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あみんちゅ暴走南国の旅その弐-先島諸島~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島編~<br /><br />あいも変わらずドタバタ旅行For ISHIGAKIも、気がつけば6回目になります。帰りの石垣OUTは定番のPEACHのバーゲンで手配したものの、INがめぼしいものがありませんでした。そこにたまたま見つけたJETSTARの破格の値段を見つけて手配し、今回の行程が確定しました。SKYMARKが離島線から撤退し、その区間が高くなるのは諦めていましたがJTAとANAの早割を使い、まあ納得のいく値段で手配できたことから今回の旅立ちにつながっています。<br /><br />今回の旅のコンセプトは、前半を昨年秋に取りやめた宮古島へ、そして後半は八重山全島宿泊達成の折にお世話になった「思い出の島」「思い出の宿」を訪ねる「お礼参り」の意味を込めています。また~予定は未定・ハイライト&ライブ編~にて、概略を記しています。そのためここでは&quot;写真の紹介&quot;を主にしています。<br /><br />それでは最終章「あみんちゅ暴走南国の旅その弐の⑨先島諸島~石垣島からの帰り道編【7日目】~」が始まります。<br /><br />2015年4月15日水曜日<br />ペンションさっぽろ 8:45(1泊2食付宿泊代:8,290円)<br />白保郵便局(70412) 9:10<br />           9:25<br />美ぬ島石垣空港 9:40<br /><br />【レンタカー走行:97.2km、消費:9.76リットル】(1,539円)<br /><br /><br />美ぬ島石垣空港 10:45【搭乗】MM232(4,005円)<br />10:57【出発】<br />11:10【離陸】<br /><br />関西空港 13:15【着陸】<br />     13:21【降機】<br />関西空港第2ターミナル 13:45【大阪空港リムジンバス】(往復割引復路利用)<br /><br />京都駅八条口 15:24<br />京都 15:45【新快速敦賀行き】(240円)<br />山科 15:50<br />   15:56 【快速野洲行き】<br />石山 16:06<br />   17:18【田舎の赤バス】(230円)<br />ド田舎バス停 17:33<br />ド田舎我が家 17:38<br /><br />贅沢な旅をしやがって~と罵られても素知らぬ顔を続けながら旅してきましたが、あっさり最終日を迎えました。最終日にして最も早起きしないといけない朝を迎え、目覚まし付きで7:00に起きました。昨晩途中までやりかけた荷物をまとめ、7:30に食堂へ向かいます。普段の行いがどうなのかはわかりませんが、初日と並ぶ良い天気。ふ~っとため息をつきながら、奥さん自慢のお食事を平らげました。ごちそうさまです。ご主人は所用があるようで出掛けられますが、「良かったらまた来て下さい」とご挨拶。普通に社交辞令の挨拶ならば「は~ぃ」と返すだけですが、このオーナーご夫婦にはそういう気持ちをホント感じません。なのではっきりと「忘れ去られないうちになんとか寄せてもらいます~」としっかり言います。とはいえ、楽しい時間はすぐに過ぎ、空港に向かわないと行けない時間がやって来ます。<br /><br />奥さんに見送られて、Last Runがスタートします。このまま石垣空港に向かうと思いきや、一旦通り過ぎて白保郵便局に向かいます。宮古から石垣に向かうANA便のチェックインの際に、手荷物の重量が目一杯だと言われています。PEACH搭乗の際にどこまで言われるかはわかりませんが、余計な勘ぐりをされる前に手を打っておく方が無難なので、先にゆうパックで送れるようにしておきます。このペンションさっぽろのある伊原間という場所ですが、伊原間郵便局というのもあります。しかし宿からだと約20km離れており、北方向に位置するため、空港とは逆の方向になります。郵便局自体9:00からしか開かないのは万国共通なので、郵便局から空港までの移動を考えると、白保郵便局の方が便利ということになります。そして予想通りの時間で白保郵便局に到着し、荷物を差し出した後空港へ・・・となるはずですが、コンビニに寄って一服~などという邪まな気持に駆られます。しかし、この白保郵便局からでも約5km南下しないといけないことがわかり、素直に諦めて空港に向かいます。<br /><br />途中いつものスタンドで給油をしますが、リッターあたり10km程しか伸びていません。まあ配車乗捨て専門のレンタカーゆえ、前回どこまでホントに満タンなのかはわかりませんが、値段と利便性を考えると文句を言うほどのものでもありません。空港駐車場に車を停め、返車の連絡を入れます。これで7日間に渡る先島諸島の旅のアクティビティーが終了しました。<br /><br />石垣からのPEACHを使うのに1時間前に空港に着いたのは初めてです。以前はとにかく早くの行こうとしていましたが、チェックインが始まるのが90分前だということがわかり、郵便局のこともあって「まあいいか~」で1時間前に到着しました。もう「怖いものは何も無い」状態だったので、いくつか小物を買い込んだ後、さっさと保安検査を通過します。あ、これだけはやはりちょっと緊張しますね。<br /><br />到着機材遅れで20分delayすることは知っていたので余裕を決め込んでいます。PEACHの場合後方座席から搭乗させるので、1Aのファストシートに1,300円を払っていても優先搭乗はありません。しかし以前に比べ搭乗開始からの時間がどうもかかり過ぎているように思えてなりません。このあたりを確認しようと、前方席の搭乗コールが始まるかどうかのタイミングで入ってみると目を疑う光景が。ようは荷物をすぐに取れるように、前方席の収納棚に入れています。結局入口で混雑してしまい、先にも進めない状態です。ひどいものになると、収納棚に上げることのできない重さの荷物をCAさんにお願いする始末。昨年末にJETSTARが機内持ち込みの重量を7kgにしましたが、理由がわかる気がします。折しも昨日4月14日に広島空港で、アシアナ機が事故を起こしており、その際に収納棚から荷物が滑り落ちたことをニュースで放映しており、飛行機は「落ちたら終わり」と割り切っている私ですら、「荷物が落ちてくるとどうなるのか?」とマジで考えさせられる瞬間でした。<br /><br />就航当時、日本市場に於いてLCCが根付くかどうかと言われると、人目を憚らず「無理!」と言い切っていた私でしたが、シーズンに一度のペースで旅ができているのは、やはりLCCの賜物だとは思います。しかし以前は「レギュラーキャリア」と「LCC」の使い分けを旅行者が判断しており、「住み分け」がされていました。一旅行者の立場で偉そうに言えることではありませんが、その「LCC」利用の旅を「誰もができる」と考え違いをしている方が多々見受けられます。旅行会社に行けば大丈夫と勘違いをして、店頭で値段を聞いてキレる輩が多いことは周知の事実であり、手配は自分でしても、機内預けの荷物が有料と聞いて「キレる」カップル男子とか笑うに笑えないことも毎回のように目にします。知識の問題もあるでしょうが、よく見られる「モラルの無さ」は「無料でやって貰ってあたりまえ」の考えが強い日本人ならではのことかも知れません。レギュラーキャリアと同じようにLCCが使えると考え違いをすることは、結果的に不用意な制限を付加させてしまいます。飛行機代が安くなることで、離島への旅行者が格段に増えました。旅の醍醐味を楽しむことに資格や経験は関係ありません。しかし一般的に言われる「モラル」や「マナー」の欠除により他の旅行者に不快感を与えることは許されるものではありません。そこはLCCの特徴である「狭いスペースに大人数」がいることをわきまえて貰いたいと思います。日本の航空業界で一番問題に上がっている「背もたれ」を蹴ることも含めて…。<br /><br />まあ乗ってしまうと2時間の話なので何を言っても始まりませんが、気になったことを言ってみました。当の本人は、遠心力を使ってホ~ィと荷物をほり上げ、1Aのファストシートにしっかとシートベルトを締めて車窓を眺めています。そして定刻より遅れること17分、関西空港行きMM232、A320-200型機は出発します。3日足らずしか滞在していない八重山の島々そして石垣島に後ろ髪引かれる思いになりながら、遅れを取り戻すべく飛行機は滑走路を滑るように走り、離陸します。<br /><br />いつもならば飛び上がってしまうと降りることしか考えませんが、今回は眼下に見える宮古島が気になります。僅か15分で見えてきますが、池間島が見えました。悪天候のため端折った場所ではありますが、第2回目に期待しつつ上空からカメラに収めます。そして沖縄本島ですが、多分伊江島上空を飛んだのだと思うのですが、まだよく沖縄島近郊の位置関係がわかっていないため、どうやって回ろうか~などと気楽な思いを馳せながら飛んで行きました。確か12月の帰りのフライトは本州付近の爆弾低気圧の影響で揺れまくった記憶があります。今回も本州付近は低気圧があり揺れが予想されるとは聞いていましたが、九州にかかるまでの1時間は穏やかなものでした。その後それなりには揺れてはいましたが、「きゃ~きゃ~」言う人も居れど「◯◯と煙」の人は相変わらず「かいか~ん♪」のトランス状態でした。そして着陸。15分に遅れを縮めて関西空港第2ターミナルへと無事到着しました。<br /><br />ここからはいつも通りの行程です。京都駅八条口行きの関西空港リムジンバスを利用します。乗り換えがなく便利なのですが、一度荷物を車内に持ち込み、第一ターミナルからわんさか人が乗って来て約20kgのカバンを膝に乗せて京都まで行ったトラウマが、あります。なのでさっさとトランクに預けて身軽になります。しか~し、こういう時に限って空振りします。第一ターミナルからはほとんど乗客はいません。ということで隣が空いたまま関西空港を後にします。<br /><br />石垣島は快晴でしたが、徐々に雲が増えてきました。関西空港ではなんとかもっていましたが、途中でやはり降ってきました。まあそれは仕方がないことだとは思っていましたが、京都に近付くにつれ天候が回復してきます。ちょうど伏見あたりの阪神高速京都線を走行中には「虹」が現れ、このままこの旅の締めくくりになるかと思いました。<br /><br />そして京都駅八条口に僅かに早着し、一服の後「ここまでさっさと帰り道を急いだことはあった?」と思うくらいちゃっちゃと行動しました。天気の持ちを気にしていたこともありましたが、ここで痛恨のミス!私はJR琵琶湖線で帰りますが、京都駅に入線した「新快速敦賀行き」。実は敦賀行きとは二系統あり、ひとつは琵琶湖線まわりでOKですが、もう片方は湖西線まわり、こちらでは帰れません。というより「湖西線」まわりにあたることがほとんどなく、あたりまえのように乗りましたが、車内アナウンスで聞いた「大津には参りません」。ハッと思っただけまだマシでした。次の山科で降りて、次発の快速野洲行きに乗り換えことなきことを得ました。しか~し、これだけでは終わりませんでした。沖縄でも肌寒い日が続いていたので、やせ我慢を張って半袖のまま来ましたが、京都まで来て「ちょっと寒いけどこのまま帰ろう」としたのが運の尽き、県境を越え滋賀県に入るとまさかの大雨。そして最寄りの田舎駅で降りると「さっぷ~ぃ」…。堪らずバッグを開けて上着を出して「冬スタ~イル」です。さっさと帰ろうかと思いましたが、とにかくお土産を持って職場によってから小一時間程して出るとまさかの晴れ間。なんかルンルンしてきて田舎の赤バスに乗り、「道無き道(笑)」を走ってど田舎バス停、そして明るい時間に自宅に到着という「健全な」ファイナルをもって、今回の「あみんちゅ暴走南国の旅その弐~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島~」は終了~致します。<br /><br />さあ、次の南の島への逃避行はさていつになるでしょうか…♪<br /><br /><br />《本日のお支払い:14,304円》<br /><br /><br />これで「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之⑨~石垣島からの帰り道編【7日目】~」を終わります。長文のお付き合いありがとうございました♪<br /><br />【追補】<br />《7日間の諸費用:84.309円》<br />《1日あたりの諸費用:12,045円》<br /><br />あみんちゅ暴走南国の旅その弐先島諸島‐伊良部島・宮古島・???島・波照間島・石垣島~予定は未定・ハイライト&ライブ編~<br />http://4travel.jp/travelogue/10998727

あみんちゅ暴走南国の旅その弐之⑨先島諸島~石垣島からの帰り道編【7日目】~

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2015/04/09 - 2015/04/15

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47

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

あみんちゅ暴走南国の旅その弐-先島諸島~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島編~

あいも変わらずドタバタ旅行For ISHIGAKIも、気がつけば6回目になります。帰りの石垣OUTは定番のPEACHのバーゲンで手配したものの、INがめぼしいものがありませんでした。そこにたまたま見つけたJETSTARの破格の値段を見つけて手配し、今回の行程が確定しました。SKYMARKが離島線から撤退し、その区間が高くなるのは諦めていましたがJTAとANAの早割を使い、まあ納得のいく値段で手配できたことから今回の旅立ちにつながっています。

今回の旅のコンセプトは、前半を昨年秋に取りやめた宮古島へ、そして後半は八重山全島宿泊達成の折にお世話になった「思い出の島」「思い出の宿」を訪ねる「お礼参り」の意味を込めています。また~予定は未定・ハイライト&ライブ編~にて、概略を記しています。そのためここでは"写真の紹介"を主にしています。

それでは最終章「あみんちゅ暴走南国の旅その弐の⑨先島諸島~石垣島からの帰り道編【7日目】~」が始まります。

2015年4月15日水曜日
ペンションさっぽろ 8:45(1泊2食付宿泊代:8,290円)
白保郵便局(70412) 9:10
           9:25
美ぬ島石垣空港 9:40

【レンタカー走行:97.2km、消費:9.76リットル】(1,539円)


美ぬ島石垣空港 10:45【搭乗】MM232(4,005円)
10:57【出発】
11:10【離陸】

関西空港 13:15【着陸】
     13:21【降機】
関西空港第2ターミナル 13:45【大阪空港リムジンバス】(往復割引復路利用)

京都駅八条口 15:24
京都 15:45【新快速敦賀行き】(240円)
山科 15:50
   15:56 【快速野洲行き】
石山 16:06
   17:18【田舎の赤バス】(230円)
ド田舎バス停 17:33
ド田舎我が家 17:38

贅沢な旅をしやがって~と罵られても素知らぬ顔を続けながら旅してきましたが、あっさり最終日を迎えました。最終日にして最も早起きしないといけない朝を迎え、目覚まし付きで7:00に起きました。昨晩途中までやりかけた荷物をまとめ、7:30に食堂へ向かいます。普段の行いがどうなのかはわかりませんが、初日と並ぶ良い天気。ふ~っとため息をつきながら、奥さん自慢のお食事を平らげました。ごちそうさまです。ご主人は所用があるようで出掛けられますが、「良かったらまた来て下さい」とご挨拶。普通に社交辞令の挨拶ならば「は~ぃ」と返すだけですが、このオーナーご夫婦にはそういう気持ちをホント感じません。なのではっきりと「忘れ去られないうちになんとか寄せてもらいます~」としっかり言います。とはいえ、楽しい時間はすぐに過ぎ、空港に向かわないと行けない時間がやって来ます。

奥さんに見送られて、Last Runがスタートします。このまま石垣空港に向かうと思いきや、一旦通り過ぎて白保郵便局に向かいます。宮古から石垣に向かうANA便のチェックインの際に、手荷物の重量が目一杯だと言われています。PEACH搭乗の際にどこまで言われるかはわかりませんが、余計な勘ぐりをされる前に手を打っておく方が無難なので、先にゆうパックで送れるようにしておきます。このペンションさっぽろのある伊原間という場所ですが、伊原間郵便局というのもあります。しかし宿からだと約20km離れており、北方向に位置するため、空港とは逆の方向になります。郵便局自体9:00からしか開かないのは万国共通なので、郵便局から空港までの移動を考えると、白保郵便局の方が便利ということになります。そして予想通りの時間で白保郵便局に到着し、荷物を差し出した後空港へ・・・となるはずですが、コンビニに寄って一服~などという邪まな気持に駆られます。しかし、この白保郵便局からでも約5km南下しないといけないことがわかり、素直に諦めて空港に向かいます。

途中いつものスタンドで給油をしますが、リッターあたり10km程しか伸びていません。まあ配車乗捨て専門のレンタカーゆえ、前回どこまでホントに満タンなのかはわかりませんが、値段と利便性を考えると文句を言うほどのものでもありません。空港駐車場に車を停め、返車の連絡を入れます。これで7日間に渡る先島諸島の旅のアクティビティーが終了しました。

石垣からのPEACHを使うのに1時間前に空港に着いたのは初めてです。以前はとにかく早くの行こうとしていましたが、チェックインが始まるのが90分前だということがわかり、郵便局のこともあって「まあいいか~」で1時間前に到着しました。もう「怖いものは何も無い」状態だったので、いくつか小物を買い込んだ後、さっさと保安検査を通過します。あ、これだけはやはりちょっと緊張しますね。

到着機材遅れで20分delayすることは知っていたので余裕を決め込んでいます。PEACHの場合後方座席から搭乗させるので、1Aのファストシートに1,300円を払っていても優先搭乗はありません。しかし以前に比べ搭乗開始からの時間がどうもかかり過ぎているように思えてなりません。このあたりを確認しようと、前方席の搭乗コールが始まるかどうかのタイミングで入ってみると目を疑う光景が。ようは荷物をすぐに取れるように、前方席の収納棚に入れています。結局入口で混雑してしまい、先にも進めない状態です。ひどいものになると、収納棚に上げることのできない重さの荷物をCAさんにお願いする始末。昨年末にJETSTARが機内持ち込みの重量を7kgにしましたが、理由がわかる気がします。折しも昨日4月14日に広島空港で、アシアナ機が事故を起こしており、その際に収納棚から荷物が滑り落ちたことをニュースで放映しており、飛行機は「落ちたら終わり」と割り切っている私ですら、「荷物が落ちてくるとどうなるのか?」とマジで考えさせられる瞬間でした。

就航当時、日本市場に於いてLCCが根付くかどうかと言われると、人目を憚らず「無理!」と言い切っていた私でしたが、シーズンに一度のペースで旅ができているのは、やはりLCCの賜物だとは思います。しかし以前は「レギュラーキャリア」と「LCC」の使い分けを旅行者が判断しており、「住み分け」がされていました。一旅行者の立場で偉そうに言えることではありませんが、その「LCC」利用の旅を「誰もができる」と考え違いをしている方が多々見受けられます。旅行会社に行けば大丈夫と勘違いをして、店頭で値段を聞いてキレる輩が多いことは周知の事実であり、手配は自分でしても、機内預けの荷物が有料と聞いて「キレる」カップル男子とか笑うに笑えないことも毎回のように目にします。知識の問題もあるでしょうが、よく見られる「モラルの無さ」は「無料でやって貰ってあたりまえ」の考えが強い日本人ならではのことかも知れません。レギュラーキャリアと同じようにLCCが使えると考え違いをすることは、結果的に不用意な制限を付加させてしまいます。飛行機代が安くなることで、離島への旅行者が格段に増えました。旅の醍醐味を楽しむことに資格や経験は関係ありません。しかし一般的に言われる「モラル」や「マナー」の欠除により他の旅行者に不快感を与えることは許されるものではありません。そこはLCCの特徴である「狭いスペースに大人数」がいることをわきまえて貰いたいと思います。日本の航空業界で一番問題に上がっている「背もたれ」を蹴ることも含めて…。

まあ乗ってしまうと2時間の話なので何を言っても始まりませんが、気になったことを言ってみました。当の本人は、遠心力を使ってホ~ィと荷物をほり上げ、1Aのファストシートにしっかとシートベルトを締めて車窓を眺めています。そして定刻より遅れること17分、関西空港行きMM232、A320-200型機は出発します。3日足らずしか滞在していない八重山の島々そして石垣島に後ろ髪引かれる思いになりながら、遅れを取り戻すべく飛行機は滑走路を滑るように走り、離陸します。

いつもならば飛び上がってしまうと降りることしか考えませんが、今回は眼下に見える宮古島が気になります。僅か15分で見えてきますが、池間島が見えました。悪天候のため端折った場所ではありますが、第2回目に期待しつつ上空からカメラに収めます。そして沖縄本島ですが、多分伊江島上空を飛んだのだと思うのですが、まだよく沖縄島近郊の位置関係がわかっていないため、どうやって回ろうか~などと気楽な思いを馳せながら飛んで行きました。確か12月の帰りのフライトは本州付近の爆弾低気圧の影響で揺れまくった記憶があります。今回も本州付近は低気圧があり揺れが予想されるとは聞いていましたが、九州にかかるまでの1時間は穏やかなものでした。その後それなりには揺れてはいましたが、「きゃ~きゃ~」言う人も居れど「◯◯と煙」の人は相変わらず「かいか~ん♪」のトランス状態でした。そして着陸。15分に遅れを縮めて関西空港第2ターミナルへと無事到着しました。

ここからはいつも通りの行程です。京都駅八条口行きの関西空港リムジンバスを利用します。乗り換えがなく便利なのですが、一度荷物を車内に持ち込み、第一ターミナルからわんさか人が乗って来て約20kgのカバンを膝に乗せて京都まで行ったトラウマが、あります。なのでさっさとトランクに預けて身軽になります。しか~し、こういう時に限って空振りします。第一ターミナルからはほとんど乗客はいません。ということで隣が空いたまま関西空港を後にします。

石垣島は快晴でしたが、徐々に雲が増えてきました。関西空港ではなんとかもっていましたが、途中でやはり降ってきました。まあそれは仕方がないことだとは思っていましたが、京都に近付くにつれ天候が回復してきます。ちょうど伏見あたりの阪神高速京都線を走行中には「虹」が現れ、このままこの旅の締めくくりになるかと思いました。

そして京都駅八条口に僅かに早着し、一服の後「ここまでさっさと帰り道を急いだことはあった?」と思うくらいちゃっちゃと行動しました。天気の持ちを気にしていたこともありましたが、ここで痛恨のミス!私はJR琵琶湖線で帰りますが、京都駅に入線した「新快速敦賀行き」。実は敦賀行きとは二系統あり、ひとつは琵琶湖線まわりでOKですが、もう片方は湖西線まわり、こちらでは帰れません。というより「湖西線」まわりにあたることがほとんどなく、あたりまえのように乗りましたが、車内アナウンスで聞いた「大津には参りません」。ハッと思っただけまだマシでした。次の山科で降りて、次発の快速野洲行きに乗り換えことなきことを得ました。しか~し、これだけでは終わりませんでした。沖縄でも肌寒い日が続いていたので、やせ我慢を張って半袖のまま来ましたが、京都まで来て「ちょっと寒いけどこのまま帰ろう」としたのが運の尽き、県境を越え滋賀県に入るとまさかの大雨。そして最寄りの田舎駅で降りると「さっぷ~ぃ」…。堪らずバッグを開けて上着を出して「冬スタ~イル」です。さっさと帰ろうかと思いましたが、とにかくお土産を持って職場によってから小一時間程して出るとまさかの晴れ間。なんかルンルンしてきて田舎の赤バスに乗り、「道無き道(笑)」を走ってど田舎バス停、そして明るい時間に自宅に到着という「健全な」ファイナルをもって、今回の「あみんちゅ暴走南国の旅その弐~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島~」は終了~致します。

さあ、次の南の島への逃避行はさていつになるでしょうか…♪


《本日のお支払い:14,304円》


これで「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之⑨~石垣島からの帰り道編【7日目】~」を終わります。長文のお付き合いありがとうございました♪

【追補】
《7日間の諸費用:84.309円》
《1日あたりの諸費用:12,045円》

あみんちゅ暴走南国の旅その弐先島諸島‐伊良部島・宮古島・???島・波照間島・石垣島~予定は未定・ハイライト&ライブ編~
http://4travel.jp/travelogue/10998727

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩 バイク Peach ジェットスター
旅行の手配内容
個別手配

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この旅行記へのコメント (4)

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  • まむーとさん 2015/05/02 21:33:48
    一気にアップされましたね!
    いつもありがとうございます♪

    旅行記一気にアップされ驚きました。

    タイムテーブルと料金標示は、私がいつも記録したいと思いながらいつも出来ない事なので興味深かったです。
    そして京都〜関空に行くのははるかかバスか?と考えながら拝見しました。

    田舎のバス停ははて、どこ?
    でも案外駅には近そうなのでわかりません。

    私もよく似たコースを15年前に2週間ぐらい周遊しました。3歳の長男とふたりだったので、周囲からは訳ありによくみられました。


    当時も波照間行きは船にせよ飛行機にせよ、覚悟がいりました。今もなんですね。
    わたしは酔いやすいのでヒヤヒヤしたことを思い出しました。
    川平では、川平公園内宿所に泊まった事を思い出して検索したら、玄関まえのポトスが今も健在で驚きました。

    また読み返したいとおもいます。

    まむーと

    たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

    たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん からの返信 2015/05/03 22:47:28
    駄作のかたまり、失礼します(汗)。
    こんばんは〜。

    駄作続きで失礼しました(汗)。贅沢かも知れませんが、ジェットスターのバーゲンで欲張ってしまい、毎月あちらこちらになってしまうので、記憶が曖昧になる前に放出しました(笑)。

    タイムテーブルなどというたいそうなものではありませんが、最近はダイソーで買った「バインダー」と「ルーズリーフ」を重宝しています。時間だけでなく、ふと思ったことなどをテキトーに書いていると意外と役にたちますよ♪一番面白いのは、「腹が立ったこと」ですね(笑)。いちどお試し下さい。

    関空を使う時に選ぶ交通機関は、飛行機の時間と航空会社ですね。ピーチで第二ターミナルならば、余程のことがない限りバスを使います。起きたら着いている感じです。その他で第一ターミナルを利用するときも、ほとんどバスですが、朝早いときはJRですね。石山発のはるかに乗って。うまい具合にあたればという判断をしていますが、個人的にはバス派です♪

    ジモティのまむーとさんにもわかりませんか?うちは「赤バス」車庫の最寄りです。石山地区だと粗方は15分圏内にあるのですが、普通ならバス15分ならば「近いじゃん」なのかも知れませんが、ここが石山マジックで、鳩のお店の周りは雨でも、自宅付近は雪なんて言うことはザラにあります。今は京滋バイパスができて変わりましたが、やはり「ど田舎タウン」には違いありません。

    まむーとさんってそれ程私と年が変わらないと思っていましたが、少し上かもですね。上の子供さんが28位というと。でも多分25年前に私が、石垣でそれ程年の変わらない方+小さなお子さんを連れているすがたを見たなら、やはり「訳あり」と思ったと思いますね(失礼)。それも長期の旅をしている途中ならば、余計にそうだったんじゃないかな。特に学生を長くやっていたので、全く「免疫」もなかったこともあるので。

    そんな時代からすると、今は八重山もオープンになり、普通にシングルのかたも増えていますね。干渉されることが良いのか悪いのかはわかりませんが、時代は変わっていくものなのでしょうか・・・。

    でもそんなことを言いつつも、石垣も変わらないと言えば変わりませんね。特に観光地近くの場所は・・・。ご家族と一緒に石垣旅行なんか考えて、「古き良き時代」の再発見なぞされてはいかがでしょうか(笑)。

    また大作をお待ちしていますね♪

    ワープロを叩き過ぎて肩関節周囲炎を発症中のたかちゃんティムちゃんはるおちゃん、ついでにおまけのまゆみはん。でした。

    まむーと

    まむーとさん からの返信 2015/05/03 23:41:14
    傑作、大作です!
    お疲れさまです!

    私もメモ取り見習います♪
    7月に仕事がすみ次第、関空に行くので今早くも時間を心配してます。
    バスはよさげですね。電車はリスクもあるし。

    >「ど田舎タウン」には違いありません。
    水晶か獰猛な鯉がいるところでしょうか?
    雪ならば水晶が濃厚ですが、15分は近いですね。


    > 上の子供さんが28位というと。
    高校3年ですよ。
    私の方が3才ぐらい下かと推測してますよ。

    八重山諸島を旅行したのは15年前ですね。
    しかも子どもを疲れさせないようにベビーカーを使用してました。(それでも発熱しましたが)
    さらに訳有炸裂してたかも。

    今は、母子旅行多くなりありがたいです。
    良い時代になりました!
    家族5人は色々大変で、行きたいけど行きたくない気持ちが強いですね(*_*)

    まむーと

    まむーとさん からの返信 2015/05/03 23:45:33
    傑作、大作です!
    お疲れさまです!

    私もメモ取り見習います♪
    7月に仕事がすみ次第、関空に行くので今早くも時間を心配してます。
    バスはよさげですね。電車はリスクもあるし。

    >「ど田舎タウン」には違いありません。
    水晶か獰猛な鯉がいるところでしょうか?
    雪ならば水晶が濃厚ですが、15分は近いですね。


    > 上の子供さんが28位というと。
    高校3年ですよ。
    私の方が3才ぐらい下かと推測してますよ。

    八重山諸島を旅行したのは15年前ですね。
    しかも子どもを疲れさせないようにベビーカーを使用してました。(それでも発熱しましたが)
    さらに訳有炸裂してたかも。

    今は、母子旅行多くなりありがたいです。
    良い時代になりました!
    家族5人は色々大変で、行きたいけど行きたくない気持ちが強いですね(*_*)

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