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ブラショフから、ブコヴィナ地方のグラ・フモルまで約6時間。長いドライブだったが、緑豊かな田園風景や丘陵地帯、新緑輝く山々、素朴で可愛らしい家並みや長閑な暮らしが垣間見える小さな町や村。飽きることがない楽しい時間だった。<br /><br />14世紀から17世紀にかけて、現在のルーマニア北東部と旧ソ連のモルドヴァ共和国を含む地域に栄えていたモルドヴァ公国。最盛期の15世紀には、ヨーロッパへと侵略を進めるオスマン・トルコ帝国との間に紛争が絶えず、多くの国がトルコ軍に落ちていった。<br /><br />モルドヴァ公国もオスマン・トルコの宗主権下にあったが、当時、和平条約を結んでは攻撃するというのが主要な外交手段であった。<br /><br />モルドヴァ公国のシュテファン大公(在位1457〜1504)は、トルコ軍に敢然と立ち向かい、戦闘で勝利を収めるたびに、神の加護を祝して修道院を建立した。<br /><br />シュテファン大公〜ボグダン3世(在位1504〜17)〜ペトル・ラレシュ公(在位1527〜38、1541〜46)の歴代名君の治世下、ルーマニア中世文化が発展し、モルドヴァ公国の黄金期を迎えた。<br /><br />この時期に、領主によって次々と建てられた修道院は、シュテファン大公が建立したものだけでも40余りあったという。<br /><br />それら修道院の中で、世界遺産に登録されているものは8つあるが、地球の歩き方では、主要な5つを「五つの修道院」として紹介している。

《ヨーロッパ最後の中世》といわれるルーマニアってどんな国!? その4 ★ふんだんに使われたヴォロネツ・ブルーに魅了される・・・ヴォロネツ修道院★

89いいね!

2015/04/27 - 2015/04/27

18位(同エリア470件中)

10

58

こあひる

こあひるさん

ブラショフから、ブコヴィナ地方のグラ・フモルまで約6時間。長いドライブだったが、緑豊かな田園風景や丘陵地帯、新緑輝く山々、素朴で可愛らしい家並みや長閑な暮らしが垣間見える小さな町や村。飽きることがない楽しい時間だった。

14世紀から17世紀にかけて、現在のルーマニア北東部と旧ソ連のモルドヴァ共和国を含む地域に栄えていたモルドヴァ公国。最盛期の15世紀には、ヨーロッパへと侵略を進めるオスマン・トルコ帝国との間に紛争が絶えず、多くの国がトルコ軍に落ちていった。

モルドヴァ公国もオスマン・トルコの宗主権下にあったが、当時、和平条約を結んでは攻撃するというのが主要な外交手段であった。

モルドヴァ公国のシュテファン大公(在位1457〜1504)は、トルコ軍に敢然と立ち向かい、戦闘で勝利を収めるたびに、神の加護を祝して修道院を建立した。

シュテファン大公〜ボグダン3世(在位1504〜17)〜ペトル・ラレシュ公(在位1527〜38、1541〜46)の歴代名君の治世下、ルーマニア中世文化が発展し、モルドヴァ公国の黄金期を迎えた。

この時期に、領主によって次々と建てられた修道院は、シュテファン大公が建立したものだけでも40余りあったという。

それら修道院の中で、世界遺産に登録されているものは8つあるが、地球の歩き方では、主要な5つを「五つの修道院」として紹介している。

旅行の満足度
5.0
  • まもなく16時になります。やっと車から降りての観光がスタートってところです。<br /><br />グラ・フモルから南に8km・・・ヴォロネツ村を通り過ぎたところに修道院があります。駐車場から、墓地や修道院の建物が少しだけ見えました。

    まもなく16時になります。やっと車から降りての観光がスタートってところです。

    グラ・フモルから南に8km・・・ヴォロネツ村を通り過ぎたところに修道院があります。駐車場から、墓地や修道院の建物が少しだけ見えました。

  • 墓地の横を通って・・・<br /><br />修道院の入場料は、どこも大人5レイ(約150円)、撮影代(教会堂の内部は撮影禁止)10レイ(約300円)。撮影代の方が高いのが笑っちゃいますが(しかも外観やお庭だけってのも・・・)、お布施のつもりで・・・もちろん払いますよ〜。<br /><br />基本的に・・・内部撮影は禁止なんですが・・・そのあたりはルーマニア・・・緩いようでした・・・。

    墓地の横を通って・・・

    修道院の入場料は、どこも大人5レイ(約150円)、撮影代(教会堂の内部は撮影禁止)10レイ(約300円)。撮影代の方が高いのが笑っちゃいますが(しかも外観やお庭だけってのも・・・)、お布施のつもりで・・・もちろん払いますよ〜。

    基本的に・・・内部撮影は禁止なんですが・・・そのあたりはルーマニア・・・緩いようでした・・・。

  • ヴォロネツ修道院Manastirea Voronetは、1488年にシュテファン大公が、トルコ人をドナウ川の南まで追い返すことができれば教会を建立すると誓い、勝利を収めたので、聖ゲオルゲに捧げる尼僧院として創建を命じたものといわれます。<br /><br />日本でも、蘇我氏側についた厩戸皇子が、蘇我・物部氏の戦いの時、勝たせてくれたら寺を建てると四天王に祈願して、勝利したので四天王寺を建てた・・・という伝説を思い出しました。

    ヴォロネツ修道院Manastirea Voronetは、1488年にシュテファン大公が、トルコ人をドナウ川の南まで追い返すことができれば教会を建立すると誓い、勝利を収めたので、聖ゲオルゲに捧げる尼僧院として創建を命じたものといわれます。

    日本でも、蘇我氏側についた厩戸皇子が、蘇我・物部氏の戦いの時、勝たせてくれたら寺を建てると四天王に祈願して、勝利したので四天王寺を建てた・・・という伝説を思い出しました。

  • 後陣のある東側(円筒形になった部分)には、聖人たちが描かれています。<br /><br />菅原さんが、どこまでどうついてきてくれるスタイルなのかわからないけれど、城壁のような石塀をくぐって、中庭に入ったら・・・もう私は・・・カメラを握りしめ、一人歩き・・・。<br /><br />写真を撮り歩くのに連れ合いは邪魔なので・・・菅原さんのもとに置いてっちゃおう〜(笑)。←以後、このパターンが定着(*&#39;▽&#39;)〜。<br /><br />ビザンチン様式とゴシック様式が融合した建物は当時の典型的なデザイン、後陣部分は上から見ると三つ葉の形をしています。

    後陣のある東側(円筒形になった部分)には、聖人たちが描かれています。

    菅原さんが、どこまでどうついてきてくれるスタイルなのかわからないけれど、城壁のような石塀をくぐって、中庭に入ったら・・・もう私は・・・カメラを握りしめ、一人歩き・・・。

    写真を撮り歩くのに連れ合いは邪魔なので・・・菅原さんのもとに置いてっちゃおう〜(笑)。←以後、このパターンが定着(*'▽')〜。

    ビザンチン様式とゴシック様式が融合した建物は当時の典型的なデザイン、後陣部分は上から見ると三つ葉の形をしています。

  • 内壁・外壁に描かれた壁画は、1534〜35年に、当時の大学者であるグリゴレ・ロシカ大司教の命で描かれたもので、張り出し屋根も同大司教の命により、1547年に増築されたもの。<br /><br />シュテファン大公が建立した当時から、フレスコ画が描かれていたのではないのですねぇ・・・。これは知らなかったわ・・・。

    内壁・外壁に描かれた壁画は、1534〜35年に、当時の大学者であるグリゴレ・ロシカ大司教の命で描かれたもので、張り出し屋根も同大司教の命により、1547年に増築されたもの。

    シュテファン大公が建立した当時から、フレスコ画が描かれていたのではないのですねぇ・・・。これは知らなかったわ・・・。

  • 信仰心の篤かったシュテファン大公は、国家の存続を祈り、地方統治の要として修道院を建立しました。<br /><br />要塞としての機能だけでなく、人々の信仰心を集める象徴的な場所にもなり、その中にある教会堂の内壁・外壁が色鮮やかなフレスコ画で、全面覆い尽くされていることが多くなっています。

    信仰心の篤かったシュテファン大公は、国家の存続を祈り、地方統治の要として修道院を建立しました。

    要塞としての機能だけでなく、人々の信仰心を集める象徴的な場所にもなり、その中にある教会堂の内壁・外壁が色鮮やかなフレスコ画で、全面覆い尽くされていることが多くなっています。

  • 南側には、イエスの物語を系統的にあらわした「エッサイの木」が描かれ、ブドウの木をモチーフにした8点の連作の中に、100人近くの人物が登場しています。

    南側には、イエスの物語を系統的にあらわした「エッサイの木」が描かれ、ブドウの木をモチーフにした8点の連作の中に、100人近くの人物が登場しています。

  • 「ヴォロネツ・ブルー」と呼ばれる、青とも水色とも言い切れない深みのある色が基調・・・。

    「ヴォロネツ・ブルー」と呼ばれる、青とも水色とも言い切れない深みのある色が基調・・・。

  • 通常、教会堂の出入り口は西側にありますが、ヴォロネツ修道院は、南側に小さな出入口があるだけ。

    通常、教会堂の出入り口は西側にありますが、ヴォロネツ修道院は、南側に小さな出入口があるだけ。

  • 出入口の上部あたり。

    出入口の上部あたり。

  • 出入口あたりの壁画は、「エッサイの木」でなく、聖書や聖人について色々なお話の場面を描いているようです。<br /><br />それにしても・・・鮮やかな色彩ですねぇ〜。

    出入口あたりの壁画は、「エッサイの木」でなく、聖書や聖人について色々なお話の場面を描いているようです。

    それにしても・・・鮮やかな色彩ですねぇ〜。

  • そして・・・西側には、「東のシスティーナ礼拝堂」とも評され、モルドヴァ地方にある修道院のなかでも最高傑作と称賛される「最後の審判」。

    そして・・・西側には、「東のシスティーナ礼拝堂」とも評され、モルドヴァ地方にある修道院のなかでも最高傑作と称賛される「最後の審判」。

  • 本来はこちら側にあるはずの出入り口を犠牲にして、大きな一面を使って描かれた「最後の審判」は圧倒的です。<br /><br />宗教場面でありながらも、大天使がブチュンというルーマニアの吹楽器を拭いていたり、地獄に落ちたのは、ターバンを巻いたトルコ人だったり・・・など、当時のモルドヴァ地方の人々の姿形で描かれていたり、最も恐るべき強敵であったトルコ人やタタール人が(悪者として)登場しています。

    本来はこちら側にあるはずの出入り口を犠牲にして、大きな一面を使って描かれた「最後の審判」は圧倒的です。

    宗教場面でありながらも、大天使がブチュンというルーマニアの吹楽器を拭いていたり、地獄に落ちたのは、ターバンを巻いたトルコ人だったり・・・など、当時のモルドヴァ地方の人々の姿形で描かれていたり、最も恐るべき強敵であったトルコ人やタタール人が(悪者として)登場しています。

  • ちょうど日の加減で強い影ができてしまって・・・写真だと見づらいです。<br /><br />中央上部に神の窓が開き、三位一体を構成する神、イエスと聖霊(鳩)が描かれ、イエスの足元からは炎の川が広がり、最後の審判が始まっています。イエスの横に座っているのは、聖人などのお偉いさん。<br /><br />炎の川の左が天国、右が地獄になります。最後の審判では、死者もすべて蘇り裁かれます。

    ちょうど日の加減で強い影ができてしまって・・・写真だと見づらいです。

    中央上部に神の窓が開き、三位一体を構成する神、イエスと聖霊(鳩)が描かれ、イエスの足元からは炎の川が広がり、最後の審判が始まっています。イエスの横に座っているのは、聖人などのお偉いさん。

    炎の川の左が天国、右が地獄になります。最後の審判では、死者もすべて蘇り裁かれます。

  • 西側壁画の左右が少し折れ曲がったような形(柱)になっています。柱部分のフレスコ画はだいぶ剥げてしまっているので、この柱のお陰で、西側のフレスコ画が比較的守られてきたということもあります。

    西側壁画の左右が少し折れ曲がったような形(柱)になっています。柱部分のフレスコ画はだいぶ剥げてしまっているので、この柱のお陰で、西側のフレスコ画が比較的守られてきたということもあります。

  • この人々は・・・完璧に地獄の悪魔に捕らわれていますね。

    この人々は・・・完璧に地獄の悪魔に捕らわれていますね。

  • こちらの人々は、天国への扉の前で、順番待ちの人々。詰まってますね〜〜(笑)。殺到しているのでしょうか。

    こちらの人々は、天国への扉の前で、順番待ちの人々。詰まってますね〜〜(笑)。殺到しているのでしょうか。

  • 下段には、聖母マリアなどのお偉いさん。その上段は、天国に行くことが決まっている人たちが、順番待ちの列ですね〜。けっこう混雑してるようです。天国への扉は狭い・・・っていうもんね〜?

    下段には、聖母マリアなどのお偉いさん。その上段は、天国に行くことが決まっている人たちが、順番待ちの列ですね〜。けっこう混雑してるようです。天国への扉は狭い・・・っていうもんね〜?

  • そして・・・北側は、もっとも風雪に晒されるせいで、フレスコ画はかなり劣化し、剥げて傷んでいます。このまま消えるに任せるのでしょうか・・・(キレイなフレスコ画部分なんかは修復作業が行われたようですが)。<br /><br />南側の出入口あたりで、色々な場面が描かれていたのと同様のパターン。天地創造やアダムの誘惑などの場面が描かれているらしいですが、大変観察しづらくなってしまっています。

    そして・・・北側は、もっとも風雪に晒されるせいで、フレスコ画はかなり劣化し、剥げて傷んでいます。このまま消えるに任せるのでしょうか・・・(キレイなフレスコ画部分なんかは修復作業が行われたようですが)。

    南側の出入口あたりで、色々な場面が描かれていたのと同様のパターン。天地創造やアダムの誘惑などの場面が描かれているらしいですが、大変観察しづらくなってしまっています。

  • 窓枠はゴシック様式。

    窓枠はゴシック様式。

  • 屋根の上にある塔にも、フレスコ画が描かれていますが、そちらもだいぶ劣化しています。屋根は、瓦ではなく、鱗のような形をした木の板状のものが使われています。

    屋根の上にある塔にも、フレスコ画が描かれていますが、そちらもだいぶ劣化しています。屋根は、瓦ではなく、鱗のような形をした木の板状のものが使われています。

  • 教会堂を一周して東側に戻ってきました。

    教会堂を一周して東側に戻ってきました。

  • 領主によって建てられたモルドヴァ地方の修道院は、高く厚い石塀で囲まれ、敵の侵入を防ぐ砦として機能するように建てられています。<br /><br />石塀の内側のお庭はとてもキレイに手入れされています。<br />

    領主によって建てられたモルドヴァ地方の修道院は、高く厚い石塀で囲まれ、敵の侵入を防ぐ砦として機能するように建てられています。

    石塀の内側のお庭はとてもキレイに手入れされています。

  • チケットやちょっとしたお土産を売っている入場口だった部分は、塔になっているのですね〜。見張り塔の役割もあったのでしょうね。上に登れないみたい。

    チケットやちょっとしたお土産を売っている入場口だった部分は、塔になっているのですね〜。見張り塔の役割もあったのでしょうね。上に登れないみたい。

  • 修道院は、ブコヴィナ地方がハプスブルク帝国の配下に置かれる直前の1785年まで約300年続き、およそ2世紀の空白のあと、共産政権が倒れた1991年に再開しました。<br /><br />教会堂を取り囲む建物は、修道院の僧房などとして使われています。現在でも、修道女たちは、礼拝を中心として、農作業やイコン製作などの生活をしながら、観光ガイドも行っています。<br /><br />

    修道院は、ブコヴィナ地方がハプスブルク帝国の配下に置かれる直前の1785年まで約300年続き、およそ2世紀の空白のあと、共産政権が倒れた1991年に再開しました。

    教会堂を取り囲む建物は、修道院の僧房などとして使われています。現在でも、修道女たちは、礼拝を中心として、農作業やイコン製作などの生活をしながら、観光ガイドも行っています。

  • すっかり青空。

    すっかり青空。

  • 教会堂の中へ入ります。連れ合いと菅原さんは、お庭のベンチで寛いでいるようです。<br /><br />私は、つい撮影に夢中のマイペースになっちゃうので、有難い距離感。<br /><br />まずいきなり、奥の身廊(ナオス)から・・・。身廊(ナオス)は、信徒たちがミサを行う場所です。そんなに広くない身廊(ナオス)は、アーチの出入り口のある壁によって2つの部分に分かれていました(もしかしたら、手前の部屋を身廊(ナオス)とは呼ばないのかもしれませんが)。<br /><br />私が入った時には、ちょうど十数人の団体さんも入っていて・・・バシャバシャと皆、撮影しているではないですか〜。<br /><br />内部撮影禁止のはずなのに・・・と思いつつも、皆が堂々と撮ってるので、どさくさに紛れて私も撮りまくりました(*´Д`)。<br /><br />身廊(ナオス)にあるイコノスタスというものが正教会の特徴です。イコノスタスとは、祭壇のある至聖所と、信者が礼拝を行う身廊(ナオス)とを区切る壁です。<br /><br />イコノスタスは、たくさんのイコンで覆われ、精緻な彫刻が施され、黄金に輝いています(ブコヴィナの修道院のイコノスタスはどこもこんな感じでした)。

    教会堂の中へ入ります。連れ合いと菅原さんは、お庭のベンチで寛いでいるようです。

    私は、つい撮影に夢中のマイペースになっちゃうので、有難い距離感。

    まずいきなり、奥の身廊(ナオス)から・・・。身廊(ナオス)は、信徒たちがミサを行う場所です。そんなに広くない身廊(ナオス)は、アーチの出入り口のある壁によって2つの部分に分かれていました(もしかしたら、手前の部屋を身廊(ナオス)とは呼ばないのかもしれませんが)。

    私が入った時には、ちょうど十数人の団体さんも入っていて・・・バシャバシャと皆、撮影しているではないですか〜。

    内部撮影禁止のはずなのに・・・と思いつつも、皆が堂々と撮ってるので、どさくさに紛れて私も撮りまくりました(*´Д`)。

    身廊(ナオス)にあるイコノスタスというものが正教会の特徴です。イコノスタスとは、祭壇のある至聖所と、信者が礼拝を行う身廊(ナオス)とを区切る壁です。

    イコノスタスは、たくさんのイコンで覆われ、精緻な彫刻が施され、黄金に輝いています(ブコヴィナの修道院のイコノスタスはどこもこんな感じでした)。

  • この地方の教会堂は、ほかの地方とは異なり、決して大きな建物ではありません。<br /><br />信徒が入ることのできる身廊(ナオス)には、地域の支配者が祈りに来て、主な祭日には、建立者やその子孫が顔を見せに来ました。<br /><br />一般の信徒たちが、教会堂の中まで足を踏み入れてミサを聴いたりすることはめったになかったそうです(たぶんそういうお偉いさんたちで一杯になっちゃうんでしょう、狭いから・・・)。祭日の時、信心深い信徒たちに、教会の中を見せることができないため、ある頃から教会の壁の外に絵を画く習慣ができたとも言われています。<br /><br />あるいは、中世には庶民は文字が読み書きできなかったり、視覚的な媒体がほとんどなかったので、神の教えや歴史を絵で表したとも言われます。

    この地方の教会堂は、ほかの地方とは異なり、決して大きな建物ではありません。

    信徒が入ることのできる身廊(ナオス)には、地域の支配者が祈りに来て、主な祭日には、建立者やその子孫が顔を見せに来ました。

    一般の信徒たちが、教会堂の中まで足を踏み入れてミサを聴いたりすることはめったになかったそうです(たぶんそういうお偉いさんたちで一杯になっちゃうんでしょう、狭いから・・・)。祭日の時、信心深い信徒たちに、教会の中を見せることができないため、ある頃から教会の壁の外に絵を画く習慣ができたとも言われています。

    あるいは、中世には庶民は文字が読み書きできなかったり、視覚的な媒体がほとんどなかったので、神の教えや歴史を絵で表したとも言われます。

  • 照明は点いていても・・・写真で撮るには何しろ暗めで・・・ブレやすいので、同じところを何枚も撮っちゃいました。

    照明は点いていても・・・写真で撮るには何しろ暗めで・・・ブレやすいので、同じところを何枚も撮っちゃいました。

  • イコノスタスには3つの扉があり、中央を王門、向かって右側が南門、左側が北門と呼ばれます。<br /><br />礼拝時でないため、イコノスタスの3つの扉は閉まっており、その奥の至聖所(祭壇がある部分)は通常見ることができません。<br /><br /><br /><br />

    イコノスタスには3つの扉があり、中央を王門、向かって右側が南門、左側が北門と呼ばれます。

    礼拝時でないため、イコノスタスの3つの扉は閉まっており、その奥の至聖所(祭壇がある部分)は通常見ることができません。



  • 身廊(ナオス)の壁は、床以外、フレスコ画で埋め尽くされています。<br /><br />

    身廊(ナオス)の壁は、床以外、フレスコ画で埋め尽くされています。

  • 天井のフレスコ画。中央のドーム状の一番高い天に、イエスがいます。この部分が塔にあたります。

    天井のフレスコ画。中央のドーム状の一番高い天に、イエスがいます。この部分が塔にあたります。

  • 身廊(ナオス)の奥の部屋と手前の部屋との境の壁。窓からのわずかな光によって、宗教的場面が描かれているのが良く見えます。

    身廊(ナオス)の奥の部屋と手前の部屋との境の壁。窓からのわずかな光によって、宗教的場面が描かれているのが良く見えます。

  • お庭にいた連れ合いと菅原さんが入ってきて、菅原さんによると、誰も(修道女の見張りとか)いないときなんかには撮影しても大丈夫だって・・・注意されたら止めればいいって感じ・・・が日常的風景のよう。さすがルーマニア・・・そのあたり緩い感じ。<br /><br />でも菅原さんに言われる前に、とっくに撮っちゃってますから・・・(ノД`)・゜・。。<br /><br />宗教的な理由よりも、フラッシュを焚く人がいるから禁止されているんじゃないかな・・・と。確かに、同じように古い正教会の教会堂でも、撮影(ノーフラッシュで)OKのところもありました(マラムレシュ地方の木造教会など)。そのうちノーフラッシュで撮影OKになっていくんじゃないかな〜ともおっしゃってました。

    お庭にいた連れ合いと菅原さんが入ってきて、菅原さんによると、誰も(修道女の見張りとか)いないときなんかには撮影しても大丈夫だって・・・注意されたら止めればいいって感じ・・・が日常的風景のよう。さすがルーマニア・・・そのあたり緩い感じ。

    でも菅原さんに言われる前に、とっくに撮っちゃってますから・・・(ノД`)・゜・。。

    宗教的な理由よりも、フラッシュを焚く人がいるから禁止されているんじゃないかな・・・と。確かに、同じように古い正教会の教会堂でも、撮影(ノーフラッシュで)OKのところもありました(マラムレシュ地方の木造教会など)。そのうちノーフラッシュで撮影OKになっていくんじゃないかな〜ともおっしゃってました。

  • 木製の椅子がとっても素晴らしい。お偉いさん用なのでしょう。

    木製の椅子がとっても素晴らしい。お偉いさん用なのでしょう。

  • 身廊(ナオス)の手前側の部屋・・・だったと思います。2つの部分に分かれた身廊(ナオス)を行ったり来たりしていたので、どの写真がどっちだかわからなくなりました(*´з`)。<br /><br />聖人が拷問されたり処刑される場面がほとんどで、残酷なシーンも多いです。<br />

    身廊(ナオス)の手前側の部屋・・・だったと思います。2つの部分に分かれた身廊(ナオス)を行ったり来たりしていたので、どの写真がどっちだかわからなくなりました(*´з`)。

    聖人が拷問されたり処刑される場面がほとんどで、残酷なシーンも多いです。

  • 天井。

    天井。

  • 外への出入口のある拝廊(プロナオス)へと出ます。

    外への出入口のある拝廊(プロナオス)へと出ます。

  • 拝廊(プロナウス)には、細かく区切られた絵がすき間なく描かれています・・・365日カレンダーになっているんだそうです。

    拝廊(プロナウス)には、細かく区切られた絵がすき間なく描かれています・・・365日カレンダーになっているんだそうです。

  • これだけギッシリと描かれて・・・圧倒的です。あんぐりと口を開けて・・・首が痛くなるほど真上まで・・・。<br /><br />フレスコ画って、漆喰が乾かない数時間のうちに、1平方メートル以上の面積を完成させなければならない(しかも訂正はほぼ不可能)ので、かなり困難な作業らしいです。

    これだけギッシリと描かれて・・・圧倒的です。あんぐりと口を開けて・・・首が痛くなるほど真上まで・・・。

    フレスコ画って、漆喰が乾かない数時間のうちに、1平方メートル以上の面積を完成させなければならない(しかも訂正はほぼ不可能)ので、かなり困難な作業らしいです。

  • 美しいです〜!

    美しいです〜!

  • ブコヴィナ地方の修道院は、個々に違いはあれど、描かれるテーマは一緒だし、どこも似通っているので、いくつも見ているうちにどれがどれだかわからなくなっちゃうだろうけれど・・・やや暗いトーンのヴォロネツ・ブルーが美しく、大きな壁一面に描かれた「最後の審判」はかなり印象に残りました。最初の修道院だからインパクトが強いのかな。

    ブコヴィナ地方の修道院は、個々に違いはあれど、描かれるテーマは一緒だし、どこも似通っているので、いくつも見ているうちにどれがどれだかわからなくなっちゃうだろうけれど・・・やや暗いトーンのヴォロネツ・ブルーが美しく、大きな壁一面に描かれた「最後の審判」はかなり印象に残りました。最初の修道院だからインパクトが強いのかな。

  • なんと・・・日本語のガイドブックが売っているんです、ビックリ〜〜!菅原さんが、日本語のものがあるはず・・・と言って、売店の修道女に聞いてくれました。ヴォロネツ修道院には置いていなくて(たまたま無かったのかも)、次に訪れたフモル修道院で買うことができました。<br /><br />

    なんと・・・日本語のガイドブックが売っているんです、ビックリ〜〜!菅原さんが、日本語のものがあるはず・・・と言って、売店の修道女に聞いてくれました。ヴォロネツ修道院には置いていなくて(たまたま無かったのかも)、次に訪れたフモル修道院で買うことができました。

  • 頑丈な石塀に囲まれた修道院から出て、お墓の横を通って駐車場へ・・・。<br /><br />ちょっと先に車に行っていて・・・と、連れ合いを菅原さんに預けて(すみませんね〜・・・ほんとに勝手で・・・)私はちょっと墓地撮影に寄り道。<br /><br />

    頑丈な石塀に囲まれた修道院から出て、お墓の横を通って駐車場へ・・・。

    ちょっと先に車に行っていて・・・と、連れ合いを菅原さんに預けて(すみませんね〜・・・ほんとに勝手で・・・)私はちょっと墓地撮影に寄り道。

  • 修道院のまわりは、のどかな田舎の風景。小川も流れています。

    修道院のまわりは、のどかな田舎の風景。小川も流れています。

  • のどかな風景だなぁ。ブコヴィナ地方は雪深いエリアなので、やっと春が来た・・・という感じなのでしょう。<br /><br />そろそろ16時半になります。<br /><br />今日最後の目的地、フモル修道院へと向かいます。グラ・フモルを挟んで反対側・・・グラ・フモルの北7kmにあります。<br /><br />次編へ続きます。

    のどかな風景だなぁ。ブコヴィナ地方は雪深いエリアなので、やっと春が来た・・・という感じなのでしょう。

    そろそろ16時半になります。

    今日最後の目的地、フモル修道院へと向かいます。グラ・フモルを挟んで反対側・・・グラ・フモルの北7kmにあります。

    次編へ続きます。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • マリアンヌさん 2016/03/31 12:48:59
    モルドヴァ地方♪
    こあひるさん、こんにちわ。

    ルーマニア行かれたのですね。
    チェックが遅くて出遅れてま〜す。

    10年前位にツアーで行ったのですが、モルドヴァ地方やマラムレシュには行けてないのです。ずっと気になっていたのですが、一人旅ですと何せ公共交通機関が無いし、治安も少々心配で。
    いつしか出かけてみたいので、旅行記を参考にさせていただきます。

    フレスコ画、想像以上によく残ってますね。
    素晴らしいです。
    エッサイの木は、ブルガリアの田舎の教会の壁画でも見ました。

    昔とあまり変わらす荷車(ドナドナドナ・・・と歌い出しそう)も存在してるし、こあひるさん、乗っちゃったんですよね。いいなぁ。
    何だか懐かしい日本を感じるのは、私が年配のせいでしょうか(笑)

    続きも楽しませていただきます。

    マリアンヌ

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2016/04/02 12:00:17
    RE: モルドヴァ地方♪
    マリアンヌさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございま〜す。

    ルーマニアに行ったのは昨年のGWなのですが、ついこないだのような気もするし、はるか夢の世界・・・現実にあんな風景の中にいたのかな・・・という気もします。細かいところの記憶がだいぶ飛んでしまっていますが、旅行記を作っていると、その場に戻ったような気分になります。

    ツアーだと、なかなか北の方までは行くものはなさそうですものね〜。ルーマニア広いから・・・。かなりアクセスが悪いし、移動ばかりになっちゃいがちなので、ツアーでそちらエリアに重点をあてて周ってくれるものがあれば、効率的でいいのにねぇ。

    治安はそんなに悪くないと思いますが・・・人々も明るくて優しいし。一人旅だと、ちょっと心細いところはあるかもしれませんね。それでも、マラムレシュ地方には、行ってみる価値のある魅力が勝っています。

    いつまでもこんな雰囲気でいられるかどうかわかりませんが・・・素朴で美しい風景がいつまでも残るといいなぁ〜。

    こあひる
  • ガブリエラさん 2015/05/19 13:24:32
    フレスコ画、すごいですね♪
    こあひるさん☆

    こんにちは♪

    ヴォロネツ修道院、すごいですね!!!
    フレスコ画だけなら、リラの修道院よりすごいかも!

    現地のお住まいの方のガイドだと、さすが見どころをおさえられてて、素敵ですね(*^_^*)
    ツアーだと、こうはいきませんからね(^_-)-☆

    つれあい様、こあひるさんが撮影中は、きっと菅原さんとお話しされてたのでしょうね(^O^)
    人見知りされない方だから、いいですね♪

    車窓の風景でも、綺麗に撮られてますね!
    私なんて、バスの車中から撮ると、半分くらボツ写真です(苦笑)。
    ルーマニアは、ちょっと田舎の方にいくと、廃墟のような家があったり、ブカレストとは違って、面白いですよね♪

    ガブ(^_^)v

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2015/05/21 10:18:00
    RE: フレスコ画、すごいですね♪
    ガブちゃん、こんにちは。

    リラの修道院は凄そうですよね〜。施設自体が立派で大きそうだし、フレスコ画は、もっと極彩色っぽいのかな〜(ガイドブックでしか見てないですが)?

    菅原さんには、行きたいスポットの希望を伝えて、ルートやホテルなどはお任せしたのですが(何しろ、地理感・距離感が全く見当つかないので)、希望を叶えてくれて本当に感謝しています。思ったよりも、各スポットが遠く、山越えになるので驚きました。

    現地でのバスツアーと違って、自由にふるまえるので、お金がかかっても、私にはこういう手しかありません(バスツアーだと、絶対はぐれます)。

    ブラショフやシギショアラなんかの旧市街は、中世のままの建物が残り、とてもよかったですが、これらはいつも訪れるヨーロッパの旧市街の町並みと同じような感じなので、そんなに感激はしないし新鮮味もなかったですが、ルーマニアの田舎では、初めて見る光景も多いし、ルーマニア独自の家並みもよくわかり・・・ほんとに楽しく、飽きない車窓でした。助手席でず〜っとシャッター押し続けていました。

    こあひる
  • るなさん 2015/05/16 11:07:24
    ここは見たい!!ホントに素敵。
    こあひるお姉ちゃま、こんにちは。

    いやぁ〜この修道院はよく目にするけど、やっぱりフレスコ画は圧巻ですね。
    歴史を重ねたブルーが本当に素敵。

    壁面いっぱいに描かれたフレスコ画、欧州ではよく目にするけど、ヴォロネツ修道院はまた独特な空気が流れてるような....

    ルーマニアに行きたいと思ってるのは、この修道院を訪ねたいって思ってるから。

    No.3で、引き続き田舎風景も楽しませてもらいました。
    素朴な生活スタイル、そうだね。
    中世の街並みとかって欧州各地よく喩えられてるけど、観光地化されてる感は否めないし、綺麗に造り上げられてる風にも感じられる街も多い中、こうして発展しないのがいいのか悪いのか、昔のままの生活を保っていると言う、これがホントに欧州最後の中世なのかもね。
    石畳こそ昔のまま、建物も年月を経たものが多いのは、立派に中世気分を味わえるけど^^;

    どんどん機械化され、ハイテクになっていくことは、便利ではあるけど味気ないと思うこともしばしばあるのが現実。
    開発に伴い犯罪も増えていく...。
    何がいいのかわからなくなりますね。

    生活する上ではどうしても便利さを優先してしまいがち。
    旅もそうね。
    でも、私はいつもなるべく公共交通機関を使うようにはしています。その土地の人に混じって、少しでも現地の日常を味わいたいって思うから。
    間違えても、それが思い出となって、目的地へ辿りつけた時には小さな達成感もあるしね(笑)

    著名観光地は情報も多くてどうなの?....って話を前回したけど、ここの土地の方たちはそんな情報量は気にはならないのかもね。

    るなっち

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2015/05/19 10:12:16
    RE: ここは見たい!!ホントに素敵。
    るなっち、こんちは〜!

    私は、外壁面いっぱいに描かれた教会堂ってのは初めて見ましたが、もしもともとのように、全面の色彩がキレイに蘇ったら凄いだろうなぁ・・・と思いました。

    剥げかかっているのにも味があっていいけど、このままだとどんどん浸食が進んで消えていっちゃうので・・・もちろん修復はしているようだけど、剥げかかっているあたりに、どこまで手を加えるのがいいのか・・・難しいですね。

    発展しないままの昔ながらの生活スタイル・・・が今になって注目される風景となっているのは、色々な条件のせいでそうなってしまったのだろうけど、微妙なバランスですねぇ〜。

    今、出稼ぎで稼いできたお金で、素朴ながらもこぎれいなお家にどんどん建て替えられているのが見られるので、これから普通のヨーロッパの田舎の風景に変わっていってしまうのかなぁ・・・なんて寂しさをこちらは感じますが・・・。日本人が、昭和の風景を懐かしんだり、当時の生活スタイルに郷愁を覚えながらも、今の便利な生活からは抜け出せない・・・のと同じような感じかなのかなぁ。

    こあひる
  • ももであさん 2015/05/15 21:32:42
    おそるべし、こあひるセンサー!!
    でたぁ〜

    ドラキュラ、チャウシェスク、コマネチのイメージが
    先行するローマ人の国ですが…

    マラムレシュ地方がいかに素晴らしいエリアであるか
    行ったことのない猫でも知っているくらいです。

    こあひるさん行ったんだ〜♪ うらめしや〜(あれ?)
    それもマラムレシュ地方を特に狙ったなんて、
    おそるべし、こあひるセンサー!!
    ブコヴィナもいいですね〜。
    一見大人しそうな村人にはラテンの血が流れているし♪

    次回マイナーな場所へ行かれる時は、お抱えドライバー
    としてご指名下さい。クライアント様のご要望にお応え
    して、24時間好きな場所で嫌というほど写真が撮れます。

    お安くしときます!?

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2015/05/16 14:31:34
    RE: おそるべし、こあひるセンサー!!
    ももであさん、こんにちは〜!

    そうそう!ルーマニアっていうと、まずそのあたりが浮かんで、ヨーロッパでも貧しい方の国だ・・・ってことくらい。

    ももであ猫ちゃん、マラムレシュ地方が素晴らしいとすでに嗅ぎ付けているとはさすが・・・。

    初ルーマニアだったので、やはりあちこち行きたくなって、シギショアラやブラショフなどの観光街にも行きましたが、行く前から、一番行きたい!と惹かれたのはマラムレシュでした。そして、帰ってきて一番よかった・・・と思ったのは、やっぱりマラムレシュでした。

    ルーマニア人がラテン系のせいなのかどうかわかりませんが・・・マジャル人に比べると、かなり適当で緩いようです。仕事っぷりも、全然違うそうですよ。

    あら・・・ドライバー指名、本気にしちゃいますよ〜〜!

    こあひる
  • aoitomoさん 2015/05/15 20:15:22
    内部フレスコ画にもびっくり!
    こあひるさん

    『ヴォロネツ修道院』
    外壁のフレスコ画が色落ちせずに残っているのが凄いです。
    フレスコ画部分は修復作業が行われたようですね。
    さすがに北側は見えにくく劣化してますが。

    出入口あたりの壁画のアップの写真も初めて見ました。
    こちらは、イタリア・パドヴァの『スクロヴィーニ礼拝堂』の壁画と雰囲気が似てます。

    『最後の審判』
    オスマン・トルコなどの侵略が脅威だったこと。
    それに立ち向かう勇気を与えてくれる『最後の審判』だったのでしょうね。
    こちらのアップも分かりやすいです。

    『内部撮影』
    回りが撮影していてラッキー(爆)
    海外にはよくありますね。
    撮影禁止でも、その辺が曖昧なときって。
    お陰で内部写真も満喫させていただきました。(笑)
    フラッシュの光でフレスコ画は痛みますから、フラッシュ無し撮影が今後増えていくでしょうね。

    『日本語のガイドブック』
    日本語のガイドブックがあって良かったですね。
    フレスコ画の解説も知りたいですしね。
    でも予想以上のフレスコ画でした。

    ヴォロネツ修道院満喫させていただきました〜

    aoitomo

    こあひる

    こあひるさん からの返信 2015/05/16 14:25:44
    RE: 内部フレスコ画にもびっくり!
    aoitomoさん、こんにちは。

    風雪に晒されて、何百年もよく残っていた・・・と感嘆しますよね〜。世界遺産なので、補修をしてきちんと保存していこうということにはしているみたいです。今でも修道女たちによって、組織的にキレイに管理されていました。

    ひとつひとつの絵を細かく見るというより、全体的に色彩とか模様として眺めた・・・という感じでしたが、最近では、写真に撮ってきたものを拡大して後からじっくりみることができるので便利ですね。

    ブコヴィナの修道院の壁画は、悪者や地獄行きは、ターバンを巻いたトルコ人になっていますね〜、どこも。当時、実際にはトルコの方が勢力が勝り、どんどん侵略してきていたので、願望や祈りの気持ちもこもっているんでしょうね。

    内部撮影・・・いけないんだろうな〜とわかっていても、隙あらば撮りたい!という欲望を抑えられませんでした(笑)。4つ訪れたブコヴィナの修道院のうち、2つは内部撮影のチャンスに恵まれました。それぞれ違いはあれど、全体的にはどこも似通っているので、写真に撮ったところは記憶・・・いや記録に残るので、あとから整理しやすいのですが・・・撮れなかったところは、もうすでに記憶ないです(爆)。

    海外で日本語のガイドブックがあるってのは本当に稀ですし、ルーマニアで?ととっても驚きました。中身は、ネットで見たら同じ文章が載っていてな〜んだ・・・って思っちゃいましたが、でも目が疲れないし、アナログな私には紙のほうが向いています。


    こあひる

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