあれば「アルハンブラの思い出」でも弾いてもらおうと思ったけど、この時はまだ調達できておらず、残念。

部屋の隣は共用のキッチン。

ここでマーケットで買ってきた食材を調理して食べているようです。

仲良し父娘風の写真を撮ったら、さあ出かけましょう。

すっかり地元民化しているpacorin父。スタスタ歩いていきます。
21時ぐらいでようやく暗くなってきたかな〜という感じなので、お出かけしやすいですね。

イサベル・ラ・カトリカ広場、かな？

アルカイセリア（イスラム時代は絹市場、現在はアラブう風のお店が並ぶ路地）を通り抜けてから、母のお土産のバッグを見に行きました。

http://www.munira.net/

イスラムモチーフのバッグは好みが分かれるところですが、皮がやわらかくて軽くて使いやすいそうです。（pacorin母談）

で、バル。

父がお気に入りのバルは月曜が休みということで、適当にあいているところへ。

入って右手はレストラン。
西洋人客がちらほら。

pacorin達はカウンターへ。

友人Mと父は学生時代に会ったことがあるので10数年ぶりの再会！
まさかスペインで会うことになるとはね。

ドリンクを注文すると無料で出てくるタパ。
これは3人分のイワシのフリット。うま〜い♪

ドリンクは1杯ずつしか飲まなかったので、何品か注文します。

小エビのアヒージョ。スパイスの入ったピリ辛バージョン。
オイルをパンに浸していただくと美味しい☆

貝の白ワイン蒸し。

食べ散らかし〜笑

シメはチュロスとカフェ・コン・レチェ（ミルクコーヒー）。

チュロスには砂糖をたっぷりかけていただきました。

お腹がいっぱいになったら夜のお散歩です。
昼間アルハンブラ宮殿から眺めていたアルバイシンエリアへ。

石畳の道をずんずん登っていきます。

迷路のようになっていますが、街灯があってけっこう明るいです。
夜の一人歩きは怖いと思うけど、観光客が集団で歩いていたり、意外に安全そうな雰囲気です。

階段状になっているところにでも車がとめてあるけど・・・
多少の段差は気にせずガンガン行っちゃう感じでしょうか。

アルハンブラバスが走っていました。
この時23時前ぐらいだったけど、けっこう遅くまで運行しているのかな？

サン・ニコラス展望台からアルハンブラ宮殿を望む。

バルから10〜15分ほど歩いてサン・ニコラス展望台へ。
ライトアップされたアルハンブラ宮殿が素敵すぎます☆

昼間見学したときはそっけない外観が「ふ〜ん」って感じだったけど、こうして全体を眺めると良い感じです。

夕景もさぞかし素敵なことでしょう。

グラナダの街の夜景も見えますよ。

ツアーだと、高いオプショナルツアーでフラメンコを見に行ったら連れて来てもらえるようですが、フラメンコに行かなくても自力で行ける方はぜひとも見てほしい風景です。

デジカメバージョン。

左手はヘネラリーフェ庭園です。

アルハンブラ宮殿。

アルハンブラ宮殿とグラナダの夜景。

いつまでも眺めていたい風景でした。

帰り道、見え隠れするアルハンブラ。

女子2人ではやっぱりちょっと怖いし、父がいて良かった♪

しつこく見上げます。

アルハンブラの夜景を満喫し、ヌエバ広場で客待ちしているタクシーに乗って帰りました。

この時の運転手が私達のホテルをアルハンブラパレスと勘違いしたおかげで丘の上から再度グラナダの夜景を見るというオマケ付きでした（笑）

旅行4日目。
昼間、ミハスとロンダを観光し、再びグラナダへ戻ってきました。

本日の待ち合わせは市庁舎前です。20時でこの明るさ。
この日はちゃんと来ていたpacorin父（笑）

右奥に見えているのはカテドラル。

タブラオへ行く前にジェラートを。

左はマンゴー、右はグラナダ（ザクロ）。美味しかったです♪

La Alborea
http://www.liveflamencoshow.com/language/en/

ヌエバ広場横のタブラオでフラメンコを鑑賞。
この日は女性の歌い手、カンタオーラでした。

踊り手バイラオーラ登場。

pacorinは日本でも有名なパコ・デ・ルシアとかクリスティーナ・オヨスのステージを見たことがあるけど、間近で見るフラメンコはまたそれとは違う迫力があります！

スラリと引き締まった身体のバイラオール。
ステップがすごすぎる。

思わず「Ole!」って掛け声出ちゃいました〜

グラナダにはタブラオ（フラメンコのライブハウス）が沢山あるので、興味のある方はぜひ本場で鑑賞してみてください。

pacorinが行ったタブラオは１ドリンク付で20ユーロぐらいなので、リーズナブルな方かと思われます。

プエルタ・デル・カルメン
http://www.puertadelcarmenrestaurante.com/

フラメンコを鑑賞した後は市庁舎前のレストランへ。
19世紀の建物を改装した、内装が素敵なお店です。

22時ぐらいでもけっこうお客さんが入っていました。

内装は素敵なのに、BGMがダサかった。
なぜか古臭いアメリカン・ロックが流れていた・・・

これは頼んでないけど、つきだし的に出てきたガスパチョ。

ハモン・セラーノ

初日の朝食バイキングでしか生ハムをいただいていなかったので、食べておかなきゃね。

パン・コン・トマテと生ハムを一緒に食べたら、いと美味し☆です。

チーズ盛り合わせ

2時ぐらいの位置にある、レーズンがのった真っ白なチーズは初めて食べるタイプだったけど、すごく美味しかった。

タコのガリシア風もオシャレに登場。

マグロとアボカドのナントカ。

グラナダのワインをともにいただきました。

飲んで食べて満腹♪

0時になったので、お開き。
父と別れてタクシーをひらってホテルへ帰りましたとさ。

この日の昼間に行ったミハスとロンダの様子は別の旅行記で。