2015GW：和寒・剣淵お花見サイクリングの旅

2015/05/02 - 2015/05/03

2015年の春は、基本的に農作業をお手伝いしながら過ごしている日々ですので、あまり遠出出来ずにいますが、時間を見つけては近場でサイクリングを楽しんでいます。この年は雪解けも早く、桜の開花も早かったため、通常私が住む道北の和寒町付近の桜の満開時期はGW以降になるのですが、GW中に桜をメインとしたお花見サイクリングを楽しむことが出来ました。2日は出面（この言葉が解る方は農村部にお住いの方でしょうか(^^;)）が午後からだったので、自転車出勤途中にお昼ご飯を町内の三笠山界隈で食べながら過ごします。そして翌3日は、隣町の剣淵までお花見サイクリングに出かけました。

エリア 士別・和寒・下川(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

我が町の桜スポットといえば、全国的には塩狩峠の一目千本桜の方が有名かと思いますが、あちらは市街地からはかなり離れていますので、町民にとってより身近な存在なのが三笠山の桜です。

桜が咲き誇る下方にはエンゴサクも見られ、ピンクとブルー、そして芝のグリーンとの美しいコラボが楽しめます。安物のデジカメではその美しさが上手にお伝えできないのが残念なのですが…(^^;)。

勿論、町の花にもなっているカタクリもお忘れなく！
北海道内にはエンゴサクとカタクリとが混在で咲き乱れるスポットが多いかと思いますが、三笠山もその一つです。

そして翌日、この日は剣淵へ向かいます。

JR駅のある東六線道路を越えて、東五線道路より、剣淵の市街地を目指します。

踏切を渡らずに道なりに右（方角的には北）へと向かいます。

この辺りの道路、なぁ〜んもないですが、こののどかな風情が北海道らしくて最高です！

市街地の手前で、剣淵川を渡ります（剣静橋）。

橋からは、宗谷本線の鉄橋も間近に望めます。鉄道撮影スポットしても良いかもしれないですね。かなりマイナーですが…。

最北部の屯田兵村の一つとして知られる剣淵ですが、名前は勿論アイヌ語由来です。

そして市街地が見えてきました。
和寒の中心部からここまでは７〜８キロ程度ですので、ゆっくりペダルを漕いでも1時間もかからずに来ることが出来ます。

絵本の里として有名な剣淵。マンホールのデザインも派手です。

微妙に違うデザインですね。

カラーバージョンも発見。

そして市街地名物の剣淵アンダーパスへ。

うわっ、側面の壁画がなくなってる…(~_~;)
以前の旅行記で、カエルさんのデザイン部分も紹介させて頂いたのですが…。

そのうち、新しいデザインで描かれるのかな？？？

剣淵市街地で見つけた桜の木。

若干盛りを過ぎた頃でしょうか？？？

やっぱり、今年の桜は早過ぎます…。

駅舎としては、和寒とよく似た形の剣淵駅。

和寒は丸屋根ですが、剣淵は三角屋根になっています。

和寒と剣淵は、色々な意味で友好関係にもライバル関係にもあるのですが、和寒町民が剣淵に勝っている、と思っていることの一つは特急が停車すること（剣淵は通過）でしょうか。でも、道の駅は和寒にはないので、その意味では剣淵の方が勝ちかな(笑)。

因みに、「じんじん」で有名になって以来、剣淵駅舎内では「じんじん」関連の展示が色々と楽しめますので、是非途中下車して楽しんでみて下さいね。

剣淵の開拓の歴史を見続けてきたヤチダモの古木。

地元では開拓記念木として知られています。

解説はこちらで。

剣淵市街地には、国道沿いの「道の駅」とは別に、「まちの駅」があります。剣淵駅からも徒歩数分でアクセスできる距離ですので、こちらも立ち寄ってみて下さいね。

剣淵は隣町でありながら、色々とパンフレット類が充実していて、ちょっと羨ましかったりもします(^^;)。

剣淵市街地には、色々と有名な飲食店があります。GWにも拘わらず町内はひっそりとしていて、国道沿いの道の駅（こちらは異常に混雑していた）とはエラい違いです。車で国道を通り過ぎるだけの人が多いんだよなぁ〜。とってもいい町なのに…。

今回は「よし武」さんで、ラーメンとお寿司のセットをオーダーしてみました。

そして食後は再び町内の桜を愛でながらペダルを漕ぎます。

勿論桜だけではなく、町内の花壇などでは、色々なお花が咲き誇っていました。

でもやっぱり、桜が目立つ所ではそちらに目が行きますね。

ボリューム感たっぷりで咲いている姿に圧倒されました。

さて、剣淵では市街地からは北方の少し離れた場所に平波山と呼ばれる、小高い山があって、開拓時代から町民の心の拠り所として在り続けた剣淵神社がここに立地しています。

ここも桜の名所として知られていますね。

三笠山と同様、地表ではエンゴサクが見られるところもありましたが、一見したところでは、カタクリは見つかりませんでした。

剣淵神社から剣淵の市街地を望むとこんな感じです。

そして最後に、剣淵の一大スポット「絵本の館」に立ち寄ります。

ここは何だか有名になっているようで、GWということもあって、駐車場には札幌ナンバーの車なども多く見られました。

その傍らでひっそりと咲いている一本の躑躅を発見。

そしてやっぱり、剣淵といえば、こちらのカエル看板（主役はカッパさんだけど…(^^;)）ですね。

和寒町内にはカエルさんデザインの看板が見られないのが残念。

勝手に作っちゃおうかしら(;'∀')？？？

カエルりは、素直に国道40号線を経由します。

途中、道の駅に立ち寄りましたが、流石にGWということで混雑していて、あまり居心地が良くなかったので、適当にPCした後立ち去ります。

やはり、こういう所はGWには行かない方が良いですね…。

そして和寒に戻り、町の誇り（？）でもあるデゴイチ337さんと桜とのコラボ風景を楽しんでからお家に戻りました。

という訳で、何のことはない日常の延長のような旅行記を今回は記させて頂きました。最後までご閲覧有難うございました。