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あみんちゅ暴走南国の旅その弐-先島諸島~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島編~<br /><br />あいも変わらずドタバタ旅行For ISHIGAKIも、気がつけば6回目になります。帰りの石垣OUTは定番のPEACHのバーゲンで手配したものの、INがめぼしいものがありませんでした。そこにたまたま見つけたJETSTARの破格の値段を見つけて手配し、今回の行程が確定しました。SKYMARKが離島線から撤退し、その区間が高くなるのは諦めていましたがJTAとANAの早割を使い、まあ納得のいく値段で手配できたことから今回の旅立ちにつながっています。<br /><br />今回の旅のコンセプトは、前半を昨年秋に取りやめた宮古島へ、そして後半は八重山全島宿泊達成の折にお世話になった「思い出の島」「思い出の宿」を訪ねる「お礼参り」の意味を込めています。また~予定は未定・ハイライト&ライブ編~にて、概略を記しています。そのためここでは&quot;写真の紹介&quot;を主にしています。<br /><br />それでは「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之②先島諸島~伊良部島・下地島編【2日目前半】~」が始まります。<br /><br />2015年4月10日金曜日<br />―――――――――――ここから――――――――――<br />↓     ↓     ↓     ↓     ↓<br />ホテルサウスアイランド 10:40<br />渡口の浜 10:55<br />     11:10<br />中ノ島海岸 11:15<br />      11:27<br />帯岩 11:29<br />   11:35<br />通り池 11:40<br />    11:57<br />下地島空港 12:17<br />      12:18<br />魚垣 12:20<br />   12:25<br />渡口の浜 12:50<br />     12:57<br />牧山園地 13:13<br />↑     ↑     ↑     ↑     ↑<br />―――――――――――ここまで――――――――――<br />牧山園地 13:50<br />サンマリンターミナル 14:02<br />           14:07<br />サバウツガー 14:20<br />       14:45<br />フナウサギバンタ 14:52<br />         15:05<br />白鳥岬 15:08<br />    15:18<br />佐和田の浜 15:35<br />      15:45<br />野鳥観察園 15:48<br />      15:52<br />宮古空港 17:45<br />     18:15<br />ペンション華 19:10<br />【走行距離:trip-84.1km・add-113.1km】<br /><br />普段が昼から夜の勤務のため、どうしても朝には苦手意識がありますが、今朝は目覚ましよりも早く7:58に起床しました。ふぁ~っ、…。そして朝食を食べにレストラン入江に向かいます。昨晩だいぶ遅くなったので今日はチャキチャキ行動します。このホテルサウスアイランド、見た感じは少し年期の入ったビジネスホテルですが、食事はピカイチです♪いつもならバイキングをかっ食らうパターンが多いですが、今日はゆっくり頂きました。<br /><br />朝食後ひと息ついて、10:00きっかりにチェックアウトします。このホテルサウスアイランドの施設の写真は、すべて首を傾げる程キレイに写っています。そのアングルを探して撮影した後、近場から回るということで、渡口の浜へと向かいます。<br /><br />ものの数分で到着しますが、お昼前にもかかわらず観光バスが2台入っています。天敵のH旅行社のようですが、最近のエスコートプランの特徴として、朝便で宮古島に入りバスで観光した後、夕方の便で石垣島へと向かうパターンが増えているとのこと。よく◯◯◯島巡りと銘をうっているコースで、そのうちひとつの島にしかならない場所に宮古島が入っています。1年前には◯◯◯島巡りと言えば、八重山諸島のうちのいくつかと思っていましたが、先島諸島の括りで宮古列島と八重山諸島がくっついてしまっていることには驚かずにはいられません。確かに見るところを早回りで回れば可能ですが、やはりその島固有の魅力には触れないまま通り過ぎて行くことに賛同はしかねます。ここ渡口の浜でも、私より後から来て、30分後にバスに集合~なんて声を聞くと、南の島をこよなく愛するイチ庶民としては悲しくなります。まぁ言っても仕方がありませんが…。<br /><br />微妙に時間をずらせて人が減るタイミングで回って行きます。渡口の浜と言うと、伊良部島きってのビーチですが、気温は上がっているものの水温がどうだろう…、という感じです。それより海水浴客ではなく観光客がうじゃうじゃいる状況では、泳ぐ物好きはいないだろうと思っていたのも束の間、旧桟橋正面の浜で泳ぐ一組のカップル発見。物好きはどこにでもいるものですね(驚)。<br /><br />一通り見学したあと、下地島へと入り中ノ島へとやってきます。渡口の浜よりこじんまりしていて、穴場的な感じを受けました。以前訪れた鳩間島のビーチに似ている気がします。ゴツゴツした岩場に挟まれた白砂のビーチ、開発された感がなくていい感じでした。ただこじんまりしている分だけ目立つこともあるのか、泳いでいる人はいませんでした。<br /><br />伊良部島・下地島あわせてもさほどの広さはないため、観光地が連続してあります。次に訪れたのは帯岩、江戸時代明和年間の大地震による津波で打ち上げられたとされる巨大な岩が、自然崇拝におけるご神体として祀られています。岩の前にある鳥居ですが、多分これは明治維新の際に神社の扱いにされた結果でしょう。もともと沖縄には神社というものがないはずだったので。ビジュアル的に感じることは多々あれど、やはり予備知識がないと何も思わないのかも知れません…。<br /><br />そして通り池へとやってきます。さすがに知名度の高い観光地なので、個人団体問わず観光客がたくさんいます。海辺にある神秘的な池という表現が良いのかどうかは抜きにして、確かに趣きの深さは感じます。スキューバダイビングをしていると、海からつながって池に浮上することもできるそうです。残念ながら私は既往歴でライセンスは取れないため、永久にできるようにはなりません…、チーン。<br /><br />団体さんを避けるようにして散策した後、駐車場に戻ってきます。そこで飛行機のエンジンの音が響いてきました。この「通り池」の場所は樹木の茂みがあり、直接目視では確認できませんが、下地島空港の滑走路の脇にあります。音から判断するにプロペラ機のようです。空を見上げると…、飛んでいました一機の飛行機が。手持ちのデジカメの望遠を使って撮影したものがありますが、どう見ても空を撮っているようにしか見えません。目視でもなんとか見える程度なので、写真で切り取るには難しいようです。そんな感じで次は下地島空港の滑走路先端部へと向かいます。<br /><br />この場所が定番の航空機撮影ポイントなのかはわかりません。しかしこちら方面に滑走する航空機を見ようと、数組のグループが来ています。理由はわかりませんが、離陸時に航空機の真下になる場所は離発着時には駐停車禁止になっていました。車から降りて網の隙間から目を凝らせて見ると、訓練中のRACのDH1が駐機していました。ちょうど離陸するときだったら良かったのですが、あいにくその気配はありません。そのため網の隙間から一枚の写真を撮影してみます。ちなみにこの下地島空港ですが、沖縄県営の空港です。以前は那覇からの直行便も飛んでいたこともあったようですが、現在定期航路は飛んでいません。下地島空港というより「下地島パイロット訓練所」といった方が有名かも知れません。しかしこの下地島空港、侮れません。実は3000mの滑走路を持っており、この長さはHNDのメイン滑走路と同じです。利用頻度が少ないため定期航路はすぐ撤退しましたが、あのB747シリーズでのタッチアンドゴーが見られる飛行機マニアなら涎が出るほど美味しい場所だったところでもあります。2015年4月14日に広島空港で起こったOZの事故で一躍有名になったILS(計器着陸装置:計器進入システムのこと)を滑走路両極端に備える数少ない空港でもあります。しかし2011年にJALが、2015年にANAがそれぞれ訓練を含めた利用をやめたことにより現在では、RACと海上保安庁のプロペラ機のみが使用しているに過ぎません。伊良部大橋の開通により、下地島へは宮古空港を利用して車で来れるようになりました。そのため余計に航路として必要がなくなってしまうようにも思いますが、それも時代の流れなのかも知れません…。ふとそんな気持ちになりました。まあそれはさておき次の目的地へと進みます。<br /><br />次の場所と言っても所要1分で到着します。魚垣(ながき)ですが、いにしえよりこの伊良部島佐和田の浜に於いて行われていた「魚取り」の方法になります。碑文によると、「伊良部島の古代漁業の沿革にあるこの魚垣漁は、いつ頃、誰によって始められたか詳らかでないが、自然現象の推移などから考え合わせて推測すると、恐らく1771年の大津波以後のことであろうと想像できる。それは大津波の際、大小様々の岩塊や砂礫が打ち上げられたという事実があり、魚垣(ながき・カツ)に石網として詰まれたことである。当時は徒歩の漁時代であるので、住民は岩に隠れた魚や石を転がして魚を捕ったものと考えられる。このような経験を積み重ねている中に、石網を考案したであろうと推察する。この漁法は海からの岸の方向へ両手の如く放射状に石を積み、魚の逃げ口を一箇所造っただけである。石垣は波に崩れないよう二重積みにし、垣の高さは、水深にあわせてある。これは祖先が実生活より、得に知識と経験を根底として日毎に築き上げ、積み重ねた生活の知恵としてカツは歴史的遺産として、又、文化遺産として極めて価値の高い物といえる」と書いてあります。この魚垣ですが、干潮時しか見ることはできません。もっとも海の透明度は高いため、見方を変えれば見えるのかも知れませんが、私には…見えませんでした。なので写真は数時間後に訪れたときのものになっています。<br /><br />このあたりから周回道路を走っている「単調感」を覚えてきます。本当なら次は「佐和田の浜」になりますが、まだ潮がひいていないため敢えて「渡口の浜」へと向かいます。<br /><br />13:00前の渡口の浜は、さすがに人は疎らでした。先程と同じように旧桟橋を先端の方まで歩いてきますが、潮がひいているため「ビーチ」という印象がより強調されていました。また先程泳いでいるカップルを見かけましたが、また違うカップルが同じ場所で泳いでいました。若気の至りってやつでしょうか…。まあ人のことなので次へと向かいます。<br /><br /><br />ここで「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之②先島諸島~伊良部島・下地島編【2日目前半】~」を終わります。<br /><br />【次項】<br />あみんちゅ暴走南国の旅その弐之③先島諸島~下地島・伊良部島編【2日目中盤】~<br />http://4travel.jp/travelogue/11001602

あみんちゅ暴走南国の旅その弐之②先島諸島~伊良部島・下地島編【2日目前半】~

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2015/04/09 - 2015/04/15

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

あみんちゅ暴走南国の旅その弐-先島諸島~伊良部島・下地島・宮古島・???島・波照間島・石垣島編~

あいも変わらずドタバタ旅行For ISHIGAKIも、気がつけば6回目になります。帰りの石垣OUTは定番のPEACHのバーゲンで手配したものの、INがめぼしいものがありませんでした。そこにたまたま見つけたJETSTARの破格の値段を見つけて手配し、今回の行程が確定しました。SKYMARKが離島線から撤退し、その区間が高くなるのは諦めていましたがJTAとANAの早割を使い、まあ納得のいく値段で手配できたことから今回の旅立ちにつながっています。

今回の旅のコンセプトは、前半を昨年秋に取りやめた宮古島へ、そして後半は八重山全島宿泊達成の折にお世話になった「思い出の島」「思い出の宿」を訪ねる「お礼参り」の意味を込めています。また~予定は未定・ハイライト&ライブ編~にて、概略を記しています。そのためここでは"写真の紹介"を主にしています。

それでは「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之②先島諸島~伊良部島・下地島編【2日目前半】~」が始まります。

2015年4月10日金曜日
―――――――――――ここから――――――――――
↓     ↓     ↓     ↓     ↓
ホテルサウスアイランド 10:40
渡口の浜 10:55
     11:10
中ノ島海岸 11:15
      11:27
帯岩 11:29
   11:35
通り池 11:40
    11:57
下地島空港 12:17
      12:18
魚垣 12:20
   12:25
渡口の浜 12:50
     12:57
牧山園地 13:13
↑     ↑     ↑     ↑     ↑
―――――――――――ここまで――――――――――
牧山園地 13:50
サンマリンターミナル 14:02
           14:07
サバウツガー 14:20
       14:45
フナウサギバンタ 14:52
         15:05
白鳥岬 15:08
    15:18
佐和田の浜 15:35
      15:45
野鳥観察園 15:48
      15:52
宮古空港 17:45
     18:15
ペンション華 19:10
【走行距離:trip-84.1km・add-113.1km】

普段が昼から夜の勤務のため、どうしても朝には苦手意識がありますが、今朝は目覚ましよりも早く7:58に起床しました。ふぁ~っ、…。そして朝食を食べにレストラン入江に向かいます。昨晩だいぶ遅くなったので今日はチャキチャキ行動します。このホテルサウスアイランド、見た感じは少し年期の入ったビジネスホテルですが、食事はピカイチです♪いつもならバイキングをかっ食らうパターンが多いですが、今日はゆっくり頂きました。

朝食後ひと息ついて、10:00きっかりにチェックアウトします。このホテルサウスアイランドの施設の写真は、すべて首を傾げる程キレイに写っています。そのアングルを探して撮影した後、近場から回るということで、渡口の浜へと向かいます。

ものの数分で到着しますが、お昼前にもかかわらず観光バスが2台入っています。天敵のH旅行社のようですが、最近のエスコートプランの特徴として、朝便で宮古島に入りバスで観光した後、夕方の便で石垣島へと向かうパターンが増えているとのこと。よく◯◯◯島巡りと銘をうっているコースで、そのうちひとつの島にしかならない場所に宮古島が入っています。1年前には◯◯◯島巡りと言えば、八重山諸島のうちのいくつかと思っていましたが、先島諸島の括りで宮古列島と八重山諸島がくっついてしまっていることには驚かずにはいられません。確かに見るところを早回りで回れば可能ですが、やはりその島固有の魅力には触れないまま通り過ぎて行くことに賛同はしかねます。ここ渡口の浜でも、私より後から来て、30分後にバスに集合~なんて声を聞くと、南の島をこよなく愛するイチ庶民としては悲しくなります。まぁ言っても仕方がありませんが…。

微妙に時間をずらせて人が減るタイミングで回って行きます。渡口の浜と言うと、伊良部島きってのビーチですが、気温は上がっているものの水温がどうだろう…、という感じです。それより海水浴客ではなく観光客がうじゃうじゃいる状況では、泳ぐ物好きはいないだろうと思っていたのも束の間、旧桟橋正面の浜で泳ぐ一組のカップル発見。物好きはどこにでもいるものですね(驚)。

一通り見学したあと、下地島へと入り中ノ島へとやってきます。渡口の浜よりこじんまりしていて、穴場的な感じを受けました。以前訪れた鳩間島のビーチに似ている気がします。ゴツゴツした岩場に挟まれた白砂のビーチ、開発された感がなくていい感じでした。ただこじんまりしている分だけ目立つこともあるのか、泳いでいる人はいませんでした。

伊良部島・下地島あわせてもさほどの広さはないため、観光地が連続してあります。次に訪れたのは帯岩、江戸時代明和年間の大地震による津波で打ち上げられたとされる巨大な岩が、自然崇拝におけるご神体として祀られています。岩の前にある鳥居ですが、多分これは明治維新の際に神社の扱いにされた結果でしょう。もともと沖縄には神社というものがないはずだったので。ビジュアル的に感じることは多々あれど、やはり予備知識がないと何も思わないのかも知れません…。

そして通り池へとやってきます。さすがに知名度の高い観光地なので、個人団体問わず観光客がたくさんいます。海辺にある神秘的な池という表現が良いのかどうかは抜きにして、確かに趣きの深さは感じます。スキューバダイビングをしていると、海からつながって池に浮上することもできるそうです。残念ながら私は既往歴でライセンスは取れないため、永久にできるようにはなりません…、チーン。

団体さんを避けるようにして散策した後、駐車場に戻ってきます。そこで飛行機のエンジンの音が響いてきました。この「通り池」の場所は樹木の茂みがあり、直接目視では確認できませんが、下地島空港の滑走路の脇にあります。音から判断するにプロペラ機のようです。空を見上げると…、飛んでいました一機の飛行機が。手持ちのデジカメの望遠を使って撮影したものがありますが、どう見ても空を撮っているようにしか見えません。目視でもなんとか見える程度なので、写真で切り取るには難しいようです。そんな感じで次は下地島空港の滑走路先端部へと向かいます。

この場所が定番の航空機撮影ポイントなのかはわかりません。しかしこちら方面に滑走する航空機を見ようと、数組のグループが来ています。理由はわかりませんが、離陸時に航空機の真下になる場所は離発着時には駐停車禁止になっていました。車から降りて網の隙間から目を凝らせて見ると、訓練中のRACのDH1が駐機していました。ちょうど離陸するときだったら良かったのですが、あいにくその気配はありません。そのため網の隙間から一枚の写真を撮影してみます。ちなみにこの下地島空港ですが、沖縄県営の空港です。以前は那覇からの直行便も飛んでいたこともあったようですが、現在定期航路は飛んでいません。下地島空港というより「下地島パイロット訓練所」といった方が有名かも知れません。しかしこの下地島空港、侮れません。実は3000mの滑走路を持っており、この長さはHNDのメイン滑走路と同じです。利用頻度が少ないため定期航路はすぐ撤退しましたが、あのB747シリーズでのタッチアンドゴーが見られる飛行機マニアなら涎が出るほど美味しい場所だったところでもあります。2015年4月14日に広島空港で起こったOZの事故で一躍有名になったILS(計器着陸装置:計器進入システムのこと)を滑走路両極端に備える数少ない空港でもあります。しかし2011年にJALが、2015年にANAがそれぞれ訓練を含めた利用をやめたことにより現在では、RACと海上保安庁のプロペラ機のみが使用しているに過ぎません。伊良部大橋の開通により、下地島へは宮古空港を利用して車で来れるようになりました。そのため余計に航路として必要がなくなってしまうようにも思いますが、それも時代の流れなのかも知れません…。ふとそんな気持ちになりました。まあそれはさておき次の目的地へと進みます。

次の場所と言っても所要1分で到着します。魚垣(ながき)ですが、いにしえよりこの伊良部島佐和田の浜に於いて行われていた「魚取り」の方法になります。碑文によると、「伊良部島の古代漁業の沿革にあるこの魚垣漁は、いつ頃、誰によって始められたか詳らかでないが、自然現象の推移などから考え合わせて推測すると、恐らく1771年の大津波以後のことであろうと想像できる。それは大津波の際、大小様々の岩塊や砂礫が打ち上げられたという事実があり、魚垣(ながき・カツ)に石網として詰まれたことである。当時は徒歩の漁時代であるので、住民は岩に隠れた魚や石を転がして魚を捕ったものと考えられる。このような経験を積み重ねている中に、石網を考案したであろうと推察する。この漁法は海からの岸の方向へ両手の如く放射状に石を積み、魚の逃げ口を一箇所造っただけである。石垣は波に崩れないよう二重積みにし、垣の高さは、水深にあわせてある。これは祖先が実生活より、得に知識と経験を根底として日毎に築き上げ、積み重ねた生活の知恵としてカツは歴史的遺産として、又、文化遺産として極めて価値の高い物といえる」と書いてあります。この魚垣ですが、干潮時しか見ることはできません。もっとも海の透明度は高いため、見方を変えれば見えるのかも知れませんが、私には…見えませんでした。なので写真は数時間後に訪れたときのものになっています。

このあたりから周回道路を走っている「単調感」を覚えてきます。本当なら次は「佐和田の浜」になりますが、まだ潮がひいていないため敢えて「渡口の浜」へと向かいます。

13:00前の渡口の浜は、さすがに人は疎らでした。先程と同じように旧桟橋を先端の方まで歩いてきますが、潮がひいているため「ビーチ」という印象がより強調されていました。また先程泳いでいるカップルを見かけましたが、また違うカップルが同じ場所で泳いでいました。若気の至りってやつでしょうか…。まあ人のことなので次へと向かいます。


ここで「あみんちゅ暴走南国の旅その弐之②先島諸島~伊良部島・下地島編【2日目前半】~」を終わります。

【次項】
あみんちゅ暴走南国の旅その弐之③先島諸島~下地島・伊良部島編【2日目中盤】~
http://4travel.jp/travelogue/11001602

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス レンタカー JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩 バイク Peach ジェットスター
旅行の手配内容
個別手配

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