伊勢神宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
三日目は外宮からおはらい町。続いては、宇治山田を起点にして自転車で神宮美術館のある倉田山から河崎町界隈を回ります。少し、小雨の降る天気でしたが、自転車を使わないととても回れるものではありません。ちょっと強引でしたが、何んとか回ることができました。<br /><br />後半は、松阪に戻って、長谷川邸や牛銀など。松坂は松阪商人の館が有名ですが、この長谷川邸の方が迫力があるような。新たなメジャースポットになるような気がします。そして、最後は、藤堂高虎の居城があった津の市街地を歩いて、今夜の宿の亀山宿に滑り込みました。<br /><br />以上、鳥羽、志摩、伊勢、松阪、津。三日間を行ったり来たりしながら、何んとか予定通り回れたかなあと思います。というか、以前来た時の印象と基本的には変わらずで、それをもう一度確認したような感じですが、言ってみればそれも予定通りだったかもしれません。それでも、この辺りは、伊勢神宮から風光明媚な海岸線には、それを活かした施設も目白押し。狭いエリアにこれほど観光資源が集中したエリアは、ほかにはないという感じも強く持ちました。<br /><br />ただ、バスの運転手さんが言っていましたが、観光客は関西から来る人が圧倒的に多いのだとか。名古屋は近いのですが、長島辺りに行っているのかなあとも言っていましたが、いずれにしても、ちょっと不思議なことですよね。確かに、関西からすると、京都や大阪、神戸、奈良。観光地には恵まれているのですが、伊勢路はちょっと目先が変わるような気がします。そうしたちょっと目先が変わるといった感覚は、名古屋の人にはイマイチないのかもしれませんね。関西目線と名古屋目線。意外な違いにも気が付かされたような気がしました。

伊勢路から亀山・信楽・比叡山の旅(三日目)~伊勢の街をあちこち。神話の世界に思いを馳せて、B級グルメも堪能します。あとはおまけの松阪・津もいかがでしょう~

49いいね!

2015/05/04 - 2015/05/04

205位(同エリア2913件中)

0

127

たびたび

たびたびさん

三日目は外宮からおはらい町。続いては、宇治山田を起点にして自転車で神宮美術館のある倉田山から河崎町界隈を回ります。少し、小雨の降る天気でしたが、自転車を使わないととても回れるものではありません。ちょっと強引でしたが、何んとか回ることができました。

後半は、松阪に戻って、長谷川邸や牛銀など。松坂は松阪商人の館が有名ですが、この長谷川邸の方が迫力があるような。新たなメジャースポットになるような気がします。そして、最後は、藤堂高虎の居城があった津の市街地を歩いて、今夜の宿の亀山宿に滑り込みました。

以上、鳥羽、志摩、伊勢、松阪、津。三日間を行ったり来たりしながら、何んとか予定通り回れたかなあと思います。というか、以前来た時の印象と基本的には変わらずで、それをもう一度確認したような感じですが、言ってみればそれも予定通りだったかもしれません。それでも、この辺りは、伊勢神宮から風光明媚な海岸線には、それを活かした施設も目白押し。狭いエリアにこれほど観光資源が集中したエリアは、ほかにはないという感じも強く持ちました。

ただ、バスの運転手さんが言っていましたが、観光客は関西から来る人が圧倒的に多いのだとか。名古屋は近いのですが、長島辺りに行っているのかなあとも言っていましたが、いずれにしても、ちょっと不思議なことですよね。確かに、関西からすると、京都や大阪、神戸、奈良。観光地には恵まれているのですが、伊勢路はちょっと目先が変わるような気がします。そうしたちょっと目先が変わるといった感覚は、名古屋の人にはイマイチないのかもしれませんね。関西目線と名古屋目線。意外な違いにも気が付かされたような気がしました。

PR

  • 伊雑ノ浦は、志摩半島の東側にある的矢湾の奥の方を言うようで、パールロードからも見えるし、宿泊したリゾート磯部からもよく見えました。英虞湾などと同じように溺れ谷という地形なんですが、景色としては湖のような穏やかな景色で、複雑な地形という感じはしない。あくまでも穏やかな風景です。<br />ただ、どっちにしても、今日は天気がイマイチのようですね。

    伊雑ノ浦は、志摩半島の東側にある的矢湾の奥の方を言うようで、パールロードからも見えるし、宿泊したリゾート磯部からもよく見えました。英虞湾などと同じように溺れ谷という地形なんですが、景色としては湖のような穏やかな景色で、複雑な地形という感じはしない。あくまでも穏やかな風景です。
    ただ、どっちにしても、今日は天気がイマイチのようですね。

  • 伊勢市駅に到着して、まずは外宮に向かいます。<br />駅前からの参道をまっすぐ行くと、

    伊勢市駅に到着して、まずは外宮に向かいます。
    駅前からの参道をまっすぐ行くと、

  • これが外宮。

    これが外宮。

  • 砂利の敷かれた境内をここから入って行きます。

    砂利の敷かれた境内をここから入って行きます。

  • 神楽殿は、内宮にも外宮にもあって、こちらは外宮の神楽殿。「御神札授与所」があって、外宮参拝記念の御朱印もここでいただくことになります。正宮への順路にあって参拝客が大勢集まっているので、すぐにそれと分かると思います。

    神楽殿は、内宮にも外宮にもあって、こちらは外宮の神楽殿。「御神札授与所」があって、外宮参拝記念の御朱印もここでいただくことになります。正宮への順路にあって参拝客が大勢集まっているので、すぐにそれと分かると思います。

  • 人の流れに従って、進みます。

    人の流れに従って、進みます。

  • 外宮にある風宮は、元冦に際して蒙古軍を全滅にした神風を起こしたとして、別宮に格上げされた神社。これは、内宮の風日祈宮と同じですね。<br />大きさはさほどではありませんが、白木造りの美しい建物。外宮の参拝ルートになっています。<br />

    外宮にある風宮は、元冦に際して蒙古軍を全滅にした神風を起こしたとして、別宮に格上げされた神社。これは、内宮の風日祈宮と同じですね。
    大きさはさほどではありませんが、白木造りの美しい建物。外宮の参拝ルートになっています。

  • ここから、登り道の奥の高台へ。

    ここから、登り道の奥の高台へ。

  • 多賀宮は、こうして少し高台にあるので高宮と呼ばれていたのが多賀宮となったものだそうです。<br />土宮、風宮、月夜見宮とともに外宮の4別宮の一つですが、ここが一番古く、また、外宮の祭神の豊受大御神の荒魂である豊受大御神荒魂を祀っていることから、最高位とされています。

    多賀宮は、こうして少し高台にあるので高宮と呼ばれていたのが多賀宮となったものだそうです。
    土宮、風宮、月夜見宮とともに外宮の4別宮の一つですが、ここが一番古く、また、外宮の祭神の豊受大御神の荒魂である豊受大御神荒魂を祀っていることから、最高位とされています。

  • 続いての土宮は、祭神は大土乃御祖神。多賀宮に次いで古く、多賀宮、月夜見宮に次いで3位の位置づけとなっています。外宮境内にある別宮は、多賀宮、土宮、風宮の順に参拝するのが習わしなのだそうです。こちらも白木造りが美しいです。<br />

    続いての土宮は、祭神は大土乃御祖神。多賀宮に次いで古く、多賀宮、月夜見宮に次いで3位の位置づけとなっています。外宮境内にある別宮は、多賀宮、土宮、風宮の順に参拝するのが習わしなのだそうです。こちらも白木造りが美しいです。

  • 伊勢神宮は、内宮と外宮のそれぞれに正宮があります。正宮はそれぞれの中心施設で、ともに、神明造。萱葺き屋根の両端には立派な千木。棟には9本の鰹木(かつおぎ)が列びます。そして、周囲は4重の垣で囲われています。

    伊勢神宮は、内宮と外宮のそれぞれに正宮があります。正宮はそれぞれの中心施設で、ともに、神明造。萱葺き屋根の両端には立派な千木。棟には9本の鰹木(かつおぎ)が列びます。そして、周囲は4重の垣で囲われています。

  • 外宮を終わって、ここから内宮の方に向かうのですが、バスを途中下車して、月読宮にも寄ってみましょう。<br />内宮から五十鈴川駅まで歩くと途中の場所にあるのですが、かなり遠くて不便な場所です。アマテラスオオミカミの弟神の月讀尊が祭神で、内宮別宮としては荒祭宮に次ぐ順位。

    外宮を終わって、ここから内宮の方に向かうのですが、バスを途中下車して、月読宮にも寄ってみましょう。
    内宮から五十鈴川駅まで歩くと途中の場所にあるのですが、かなり遠くて不便な場所です。アマテラスオオミカミの弟神の月讀尊が祭神で、内宮別宮としては荒祭宮に次ぐ順位。

  • そして、特徴は、神明造の社殿が4つ並ぶ姿。正宮以外でこうした形式は珍しく、苦労して行ってもその甲斐はあったと思います。

    そして、特徴は、神明造の社殿が4つ並ぶ姿。正宮以外でこうした形式は珍しく、苦労して行ってもその甲斐はあったと思います。

  • この葭原神社は、月読宮の裏参道入り口に建つ小さな神社。どうしてこれがわざわざスポットに登録されているのかなあと思うくらいなのですが、これは内宮の末社16社のうち、第3位の位置づけなのだとか。月読宮自体がけっこう内宮からは離れているのに、面白いことですよね。<br />ただ、あくまで小さな目立たない神社ではあります。<br />

    この葭原神社は、月読宮の裏参道入り口に建つ小さな神社。どうしてこれがわざわざスポットに登録されているのかなあと思うくらいなのですが、これは内宮の末社16社のうち、第3位の位置づけなのだとか。月読宮自体がけっこう内宮からは離れているのに、面白いことですよね。
    ただ、あくまで小さな目立たない神社ではあります。

  • 月読宮から内宮に向けてしばらく歩いて、こちらは猿田彦神社。<br />猿田彦は、祭神の猿田彦神はニニギの天降りの先導をしたという神様です。そのことで、交通安全や方位除けの神社として信仰されています。境内や社殿はおごそかな雰囲気。立派な佇まいの神社です。<br />

    イチオシ

    月読宮から内宮に向けてしばらく歩いて、こちらは猿田彦神社。
    猿田彦は、祭神の猿田彦神はニニギの天降りの先導をしたという神様です。そのことで、交通安全や方位除けの神社として信仰されています。境内や社殿はおごそかな雰囲気。立派な佇まいの神社です。

  • 猿田彦神社の境内にあるのが佐瑠女神社。ここは恋愛や開運パワースポットとして人気を集めている神社です。祭神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)。「岩戸隠れ」の際に、岩戸の前で踊りを踊ったという芸能の女神です。この日も、まずはここにお参りしてというような人がたくさん集まっていました。

    猿田彦神社の境内にあるのが佐瑠女神社。ここは恋愛や開運パワースポットとして人気を集めている神社です。祭神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)。「岩戸隠れ」の際に、岩戸の前で踊りを踊ったという芸能の女神です。この日も、まずはここにお参りしてというような人がたくさん集まっていました。

  • ここからおはらい町に向かいますが、まだ朝早くなので、人影はまばらです。

    ここからおはらい町に向かいますが、まだ朝早くなので、人影はまばらです。

  • おはらい町のまだ入口といった場所なのですが、これはへんば餅のお店。まだ閉まっていて、ほかの店より、ちょっと開くのが遅いような気がしないでもないですが、開くとよく知ったお客さんが次々やってきて、大量買いして行きます。

    おはらい町のまだ入口といった場所なのですが、これはへんば餅のお店。まだ閉まっていて、ほかの店より、ちょっと開くのが遅いような気がしないでもないですが、開くとよく知ったお客さんが次々やってきて、大量買いして行きます。

  • 私は二個入りのものをいただきましたが、これはもっちり感がいいですね。お餅のおいしさに餡子の甘さも含めて、まったく正統派の焼き餅でしょう。まあるく焼き跡が残っていますが、全く味には関係していません。単なるデザインです。

    私は二個入りのものをいただきましたが、これはもっちり感がいいですね。お餅のおいしさに餡子の甘さも含めて、まったく正統派の焼き餅でしょう。まあるく焼き跡が残っていますが、全く味には関係していません。単なるデザインです。

  • 藤屋窓月堂は、利休饅頭と書いた看板が目立ってます。<br />

    藤屋窓月堂は、利休饅頭と書いた看板が目立ってます。

  • 利休饅頭は、ほかの地域にもあるようですが、伊勢の利休饅頭は、明治の初めが起源。伊勢に千家の宗匠を招き、大神宮献茶会を催した際、当店がこの饅頭を供し、「利休饅頭」という名前をいただいたのだそう。<br />白のうずら豆こし餡のものをいただきましたが、朝の出来立てでホカホカ。しっとりした甘さが光っていました。

    利休饅頭は、ほかの地域にもあるようですが、伊勢の利休饅頭は、明治の初めが起源。伊勢に千家の宗匠を招き、大神宮献茶会を催した際、当店がこの饅頭を供し、「利休饅頭」という名前をいただいたのだそう。
    白のうずら豆こし餡のものをいただきましたが、朝の出来立てでホカホカ。しっとりした甘さが光っていました。

  • さらに進んで、五十鈴茶屋 本店。もう、赤福本店の隣りと言った場所です。赤福も立派ですが、こちらのお店も老舗風の立派な建物ですよね。

    さらに進んで、五十鈴茶屋 本店。もう、赤福本店の隣りと言った場所です。赤福も立派ですが、こちらのお店も老舗風の立派な建物ですよね。

  • たまたまお手洗いを借りて、裏の五十鈴川の方に出たら、こんな立派な日本庭園がありました。贅沢な雰囲気です。

    たまたまお手洗いを借りて、裏の五十鈴川の方に出たら、こんな立派な日本庭園がありました。贅沢な雰囲気です。

  • さて、いただいたのは、新製品なんでしょうか、パイナップル大福。パイナップルの塊りがでんと入って、重厚な仕上がり。しかし、想像した通りの味わいで、やっぱりサプライズがもう少しあったらなあという感じ。<br />ところで、夏になるとここのかき氷は絶品。以前いただいたことがありますが、赤福氷より、こっちのかき氷の方が私は好きですね。

    さて、いただいたのは、新製品なんでしょうか、パイナップル大福。パイナップルの塊りがでんと入って、重厚な仕上がり。しかし、想像した通りの味わいで、やっぱりサプライズがもう少しあったらなあという感じ。
    ところで、夏になるとここのかき氷は絶品。以前いただいたことがありますが、赤福氷より、こっちのかき氷の方が私は好きですね。

  • おかげ横丁は、おはらい町の赤福本店の近くに入口があって、通りを入った一帯。この辺りでは最も賑やかなエリアでしょう。<br />

    おかげ横丁は、おはらい町の赤福本店の近くに入口があって、通りを入った一帯。この辺りでは最も賑やかなエリアでしょう。

  • おはらい町に比べれば少し細い通りですが、

    おはらい町に比べれば少し細い通りですが、

  • その分、進むにつれて、違う景色が次々現れるような面白さもあるし、食べ物屋さんを探したりぶらぶら歩きするにしても楽しい一角だと思います。

    その分、進むにつれて、違う景色が次々現れるような面白さもあるし、食べ物屋さんを探したりぶらぶら歩きするにしても楽しい一角だと思います。

  • こちらは神話の館。外見は芝居小屋のような感じなんですが、中に入ると神話のビデオを見まして。その後、神話の名場面を人形で表現した展示のコーナーがあって、二部構成といった内容です。<br />神話は、端々では知っていてもそれがストーリーとして分かっている人は少ないのではないかと思います。ここでは、出雲神話や宮崎神話も含めてですが、まあまあの流れとして説明しています。あえて言えば、出雲神話のハイライトは国引きなんですが、スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治しか解説していなかったり、オオクニヌシノミコトの国造りから宮崎神話の天孫降臨につながる関係が曖昧だったり、ちょっと体系的な面で不満がないことはないのですが、伊勢参りの際は必見の施設だと思います。

    こちらは神話の館。外見は芝居小屋のような感じなんですが、中に入ると神話のビデオを見まして。その後、神話の名場面を人形で表現した展示のコーナーがあって、二部構成といった内容です。
    神話は、端々では知っていてもそれがストーリーとして分かっている人は少ないのではないかと思います。ここでは、出雲神話や宮崎神話も含めてですが、まあまあの流れとして説明しています。あえて言えば、出雲神話のハイライトは国引きなんですが、スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治しか解説していなかったり、オオクニヌシノミコトの国造りから宮崎神話の天孫降臨につながる関係が曖昧だったり、ちょっと体系的な面で不満がないことはないのですが、伊勢参りの際は必見の施設だと思います。

  • 神話の館を出て、豆腐庵山中は、おはらい町の中ほどにあるお店。豆乳ドーナッツをいただきました。

    神話の館を出て、豆腐庵山中は、おはらい町の中ほどにあるお店。豆乳ドーナッツをいただきました。

  • 豆乳ドーナッツは観光地にはけっこうあちこちにあるんですが、ここの豆乳ドーナッツのふんわり感はちょっと頭抜けているかも。しかし、ちょっと小さくて、一個では物足りません。

    豆乳ドーナッツは観光地にはけっこうあちこちにあるんですが、ここの豆乳ドーナッツのふんわり感はちょっと頭抜けているかも。しかし、ちょっと小さくて、一個では物足りません。

  • 岩戸屋の看板商品は、岩戸餅で、これは伊勢のいくつかある名物餅の一つ。おはらい町の真ん中にあって、大きな店構えですが、長く支持されてきた証かもしれません。

    岩戸屋の看板商品は、岩戸餅で、これは伊勢のいくつかある名物餅の一つ。おはらい町の真ん中にあって、大きな店構えですが、長く支持されてきた証かもしれません。

  • お餅にきな粉をまぶしたことで、落ち着いた味わいにはなっているんですが、今の時代にあってインパクトという意味では、少しさみしいかもしれません。

    お餅にきな粉をまぶしたことで、落ち着いた味わいにはなっているんですが、今の時代にあってインパクトという意味では、少しさみしいかもしれません。

  • 続いての名物餅は太閤出世餅。こちらは、宇治橋手前のバス道路沿い。お店に入ると、いい感じのお茶屋風ですね。

    続いての名物餅は太閤出世餅。こちらは、宇治橋手前のバス道路沿い。お店に入ると、いい感じのお茶屋風ですね。

  • 腰かけに座って、お餅をいただきました。素直にうまい焼きもちですね。へんば餅とジャンル的には同じでしょうが、表面に米粉がまぶしてある分、いったんフィルターを通るので、味にちょっと安心感があるような気がします。

    イチオシ

    腰かけに座って、お餅をいただきました。素直にうまい焼きもちですね。へんば餅とジャンル的には同じでしょうが、表面に米粉がまぶしてある分、いったんフィルターを通るので、味にちょっと安心感があるような気がします。

  • 勢乃國屋は、太閤出世餅とバス道路を挟んだ向かい側。ちょっと場所的にはどうかと思うのですが、二階の食堂に上がって見ると、離れている分、宇治橋とかけっこう見晴らしがよくなっていて、ゆっくりするには逆にこっちの方がいいような感じもします。

    勢乃國屋は、太閤出世餅とバス道路を挟んだ向かい側。ちょっと場所的にはどうかと思うのですが、二階の食堂に上がって見ると、離れている分、宇治橋とかけっこう見晴らしがよくなっていて、ゆっくりするには逆にこっちの方がいいような感じもします。

  • で、いただいたのは名物の神代餅。草餅のお餅ですが、薄い緑がとってもきれい。お餅激戦区の伊勢にあって、確かに特徴あるお餅でしょう。

    イチオシ

    で、いただいたのは名物の神代餅。草餅のお餅ですが、薄い緑がとってもきれい。お餅激戦区の伊勢にあって、確かに特徴あるお餅でしょう。

  • 饗土橋姫神社は、「あえどはしひめじんじゃ」と読みます。駐車場の先、宇治橋と対面する位置に鎮座していて、宇治橋の守護神で、宇治橋の架け替えに先立って社殿が建て替えられるのだそうです。なお、名前が社殿の前にある小さな石杭に書いてあるだけなので、ちょっと分かりにくいかもしれません。

    饗土橋姫神社は、「あえどはしひめじんじゃ」と読みます。駐車場の先、宇治橋と対面する位置に鎮座していて、宇治橋の守護神で、宇治橋の架け替えに先立って社殿が建て替えられるのだそうです。なお、名前が社殿の前にある小さな石杭に書いてあるだけなので、ちょっと分かりにくいかもしれません。

  • 宇治神社は、内宮の駐車場の奥と言った場所。幟が立っていたりするのが目印になるでしょう。<br />ここは、通称、「足神さん」。足腰の悪い人が信仰するのだそうで、地元出身の金メダリスト野口みずきさんがアテネ五輪前にお参りしたことでも有名なのだそうです。<br />

    宇治神社は、内宮の駐車場の奥と言った場所。幟が立っていたりするのが目印になるでしょう。
    ここは、通称、「足神さん」。足腰の悪い人が信仰するのだそうで、地元出身の金メダリスト野口みずきさんがアテネ五輪前にお参りしたことでも有名なのだそうです。

  • 再びおはらい町に戻って。<br />山口誓子俳句館は、おかげ横丁の一角にある無料の施設。お土産物屋さんのようなお店の奥が資料館になっていました。

    再びおはらい町に戻って。
    山口誓子俳句館は、おかげ横丁の一角にある無料の施設。お土産物屋さんのようなお店の奥が資料館になっていました。

  • 氏の作品は当然として、地元の愛好家の作品なども紹介されています。<br />ちなみに、山口誓子は京都府出身の俳人。高浜虚子の弟子で、「ホトトギス」の四Sといわれた人物。ただ、どうして、ここに山口誓子の施設があるのかはよく分かりませんでした。

    氏の作品は当然として、地元の愛好家の作品なども紹介されています。
    ちなみに、山口誓子は京都府出身の俳人。高浜虚子の弟子で、「ホトトギス」の四Sといわれた人物。ただ、どうして、ここに山口誓子の施設があるのかはよく分かりませんでした。

  • 今度は、おはらい町のメインストリートを歩きます。<br />伊勢せきやは、アワビご飯の素を家族へのお土産に買いました。

    今度は、おはらい町のメインストリートを歩きます。
    伊勢せきやは、アワビご飯の素を家族へのお土産に買いました。

  • アワビが素材なので、高級品とおもいきや1000円ほど。それでもお土産にもらった方はそうは思わないのでしょうから、ちょっとお得でもあるでしょう。評判もまずまずだったと思います。

    アワビが素材なので、高級品とおもいきや1000円ほど。それでもお土産にもらった方はそうは思わないのでしょうから、ちょっとお得でもあるでしょう。評判もまずまずだったと思います。

  • おはらい町の磯揚げまる天では、レンコンと紅生姜の天ぷらをいただきました。

    おはらい町の磯揚げまる天では、レンコンと紅生姜の天ぷらをいただきました。

  • ちょっと変わったタイプの天ぷらなので、どういう仕上がりになっているのか興味があったのですが、結果はイマイチ。というか基本的な魚の天ぷらの味わいが期待通りではなかったような。。この味に慣れていなかったせいもあるかもしれませんが、お店の賑わいとアンマッチのように思いました。

    ちょっと変わったタイプの天ぷらなので、どういう仕上がりになっているのか興味があったのですが、結果はイマイチ。というか基本的な魚の天ぷらの味わいが期待通りではなかったような。。この味に慣れていなかったせいもあるかもしれませんが、お店の賑わいとアンマッチのように思いました。

  • おはらい町から、宇治山田駅までバスで移動しまして。<br />宇治山田駅観光案内所は、宇治山田駅の一階。ここでレンタサイクルを借りました。自転車の置き場所は、宇治山田駅の通りを挟んだ向かい側なので、少し離れています。<br />ここで自転車鍵をもらい教えられた場所に向かいまして、いざ出発です。

    おはらい町から、宇治山田駅までバスで移動しまして。
    宇治山田駅観光案内所は、宇治山田駅の一階。ここでレンタサイクルを借りました。自転車の置き場所は、宇治山田駅の通りを挟んだ向かい側なので、少し離れています。
    ここで自転車鍵をもらい教えられた場所に向かいまして、いざ出発です。

  • これは、宇治山田駅から歩いてすぐの箕曲中松原神社。境内はこんもりとした森の中。それなりの広さはありますが、社殿はシンプルというか、けっこう粗末かなあと思うような造りなので、ちょっとギャップを感じます。疱瘡の守護神なのだそうです。

    これは、宇治山田駅から歩いてすぐの箕曲中松原神社。境内はこんもりとした森の中。それなりの広さはありますが、社殿はシンプルというか、けっこう粗末かなあと思うような造りなので、ちょっとギャップを感じます。疱瘡の守護神なのだそうです。

  • 宇治山田駅から倉田山へ。これは自転車じゃないと無理でしょう。ちょっと遠いです。<br />倭姫宮は、内宮の別宮であり、天照大神を祀る宮を探し、数国を経た後に、この地に伊勢神宮を定めたという倭姫を祀る神社。そして、大正12年に創設されたという新しい神社でもあります。<br />

    宇治山田駅から倉田山へ。これは自転車じゃないと無理でしょう。ちょっと遠いです。
    倭姫宮は、内宮の別宮であり、天照大神を祀る宮を探し、数国を経た後に、この地に伊勢神宮を定めたという倭姫を祀る神社。そして、大正12年に創設されたという新しい神社でもあります。

  • 森の中をけっこうな規模の参道が続きます。

    森の中をけっこうな規模の参道が続きます。

  • 神宮徴古館や美術館がある倉田山にあって、登るのは大変でしたが、ここからはそのまま美術館に抜けれるので無駄は少ないと思います。

    神宮徴古館や美術館がある倉田山にあって、登るのは大変でしたが、ここからはそのまま美術館に抜けれるので無駄は少ないと思います。

  • 徴古館は、正面中央にドームを配した高い屋根を持ち、ベルサイユ宮殿を模した前庭を持つルネッサンス式の西洋風建築。倉田山にあって明治期以降、皇族などが神宮に参拝する際の休息場所として利用されたようです。<br />ただ、今の時期は工事中で、外から中をうかがうしかありませんでした。

    徴古館は、正面中央にドームを配した高い屋根を持ち、ベルサイユ宮殿を模した前庭を持つルネッサンス式の西洋風建築。倉田山にあって明治期以降、皇族などが神宮に参拝する際の休息場所として利用されたようです。
    ただ、今の時期は工事中で、外から中をうかがうしかありませんでした。

  • これは神宮美術館です。この美術館は、平成5年の第61回式年遷宮を記念して創設されたもの。文化勲章受章者や文化功労者などの日本を代表する作家から献納された美術品を展示しています。<br />

    これは神宮美術館です。この美術館は、平成5年の第61回式年遷宮を記念して創設されたもの。文化勲章受章者や文化功労者などの日本を代表する作家から献納された美術品を展示しています。

  • ゆったりとした展示室に休憩スペースなど、雰囲気が最高ですね。全面ガラス張りの回廊からは美しい日本庭園の眺望もあって、贅沢な気分で寛げる施設でもあると思います。<br /><br />

    ゆったりとした展示室に休憩スペースなど、雰囲気が最高ですね。全面ガラス張りの回廊からは美しい日本庭園の眺望もあって、贅沢な気分で寛げる施設でもあると思います。

  • 倉田山から、今度は河崎の町へ。これこそ自転車の威力ですね。少し雨が降ってきましたが、それでもこの便利さにはかないません。<br />こちらは、勢田川の水運を背景に賑わい、伊勢の台所と呼ばれた地区なんです。

    倉田山から、今度は河崎の町へ。これこそ自転車の威力ですね。少し雨が降ってきましたが、それでもこの便利さにはかないません。
    こちらは、勢田川の水運を背景に賑わい、伊勢の台所と呼ばれた地区なんです。

  • 気が付くと播田屋の本店がありました。播田屋は、150年以上の歴史を持った老舗で伊勢にはいくつかお店があるんですが、本店はこちらです。

    気が付くと播田屋の本店がありました。播田屋は、150年以上の歴史を持った老舗で伊勢にはいくつかお店があるんですが、本店はこちらです。

  • 看板商品の絲印煎餅をいただきました。軽い仕上がりのほのかな甘さなんですが、この甘さはけっこう特徴があって、なんでしょうねえ。他にもいくつかの商品があって試食させてもらいましたが、どれも播田屋風とでもいいたくなるような個性があって、おまじないがかかったようなおいしさのお菓子ばかり。これはすごいお店だと思います。

    看板商品の絲印煎餅をいただきました。軽い仕上がりのほのかな甘さなんですが、この甘さはけっこう特徴があって、なんでしょうねえ。他にもいくつかの商品があって試食させてもらいましたが、どれも播田屋風とでもいいたくなるような個性があって、おまじないがかかったようなおいしさのお菓子ばかり。これはすごいお店だと思います。

  • 河邊七種神社の河邊という名前は、河崎町がかつて「河邊の里」と呼ばれていた頃のもの。地元の産土神が祭られています。7月中旬の天王祭が有名なようですが、普段は静かな境内です。

    河邊七種神社の河邊という名前は、河崎町がかつて「河邊の里」と呼ばれていた頃のもの。地元の産土神が祭られています。7月中旬の天王祭が有名なようですが、普段は静かな境内です。

  • 河崎商人館は、この地区を代表する観光スポット。伊勢の台所と呼ばれた河崎地区が賑わった往時を偲べる有料施設です。

    河崎商人館は、この地区を代表する観光スポット。伊勢の台所と呼ばれた河崎地区が賑わった往時を偲べる有料施設です。

  • 建物は、江戸中期に創業された酒問屋「小川酒店」を修復したものですが、実際に平成11年まで営業していたよう。玄関を入った受付なども古めかしいけれどどこか自然な感じもするし、見学の前に、係の人がイントロ的な説明もしてくれる。温かさを感じる施設でもあります。

    イチオシ

    建物は、江戸中期に創業された酒問屋「小川酒店」を修復したものですが、実際に平成11年まで営業していたよう。玄関を入った受付なども古めかしいけれどどこか自然な感じもするし、見学の前に、係の人がイントロ的な説明もしてくれる。温かさを感じる施設でもあります。

  • 玄関から奥に入って、

    玄関から奥に入って、

  • 部屋を一つ一つ見て回ります。

    部屋を一つ一つ見て回ります。

  • 離れ座敷から

    離れ座敷から

  • 立派な

    立派な

  • 土蔵の中は

    土蔵の中は

  • 生活道具もありますが、

    生活道具もありますが、

  • 書籍の山。

    書籍の山。

  • 商売をやっていても、知識人としての自覚もあって、いろんな方面に興味を持っていたんですね。旧家はこうでなくっちゃいけません。

    商売をやっていても、知識人としての自覚もあって、いろんな方面に興味を持っていたんですね。旧家はこうでなくっちゃいけません。

  • ところで、今朝、式年遷宮記念せんぐう館を見ていないので、やっぱり気になる。河崎地区から再び外宮に向かうことにしました。途中にあるのは、伊勢かまぼこの名店、若松屋の本店です。<br />

    ところで、今朝、式年遷宮記念せんぐう館を見ていないので、やっぱり気になる。河崎地区から再び外宮に向かうことにしました。途中にあるのは、伊勢かまぼこの名店、若松屋の本店です。

  • 鯛のすり身を使った天ぷらをいただきましたが、プリプリした食感にうまみもすごい。技が冴えわたっているという絶品ですね。

    鯛のすり身を使った天ぷらをいただきましたが、プリプリした食感にうまみもすごい。技が冴えわたっているという絶品ですね。

  • 一番人気は、このひりょうずだそう。これはかなり気になったのですが、旅の途中だったので断念しました。

    イチオシ

    一番人気は、このひりょうずだそう。これはかなり気になったのですが、旅の途中だったので断念しました。

  • 駒屋観月堂は、もう外宮の参道沿い。小さな和菓子屋さんです。いい場所にあるのに、正直言えば、なぜかパッとしない店構えですね。

    駒屋観月堂は、もう外宮の参道沿い。小さな和菓子屋さんです。いい場所にあるのに、正直言えば、なぜかパッとしない店構えですね。

  • 店内も、ちょっと寂しげです。いちご大福をいただきました。これも悪くはないんですが、なんか楽しくない。お店の雰囲気が邪魔をしているような感じです。

    店内も、ちょっと寂しげです。いちご大福をいただきました。これも悪くはないんですが、なんか楽しくない。お店の雰囲気が邪魔をしているような感じです。

  • 外宮の真向かいにあるのは、さっきの伊勢せきやの本店です。朝粥というのをやっていて、気になったんですが、時間もないのでパスするしかありません。残念。

    外宮の真向かいにあるのは、さっきの伊勢せきやの本店です。朝粥というのをやっていて、気になったんですが、時間もないのでパスするしかありません。残念。

  • 外宮の正面にある伊勢市の観光案内所では、レンタサイクルもやっています。伊勢だと、ここと手荷物預かり所と私が今回利用した宇治山田の観光案内所の3か所があるんですよね。どこで返してもいい仕組みになっているといいのですが、そこまでにはなっていませんでした。

    外宮の正面にある伊勢市の観光案内所では、レンタサイクルもやっています。伊勢だと、ここと手荷物預かり所と私が今回利用した宇治山田の観光案内所の3か所があるんですよね。どこで返してもいい仕組みになっているといいのですが、そこまでにはなっていませんでした。

  • さて、これが目玉の式年遷宮記念せんぐう館。外宮を入ってすぐに建つ施設です。 第62回神宮式年遷宮を記念して、開館されたということですが。<br />施設は、外観で想像していた以上にゆったりしたスペース。20年に一度行われる神宮式年遷宮の祭典、それを支える装束や神宝の製作や社殿造営の技術を紹介するほか、外宮正殿の原寸模型まで展示しています。外宮正殿は、ここで間近に見ると意外に巨大。圧倒されるような存在感もある建物であることがよく分かりました。

    さて、これが目玉の式年遷宮記念せんぐう館。外宮を入ってすぐに建つ施設です。 第62回神宮式年遷宮を記念して、開館されたということですが。
    施設は、外観で想像していた以上にゆったりしたスペース。20年に一度行われる神宮式年遷宮の祭典、それを支える装束や神宝の製作や社殿造営の技術を紹介するほか、外宮正殿の原寸模型まで展示しています。外宮正殿は、ここで間近に見ると意外に巨大。圧倒されるような存在感もある建物であることがよく分かりました。

  • ところで、勾玉池は、外宮を入ってすぐのせんぐう館の前に広がる池。池の形が勾玉に似ているので勾玉池。<br />せんぐう館の手前に池を望む休憩所があって、寛いでいる人がたくさんいましたが、ちょうど新緑が美しい時期。私も涼しげな水面との組み合わせにけっこう癒されます。<br />やっぱり、ここは来て正解。外宮は、ここを見ないと完結しないと思います。

    イチオシ

    ところで、勾玉池は、外宮を入ってすぐのせんぐう館の前に広がる池。池の形が勾玉に似ているので勾玉池。
    せんぐう館の手前に池を望む休憩所があって、寛いでいる人がたくさんいましたが、ちょうど新緑が美しい時期。私も涼しげな水面との組み合わせにけっこう癒されます。
    やっぱり、ここは来て正解。外宮は、ここを見ないと完結しないと思います。

  • 落ち着いたところで。。<br />伊勢神宮には、ぱんじゅうという名物があって、いくつかお店があるんですが、外宮辺りだとこの「なのかのぱんじゅう」でしょう。

    落ち着いたところで。。
    伊勢神宮には、ぱんじゅうという名物があって、いくつかお店があるんですが、外宮辺りだとこの「なのかのぱんじゅう」でしょう。

  •  和菓子の万寿やというお店が出店を出していて、それがここ。で、ぱんじゅうの方は、東京だと都饅頭といった味。餡子の素直な甘さが決め手だと思います。<br /><br />ここから宇治山田に戻って、レンタサイクルを返却。以上で、伊勢をおしまいにして、松阪に移動します。

    和菓子の万寿やというお店が出店を出していて、それがここ。で、ぱんじゅうの方は、東京だと都饅頭といった味。餡子の素直な甘さが決め手だと思います。

    ここから宇治山田に戻って、レンタサイクルを返却。以上で、伊勢をおしまいにして、松阪に移動します。

  • 松阪観光情報センターは、松阪駅を出てすぐにある目立つ建物です。長谷川邸が公開中だったので、事前に少し情報をもらいました。ボランティアの方でしょうか、複数の方がいらっしゃいましたが、もしかしたら頼むと案内とかしてもらえたのかもしれません。

    松阪観光情報センターは、松阪駅を出てすぐにある目立つ建物です。長谷川邸が公開中だったので、事前に少し情報をもらいました。ボランティアの方でしょうか、複数の方がいらっしゃいましたが、もしかしたら頼むと案内とかしてもらえたのかもしれません。

  • 駅前の商店街を抜けて、長谷川邸に向かって進みます。途中のお菓子屋さんも調べておいたので、それもかなり楽しみですよ〜。

    駅前の商店街を抜けて、長谷川邸に向かって進みます。途中のお菓子屋さんも調べておいたので、それもかなり楽しみですよ〜。

  • まずは菓匠たばね庵の松阪駅前店。駅前商店街の中ほどです。おかきとかあられとか米菓子のお店で、松阪ではそれなりの老舗だと思います。

    まずは菓匠たばね庵の松阪駅前店。駅前商店街の中ほどです。おかきとかあられとか米菓子のお店で、松阪ではそれなりの老舗だと思います。

  • 旅の途中で食べようとちょこっと買っただけなのですが、試食の小袋もいただいたりして恐縮でした。種類も多いし、使い勝手のいい店だと思います。

    旅の途中で食べようとちょこっと買っただけなのですが、試食の小袋もいただいたりして恐縮でした。種類も多いし、使い勝手のいい店だと思います。

  • 山作は、赤飯やお餅がメインのちょっと雰囲気のあるお菓子屋さん。

    山作は、赤飯やお餅がメインのちょっと雰囲気のあるお菓子屋さん。

  • 引き戸を開けて店内に入ると、これは志摩磯部の名物だと思うんですが、食べそびれて気になっていた「さわもち」があって、それをいただきました。分厚いお餅に包まれた餡子のさわもち。素材の良さがしみじみ伝わってくるような出来栄えでした。ごちそうさまでした。

    引き戸を開けて店内に入ると、これは志摩磯部の名物だと思うんですが、食べそびれて気になっていた「さわもち」があって、それをいただきました。分厚いお餅に包まれた餡子のさわもち。素材の良さがしみじみ伝わってくるような出来栄えでした。ごちそうさまでした。

  • 駄菓子のあいやは、子供連れのお客さんが出入りしたりする地元の名物店。

    駄菓子のあいやは、子供連れのお客さんが出入りしたりする地元の名物店。

  • たくさんの種類の駄菓子が積まれた一方で、店頭には昔懐かしい金魚のじょうろが置かれたりして、昭和を感じるレトロな演出もある。松坂に来たら、ちょっと覗いてみてもいいお店でしょう。

    たくさんの種類の駄菓子が積まれた一方で、店頭には昔懐かしい金魚のじょうろが置かれたりして、昭和を感じるレトロな演出もある。松坂に来たら、ちょっと覗いてみてもいいお店でしょう。

  • 老伴の柳屋奉善は、立派な構えの和菓子屋さん。

    老伴の柳屋奉善は、立派な構えの和菓子屋さん。

  • 柏餅があってそれを買いましたが、ちょっと早まりましたね。<br />

    柏餅があってそれを買いましたが、ちょっと早まりましたね。

  • 実はここの看板商品は、老伴。こちらの家宝であった中国前漢時代の瓦を基にして作られたお菓子だそうで。最中の皮に羊羹を流し込んで、表面を糖蜜で固めたお菓子。これを買うべきだったとちょっと後悔しているところです。

    実はここの看板商品は、老伴。こちらの家宝であった中国前漢時代の瓦を基にして作られたお菓子だそうで。最中の皮に羊羹を流し込んで、表面を糖蜜で固めたお菓子。これを買うべきだったとちょっと後悔しているところです。

  • たつみ堂は大正元年の創業。老舗でも飾らない感じがいいですね。

    たつみ堂は大正元年の創業。老舗でも飾らない感じがいいですね。

  • 看板商品の鶴の玉をいただきました。白餡をくるんだ焼き菓子なんですが、表面に生姜を入れたすり蜜がかかっていて、これが何とも上品な甘さ。何かの賞を取ったお菓子のようですが、風格を備えているような感じもする。銘菓でしょう。

    イチオシ

    看板商品の鶴の玉をいただきました。白餡をくるんだ焼き菓子なんですが、表面に生姜を入れたすり蜜がかかっていて、これが何とも上品な甘さ。何かの賞を取ったお菓子のようですが、風格を備えているような感じもする。銘菓でしょう。

  • 松阪もめん手織りセンターは、松阪市産業振興センターの一階。<br />松阪で、もめんが特産品であることなんか知りませんでしたが、松阪商人の礎を築いた蒲生氏郷の辺りまで歴史は遡るようです。<br />

    松阪もめん手織りセンターは、松阪市産業振興センターの一階。
    松阪で、もめんが特産品であることなんか知りませんでしたが、松阪商人の礎を築いた蒲生氏郷の辺りまで歴史は遡るようです。

  • 「松阪ジマ」という青い縞模様。遠めだと無地に見えても、近づくと縞模様。粋なものとはやされたようです。

    「松阪ジマ」という青い縞模様。遠めだと無地に見えても、近づくと縞模様。粋なものとはやされたようです。

  • 館内は、多くの商品が置いてあって、自由に見て回ることができますし、係りの人が説明もしてくれました。

    館内は、多くの商品が置いてあって、自由に見て回ることができますし、係りの人が説明もしてくれました。

  • さて、これが今回の目玉の長谷川治郎兵衛旧宅。<br />以前は、公開日が限られていたようですが、

    さて、これが今回の目玉の長谷川治郎兵衛旧宅。
    以前は、公開日が限られていたようですが、

  • 最近は頻繁に公開されるようになって、訪れる観光客も増えているようです。

    最近は頻繁に公開されるようになって、訪れる観光客も増えているようです。

  • 敷地も広いし、地元のボランティアの方が大勢お世話をされていて、これも心に残ります。

    敷地も広いし、地元のボランティアの方が大勢お世話をされていて、これも心に残ります。

  • 長谷川邸は、松阪市が買い取ったのですが、その後、蔵から大判が発見されて、話題となりました。売った長谷川家からは特に文句もでなかったよう。大判くらい残っているのは予想された範囲内ということなんでしょう。

    イチオシ

    長谷川邸は、松阪市が買い取ったのですが、その後、蔵から大判が発見されて、話題となりました。売った長谷川家からは特に文句もでなかったよう。大判くらい残っているのは予想された範囲内ということなんでしょう。

  • 敷地内は明治に建てられた建物、大正に建てられた建物などがエリア毎に分かれたりしていて、かなり贅沢な屋敷であることは明らか。ここは、明治期のエリアです。

    イチオシ

    敷地内は明治に建てられた建物、大正に建てられた建物などがエリア毎に分かれたりしていて、かなり贅沢な屋敷であることは明らか。ここは、明治期のエリアです。

  • そして、さらに裏庭のような場所を抜けると、

    そして、さらに裏庭のような場所を抜けると、

  • これは大正期のエリア。

    これは大正期のエリア。

  • 路地庭園が囲んだ

    路地庭園が囲んだ

  • 悠々とした建物は、

    悠々とした建物は、

  • 数寄屋造りの軽快で洒落た雰囲気が漂います。

    数寄屋造りの軽快で洒落た雰囲気が漂います。

  • 一方で、規模の方は半端じゃなくて奥の方までが深いし、

    一方で、規模の方は半端じゃなくて奥の方までが深いし、

  • 垂木に支えられた軒下もとっても長さがありますよね。

    垂木に支えられた軒下もとっても長さがありますよね。

  • 路地庭園から続く正面の池を中心とする庭だって、立派な回遊式の庭園形式。傍らには神社だってあるんです。<br />隣りは市役所だし、一等地でこんな邸宅。これを見ない手はないでしょう。ここもちょっと無理してでも見るべきスポットの一つでしょう。

    路地庭園から続く正面の池を中心とする庭だって、立派な回遊式の庭園形式。傍らには神社だってあるんです。
    隣りは市役所だし、一等地でこんな邸宅。これを見ない手はないでしょう。ここもちょっと無理してでも見るべきスポットの一つでしょう。

  • 長谷川邸の並びにあるのは牛銀なんですが、

    長谷川邸の並びにあるのは牛銀なんですが、

  • 今回いただくのは、洋食屋牛銀のハヤシライスです。

    今回いただくのは、洋食屋牛銀のハヤシライスです。

  • 松坂牛のハヤシライスってどんなんでしょうかと興味津々だったのですが、確かに、牛肉の塊りがけっこう入っていて、この贅沢さはさすが牛銀と言った感じでしょう。<br /><br />しかし、肉の堅さがところどころ残っていたり、スパイスを利かせた味付けはちょっと私の好みではないような。素材が良くて、それを惜しんでいないところはかなりの評価なのですが、料理の基本的なところはイマイチのような気もしてしまいました。<br />さて、これで、松阪はおしまい。今度は津に移動します。

    イチオシ

    松坂牛のハヤシライスってどんなんでしょうかと興味津々だったのですが、確かに、牛肉の塊りがけっこう入っていて、この贅沢さはさすが牛銀と言った感じでしょう。

    しかし、肉の堅さがところどころ残っていたり、スパイスを利かせた味付けはちょっと私の好みではないような。素材が良くて、それを惜しんでいないところはかなりの評価なのですが、料理の基本的なところはイマイチのような気もしてしまいました。
    さて、これで、松阪はおしまい。今度は津に移動します。

  • 津は藤堂高虎ゆかりの地なのですが、その津城の最寄駅は津新町駅の方なので、そちらで下車します。<br />津市役所脇を抜けて、これが津城。

    津は藤堂高虎ゆかりの地なのですが、その津城の最寄駅は津新町駅の方なので、そちらで下車します。
    津市役所脇を抜けて、これが津城。

  • ところで、津城は、信長の弟信包の居城から、秀吉の時代になると富田信高が城主となります。

    ところで、津城は、信長の弟信包の居城から、秀吉の時代になると富田信高が城主となります。

  • 富田家は、関ヶ原の戦いでは東軍に味方して存続するのですが、慶長13年(1608年)に家康の命で、藩主は藤堂高虎に代わります。伊予今治藩10万石から22万石に加増された大栄転というべきものでした。津城は関ヶ原の戦いで西軍の猛攻を受けたりしていますが、藤堂家は明治維新まで続きますし、津城での高虎は平和な時代の礎を築いたということだと思います。<br />一方で、津城は、城造りの名人藤堂高虎が居城とした城だし、浅井長政が亡くなった後は、お市方もここで暮らしたことがあるほどの歴史の城なのですが、こうしてみるとけっこう草ぼうぼうで荒れた感じ。これだけの文化遺産なのに、津の人は何を考えているんだという思いになってしまいました。近所の人に話しかけたら、やっぱりその人もそういう思いを持っているようで、そのとおりとしきりにおっしゃっていました。

    富田家は、関ヶ原の戦いでは東軍に味方して存続するのですが、慶長13年(1608年)に家康の命で、藩主は藤堂高虎に代わります。伊予今治藩10万石から22万石に加増された大栄転というべきものでした。津城は関ヶ原の戦いで西軍の猛攻を受けたりしていますが、藤堂家は明治維新まで続きますし、津城での高虎は平和な時代の礎を築いたということだと思います。
    一方で、津城は、城造りの名人藤堂高虎が居城とした城だし、浅井長政が亡くなった後は、お市方もここで暮らしたことがあるほどの歴史の城なのですが、こうしてみるとけっこう草ぼうぼうで荒れた感じ。これだけの文化遺産なのに、津の人は何を考えているんだという思いになってしまいました。近所の人に話しかけたら、やっぱりその人もそういう思いを持っているようで、そのとおりとしきりにおっしゃっていました。

  • 入徳門は、その荒れた日本庭園のあるエリアにポツンとありました。<br />説明板がありまして、津藩主10代藩主、藤堂高兌によって創設された藩校有造館の講堂正門として建てられたもの。明治に入ってから、小学校第一校、師範学校、津中学校、三重女子校兼附属幼稚園、入徳幼稚園、県立図書館の正門として、次々と使われた経緯があるようです。確かに、形式は四脚門なので、最も格式の高いものではありますね。

    入徳門は、その荒れた日本庭園のあるエリアにポツンとありました。
    説明板がありまして、津藩主10代藩主、藤堂高兌によって創設された藩校有造館の講堂正門として建てられたもの。明治に入ってから、小学校第一校、師範学校、津中学校、三重女子校兼附属幼稚園、入徳幼稚園、県立図書館の正門として、次々と使われた経緯があるようです。確かに、形式は四脚門なので、最も格式の高いものではありますね。

  • 高山神社はここも津城址。ちょっと飛び地と言った感じです。藩祖、藤堂高虎を祀っていまして、高山は藤堂高虎の法号の通称「高山公」から。規模はイマイチだし、津城址公園の方がけっこう草ぼうぼうの荒れた状態だったので、藤堂高虎に申し訳ないような気持ちになりました。

    高山神社はここも津城址。ちょっと飛び地と言った感じです。藩祖、藤堂高虎を祀っていまして、高山は藤堂高虎の法号の通称「高山公」から。規模はイマイチだし、津城址公園の方がけっこう草ぼうぼうの荒れた状態だったので、藤堂高虎に申し訳ないような気持ちになりました。

  • こっちには櫓もあったんですね。ここが正面だったのかもしれません。

    こっちには櫓もあったんですね。ここが正面だったのかもしれません。

  • そこから進んだ中央広場には、初代津藩主藤堂高虎の像がありました。騎馬姿のとても穏やかな姿です。<br />

    そこから進んだ中央広場には、初代津藩主藤堂高虎の像がありました。騎馬姿のとても穏やかな姿です。

  • 津城から津駅まで歩くのですが、これがけっこう遠いんですよね。おまけに広いまっすぐな道なので余計遠く感じてしまう。そして、名古屋市内の道と同じで、歩道もデコボコ。こんな不釣り合いな広い道を作ってしまって、整備の手が回り切らないんでしょう。津城も荒れてるけど、こっちの道路も問題です。津市もダウンサイジングの検討が必要だと思います。

    津城から津駅まで歩くのですが、これがけっこう遠いんですよね。おまけに広いまっすぐな道なので余計遠く感じてしまう。そして、名古屋市内の道と同じで、歩道もデコボコ。こんな不釣り合いな広い道を作ってしまって、整備の手が回り切らないんでしょう。津城も荒れてるけど、こっちの道路も問題です。津市もダウンサイジングの検討が必要だと思います。

  • それでも、途中にちょっとした観光スポットもなくはなくて。<br />この観音寺は、広い境内には五重塔もあったりして、予想外に威厳のある寺でした。

    それでも、途中にちょっとした観光スポットもなくはなくて。
    この観音寺は、広い境内には五重塔もあったりして、予想外に威厳のある寺でした。

  • そして、目を引いたのが本堂の前に立つ二本の桐の木。

    そして、目を引いたのが本堂の前に立つ二本の桐の木。

  • 紫の花はちょうど見事に満開となっていて、訪れる参詣者を楽しませていましたが、地元ではよく知られた桐のようでした。

    紫の花はちょうど見事に満開となっていて、訪れる参詣者を楽しませていましたが、地元ではよく知られた桐のようでした。

  • 四天王寺と言えば、大阪の四天王寺を思い出してしまうのですが、聖徳太子は全国に四つの四天王寺を作っていて、ここはその一つなのだそうです。<br />

    四天王寺と言えば、大阪の四天王寺を思い出してしまうのですが、聖徳太子は全国に四つの四天王寺を作っていて、ここはその一つなのだそうです。

  • そして、織田信長やお市の生母である、土田御前のお墓もここにあるとのこと。山門が見事で、凛とした雰囲気が漂っていました。

    そして、織田信長やお市の生母である、土田御前のお墓もここにあるとのこと。山門が見事で、凛とした雰囲気が漂っていました。

  • 護国神社は全国にあるんですけど、ここの護国神社もとても立派です。敷地も広いし、周囲を巡る石垣と生垣の見事さにはちょっとびっくりしてしまいました。

    護国神社は全国にあるんですけど、ここの護国神社もとても立派です。敷地も広いし、周囲を巡る石垣と生垣の見事さにはちょっとびっくりしてしまいました。

  • ここは城跡とかでもないようですし、もともとはどういう場所だったんでしょうか。そっちの方が気になりました。

    ここは城跡とかでもないようですし、もともとはどういう場所だったんでしょうか。そっちの方が気になりました。

  • 偕楽園は津駅からも近いので、たぶん津の市民には一番馴染のある公園ではないかと思います。市街にあっても小高い山のような地形には、ちょっとした渓谷のような場所もあるし、かなりの広さも備えていますね。<br />

    偕楽園は津駅からも近いので、たぶん津の市民には一番馴染のある公園ではないかと思います。市街にあっても小高い山のような地形には、ちょっとした渓谷のような場所もあるし、かなりの広さも備えていますね。

  • 一方の津城跡は離れているので、それが近ければそっちが市民の憩いの場所になった可能性もあるし、それを思うと津の街としては少しさみしいかもしれません。

    一方の津城跡は離れているので、それが近ければそっちが市民の憩いの場所になった可能性もあるし、それを思うと津の街としては少しさみしいかもしれません。

  • 平治煎餅の本店は、観音寺近くの商店街にあるのですが、観音寺の桐の花があまりにも見事だったので、うっかり寄るのを忘れてしまいました。津駅でそれを悔やんでいたら、駅の構内に売り場があって、そこで平治煎餅をお土産に買いました。津の名物の一つですが、小麦粉の甘い系煎餅。伊勢路の旅人の疲れを癒してきた煎餅だと思います。<br />さて、これで、三日目は終了。今夜の宿の亀山に向かいます。

    平治煎餅の本店は、観音寺近くの商店街にあるのですが、観音寺の桐の花があまりにも見事だったので、うっかり寄るのを忘れてしまいました。津駅でそれを悔やんでいたら、駅の構内に売り場があって、そこで平治煎餅をお土産に買いました。津の名物の一つですが、小麦粉の甘い系煎餅。伊勢路の旅人の疲れを癒してきた煎餅だと思います。
    さて、これで、三日目は終了。今夜の宿の亀山に向かいます。

この旅行記のタグ

関連タグ

49いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP