2014/07/12 - 2014/07/12
18位(同エリア113件中)
まみさん
2014/07/12土 アイゼナハからエアフルト&ワイマール日帰り観光
(エアフルト)
~4番トラムで大聖堂広場へ~
・大聖堂広場のマーケット散策
・大聖堂見学(ミサの最中)
・セヴェリ教会見学
・フッシュマルクトまで散策&買い物
・クレーマー橋&買い物
・クレーマー橋のたもとのエデギエン教会の塔に上る
(ワイマール)
~1番バスでゲーテ広場へ~
・市教会(ヘルダー教会)のクラナッハ祭壇画見学
・城(外観のみ)~マルクト広場~ゲーテの家(外観のみ)~国民劇場(外観のみ)散策
【アイゼナハ泊:シュタインベルガー・ホテル・チューリンガーホフ】
3度目の正直、昨日の失敗を教訓に、本日はなんとか、予定どおり1日2都市ハシゴを成功させました!
アイゼナハからエアフルトとワイマールのハシゴです。
それもこれも昨日と違って、ドイツ鉄道の遅延はアイゼナハとエアフルト間の10分だけでしたし、アイゼナハ-エアフルト-ワイマールは、インターシティが走る幹線なので、きのうのゴタとミュールハウゼンのハシゴより、もともと成功率が高かったです。
もつとも、日本からジャーマンレイルパスを買って行かなければ、無理に一日に2都市ハシゴようとは思わなかったのも確か(笑)。
でもいいんです。
1都市ゆっくり観光するのも、多少駆け足でも多くの都市を見るのも、どちらの観光の仕方も好みの問題なんですから。
実は、行く前の立案時は、エアフルトの民族博物館に惹かれたので、エアフルトだけで1日ゆっくり過ごすことも考えられました。
でも、結果的には、民族博物館はスルーして良かったろうと思います。
というのも、東欧諸国を旅行してきたあとの今の私にとって、西欧に入るドイツの民俗博物館は、実際のコレクションによるものの、東欧の民族博物館ほど物珍しさがなっていたことに、この旅行中で気付いてしまったから。
それに2都市ハシゴで、国盗りのような達成感が得られたのも確かです@
エアフルトとワイマールは、それぞれ町歩きと大聖堂見学をハイライトとしました。
デジカメを手にしてからの私は、アナログカメラ時代と違って、自分なりの被写体を見つける旅の仕方がものすごく楽しくなったので、博物館への飢餓感は減りました。
町歩きと大聖堂で十分、というより、それこそ今の私にとっては被写体の宝庫、すなわち一番の楽しみとなったかもしれません。
というわけで、エアフルトでは、まずトラムで大聖堂をめざしました。
大聖堂広場には、大聖堂と隣にセヴェリ教会があって、どちらも見ごたえありました。
ここ数年、東欧諸国をターゲットに旅行してきた私にとって、久しぶりの西欧カトリック教会は目新しさが少なかったの確かですが、それでもやっぱり宝物ぞろいの教会内は見ごたえありましたし、昔のドイツ旅行を思い出し、中世の木のぬくもりのある聖人像などにはなつかしさを覚えました。
なにより、やっぱり教会はすばらしい被写体の宝庫でした!
大聖堂の方はミサの最中だったので、主祭壇のそばに近づけませんでしたが、セヴェリ教会ともども、とても楽しく撮影散策ができました@
教会の存在意義は私の撮影目的のためにあるではないと分かっているのですが、いいではないですか、人それぞれの訪れる目的あっても@
本来招かれている祈る人の邪魔をせず、教会に敬意を払うのであれば。
大聖堂は構造はゴシックらしさがあり、祭壇は思いっきりバロック様式でした。
その点では、典型的なドイツの大聖堂といえるかもしれません。
かつての私は、こういうバロック、バロックが大好きだったことを思い出して、なつかしくなりました。根がミーハーですから@
でもその後に、シックなものや素朴なものの良さにも目を向けるようになりました。
<2014年ドイツ旅行:簡易旅程>
07/02水 職場から成田前泊
07/03木 成田第2空港からJALでヘルシンキ経由でベルリンへ
07/04金 ベルリン観光1日目
07/05土 ベルリン観光2日目
07/06日 ベルリン観光3日日
07/07月 ベルリン観光4日目
07/08火 ライプツィヒへ移動&観光
07/09水 ナウムブルク日帰り観光
07/10木 アイゼナハへ移動&観光
07/11金 ゴタ日帰り観光
07/12土 エアフルト&ワイマール日帰り観光★
07/13日 フランクフルトへ移動&観光
07/14月 イトシュタイン日帰り観光
07/15火 マールブルク日帰り観光
07/16水 ハーナウ&シュタイナウ日帰り観光
07/17木 フルダ日帰り観光
07/18金 ハイデルベルク日帰り観光
07/19土 フランクフルト半日観光~夕方出国
07/20日 JAL直行便で14時頃に成田第2空港着
※この旅行記の対象の日に★をつけました。
詳細旅程はこちら。
「2014年ドイツ旅行~12年ぶりの再訪~【旅程一覧】
http://4travel.jp/travelogue/10909977
準備編や帰国後の背全体の感想は、ブログ「まみ’s Travel Diary(http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/)」
に掲載しています。
「ふたつの教会は町のシンボル 大聖堂と聖ゼヴェリ教会
ドーム広場は2万平方のメートルもある大広場で、東側には美しい木組みの家が並んでいる。大聖堂は742年に宣教師ボニファティウスによって設立された礼拝堂が基礎となり、12世紀にロマネスク様式の教会になった。その一部が正面入口に保存されている。ゴシック様式になったのは14世紀前半のこと。堂内の見どころは14世紀のステンドグラス、12世紀に作られたドイツ最古の金属製立像であるヴォルフラム燭台、16世紀にルーカス・クラーナハ(父)が描いた聖母マリアの板画など。
聖ゼヴェリ教会は9世紀にマインツ大司教が聖ゼヴルスの遺骨をここにあったベネディクト派の修道院に移したのが始まりとされている。大聖堂に比べて簡素だが装飾的で美しいオルガンがある。」
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大聖堂広場から見上げた大聖堂
駅から大聖堂広場まで十分徒歩圏内でしたが、時間の節約のため、トラムを利用しました。
3番かトラムで、たしか3番目の停留所で下車。
でも帰りは、駅まで歩きました。
大聖堂広場ではマーケットをやっていて、その写真を少し撮ったのですが、それはエアフルト編の後編の旅行記に入れました。
それから大聖堂広場には、何かのイベントのための仮設ステージもあったので、それらをよけたら、大聖堂広場から見上げた大聖堂の写真はこういう構図になりました。 -
本来、広場にぽつんとたたずんでいるはずの像
仮設ステージが背景で、絵にはならないけど、逆に面白いと思いました@ -
大聖堂広場にでんと占めていた仮設ステージ
このステージがあったため、大聖堂へは反対側の階段からアクセスしました。
帰りは大聖堂広場側に下りる階段を見つけて、仮設ステージの脇に出ました。 -
大聖堂の塔を見上げる
と思ったけれど、これはセヴァリ教会の方の塔だったかも。 -
聖像が立つ美しいゴシック様式の入口
-
大聖堂の扉の美しい天使の像と、すばらしい鉄の装飾の扉
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花の上に立つ、優しそうな聖母子像
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苦しみの笑みを浮かべた聖人像
誰かは分かりません。 -
ゴシックのヴォールト天井とステンドグラスが美しい大聖堂はちょうどミサの最中
-
すばらしいバロック祭壇
ミーハーな私はこういうのも大好きです。
ずっと東欧旅行をしてきたので、久しぶりで新鮮ということもあります。 -
側廊のアーチのくぼみの中にゴシック風の三翼祭壇画を見つけた@
バロックの祭壇に取り換えられる以前のものだろうと思います。 -
金地のすばらしい祭壇画
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中央の祭壇画はユニコーンをひざにのせた聖母と聖人たち
ユニコーンがなつくのは処女なので、聖母マリアの処女性も示している絵だと思います。
これがそうかわからないですが、絵画史で写真をよく見る絵です。 -
ドイツ中世のものらしい素朴な味わいのある木像のピエタ
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大聖堂の中央あたりから主祭壇の方を眺める
やはりこういう構造の建物は、10mmの超広角レンズの出番です。
超広角で、奥行きを強調するように撮ってみました。 -
ろうそく当番@
-
ロマネスク風のアーチと聖母子像
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面長でタレ目の独特な雰囲気のある聖母子像
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すっかり黒ずんだ古めかしい祭壇
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祭壇の中心の最後の晩餐の場面
両脇にいる聖人は、鍵を持った向かって左がペテロ、剣を持った右がもと軍人だったパウロでしょう。 -
美しい絵が描かれた棺桶とキリスト像
棺桶の中にキリストの像が横たわっていました。
そういうのはあまり見たことがなくて、私には珍しかったです。 -
殉死したときに使われたと思われる鉄の柵をアトリビュートとして右手に持つ聖人像
キリストの生涯の群像の中にいたら、キリストの弟子の若きヨハネかと思ったかもしれません。 -
イエス誕生のシーンの3賢者の来訪の木像
教会内は彫刻の宝庫です。 -
慈しみのマリア像
これを見ていたら、マリアさまでなくても、生まれてくる子がイエスでなくても、どの母親もきっと、無事に生まれてきた子にこうやって手をあわせて拝みたくなるのではないかと思いました。 -
こんなゴシック様式の東屋みたいなものもあり
天蓋の下に、なにか聖なる重要なものを守っているものですが、いわれとかわからず。
ただ、この彫刻のすばらしさを愛でるのみ。 -
「おーい、帰ってきたぞー、ただいまー!」
ってかんじのキリスト@
だって表情が、気のいいおっちゃんに見えたんですもの。
ひょっとしたら子供のキリストを背負った聖クリストフォロスかな、と思ったのですが、頭上の子供は羽があるので天使ですし、胸に十字架磔の際に受けた槍のキズ(聖痕)があるので、やはりこの「おっちゃん」は復活したキリストでしょう。 -
ゴシックらしい屋根と素敵な天井のコラボ
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主祭壇に向かって美しいゴシック建築を超広角レンズで楽しむ
教会内は、この旅行のために買ったおNewの超広角レンズ(Cannon 純性10-22mm ASP-Cサイズ)で撮るチャンスがたくさんで、楽しいです! -
煮込み鍋、じゃなくて、きっと洗礼用か何かの聖水入れ
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柱に張り付けられたすばらしいキリスト磔(はりつけ)の絵とパイプオルガンのあるアングルを超広角レンズで構図の面白さを狙う
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大聖堂内の随所にある、ぬくもりを感じさせる木像の聖人像・その1
手にしているのは香油の壺かな。
だとすれば、マグダラのマリア。 -
ぬくもりを感じさせる木像の聖女像・その2
聖母マリアの母の聖アンナではないかと。 -
すばらしいレリーフの像にも注目
全体を撮るのではなく、厳格そうな人柄を示す口元と聖書を読む手元、それから衣装の房飾りに注目して、わざと切り取ってみました@ -
ゴシックらしいシャンデリアと美しい天井を超広角レンズで
-
イチオシ
こんなモダンなステンドグラスも気に入った@
ふつうに撮ったら締まらない構図になりがちなステンドグラスをどうやって撮ったらよいか、何枚か試行錯誤した上でゲットできた写真です。
お気に入りの写真で、有力な表紙候補でした。 -
モダンアートな衝立のあった祭壇のあるアングルを超広角レンズで
大聖堂内の写真はここまで。 -
大聖堂のもう一つ別のゴシックな扉
アーチが重なったようなデザインにつくづく惚れ惚れ。 -
扉の中央には、女王さまのような聖母マリアと何かを手にした幼子イエスの石像
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おそらく12使徒のうちの3人
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ドラマチックなキリスト磔像
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隣のセヴェリ教会へ
6世紀の修道院がもととなった教会で、建物のラインにロマネスクらしさがありました。 -
バロックな主祭壇
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ステキなテラスとすばらしいパイプオルガンと、それをすっぽり収める教会の構造
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バロックらしい装飾がふんだんになされたパイプオルガン
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教会の壁にさりげなくあった昔の祭壇
ロマネスク時代のものでしょう。
極端な一点透視図法な絵も目を引きましたが、額を飾る木像も素朴なかんじでとてもすばらしいです。 -
妙に気に入った聖水入れ
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華やかな大天使ミカエルのレリーフ
天使でなければ、竜退治の聖ゲオルグかと思ったところです。
ただ、ミカエルが子供(幼子イエス?)を抱えている図というのは、あまり知らないです。 -
天使との戦いに敗れた悪魔
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セヴェリ教会の美しい主祭壇にせまる
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受胎告知の場面の絵を中央に抱くバロックの主祭壇
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壁にあった別のロマネスクな祭壇
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床にあった、だいぶすり減った墓石
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とても豪華な墓標
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イチオシ
聖人像や祭壇のシルエットと共に
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車引きの刑にされた聖カタリナ
幼子キリストと婚約した夢を見た聖女です。
まだキリスト教が禁じられていた古代ローマ時代にキリスト教徒になり、キリストの花嫁である理由で皇帝の求愛を断り車輪にくくりつけられて引きずられる刑にかけられたけれど、彼女を守るように車輪が壊たので、斬首されて殉教したという伝説があります。 -
さきほどのロマネスクな祭壇をもう一度
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何のシーンが描かれているのかわからないけれど、芝居の舞台チックで目を引いた絵
両脇のはだかのおじいさんの上半身のトーテム風の浮彫もステキです。 -
さきほどのすばらしいパイプオルガンを天井を入れたアングルでもう一度
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イチオシ
光が当たって静けさが増した一画
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思いっきりぼろぼろで痛々しいイエス像
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教会の本陣内にある小さな礼拝堂
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三翼祭壇画の中央は、黄金の輝きの中の聖母子
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レリーフが施された石棺
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石棺に近づいてみる
石棺の中で眠る死者はどうやら3人のようです。 -
イチオシ
来世でも一緒よ、と言わんばかりによりそう像
セヴェリ教会の写真おわり。
次はエアフルト編の後編の旅行記で、街中散策編です。
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