水磨鎮の仙女（成都・臥龍・碧峰峡のパンダ基地と映秀・三江のパンダ　５-６日目)

2015/04/27 - 2015/05/04

三江から水磨鎮にバスで戻ります。水磨鎮には1000年以上の歴史をもつ老街があります。水磨鎮は、チャン族、チベット族、回族、漢族の４民族が一緒に暮らす珍しい場所です。地震後、観光の街として復興が成功していることで有名です。私はここでチャン族の仙女を見たかったのです。
ネットでこの周辺の情報を調べているうちに、「チャン族の仙女」という現代のシンデレラストーリーをみつけました。
今回、水磨鎮で会ったチャン族の女性は、素朴で、とても優しい女の子。青い民族衣装が、とても似合うな仙女さんでした。
「インターネットが人生を変えた・チャン族の少女」

http://japanese.cri.cn/304/2006/04/21/[e-mail]

[1,2日目]
[成都大熊猫繁育研究基地]
　https://4travel.jp/travelogue/11006838
[金龍長城、洛帯古鎮]
　https://4travel.jp/travelogue/11007056
[3日目]　
都江堰繁育野放研究中心（熊猫谷）→臥龍鎮
　https://4travel.jp/travelogue/11007162
[4日目]　五一棚観察点（臥龍鎮)
　https://4travel.jp/travelogue/11007787
[4日目]　核桃坪野化訓練基地→神樹坪基地
　https://4travel.jp/travelogue/11008446
[4日目]　映秀（野生パンダの撮影点）
　https://4travel.jp/travelogue/11009145
[5日目]　三江(プードルとにらめっこパンダ)
　https://4travel.jp/travelogue/11009276
⚫[6日目]　水磨鎮の仙女
　https://4travel.jp/travelogue/11009444
[7日目]　雅安碧峰峡基地
　https://4travel.jp/travelogue/11009874

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

バスで来た道を戻り、川を渡れば水磨鎮の老街です。maさんも昨夜は映秀に泊まり、今朝、私より１時間早いバスで映秀を出て、先に水磨鎮の宿に荷物を置いてから三江に向かっていたのです。
私より水磨鎮には１時間分先輩なmaさんの先導で、とりあえず私の宿を探します。17：00

今夜の宿「紅山茶客桟」。入口には「紅山茶賓館」の看板が・・・、１階の茶店の名前かな？

紅山茶客桟 ホテル

百度地図の酒店検索で見て、雰囲気が良かったので、ここだけはHello旅行部に指定して予約を取ってもらいました。Hello旅行部で100元振込み済、残40元のはずでしたが、80元要求されました。まあ、雰囲気がいいからいいでしょう。フロントの料金看板には最安室で288元となっており、満室のようで、私の手続き中にも飛び入り客が断られていました。なぜか翌朝20元返してくれました。デポジットなのか何なのかわかりません。

紅山茶客桟 ホテル

建物の雰囲気はいいですが、古い建物ですから、ベッドもバスルームも古いです。

紅山茶客桟 ホテル

老街散策と食事に出ようとすると、「公安に届けなくてはならないから、パスポートを持って一緒に来てくれ」とフロントの女性に言われ、maさんと３人で公安へ。

公安職員はパスポートをじっと見てコピーしただけです。私の顔は見ません。
地震復興のシンボルとして一時は外国メディアも来たようですが、普段は外国人はあまり来ないようです。まあ、私の顔は中国人と同じですから。

フロントの女性とmaさん。日本人客は初めてだそうです。

やっと水磨鎮散策開始です。

チャン族の仙女発見！、きれいですねえ

水磨鎮 散歩・街歩き

やっぱり私は青と黒が好きですね

ただ、この藤色は大人っぽくて良かった。
チャン族とは違うのかもしれません。

ここも

水磨鎮 散歩・街歩き

ここも

ここも、グーグルマップのスポット写真で見て来たかった・・・

水磨鎮 散歩・街歩き

老街に入りました

レストランなどに青い衣装のチャン族女性がいるのですが、カメラを向けると顔をそむける女性もいましたが・・・

この女性はまっすぐ前を見ています（まずは望遠でパチリ！）

近づいて写真を撮っていいか聞くと、コクリとうなずきました。すると店の中から小さい女の子が飛び出してきてお姉ちゃんの横にくっつき、しっかりカメラ目線です。
もう、当然、食事はこの店に決定です！！。

水磨鎮 散歩・街歩き

この店は人気があるようです。湯飲みと茶碗、皿がラップに包まれています。「開けていいんだよね？」「いいけど１元取られます」「え？どういうこと？」
maさんの話では、最近の中国のレストランは食器洗いを外注するそうです。自前のコップや茶碗を使っても店は何も文句を言わないそうです。お茶は何杯でもタダだそうです。
今朝、映秀で大量に皿を洗っていた理由が分かりました。

混んでくると彼女もウエイトレスをします。やっぱり青と黒はいい。それにこの防災頭巾みたいな帽子が可愛いですね。

木耳とジャガイモだけは食べたいと言って、あとはmaさんにおまかせ。まずは私はビール。冷たいのが出てきました。

maさん細かく指示しすぎ？　チャン族の女性ちょっと怒ってる？それとも、やっぱりチャン族はチャン語だからうまく言葉が伝わらないのかな？
それにしても、私のカメラはなぜ中央にピントが合わないんだろう・・・ヤカンにピンが合ってるじゃん！（オートフォーカスなのに、どうしていつもピンボケばかり・・・だれか、簡単で、いいカメラ紹介してくださ〜い！）

料金は90元くらいです

さて、腹ごなしに散策を続けます

ここでも中国人は踊っています。maさんが言うには少数民族の踊りだそうです。結構テンポのいいメロディです。maさんも踊りだしてしまいました。

maさんの話ではこういう踊りには必ず先生が一人いて、踊り方を知らない人はその人の真似をするそうです。このピエール瀧みたいなおじさんが先生だと言います。そう言われて見れば、このおじさんの動きは立派です。

だいぶ暮れてきました

水磨鎮 散歩・街歩き

この建物はチャン族、チベット族、漢族だったかな？４つではなく、３つの部族の特徴を合わせてできているそうです。

だいぶ暮れてきました。これは川の向こう側の様子。大きなホテルがありますが、こちら側のような老街はないようです。

maさんをホテルまで送って、ちょっと部屋を見せてもらいました。小さな清潔なホテルです、maさんは飛び込みで何軒か周ってこのホテルにしたそうです。旅慣れています。
翌朝8：30に私のホテルに集合して午前中水磨鎮を見てから一緒に成都に行き、maさんは20時の飛行機で北京に帰る予定です。

翌朝私は６時前に目が覚めたので、散歩に出ました。
人はまだほとんどいません

昨日食事をした店です

ここに彼女は立っていました

水磨(SUIMOUと読みます)は水車を回して臼で穀物をすりつぶすこと、あるいはすりつぶした物のことです

水磨鎮 散歩・街歩き

早朝はきれいな写真が撮れます

水磨鎮 散歩・街歩き

太極拳（多分）をやっていました。白いのが先生。

maさんのホテルの方に行ってみると、maさんがバルコニーに出ていました。
7：30　ちょっと早いですが、そろそろ出かけることにします。荷物は中心部にある私のホテルにまとめて置いておきます。

川の向こう側の街並

この子犬が店を離れようとすると靴を噛むので、この店で朝食です。

辛くないワンタン(maさん)、辛いワンタン(私)

市場を見てみます

果物を少し購入

天気予報は全部ハズレ。一度も雨に会いませんでした。

左から、山竹、李子、ビワと小さいのが竜眼

私は山竹が一番美味しかったので、後で５個再購入。maさんは竜眼が好み。

山竹。どこかで見たことがある果物ですが思い出せません。

後日、Maさんから送られてきた写真

さて、そろそろ成都に行きます。
１本で成都(茶店子)まで行くバスがあることが判明。出発地点は、昨日降りてはダメと書いた水磨のバスセンターです。ここまでは、１本道なので、そちらの方向に行くバスならどれでもOK、1元です。

茶店子までのバスは60〜90分に１本くらい出ています。
来るバスの種類によって31元〜33元

ここでチケットを購入。無いと乗れません。
確か12：30に乗車。成都（茶店子）までは４時間近くかかります。

茶店子16：15着　成都はとても暑く、茶店子バスターミナル周辺はすごい人です。たまらず、地下鉄駅構内に逃げ込みますが、そこも、ものすごい人人人・・・。人のいない通路脇を探して、次の行動を相談しますが、話はまとまりません。リュックを背負っているので、混雑した地下鉄に乗る気は起こらず、タクシーでエアポートシャトルバスが出ている岷山飯店までタクシーで行くことにしました。

タクシーは何と途中で燃料（ガス）を入れるためにスタンドに寄り、ガスを入れている間、炎天下で待たされるはめになりました。「これが中国だから」とmaさんは言いますが、私の頭は暑さと疲労で爆発。乗ったタクシーには金は払わず、別のタクシーに乗換えました。（maさんが運転手に謝って料金を払ってましたが）。２代目のタクシー運転手はそんな経緯を見ていたので、車内は沈黙。でも、静かで私にとっては、とても良かった。
岷山飯店のすぐ近くのこの店で私はビール２本？３本？飲んで、maさんはワンタンか何か食べていました。私はずっと文句を言ってましたね。

maさんはシャトルバスで空港へ行って、私は地下鉄で人民北路駅へ行きます。

少し酔っているので歩くのがめんどくさく、出口にいたバイク便に乗ります。確か10元くらい

北門車駅で降りて、いつものこの店で「鍋魁」(空心鍋盔)を買って、食べながら、いつもこの店の横でやっている賭けトランプをしばらく見て帰ります。
トランプは私が高校生の頃よくやっていた、私達は「階級闘争」と呼んでいたゲームでした。

店先に座って、こんな笑顔で微笑みかけられたら、立ち止まるしかありません。
いつも通っているのですが、初めて見た女の子です。

そして、初めて中国現地人と乾杯をすることになり、ビールを３本くらい。。

こちらは、赤ん坊と両親。

Helloに着くと、シングルが満員でダブルにアップグレードになりました。
こちらの方が綺麗ですね。

ハロー チェンドゥ インーターナショナル ユース ホステル ホテル

疲れたので、シャワーを浴びて就寝です。
明日は碧峰峡に行きます。

【前後旅行記】
[1,2日目]
[成都大熊猫繁育研究基地]
　https://4travel.jp/travelogue/11006838
[金龍長城、洛帯古鎮]
　https://4travel.jp/travelogue/11007056
[3日目]　
都江堰繁育野放研究中心（熊猫谷）→臥龍鎮
　https://4travel.jp/travelogue/11007162
[4日目]　五一棚観察点（臥龍鎮)
　https://4travel.jp/travelogue/11007787
[4日目]　核桃坪野化訓練基地→神樹坪基地
　https://4travel.jp/travelogue/11008446
[4日目]　映秀（野生パンダの撮影点）
　https://4travel.jp/travelogue/11009145
[5日目]　三江(プードルとにらめっこパンダ)
　https://4travel.jp/travelogue/11009276
●[6日目]　水磨鎮の仙女
　https://4travel.jp/travelogue/11009444
[7日目]　雅安碧峰峡基地
　https://4travel.jp/travelogue/11009874

この旅行記へのコメント （5）

• ベイグラントさん 2015/10/17 19:16:31

  水磨鎮、素敵な街ですね！

  スイカさん、たびたび恐れ入ります〜♪
  
  水磨鎮、初めて聞きました〜。
  すごく素敵な街ですね！
  「どのへんに有るんだろう？」と思ってググってみましたが、ふむふむなるほど。
  中国はほんと、行ってみたいところだらけだなぁ！
  
  
  あと、やっと私がどんな方とやりとりしているのか分かりました！ｗ
  有難うございます！
  なんかすっきりｗ
  
  
  ベイグラント

  スイカさん からの返信 2015/10/17 19:25:37

  RE: 水磨鎮、素敵な街ですね！

  たくさんのコメント、ありがとうございました。とても嬉しいです。
  
  水磨鎮、名前もいいでしょ。水磨という地名は、いろいろなところにあるようですが。
  四川省の臥龍大熊猫棲息地にどうやって近づこうか・・・・と考えてGoogleマップを見ていて見つけた街なのです。
  棲息地ぐるり、行ったし、五一棚と三江風景区で完全に中まで侵入しました！\(^o^)／
  最初は青城山から入って行こうか・・・と考えたりもしたのですよ。
  
  変身写真はご愛嬌で載せてみました。
  
  スイカ

• ladyさん 2015/07/07 23:47:17

  インターネットが人生を変えた・・チャン族の少女

  そうですね。誰かに見いだされるっていうことが、強運といいますか、これぞ、ご縁ともいうのでしょうが、かつてオードリーヘップバーンや森光子さんもご自身のデビューについて、目に留まったことが幸運で人生大きく変えることとなったと言っておられました。

  スイカさん からの返信 2015/07/08 00:06:33

  RE: インターネットが人生を変えた・・チャン族の少女

  あら！？
  そこまで見ていただけましたか！！
  本当にありがとうございました。
  
  もし、パンダがお好きなら、是非この動画を見て下さい。
  www.youtube.com/watch?v=Lbq0yXsA4Ms
  私はこのパンダ（艾莉）に会うために、成都に行ったのです。
  （2015.01.25）
  
  私は四川省しか行ったことがないので、世界中の旅行記を見て「行ってみたいなあ・・・」といつも考えています。
  エジプト、トルコ、モロッコに行きたいのです。
  それに、コスタリカとガラパゴス。
  また。成都には行かないとならないので、何とか抱き合わせで、安く行けないか、検討中なのです。
  
  スイカ
  
  

  ladyさん からの返信 2015/07/08 23:46:42

  RE: RE: インターネットが人生を変えた・・チャン族の少女

  スイカさん　こんばんは。
  
  
  パンダの動画、音楽も美しくうっとりしました。良い動画を有難うございました。
  
  このパンダ（艾莉）に会うために、成都に行かれたなんて、本当にすごいですね。1月25日でしたか。私は、クリスマスから年末にかけてスロバキアとウイーンにおりました。
  
  ところで、私は目の下にくまが小学生のころからあって、あだ名が『パンダ』だったんです。どうして私のことパンダって呼ぶのか聞いてみたら、目の下が黒い影のように見えるからと言われて。なので小学生の時から親近感。。じゃないですが、なぜか私も特別な思いがあるのです。
  世界不思議発見では黒柳徹子さんがパンダ博士ということで、生まれたての赤ちゃんを抱っこさせてもらってました。
  『ふわふわ、まあ、可愛い』っておっしゃてました。
  
  
  
  
  本当に皆さんの世界中の旅行記を見て「行ってみたいなあ・・・」と私も夢を描いているだけですが、楽しませていただいております。
  エジプト、トルコ、モロッコですか。一度行くと、何度でも行きたくなるような魅惑的な国々のようです。私の知り合いが１０年後、エジプトかモロッコに移住して生涯を送るつもりだそうです。
  
  おお、コスタリカとガラパゴスですか。それは、それは。
  そういえば、もう１８年前になりますが、バイトで同期にいた女性が１年間コスタリカに留学していて、その時の思い出が良くて、又再訪するのにお金をためるのに、バイトしにきてるって言ってました。
  
  
  また、成都には行かないとならないのですか。
  そうですね。何とか抱き合わせで、安く行けたらいいですね。
  パンダもスイカさんを待ってますよ！